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外壁塗装は築何年目にするのが良いの?ベストなタイミングはいつ?   

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

「築何年経ったら外壁塗装をするのが良いのか」「外壁にどんな症状が出たら、外壁塗装が必要なのか」など、何年経ったら外壁塗装をすればいいのか、年数の目安が知りたいという方は少なくないでしょう。

新築の場合、外壁塗装のタイミングは、おおよそ築8~12年が目安です。ただし、お住まいの外壁材の種類や劣化の進行具合によっては、たとえば築12年目を迎えても、まだ外壁塗装が必要のない場合もあります。また、二度目の外壁塗装の場合は、前回の塗装時に選んだ塗料の種類などによって、外壁塗装が必要な年数の目安が変わります。本日このあたりの内容について詳しく紐解いてまいります。

1. 外壁塗装は何年経ったらするべき?|年数の目安

1-1.新築の場合|築8~12年目が一つの目安

家

新築で、まだ一度も外壁塗装をしたことがないという場合、外壁塗装をするタイミングは築8~12年目が目安です。

新築にお住まいで、「築何年目ぐらいに外壁塗装をするのが良いだろうか」と疑問に思われている方は、ひとまず上記の数字を頭に入れておくのが良いでしょう。

「もう少し正確に、年数の目安が知りたい」という場合は、外壁材の耐久年数(メンテナンス周期の目安)を指標とすることもできます。
外壁材は種類によってその耐久年数が異なります。耐久年数の長い外壁材であれば、耐久年数が短い外壁材に比べて、当然、外壁塗装が必要となるタイミングも後ろに倒れます。外壁材の種類によっては、築12年目を迎えても、まだ外壁塗装をしなくても問題ないということもあります。

外壁材の種類別の耐久年数(メンテナンス周期の目安)は、下記表を参照ください。

[外壁材の種類別|耐久年数(メンテナンス周期の目安)]

外壁材の種類 耐久年数(メンテナンス周期の目安)
窯業系サイディング 約7年~
金属系サイディング 約10年~
木質系サイディング 約10年~
樹脂系サイディング 約10年~
モルタル 約8年~
ALCボード 約10年~

※上記はあくまで目安の年数になります。外壁材の製品によっては、上記年数と大きく異なることもあります。各製品の耐久年数については、HPやパンフレット等でご確認ください。
外壁材の耐久年数が長くても、外部環境や劣化の進行具合等によっては、早々に外壁塗装が必要となる場合もございます。詳しくは2-1を参照ください。

 

1-2.二度目の外壁塗装の場合|塗料の種類によって年数は異なる

過去に外壁塗装をした家にお住まいで、「二度目の外壁塗装のタイミングを探っている」という方は、前回、何の塗料を使用したのか確認してみてください。使用した塗料の耐久年数(メンテナンス周期の目安)がわかれば、次は何年後に外壁塗装をすればいいか、年数の目安がわかります。

下記表にて、外壁塗料の種類別の耐久年数(メンテナンス周期の目安)をまとめています。

[外壁塗料の種類別|耐久年数(メンテナンス周期の目安)]

塗料 耐久年数(メンテナンス周期の目安)
アクリル 約3年~
ウレタン 約5年~
シリコン 約7年~
フッ素 約15年~
ピュアアクリル 約15年~
無機 約15年~

※上記はあくまで目安の年数です。塗料製品によっては、上記年数と大きく異なることもあります。各塗料の耐久年数については、ホームページやパンフレット等でご確認ください。
塗料の耐久年数が長くても、外部環境や劣化の進行具合等によっては、早々に外壁塗装が必要となる場合もあります。詳しくは2-1を参照ください。

 

2.年数以外にも!外壁塗装の時期を見極める方法がある

この章では、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に見極める方法をご紹介いたします。1章とあわせて、参考にしてください。

2-1.外壁塗装の時期は劣化症状で判断すると間違いない

時間の経過とともに、外壁には様々な劣化症状があらわれます。この劣化症状をチェックすることで、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に見極めることができます。

外壁に下記のような劣化症状が1つでもみられる場合は、外壁塗装が必要な時期です。

[外壁塗装が必要な劣化症状]

劣化の症状
ひび割れ
0.3mm以上のひび割れ
色あせ
色あせ
チョーキング
チョーキング
(外壁を手で触ると、粉状のものが付着する状態)
塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれ
カビ・苔
カビ・苔・藻の発生
サビ
錆(さび)の発生

外壁の劣化症状によって外壁塗装が必要なタイミングを見極める方法は、1章でご紹介した年数による見極めより正確です。1章にてご紹介した年数は一般的な目安ですが、上記の劣化症状を診る方法の場合、実際に住まいを診て判断をするため、外壁塗装をすべきタイミングかどうか、より正確にわかります。

外壁の劣化スピード(外壁塗装が必要となるタイミング)は、外部環境によって大きく異なります。全く同じ外壁材を使用して、全く同じ時間が経過していても、たとえば住まいのある場所が海沿いや工場地帯なのか、日当たりのいい悪い、住宅地なのか等によって、外壁塗装が必要となるタイミングが大きく変わることは珍しいことではありません。このあたりのことを考慮して、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に判断をするためには、劣化症状を診るのが最も確かで間違いありません。

2-2.外壁塗装の時期に迷ったらプロに診てもらうのがオススメ

外壁塗装のタイミングを見極めるならば、2-1でご紹介した劣化症状を診て判断する方法が一番確かで間違いありません。とはいえ、自身で判断するのを難しく感じる方も少なくないでしょう。「自身で外壁に劣化症状があらわれてないか見てみたけれど、よくわからない…」という場合は、迷わずプロに診てもらいましょう。

プロの場合、劣化症状を目視で確認をするだけでなく、気になる箇所をルーペで拡大してチェックしたり、外壁を打診棒で叩いて音で状態を確かめたり、細かく診ていくため、より正確に外壁塗装の必要有無やタイミングがわかります。

外壁塗装のプロである塗装会社の多くが、外壁塗装が必要な時期かどうかを診る「診断」「点検」といったサービスを実施しているので、こうしたサービスを利用するのもオススメ。診断や点検だけなら無料で対応してくれる塗装会社も少なくありません。

新築で購入したお住まいの場合は、ハウスメーカーに相談するという手もあります。また、二度目の外壁塗装を検討されている場合は、前回お願いした塗装会社に相談するのが良いでしょう。

プロタイムズ半田店でも『無料診断』を実施しています。詳しくは、お問い合わせください。

3.[参考]定期的に「掃除」をすれば、外壁塗装の時期を後ろに倒せる!?

水

費用も手間もかかる外壁塗装。「外壁塗装のタイミングを、1年でも2年でも後ろに倒せたら…」と思われる方も少なくないでしょう。すばり、外壁塗装の時期を後ろに倒すためには、定期的な掃除が有効です。なぜならば、外壁の掃除には、外壁の劣化進行を抑える効果もあるためです。
特に海の近くにある住まいは掃除が大きく効果を発揮します。定期的に壁に付着した塩を洗い流すことで、外壁の劣化進行を抑えることができるはずです。

多くの外壁材には「塗装」が施してあります(新築の場合も、多くの外壁材には塗装が施してあります)。そして、塗装が防汚性・遮熱性・防水性・防カビ性など様々な性能(※備わっている性能は塗料製品によって違います)を発揮することで、外壁の劣化が進行するのを抑えています。しかしながら、塗装(外壁)が汚れてしまうと、十分に性能が発揮できなくなるため、加速度的に外壁の劣化が進行してしまうことがあります。つまり、早々に外壁塗装の時期が訪れてしまうということです。

定期的に掃除をしておけば、上記のような汚れによって塗装が性能を発揮できないという事態を防げるので、外壁の劣化の進行を抑えることができるというわけです。

家庭用の高圧洗浄機等などを使うと、自身でも簡単に外壁を掃除することができます。ただし、高所にのぼっての作業が必要な場合は、大変危険なので、無理せずプロに依頼することを強くオススメいたします。
ちなみに、プロに外壁の掃除を依頼した場合の費用は、おおよそ100~300円/㎡が目安。足場の設置が必要な場合は、別途、足場費用がかかります。

 

まとめ

外壁塗装をするタイミングについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

何年経ったら外壁塗装をすべきか、年数の目安は1章にまとめてあります。
新築で、まだ一度も外壁塗装をしたことがないという場合は、築8~12年目が目安です(1-1)。二度目の外壁塗装の場合は、前回、何の塗料を使用したのかによって、次は何年後に外壁塗装をすればいいのかの年数の目安が変わります(1-2)。

さらに、より正確に外壁塗装のタイミングを見極める方法を2章にてお伝えしております。ぜひ、1章の年数の目安とあわせて参考にしてください。

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