外壁塗装の中塗りは重要工程!美しく仕上げるための中塗り
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆
愛知県、一応緊急事態宣言解除されましたね。
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私はまだ感染が怖くて利用しておりません。でも、そろそろどこかに行きたくてうずうずしてきました笑
今一番興味のあるのは日本一星空が綺麗な街、阿智村です!
今年中に感染が収まっていれば、子供たちと一緒に、綺麗な星空を生で見てみたいと思っています♪
さて、本日は外壁塗装の中塗りの重要性についてお伝えしたいと思います。
外壁塗装の中塗りは重要工程!美しく仕上げるために中塗りが必要です!
「中塗りって、何のこと?」
「外壁塗装に中塗りは必要?」
など、外壁塗装の中塗りについて疑問をお持ちの方も多いでしょう。
外壁塗装には、「中塗り」と呼ばれる塗装工程があります。
※一部例外の塗料もあります
◎外壁塗装の流れ(※塗装部分のみ抜粋)
▼下塗り
▼中塗り ←ココ
▼上塗り
下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。
中塗りは、外壁塗装において非常に重要な塗装工程です。中塗りを塗装せずに、外壁塗装を美しく仕上げることも、塗料の性能を担保することもできません。このあたり、本章で詳しく解説いたします。
この記事では、外壁塗装の中塗りを徹底解説いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.外壁塗装の中塗りとは?
外壁塗装の中塗りとは、塗装工程の一つです。下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。
※「中塗り・上塗り」=「上塗り2回」
戸建ての外壁塗装の場合、一般的に中塗りと上塗りには“同じ塗料”を使用します。
そのため、外壁塗装の工程を説明する際、「中塗り・上塗り」ではなく、「上塗り2回」と表現することもあります。「中塗り・上塗り」と表現しても、「上塗り2回」表現しても、塗装内容は同じになります。表現方法が異なるだけです。
2.これで納得!外壁塗装に中塗りが必要な2つの理由
外壁塗装に中塗りが必要な理由は、以下の2つです。
2-1.理由① 美しく仕上げるため
外壁塗装を美しく仕上げるためには、中塗りが絶対に必要なのです。
中塗りの段階で凹凸等のない平らでなめらかな下地をつくっておくことで、上塗りがキレイに塗れるため、より美しく仕上げることが可能になります。
先述の通り、基本的に中塗りと上塗りは“同じ塗料”で塗装をします。とすると、「わざわざ中塗りと上塗りの2回に分けなくても、1回で美しく仕上げられないのか…?」と思われるかもしれませんが、それは難しいでしょう。
塗料は粘り気があるため、1回で多量の塗料を塗装しようとするとムラになってしまい、どんなに腕の良い職人でも1回で多量の塗料を美しく塗り上げるのはまず無理です。だからといって少量の塗料で薄く塗装すれば、見た目は美しく仕上がったとしても塗膜が薄くなるため、
性能に何らかの問題が生じるはずです。塗装しなければならない塗料の量は明確に決まっているのです(詳細は2-2参照)。
2-2.理由② 塗料の性能を発揮させるため
・外観の美しさを保つ
・家を守る
・防汚性・防水性・遮熱性など(※備えている機能性は塗料によって異なります)
といった塗料の性能を耐久年数の期間しっかり持続させるためには、中塗りの塗装が必須です。
なぜならば、ほとんどの塗料製品が「中塗り⇒上塗り」と2回に分けて塗装することで性能を発揮できる設計となっているためです。
※基本的に中塗りと上塗りは“同じ塗料”で塗装をします。
より具体的に解説をすると…
中塗り(決められた塗料の量を塗装)
↓ (決められた乾燥時間を守る)
上塗り(決められた塗料の量を塗装)
ほとんどの塗料製品が「中塗り⇒上塗り」と2回に分けて塗装することを前提として、「塗装する塗料の量」や「乾燥時間」が定められています。これらを守って塗装をすることで、塗料は性能を発揮するのです。
仮に中塗りを省いてしまうと、塗料はその性能を十分に発揮することはできないでしょう。場合によっては、早々に塗膜が剥がれるなどの不具合が発生することもあります。ちなみに、不具合は塗装後すぐに発生するとは限りません。塗装後2~3年してから発生することが多いです。
補足]「中塗り」が不要な塗料製品もある
現在、ほとんどの塗料製品は「中塗り⇒上塗り」と2回に分けての塗装が必要な設計となっていますが、近年の技術進歩により、一部「中塗り」が不要な塗料製品も登場しています。
この中塗り不要の塗料製品を使用する場合は、中塗りを塗装する必要はなく、「下塗り⇒(中塗りは塗装しない)上塗り1回」で、外壁塗装は美しく仕上がり、塗料の性能を担保することもできます。
3.中塗りに関する“よくある疑問”にプロが答えます!
この章では、多くの施主(消費者)が抱く中塗りに関する疑問に、プロが丁寧に答えます。
3-1.Q「中塗りの色」と「上塗りの色」は異なる色が良い?
「中塗りと上塗りは“異なる色”の塗料を使用するのが良い。なぜならば、“同じ色”の塗料を使用すると、(中塗りと上塗りの)両方を塗装したかどうかが傍目にはわかりにくいため、中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をされるリスクがある(手抜き工事をされても気づかない)」といった主張を目にしたという方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、中塗りと上塗りは“同じ色”にすることをオススメします。
なぜならば、中塗りと上塗りを異なる色で塗装をすると、以下のデメリットが考えられるためです。
【中塗りと上塗りを“異なる色”で塗装した場合のデメリット】
●塗料が性能を十分発揮できない可能性がある
一般的に塗料製品は中塗りと上塗りに“同じ色”の塗料を塗装することが前提で、性能が発揮できる設計となっています。そのため、異なる色の塗料で塗装をした場合、塗料の性能を十分に発揮できない可能性があります。
●外壁の劣化が進行した時に、見た目が非常に悪い
劣化が進行してくると、上塗り塗装が薄くなったり剥がれたりして中塗りの色が見えてしまうことがあります。上塗りとは異なる中塗りの色が見えると、当然、美観が大きく損なわれてしまいます。
●塗料代が余計にかかる
中塗りと上塗りを同じ色で塗装した場合と比べて、中塗りと上塗りを異なる色で塗装した場合には余計に塗料代がかかってしまう可能性があります。
具体例で解説をすると…
▼外壁塗装をするのに、塗料缶が1.5缶必要な場合
●中塗りと上塗りを“同じ色の塗料”で塗装(中塗り塗料=上塗り塗料) 必要塗料:3缶 |
●中塗りと上塗りを“異なるの色の塗料”で塗装(中塗り塗料≠上塗り塗料) 必要塗料:4缶 |
※一般的に塗料の購入は缶単位になります。0.5缶分といった半端な量の購入はできないのです。
上記の計算式を見れば、異なる色の塗料で塗装をした場合に、余計に費用がかかる可能性があることは、お分かりいただけるでしょう。
例外として、マンションなどの大規模な外壁塗装では、あえて“異なる色”の塗料を使用することもあります。なぜならば、塗装範囲が広く、作業にあたる職人も増えるため、中塗りと上塗りを“同じ色”の塗料で塗装すると、(中塗りと同色の)上塗りをどこまで塗装したのかが不明瞭になるなどの問題が生じる可能性があるためです。
しかしながら、戸建ての外壁塗装は規模が小さいため、そういった心配はありません。そのため、上記のデメリットを考慮して、中塗りと上塗りには“同じ色”の塗料を使用するのが一般的です。
とはいえ、「中塗りと上塗りを“同じ色”で塗装すると、中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をされるリスクがある、という心配は残るのでは…?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。こちらの対策については、以下3-2にて解説いたします。
[補足]中塗りと上塗りで“異なる色”の塗料を塗装する場合もある
例外として、デザイン性の高い“意匠性塗料”を塗装する場合、中塗りと上塗りに異なる色の異なる塗料製品を使用することがあります。
例)グラナートSP(アステックペイントジャパン)
中塗りで「ベース色」を、上塗りで「塗膜チップを含んだ透明色」を塗装。
3-2.Q 中塗りを確実に塗装してもらうためには、どうすればいい?
そもそも中塗りは外壁塗装において非常に重要な塗装工程のため、信頼できる塗装業者であれば、中塗りを省くようなことは絶対にし考えられません。とはいえ、先述の通り、戸建ての外壁塗装の場合、一般的に中塗りと上塗りには“同じ色の同じ塗料”を使用するため、「依頼をした塗装業者が、ちゃんと中塗り塗装をしてくれるだろうか…?」といった心配をされる方もいるでしょう。
確実に中塗りを塗装してもらうための対策として、以下の2つが有効です。
■工事工程表を確認をする
工事工程表とは、塗装業者が作成する外壁塗装工事のスケジュール表。“いつ・どの工程の工事をするのか”が明記されています。確実に中塗りを塗装してもらうためには、まずは、この工事工程表を確認するのがオススメです。
具体的には、工事工程表に、
“「中塗り」の記載があるかどうか(もしくは「上塗り2回」の記載があるかどうか ※1章参照)”
を確認してみてください。記載がある場合には、工事工程に組み込まれているため、よほど悪質な業者でない限り、まず間違いなく中塗りを塗装してもらえるはずです。工事工程表に記載のない場合には、早めに塗装業者に確認をするのが良いでしょう。
■日々、工事の進捗を確認する
日々、外壁塗装の工事がどのぐらい進捗しているのかを塗装業者に確認するのも有効です。工事中、在宅している場合には、実際に現場に顔を出して、自身の目で進捗を確認するのもひとつです。進捗を確認していれば、仮に塗装業者が中塗りを省こうとしたりすれば、敏感に気づけるはずです。塗装業者からしても、進捗を気にしている施主(消費者)を前に中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をしようとは、まず思わないでしょう。
3-3.Q 中塗りと上塗りの間隔はどのぐらいあけるべき?
外壁塗装の流れは、
中塗り
↓ 乾燥
上塗り
となりますが、「中塗りを塗装した後、上塗りを塗装するまでに、どのぐらいの乾燥時間が必要なのか」が気になっている方もいるかもしれません。
ずばり、乾燥時間は各塗料製品によって異なります。
乾燥時間が知りたい場合は、
・塗料製品のパンフレット
・各塗料メーカーのHP|製品ページ
などを見れば、確認できますので、確認して見てください。
まとめ
外壁塗装には、「中塗り」と呼ばれる塗装工程があって、下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。
中塗りは、外壁塗装において非常に重要な塗装工程です。中塗りを塗装することで、美しく仕上げることができ、塗料も性能を発揮できるのです。
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