1番人気の外壁塗料シリコン!特徴や価格、イチ押し製品まで徹底解説
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆
先日は節分でしたね。恵方巻き食べましたか?豆食べましたか?
我が家は鬼滅の刃の公式サイトより鬼のお面がダウンロードできたので、鬼滅のお面をかぶり豆まきしました。
まだまだ鬼滅の人気は衰えませんね~♬
塗装で人気といえばシリコン!!という事で本日はシリコン塗料に付いてお話しします♪
「シリコンは人気の外壁塗料というのは本当?」
「外壁塗料のシリコンとは、どんな塗料?」
「オススメのシリコン塗料製品は?」
など、外壁塗料シリコンについて疑問をお持ちの方も多いでしょう。
様々な外壁塗料がありますが、中でもシリコンは1番人気です。その人気ぶりは、建築塗料市場において80%のシェアを占めるほど。シリコン塗料がなぜ人気なのか、その理由について説明致します。
外壁塗料のシリコンが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 外壁塗料はシリコンが1番人気!迷ったらシリコンを選べば間違いなし?
シリコン塗料は、外壁塗料の中で1番人気です。建築塗料市場において80%のシェアを誇る、最もスタンダードな外壁塗料です。
塗装業者に外壁塗装の見積りを依頼すると、多くの場合、数種類の外壁塗料を提案してくれますが、その中にまず間違いなくシリコン塗料が入っているはずです。
■外壁塗料シリコンが人気の理由
なぜ多くの人がシリコン塗料を選ぶのかというと…その理由は様々ありますが、最大の理由を挙げるとすれば、ずばり、“コストパフォーマンスの高さ”だといえます。
シリコン塗料製品の多くは、一定以上の耐久性(耐候性)がありながら、価格帯は外壁塗料の中では手に取りやすい中程度。性能と価格のバランスが抜群に良い塗料です。
◎外壁塗料シリコンの基本データ
・耐久年数:約7~10年
・相場価格(1缶あたり):15,000~40,000円
※上記の耐久年数や相場価格は、あくまで目安です。使用する環境や製品によっては耐久年数や価格が上記と大きく異なることもあります。
人気のシリコン塗料ですが、事実、外壁塗料にはシリコン塗料を選んでおけば、まず間違いありません。そのため、「外壁塗料にさほどこだわりがない」「塗料選びに時間をかけたくない」といった場合は、あれこれ迷わずに、シリコン塗料を選んでしまうのも一つの手です。
2. プロが徹底解説!外壁塗料シリコンとは?メリット&デメリットは?
2-1.そもそも「シリコン塗料」とは?
「そもそもシリコン塗料とは何?」という疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
塗料は、顔料・樹脂・添加剤・水もしくは溶剤の4つの成分で構成されております。
シリコン塗料とは、上記4つの成分のうち「樹脂がシリコン」の塗料のことです。
塗料に使用される樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・ピュアアクリル・フッ素・無機などがあり、アクリル樹脂を使用した塗料はアクリル塗料、フッ素樹脂を使用した塗料はフッ素塗料となります。
特に知っておいていただきたいのは、使用する樹脂によって、塗料の性能は大きく変わるということです。シリコンや無機などの樹脂成分が塗料の性能を決めるといっても過言ではありません。
シリコン樹脂の性能はというと…
汚れにくく、塗膜(塗装後にできる塗料の膜)の最大の劣化原因である紫外線にも強いという性能があります。シリコン塗料が高い耐久性(耐候性)を有するのは、こうした性能をもつシリコン樹脂が含まれているためです。
2-2.外壁塗料シリコンのメリット
外壁塗料シリコンには、以下のメリットがあります。
●コストパフォーマンスが高い|一定以上の耐久性(耐候性)&中程度の価格帯
1章にてお伝えした通り、“一定以上の耐久性がありながら、価格帯は外壁塗料の中では手に取りやすい中程度”というコストパフォーマンスの高さは、シリコン塗料の魅力です。
シリコン塗料のコストパフォーマンスの高さは他塗料と比べると、よくわかります。
[樹脂別!塗料の耐久年数&相場価格]
※上記の耐久年数や相場価格は、あくまで目安です。製品によっては耐久年数や価格が上記と大きく異なることもあります。
※耐久性が高い(耐久年数が長い)ほど、塗料の価格帯も高額になる傾向にあります。
●製品数が多いため、カラーや性能、価格などが選べる
シリコン塗料は人気のため、各塗料メーカーが研究・開発・販売に力を入れており、製品数の数は圧倒的に多いです。そのため、シリコン塗料は性能やカラー、価格帯の選べる幅が広いというメリットがあります。
製品数が多いと選べる幅が広いというのは、どういうことかというと…仮に製品がABしかなければAorBで選ぶしかありませんが、性能やカラー、価格帯などが異なる製品がABCDE…ZあればA~Zの中らから選ぶことができるということです。選べる幅が広いほど、「もっと明るいベージュ色が良い」「もう少し性能は低くてもよいので、価格を抑えたい」など自身の要望に合う塗料製品が見つかる可能性が高まることになるのです。
[補足]同じ“シリコン塗料”でも、製品によって性能やカラー、価格帯は異なる
もしかすると“シリコン塗料といわれる製品は、すべて同じような製品”といったイメージを持たれているかもしれませんが、それは間違いです。平均的な耐久年数や価格帯は上記グラフの通りですが、(耐久年数や価格帯が)上記グラフと大きく異なる製品もあります。また、どういった防汚性を備えているか、遮熱性や防カビ性能の有無、カラーラインナップなどは各シリコン製品によって異なります。
そのため、塗料選びの際には「シリコン塗料にするかどうか」だけでなく、(シリコン塗料に決めた後には)「どのシリコン塗料製品にするか」まで、しっかり検討する必要があります。
※納得のシリコン塗料製品を選ぶために押さえておきたい知識を下記3章にてご紹介しております。
2-3.外壁塗料シリコンのデメリット
外壁塗料シリコンには、以下のデメリットがあります。
●ピュアアクリル・フッ素・無機塗料などに比べると耐久性が低い
ピュアアクリル塗料、フッ素塗料、無機塗料の耐久年数は下記の通りです。
塗料 | 耐久年数 |
---|---|
シリコン塗料 | 約7~10年 |
ピュアアクリル塗料 | 約15年~ |
フッ素塗料 | 約15年~ |
無機塗料 | 約15年~ |
※上記は平均的な耐久年数です。耐久年数は製品によって異なります。
塗料製品によって耐久年数が異なるため一概には言えませんが、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料などの高耐久塗料と比べると、シリコン塗料の耐久性は低い(耐久年数が短い)傾向にあることは間違いありません。
ちなみに、耐久年数が短いということは、それだけ劣化の進行スピードが早いということを意味します。
劣化が進行すると再度、外壁塗装(外壁の塗り替え)が必要となります。つまり、耐久年数が短いほど、頻度高く外壁塗装をしなければならないということです。
そのため、高額なピュアアクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料を使用するよりも、安価なシリコン塗料で塗装をする方が、塗装回数が増えてしまう分、トータルコスト(全塗装にかかる費用)で考えると費用が余計にかかってしまう可能性もあります。
●製品数が多いため選ぶのに迷ってしまうことも
シリコン塗料は製品数が多いため、より選べるというメリットがあります(2-2)が、一方で、製品数が多い分、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。また、性能やカラー、価格帯の異なる色々なシリコン塗料製品を比較・検討することを大変に感じてしまう可能性もあります。
2-4.[参考]シリコン以外|外壁塗料まとめ
ここでは、シリコン以外の外壁塗料をご紹介します。各塗料のメリット・デメリットもまとめておりますので、「シリコン以外の塗料も検討したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
■アクリル塗料
耐久性が他塗料と比べて低いため、現在、外壁塗装に使用されることはあまりない。
◇耐久性:約3~5年
◇相場価格(1缶あたり):5,000~15,000円
◇メリット
・価格が安い
・光沢、艶がある
◇デメリット
・耐久性が低い
・(耐久性が低い分)塗装回数が増えるため、トータルコスト(全塗装にかかる費用)で考えると割高になることも
■ウレタン塗料
シリコン塗料が外壁塗装の主流になる前に広く普及していた塗料。
◇耐久性:約5~7年
◇相場価格(1缶あたり):5,000~20,000円
◇メリット
・アクリル塗料よりも長持ち
・独特の光沢がある
◇デメリット
・耐久性が低め
・(耐久性が低い分)塗装回数が増えるため、トータルコスト(全塗装にかかる費用)で考えると割高になる
■ピュアアクリル塗料
伸縮する塗膜がひび割れに追随し、雨水が浸入するのを防ぐ。
◇耐久性:約15年~
◇相場価格(1缶あたり):50,000~70,000円
◇メリット
・耐久性が高い
・伸縮性が高いため、外壁にひびが入っても、家の劣化要因である水の浸入が防げる
◇デメリット
・乾燥に時間がかかる
・1回にかかる塗装費用が割高になる
■フッ素塗料
高品質塗料。頻繁な塗り替えが難しい商業施設や大型ビルで使用されるケースが多い。
◇耐久性:約15年~
◇相場価格(1缶あたり):40,000~100,000円
◇メリット
・耐久性が高い
・高級感のある艶感がある
・汚れや水を弾く撥水性に優れている
◇デメリット
・ひび割れしやすい(塗膜が硬くなる製品が多い)
・1回にかかる塗装費用が割高になる
■無機塗料
主成分が無機物のため、紫外線に強く、耐久性が高い。
◇耐久性:約15年~
◇相場価格(1缶あたり):50,000~120,000円
◇メリット
・耐久性が高い
・カビや藻が発生しにくい
◇デメリット
・塗膜が比較的硬く、ひび割れが発生しやすい
・1回にかかる塗装費用が割高になる
3.納得のシリコン塗料製品を選ぶために!押さえておきたい知識
この章では、“納得のシリコン塗料製品”を選り抜くために押さえておきたい知識をご紹介いたします。
3-1.シリコン塗料製品を選ぶ時に考えたい4つのポイント
シリコン塗料は製品数が多いため、どのシリコン塗料製品にするのが良いか迷ってしまいますよね。そこでこの章では、シリコン塗料製品を選ぶ時に考えたい4つのポイントをご紹介します。
以下4つのポイントについて考えることで、自身が選ぶべきシリコン塗料製品が見えてくるとおもいます。
「塗装業者に提案されたシリコン塗料製品に決めてしまっても良いのか」
「塗装業者にどんなシリコン塗料製品を提案してもらうのが良いのか」
といったことで悩まれている方も、ぜひ参考にしてください。
[シリコン塗料製品を選ぶ時に考えたい4つのポイント]
性能
同じシリコン塗料でも、各製品によって、耐久性の高さをはじめ、防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性などの有無や内容、程度が異なります。
「どういった性能を求めるか」は塗料選びの時に考えるべきポイントの一つです。
色(カラー)
先述の通り、各シリコン製品によってカラーラインナップは異なります。たとえば同じベージュでも、A製品は明るいベージュ、B製品は暗めのベージュをラインナップしているということも。そのため、色にこだわりがある場合には、どういった色で塗装したいかによってシリコン塗料製品が絞られることもあります。
塗装したい色が明確にある場合には、塗装業者にその色を伝え、その色がある塗料製品を提案してもらうのも一つの手です。
価格帯
シリコン塗料は製品数が多い分、価格帯も広い傾向にあります。平均的な価格帯は、1缶あたり15,000~40,000円ですが、なかにはフッ素や無機と同等の性能を持つ高価格帯の製品もあります。予算によって選べる塗料製品も変わってくるため、予算については早めに塗装業者に伝えてきましょう。
溶剤系塗料or水性塗料
少し専門的な話になりますが、溶剤系塗料か水性塗料かも、塗料製品を選ぶ時の一つの判断指標となります。近年、性能に大きな違いはなくなってきているため、必ずしも気にする必要はありませんが、溶剤はシンナーですので塗装中のニオイが気になります。常に家にいる方や、ペットを飼っているご家庭などは水性のシリコン塗料製品を選ぶのがオススメです。
まとめ
外壁塗料シリコンは、建築塗料市場において80%のシェアを占める1番人気の塗料です。
人気の理由は様々ですが、最大の理由は“コストパフォーマンスの高さ”です。シリコン塗料製品の多くは、一定以上の耐久性(耐候性)がありながら、価格帯は外壁塗料の中では手に取りやすい中程度。性能と価格のバランスが抜群に良い塗料です。
また、一口にシリコン塗料といっても、製品によって性能やカラー、価格帯などは様々です。本記事では、納得のシリコン塗料製品を選り抜くために押さえておきたい知識も3章にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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