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外壁塗装の種類について

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

 

本日はあいにくの雨ですが、昨日はポカポカ暖かく、春を感じましたね♪
そんな中、昨日は現在施工中のY様邸の現場に行って来ました。
トタンの素材の外壁なのですが、まずは高圧洗浄で汚れを擦りながらしっかり落して、それから密着を良くするためにケレン作業を行います。

このケレン作業、トタンを金束子でごしごし擦るので私の苦手な金属の音が身に染みました :mrgreen:

しかし、とても重要な作業なので我が社の職人はとても丁寧にケレン作業を行ってくれていました 😀

頼もしいです!!

 

さて、本日は「外壁塗装の種類について」お話ししたいと思います。

外壁を塗り替えるにあたり、「そもそも、どんな種類があるのかわからない」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「外壁塗装の種類」について調べるなら、まず「塗料」に注目する必要があります。選ぶ塗料の種類によって、外壁塗装において重要なポイントとなる耐久性をはじめ、性能や価格が大きく異なるからです。外壁塗装の種類=塗料の種類といっても過言ではないでしょう。

そこで、本日は、まず「塗料の種類」について、わかりやすくご紹介してまいります。さらに、次週は外壁塗装の種類を探るうえで知っておきたい塗料の「色」や「デザイン」に関する知識もあわせてお伝えいたします。

『外壁塗装について、何の知識もない』という方にもわかりやすい内容となっておりますので、外壁塗装の種類について調べている方は、ぜひ参考にしてください。

外壁塗料は「樹脂*」と呼ばれる主成分によって、大きく6種類に分けられます。種類別に相場価格と耐久年数をまとめた表が下記になります。

*樹脂とは…塗料の乾燥後(水や溶剤が揮発した後)、塗膜を形成するもの。

 

 

■塗料の種類別!塗料の特徴とメリット&デメリット

樹脂別塗料 特徴 メリット&デメリット
アクリル  耐久性が他塗料と比べて低いため、塗り替えで外壁塗装に使用されることは稀です。〔製品ピックアップ〕
DANフレッシュ(日本ペイント)
SK水性ELコート(エスケー化研)
アスカⅡ(関西ペイント)
〔メリット 〕
・費用が安い
・光沢、艶がある
〔デメリット〕
・耐久性が低い
・塗り替え頻度が多くなるため、トータルコストで考えると、割高になる
 ウレタン  シリコン塗料が外壁塗装業界において一般的になる前に広く普及していた塗料で、独特の光沢が特徴。

〔製品ピックアップ〕
セラMレタン(関西ペイント)
ファインウレタンU100(日本ペイント)

〔メリット 〕
・アクリルよりも長持ち
・雨どいや手すりなど湾曲した部分にも塗装しやすい
〔デメリット〕
・耐久性が十分ではない
・塗り替え頻度が多くなるため、トータルコストで考えると、まだ割高である
 シリコン 建築塗料市場において80%のシェアを占める人気塗料。価格と耐久性のバランスが良いのが特徴。〔製品ピックアップ〕
パーフェクトトップ(日本ペイント)
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)
超低汚染リファイン1000Si‐IR(アステックペイントジャパン)
〔メリット 〕
・価格と耐久性のバランスが良い(費用対効果が高い)
・製品数が多いため、より多くの選択肢がある
〔デメリット〕
・製品ラインナップが豊富なため、機能や価格の異なる製品も多数あり、選ぶのが難しいという側面もある
フッ素 耐久性・防汚性・耐熱/耐寒性に優れた高品質塗料。頻繁な塗り替えが難しい商業施設や大型ビルに施工されるケースが多い。〔製品ピックアップ〕
アレスアクアフッソⅡ(関西ペイント)
超低汚染リファイン1000MF-IR(アステックペイントジャパン)
水性サンフロン(ロックペイント)
〔メリット 〕
・耐久性が高い
・汚れや水を弾く撥水性に優れている
〔デメリット〕
・コストがかかる(塗り替え費用が高い)
・次回の塗り替え時の重ね塗りの付着に注意が必要(専用の下塗材を使用する必要が生じるなど)
 ピュアアクリル 耐久性・防水性・遮熱性を併せ持つ、高性能塗料。伸縮率600%を誇る高弾性塗料。〔製品ピックアップ〕
 ・EC―5000PCM(IR)(アステックペイントジャパン)
〔メリット 〕
・耐久性が高い
・伸縮性が高いため、建物自体にひびが入っても、建物の最大の劣化要因である水の浸入が防げる
〔デメリット〕
・乾燥に時間がかかる
無機 主成分が無機物のため、紫外線に強く、耐久性が高い。〔製品ピックアップ〕
無機ハイブリットクリヤーJY(アステックペイントジャパン)
アプラウドシェラスターNEO(日本ペイント)
〔メリット 〕
 ・耐久性が高い
・カビや藻が発生しにくい
〔デメリット〕
・塗膜が比較的硬く、建物の動きによって、ひび割れが発生しやすい
・次回の塗り替え時の重ね塗りの付着に注意が必要(専用の下塗材を使用する必要が生じるなど)

☆塗料には大きく分けて溶剤系と水性の2タイプがあります☆
さらに詳しく外壁塗料の種類を探りたいという方は、ぜひ「溶剤系塗料」と「水性塗料」も把握しておきましょう。

塗料は希釈剤によっても、「溶剤系塗料」と「水性塗料」の2タイプに分けられます。樹脂を溶かして液状にするために入っている液体が“水”の場合は「水性塗料」、“溶剤”の場合は「溶剤系塗料」と区別されます。

■水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)の比較

水性系塗料 溶剤
溶媒 溶剤
 価格 低単価 高単価
耐久性 製品によって異なる 高い
ニオイ 少ない 強い
塗料の密着性 溶剤系塗料と比べて弱い 強い
乾燥 雨などの環境の影響を受けやすい
特に降雨時や、気温が低くなる冬季は乾燥が遅くなるため注意が必要
一定の時間で乾燥する(環境の影響を受けにくい)
取り扱い 特記事項なし 危険物のため(引火性あり)、取り扱い・保管・廃棄等にも注意が必要
VOC排出量* 少ない 塗料の約半分がVOC

水性塗料と溶剤系塗料、どちらも一長一短あるため、どちらを良いかを一概に言うことはできませんが、メリット&デメリットを比較しつつ、業者に相談しながら選ぶのが良いでしょう。

ただし、塗料のニオイに心配・不安のある方は「水性塗料」がオススメです。特に外壁に使用する塗料のニオイは窓等から室内に入り込みやすいため、お子様やペットがいるご家庭は安全でニオイの少ない水性塗料を選んでおくと安心です。

次回は進化を続ける!塗料の付加価値性能についてお話ししたいと思います。お楽しみに♪

 

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