見た目がわるい以外の雨漏りリスクなどを解説
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆
春になり最近少し雨が多くなってきましたね。
6月に入ると梅雨がやってきます。去年の愛知県の梅雨の期間は6月10日~7月21日でした。
梅雨に入る前に塗装をするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
というわけで、本日は雨漏りのリスクについてご説明します。
外壁塗装は必要ない!?見た目がわるい以外の雨漏りリスクなどを解説
「業者に外壁塗装を勧められたが、本当に必要なの?」
「高いお金を払ってまで、外壁塗装をする意味ってあるの?」
「外壁に傷みはあるが、見た目が悪いだけで困ってはいない。それでも外壁塗装すべき?」
といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」
と思っている方も少なくないかもしれません。
先に結論を申し上げると、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁の種類によります。とはいえ、ほとんどの外壁は定期的な塗装が必要です。
(塗装が必要な外壁の場合)定期的に塗装をしなければ、外観の見た目がわるくなるだけではなく、
・外壁が早々にダメになる
・雨漏りが発生する
・外壁塗装費よりも高額な補修費がかかる
・住まいの資産価値が下がる
といったリスクが高まります。詳しくは記事内で解説してまいります。
外壁塗装の必要性に疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
1.外壁塗装は必要ない?
1-1.ほとんどの外壁材は塗装が必要
ずばり、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によります。
とはいえ、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装が必要です。
具体的には…
日本の約7割の住まいに使用されている「窯業系サイディングボード」、ひと昔まで主流だった「モルタル」、カバー工法などでよく使用される「金属サイディング」などは定期的に塗装が必要な外壁材になります。
■定期的に塗装をする必要がある外壁材
・窯業系サイディング
・モルタル
・金属サイディング
・ALC
・木質系サイディング
・木材
■塗装が必要ない外壁材
・タイル
・レンガ
・樹脂系サイディング
※タイルやレンガ、樹脂系サイディングは、塗装の必要ありませんが、塗装以外の補修は必要になります。たとえば、タイルであればシーリング(コーキング)の打ち替えや部分的な張り替えなどが必要となります。
1-2.外壁塗装が必要な5つの理由
多くの外壁材が定期的な塗装を必要とするのには、以下5つの理由があげられます。
●理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
外壁は時間の経過とともに汚れや傷みが目立ち、見た目がわるくなっていきますが、塗装をすることにより、外壁を美しくよみがえらせることができます。
ちなみに、外壁の汚れや傷みが目立つ前に定期的に塗装をすれば、美しい外壁を維持することが可能です。
●理由② 外壁材を長持ちさせるため
時間の経過とともに外壁にあらわれる汚れや傷みは、見た目がわるいだけではありません。汚れや傷みは、外壁が劣化し防水性が失われはじめているサインでもあるのです。そのため、汚れや傷みのある外壁を放置し続ければ、次第に外壁材に雨水が浸み込むようになってしまします。雨水が浸み込んだ外壁材は、加速度的に劣化や腐食が進み、早々にダメになることは間違いありません。
こうした事態を防ぐために、外壁に汚れや傷みが生じてきたときに早々に外壁塗装をする必要があるのです。定期的に外壁塗装をすれば、外壁は防水性を維持できるため、外壁を長持ちさせることが可能になります。
●理由③ 住まいを長持ちさせるため
理由②で外壁塗装をしなければ外壁材が早々にダメになるとお伝えしましたが、外壁塗装をしなかった場合の被害はそれだけではありません。外壁材に染み込んだ雨水が、さらに住まいの内部にまで浸入するようになると、雨漏りやカビ、シロアリなどを発生させてしまうことも十分に考えられます。雨漏りやカビ、シロアリによって躯体が大きくダメージを受けるようなことになれば、住まいは本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことになります。
定期的に外壁塗装をして外壁の防水性を維持することは、住まいを長持ちさせることにもつながるのです。
●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため
外壁塗装をすると100万円前後の費用がかかりますが、外壁塗装をしなければ、理由②③でお伝えしたように、外壁材が早々にダメになったり、住まいに雨漏りやカビ、シロアリが発生したりする可能性が高まります。こうした事態になってしまってから何等か補修をしようとすると、外壁塗装にかかる費用以上の高額な補修費がかかってしまう可能性が大きいです。
住まいを維持・管理をするのには、一定の補修費等はかかるもの。住まいにかかる補修費用を抑えることを考えるならば、必要なタイミングで外壁塗装をする方が賢明なのです。
●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため
外壁塗装をして外壁を美しく保ち、外壁材や住まいが早々にダメになるのを防ぐことは、住まいの資産価値を守ることにもつながります。「住まいを売却したい」と考えたときに、定期的に外壁塗装をしている住まいの方が高く売却できる可能性が高いことは間違いありません。
2.外壁塗装はいつ必要?ベストなタイミングはいつ?
お住まいが塗装の必要な外壁材だった場合、気になるのは「いつ外壁塗装をするのがベストなのか?」という事でしょう。ここでは、外壁塗装のベストタイミングを見極める方法をご紹介します。
2-1.外壁塗装が必要となる平均値は築10年前後
一般的に外壁塗装が必要となるのは、外壁を施工してから10年前後。新築の場合でも築10年前後です。
そのため、「我が家は築10年前後(or 外壁を施工してから10年前後)」という場合には、外壁塗装が必要なタイミングを迎えている可能性は十分にあります。
2-2.外壁の劣化症状を見れば、塗装が必要なタイミングがわかる
外壁に下記のような劣化症状があらわれている場合、外壁塗装のタイミングを迎えている可能性が高いです。
下記のような劣化症状は、外壁の劣化が進行し、防水性が失われはじめているサインになります。放置すると、外壁材がダメになったり、雨漏りが発生したりするリスクが高まるため、早めに外壁塗装を検討することを強くオススメします。
▼こんな症状があらわれている場合、外壁塗装が必要なタイミングの可能性が高い!
![]() (手で触ると粉状のものが付着する状態) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
※外壁材の種類によってあらわれる劣化症状が異なることもあります。
※劣化症状が大きく進行している場合などは、外壁塗装以外の補修工事、重ね張り(カバー工法)、張り替えなどが必要となることもあります。
「自分で劣化症状をみても、よくわからない」
「劣化症状は見られなかったので外壁塗装は必要ないと思うが、判断が間違っていないか心配…」
といった場合は、プロに診てもらいましょう。
2-3.プロに診てもらえば、外壁塗装のベストタイミングが明らかに
塗装業者に診てもらえば、
・外壁塗装が必要な時期なのか
・もう少し様子見でも問題ない(今すぐは外壁塗装が必要ない)のか
・いつがベストタイミングなのか
などがはっきりします。
多くの塗装業者が、外壁を診て外壁塗装が必要なタイミングなどを見極める診断サービス(別称:現場調査、現調など)を実施しているため、こうしたサービスを利用するのも良いでしょう。外壁を診る(診断サービスなど)だけなら無料で対応してくれる塗装業者も少なくないため、「もしかすると外壁塗装のタイミング?」と思われる場合は、ひとまず診てもらうのがオススメです。
もしかすると「塗装業者に診てもらったら、塗装工事をしないといけなくなるのでは…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。診てもらった結果、しばらくは外壁塗装はしないという選択をしても何にも問題はありません。
ちなみに、塗装業者に外壁を診てもらうと、外壁塗装が必要なタイミングのほか、
・外壁の劣化の進行具合
・(外壁塗装をするとすれば)いくら費用がかかるのか
といったこともわかるため、より現実的に外壁塗装のタイミングなどが検討できるはずです。
3.できるだけ長く “外壁塗装が必要ない状態” にする方法
(塗装が必要な外壁材の場合)外壁塗装は必須ですが、今回の外壁塗装時にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることは可能です。以下、具体的な方法をご紹介します。
3-1.耐久性の高い塗料で外壁塗装をする
耐久性の高い塗料で外壁塗装をすると、塗装が長持ちするため、次に塗装が必要となるタイミングを長引かせる事が出来ます。
ちなみに、耐久性の高い塗料といえば、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料などです。近年は、外壁塗装において一番人気のシリコン塗料のなかにも、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料と同等の高い耐久性をもつ塗料もあります。
[参考]塗料の種類別|耐久年数(平均値)
塗料の種類 | 耐久年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 約3~5年 |
ウレタン塗料 | 約5~7年 |
シリコン塗料 | 約7~10年 |
ピュアアクリル塗料 | 約15年~ |
フッ素塗料 | 約15年~ |
無機塗料 | 約15年~ |
※上記はあくまで傾向です。塗料の耐久年数は塗料製品によって異なります。塗料製品によっては上記と耐久年数が大きく異なることもあります。そのため、実際の耐久年数については、塗料製品ごとに確認をしてください。
3-2.汚れや傷みが目立たない塗料色で外壁塗装をする
そもそも外壁は色によって汚れや傷みの目立ちやすさが異なります。そこで、今回の外壁塗装時に汚れや傷みが目立たない色を選べば、この先の「汚れや傷みが気になるために外壁塗装を…」というタイミングを後ろに倒せるため、それだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることができます。
具体的に汚れや傷みが目立たない色とは、ベージュやグレーなどの中間色です。
●汚れや傷みが“目立たない色”
中間色(ベージュ、グレー、アイボリーなど)
ちなみに、逆に汚れが目立つのは、白や黒などの原色になります。
まとめ
「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」と思っている方も少なくないかもしれません。
外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によりますが、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装を必要とします。
多くの外壁材が塗装を必要とする理由は、以下の5つです。
●理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
●理由② 外壁材を長持ちさせるため
●理由③ 住まいを長持ちさせるため
●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため
●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため
この記事では、そのほか、
・外壁塗装が必要となるタイミング
・今回の外壁塗装にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にする方法
などもご紹介しております。あわせてチェックしてみてください。
- スタッフブログのカテゴリー
-
カテゴリーはありません