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塗装の意味は?必要性は?|塗装すべきか迷っている方へ 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

緊急事態宣言、愛知県はやっと解除されましたね。私はコロナのせいで同じ県内ですが、実家に1年ほど帰れていないので、週末は久しぶりに実家に行って、甥っ子や姪っ子達にかなり遅めのお年玉をあげたいと思います 😀 😀

 

さて、今日のお話です♪

家の塗装には、どんな必要性あるのかをご存知でしょうか。

パッと思いつくのは、「家をキレイにする」という意味でしょう。塗装をすることで、新築時のような美しさが取り戻せるのは、塗装の最大の魅力の一つです。

では、それ以外の意味についてはいかがでしょうか。

世間一般ではあまり知られていませんが、塗装には家をキレイにするほかにも、「家を守る」という重要な意味があります。さらに選ぶ塗料の種類によっては、「機能性を付加する」という意味もあるのです。

本日は「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という塗装の意味を具体的にご紹介するほか、塗装工程それぞれの意味についても言及してまいります。“そもそも塗装には、どんな意味があるのか”、“膨大な費用をかけてまで、塗装する必要があるのか”といったお悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。また、補足情報として、専門性の高い塗装用語の意味もご紹介いたしますので、必要に応じてご活用いただければと思います。

1.そもそも“塗装”には、3つの意味がある

先述の通り、塗装には「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という3つの意味があります。それでは、それぞれの意味を掘り下げてご紹介します。

1-1.①家をキレイにする(美観性)

こちらは説明するまでもないかもしれませんが、塗装をすることで、家は新築時のような美しさを取り戻せます。

また塗装する際、これまでと異なる色の塗料を選べば、家がキレイになるだけでなく、家のイメージチェンジを図ることも可能です。

色を変えると大きく印象も変わります。

 

1-2.②雨風や紫外線から家を守る(保護)

塗装には、雨風や紫外線などの外部環境から家を守るという役割もあります。塗装後にできる、塗膜と呼ばれる塗料の膜が鎧となって、家の内部に浸入する水を防ぎ、紫外線の影響を最小限に食い止めるのです。もしも塗装をしなければ、家の内部に浸入した水が躯体を腐食させ、紫外線は劣化を誘発し、あっという間に家は寿命を迎えてしまうことでしょう。

ここで把握しておきたいのは、塗膜のチカラは永久的なものではないということです。時間の経過とともに、少しずつ劣化は進行し、目安としては約10~15年で本来の性能を発揮できなくなっていくのです。そこで、塗膜に家を守り続けてもらうためには、定期的な塗り替えが必ず必要となるのです。

1-3.③機能性を付加する(防水・防カビetc…)

塗装時に機能性のある塗料を選べば、塗装することで、家はさらに住みやすく、快適になります。たとえば、防水性能をもつ弾性塗料を塗装すると、壁がひび割れても建物内部への水の浸入を防ぐことができ、防カビ塗料を塗装すると塗装箇所におけるカビの発生を抑えることができます*。

塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」「低汚染」「セルフクリーニング」など、様々。同じ性能でも各塗料メーカーによって実際の性能に違いがあるため、詳細な性能は塗料ごとに確認するのがオススメです。

*塗料の機能性は、各製品によって異なります。詳細は、各製品ごとにご確認ください。

 


以上3つの意味のなかで、特に注視したいのが、「1-2.②雨風や紫外線から家を守る(保護)」です。塗装は、家を守るためにするもの、といっても過言ではありません。“塗装するべきかどうか悩んでいる”という方は、ぜひ、塗装をすることで、家の寿命を延ばすことができるということも踏まえて、判断されることをオススメいたします。

塗装のタイミングについては、現在の劣化の症状や塗り替えサイクル等で判断することが可能です。

 

2.ただ塗るだけじゃない?!複雑な塗装工程にも意味がある

一般的な戸建住宅を塗装する場合、おおよそ10~14日の時間がかかります。「塗るだけなのに、なぜ、それほど時間がかかるのか」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、塗装は足場組立にはじまり、洗浄から、下地補修、養生、下塗り、上塗り…とさまざまな工程を踏む必要があるため、1~2日で簡単に終わるものではないのです。

この章では、それぞれの工程の意味を一つひとつ紹介してまいります。それぞれの工程の意味を把握しておくことで、塗装工事を業者に依頼する場合にも、安心して工事を見守ることができます。

■塗装の流れ

工程 各工程の意味
①足場組立P1000915 まずはじめに、足場業者が、作業に必要な足場を組み立てます。労働安全衛生法では、2mを超える高所での作業をする場合には、足場の組み立て等の安全対策が義務づけられています。
②洗浄・下地処理高圧洗浄
洗浄IMGP2763
下地処理
洗浄・下地処理をきっちり行なうことで、屋根や外壁などの塗装部分と、塗料との密着性が高まり、塗装が長持ちします。■洗浄
高圧洗浄機を使用して、汚れカビやコケなどをキレイに落とす。■下地処理
ひび割れ補修、サビや脆弱塗膜の除去、欠損部の補修など。外壁や屋根の塗装する箇所を塗装できる状態にすること。
③養生犬走りの養生  飛び散った塗料などで周りを汚さないよう、塗装しない箇所をシートで覆い、保護します。
④下塗り
外壁・屋根と塗料との密着を高めるために必要な工程です。下塗りの塗料には、サビ止め効果のあるものや、上塗り塗料の発色を良くするものなど、さまざまな性能を持ち合わせたものがあります。
⑤中塗り~上塗りIMG_5969 仕上げの工程。見栄えの良し悪しは、この工程の出来次第。また、仕上りの色は、上塗り塗料の色で決まります。
⑥足場解体  工事完了後、足場業者が足場を解体します。
完成!

※各工程にかかる工期は、約1日が目安です。天候や劣化状況によっては、各工程の日程が延びることもあります。

 

ちなみに、一般的な2階建住宅の外壁・屋根を塗装した場合にかかる費用相場は、80~150万円程です。ただし、この金額はあくまで目安の数字。塗装費用は家の劣化状況や選ぶ塗料等によっても大きく変動するため、詳細は業者に見積りをとって判断されることをオススメいたします。

3.【補足情報】これってどんな意味?!専門性の高い塗装用語について

塗装に関係する言葉のなかには、専門性が高く、一般の方には聞き慣れないものもあります。もちろん、すべての言葉を知っておく必要はありませんが、業者の言っていることがわからなかったり、DIYで塗装しようとしたときに塗料の説明書に書かれていることがわからなかったりと、なんらかの「ん?」と思う言葉にぶつかったときは、ぜひ下記を参考にしてみてください。

3-1.よく調べられている塗装用語10選

よく調べられている塗装用語の意味を説明いたします。

用語一覧 意味
①チョーキング(白亜化)  塗膜の劣化症状の一つ。手で触れると、白い粉状のものが付着する状態。
②クラック ひび割れのこと。
③経年劣化 時間の経過とともに、劣化が進行し、品質や性能が低下すること。
④乾燥時間 塗料が乾燥するのに要する時間。
⑤プライマー 下塗り塗料のこと。
⑥可使時間 塗料液と硬化剤を混ぜて使用するタイプの塗料(2液型塗料)において、混ぜた後、支障なく使用できる時間。
⑦クリア 透明な塗料のこと。
⑧ ケレン サビや脆くなった古い塗膜を除去すること。
⑨タッチアップ 塗装後の塗り残しや傷などの不備を修正塗装すること。
⑩VOC 塗料に含まれる物質。Volatile Organic Compoundsの略称で、揮発性有機化合物のこと。大気汚染などの環境被害や、シックハウス症候群などの健康被害を引き起こす原因物質の一つとされている。

※順不同

 

 

まとめ

塗装をすべきかどうか迷ったとき、“膨大な費用がかかるから”、“色々面倒…”といった理由だけで、塗装しないことを決めてしまうのは賢い選択とは言えません。ぜひ、ご紹介した塗装の意味「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」を踏まえて、検討されることをオススメいたします。

 

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