屋根塗装を行うべき劣化のサイン
☆皆さんこんにちは☆
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
朝晩涼しくなって、秋の気配を感じられるようになってきましたね。明日は子供の運動会。しっかり応援してきたいと思います♪
さて、本日は前日のブログに引き続き屋根塗装を行うべき劣化のサインについてお伝えしたいと思います。
外壁は目が届く範囲の劣化はご自分で確認することが可能ですが、屋根は高い位置のため中々目視で確認することが難しい場所ですよね。では、屋根材の劣化を見抜くには、どのような劣化のサインを見つければいいのかお伝えいたします。
まず、ご自身で可能なチェック方法をご紹介します。
①下屋根の状態を観察しよう!
下屋根とは、2階の窓から確認することができる、1階部分の屋根のことを指します。下屋根で劣化が確認できる場合は、2階部分の屋根でも、同様の劣化が起きている可能性が非常に高いといえます。
②家の外から、双眼鏡を使って屋根を観察しよう!
自宅の前の道路や、自宅の屋根を観察することができる場所から、双眼鏡で屋根の観察をしてみましょう。小さな劣化状況を確認することは難しいとは思いますが、少しでも疑問に思うようなものを見つけた場合は、それ以上の劣化が起きている可能性があります。
しかし、屋根は実際に見て確認することが難しい場所です。
上記の劣化状況を発見したり、少しでも気になる点がある場合には、危険ですので無理に屋根に登ってご自身で確認するのではなく、業者に屋根の劣化状況を診断してもらうようにしましょう。
具体的な劣化症状としては下記のような症状があります。
◆瓦の滑落
瓦のひび割れを放置すると、最終的に瓦は滑落してしまいます。また、台風などの暴風雨により瓦がズレたり、飛んで落ちてしまうということがあります。
瓦が滑落すると、滑落した瓦の大きさによっては瓦の下の防水材、防水材を止めている釘が丸見えになってしまいます。この状態で放置が続くと、雨が降るたびに雨水が釘穴をつたい、野地板に雨水が浸入し雨漏りの原因となります。また、野地板が腐ってしまうと、屋根の葺き替えとなり大掛かりな工事が必要になってしまうため、早急な対処が必要となります。
◆棟板金の浮き、釘抜け
スレート屋根や金属屋根の場合、屋根のてっぺんに棟板金というものがあります。釘抜けとは、棟板金が気温の影響により膨張・収縮を繰り返すことにより棟板金を止めている釘を一緒に押し出してしまい、最終的に抜けてしまうことを言指します。こちらを放置しておくと、棟押さえのはずれや錆びの原因となり、そして、いつの間にか下地材がむき出しになっていたというケースもありますので、こちらも早急にメンテナンスをおこなうことが望ましいです。
日本瓦やセメント瓦では、瓦の固定・接着に漆喰を使用しています。この漆喰も風雨や紫外線に晒され続けているため、他の屋根材と同じように経年劣化が生じてきます。地上から目視した際に、ひびや剥がれを見つけた場合は非常に危険です。瓦を固定している力が弱まっているため、ちょっとした風や地震で瓦がズレたり、最悪の場合は落下してしまう可能性もあります。また衝撃によって欠け・割れが生じ、そこから雨水が浸入して雨漏りに繋がることもあるので、漆喰の劣化を発見した場合も早急なメンテナンスが必要と言えます。
屋根材の塗膜が劣化し防水性が低下すると、雨水や湿気により苔が発生します。 早急に屋根塗装をする必要はありませんが、そのまま放置すると、屋根そのものの耐久性も悪化させてしまう事になり、結果として雨漏りの原因になりますので、メンテナンスが必要です。
◆瓦の反り・ひび割れ
スレート瓦の防水性が劣化し始めると、苔の発生では収まらず「反り」や「割れ」が発生してくるようになります。例えば、瓦が水を含んだまま凍結したり、夕立後の晴れ間に強い日差しで急激に乾燥したり、など防水性が切れたことにより湿気と乾燥を繰り返して、瓦の反りにつながってしまいます。
そのまま放置をしてしまいますと、まつ毛のように反り上がり、台風などの横殴りの雨が降った時に、反り上がった小口から内部に雨水が浸入し雨漏りの原因となるので、早期にメンテナンスをおこなうことをオススメします。
◆屋根材の色あせ
屋根の色あせは、塗膜の劣化が始まった証拠です。直ちに屋根塗装をおこなう必要はありませんが、放置しておくと知らない間に劣化があっという間に進行していた!なんてこともありますので、気になったら専門家に相談するようにしましょう。
以上屋根塗装を行うべき劣化のサインについてお伝えしました。
この様な症状が気になる方はお気軽にご相談下さい。
外装劣化診断士の資格を持つスタッフがお伺いし、誠意をもって診断させて頂きます!!
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