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【半田市】【阿久比町】【常滑市】見積り依頼後はどういう流れ?プロタイムズの「見積りの流れ」

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

見積り依頼後はどういう流れ?プロタイムズの「見積りの流れ」

外壁塗装見積り

プロタイムズでは、建物診断をしたうえで、見積書を作成・提示しています。

ステップ① 見積り依頼

ステップ② 建物診断(屋根・外壁などの診断)

ステップ③ 見積書の提示

なぜ、見積書の提示前に建物診断をするかというと…

適正な見積額を算出するため” です。詳しくは、下記のステップ②を参照ください。

 

全3ステップ!プロタイムズの「見積りの流れ」

●ステップ① 見積り依頼

「プロタイムズに見積りを依頼したい」という方は、まずは、下記より見積り依頼をお願いします。

★プロタイムズでは、常時、見積り依頼を受け付けています!

見積り依頼はこちら>>

お電話での見積り依頼も可能です。

プロタイムズ全国受付窓口 (平日 9:00~18:00)

0120-920-063

見積り依頼時にお伺いする内容

・名前
・住所
・電話番号
・相談内容
・希望の工事時期
・建物診断の希望日 ほか

[見積り依頼 “受け付け後” の流れ]

▼見積り依頼の受け付け

▼建物診断の日程調整

※見積り依頼を受け付けてから3営業日以内を目安に、プロタイムズ本部よりお客様にご連絡いたします。

▼建物診断(※ステップ②を参照ください)

※「建物診断」「見積書の作成・提示」などは、基本的に最寄りのプロタイムズ店舗が担当します。

 

●ステップ② 建物診断(無料)

お客様のお住まいにプロタイムズ店舗の担当者が訪問して、建物診断を行ないます。

なぜ建物診断をするの?

適正な見積額を算出するために必要な情報を調べるためです。

●建物診断で、屋根・外壁などの傷みを確認
⇒塗装で補修できるか、プラスαの補修工事が必要かどうかなどがわかります。

●建物診断で、屋根材・外壁材の種類/住まいのつくり/周辺環境を確認
⇒どういった材料 (塗料など) を使用するのがベストかがわかります。

●建物診断で、屋根・外壁などの面積を確認
⇒工事をする箇所の面積/必要な材料 (塗料など)の量などがわかります。

プロタイムズの「建物診断」

プロタイムズの建物診断

担当者:一定以上の専門知識をもった外装劣化診断士などの有資格者*

時間:平均1時間

診断箇所:屋根・外壁/屋根裏/基礎部分/付帯部(破風・樋 ほか)/雨水の浸入リスクのある箇所(外壁のシーリング箇所 ほか)など、国土交通省のガイドラインにそった50以上のポイントを確実に診断します。

建物診断の結果は報告書にまとめて、後日、見積書といっしょにお渡しします。詳しくは、下記ステップ③を参照ください。

*一部、外装劣化診断士などの有資格者と同等の知識・経験をもった担当者(有資格者以外)が診断を行なうことがあります。

※基本的にプロタイムズの建物診断は無料です。ただし、非常にまれですが、特殊な診断が必要な場合などには、費用がかかることがあります。費用がかかる場合は、建物診断前にご案内いたします。

費用がかかる場合⇒散水検査を伴う雨漏り診断、精密診断法を伴う耐震診断、インスペクターによる専門的なホームインスペクション、マンションなどの診断 ほか

見積りに関するご要望は、建物診断時にお伝えください!

お伝えいただいたご要望もふまえて、見積書を作成・提示いたします。

ご要望例)

予算感

例)予算は●●●円くらい

できるだけ費用を抑えたい

補修工事(屋根・外壁塗装、その他の工事 等)について

例)塗装で外観の印象をガラリと変えたい
傷んでいる箇所だけ補修できれば良い

外壁といっしょに基礎部分も塗装してもらいたい

複数見積り

例)価格帯の異なる、松・竹・梅の見積りを出してもらいたい

低汚染塗料を使用する場合と、遮熱塗料を使用する場合の外壁塗装の見積りを出してもらいたい(※塗料の機能性が異なる)

プロタイムズでは最大5パターンの見積りを提示するサービスを行なっています。

上記以外にも、見積りに関するご要望があれば、 お気軽にお申しつけください。

 

●ステップ③ 見積書の提示

外壁塗装 見積もり

「ステップ② 建物診断」から数日後に「見積書」を提示します。

プロタイムズの「見積書の提示」

再度、お客様のお住まいに訪問して見積書を提示します。
提示した見積書の内容(見積額の内訳、工事内容など)について、その場で、しっかり説明します。

◆担当者:建物診断の担当者

◆時間:平均1~2時間

◆提示するもの:見積書/外装劣化調査診断報告書/外装リフォーム図面/おすまいビデオ診断DVD

※プロタイムズでは、建物診断の結果を、外装劣化調査診断報告書/外装リフォーム図面/おすまいビデオ診断DVDなどにまとめてお渡しするサービスを行なっています。

見積りを提示するタイミングで、 建物診断の結果についても 詳しくお伝えします!

▼建物診断の結果 | お伝えする内容例

・傷みが生じている箇所

・補修の緊急性

・必要な補修工事 ほか

建物診断の結果によって「どこを補修するべきなのか」「どんな補修工事 が必要か」 などがわかるため、 見積りの内容 (補修箇所・補修工事 etc…) の妥当性も判断しやすくなるはずです。

 

まとめ

プロタイムズの「見積りの流れ」

ステップ① 見積り依頼

ステップ② 建物診断(屋根・外壁などの診断)

ステップ③ 見積書の提示

見積りを依頼いただいた後、お客様のご都合の良い日程に建物診断へ伺います。

そして、建物診断から数日後に見積書を提示する流れとなります。

 

半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁のメンテナンスでお悩みの方へ!  5つのポイント徹底公開!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

 

外壁のメンテナンスでお悩みの方へ! 5つのポイント徹底公開!

一戸建てやアパート・マンションを建てられると、必ず訪れる「外壁のメンテナンス」。

既に一度はおうちのメンテナンスをされたことがありますか?
それとも今回初のメンテナンスを検討中で、いろいろな情報収集をおこなっているところでしょうか?

「この外壁材はメンテナンスフリーです!」
おうちの購入時にそのように言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが本当に外壁材のメンテナンスフリー素材はあるのでしょうか。

実は、外壁材にはメンテナンスフリーの素材というものはありません。全ての素材においてメンテナンスが必要です。
また外壁のメンテナンスと言っても、メンテナンスをする時期もさまざまですし、外壁材にもさまざまな種類があります。

外壁材は定期的にメンテナンスすることで、外壁材を長持ちさせることができますし、またメンテナンスにかかる余計な費用を未然に防ぐこともできます。

外壁のメンテナンスをする際には、いくつかのポイントがありますので、外壁のメンテナンスを検討されている方は、ぜひ事前に読んでいただき、参考にされてみてください。

 

1.外壁のメンテナンスを検討するべきサイン

「最近になって近所の方が塗装をするようになった」
「業者がピンポンをしてきて、外壁の劣化の指摘をするようになった」

そのような経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁のメンテナンス時期は、「新築から10年」と言われることが多いです。
しかしそれは目安の年数であって、おうちの外壁の素材や状況によって、それよりも短い年数でのメンテナンスが必要な場合もありますし、その逆だって大いにありえます。

まずは、おうちの外壁にどのような素材が使用されているのか、どのような劣化が起こっているのかを確認するようにしましょう。

1-1. 外壁の素材別メンテナンスの時期

外壁の素材によって、耐用年数は異なってきます。
ここでは、素材別の特徴と耐用年数をご紹介しますので、おうちの外壁がどのくらいの時期にメンテナンスをおこなう必要があるのかを確認してみましょう。

素材 特徴 写真 耐用年数
窯業系サイディング ・耐震性・耐防火性・遮音性に優れている
・レンガ調・タイル調などのデザインやカラーバリエーションが豊富で人気
窯業系サイディング 7~8年
金属系サイディング ・防音性・遮熱性・防水性に優れている
・ひび割れ・凍害に強く、寒冷地で使用できる
・目地がないためシーリングが不要
金属サイディング 10~15年
樹脂系サイディング ・凍害や塩害などの耐候性・耐久性に優れている
・軽量で建物に負荷がかかりにくい
樹脂系サイディング 10~20年
木質系サイディング ・断熱性に優れている
・目地がないため、シーリングが不要
木質系サイディング 10年
モルタル ・デザイン性に優れている
・目地がないため、シーリングが不要
モルタル③(スタッコ) 8~10年
ALC ・耐火性・耐震性・耐久性に優れている
・非常に軽く、中の構造に小さな気泡が多くあり空気を含むため、断熱性がある
ALC外壁 10~15年
タイル ・耐久性に優れている
・デザイン性が高い
タイル目地 40年

このように、外壁の素材によって特徴・耐用年数はさまざまです。
まずはおうちの外壁材が何なのかを確認し、特徴をとらえた上でメンテナンスを検討するようにしましょう。
また外壁のメンテナンス方法としてよくおこなわれているのが、【塗装】です。塗装に選ぶ塗料の種類によって、外壁材の耐用年数も変わってきますので、外壁のメンテナンスをおこなわれる際は、どのような特徴を持っていて、どのくらいの耐用年数を持った塗料を選ぶのかも念頭に入れておくとよいでしょう。

 

1-2. このサインを見つけたらメンテナンスを検討しよう

外壁の素材によって耐用年数が異なってきますが、耐用年数よりも早くメンテナンスが必要になることもしばしばです。ではどのようなときにメンテナンスをする必要があるのでしょうか。
以下に代表的なメンテナンスを検討するべき劣化のサインを紹介いたします。このようなサインを見つけた場合には、メンテナンスを検討するようにしましょう。

劣化のサイン 写真 状態 劣化が起こりうる外壁材
外壁の色あせ image0013 新築時と比べ、外壁の色が色あせている場合は、塗り替えを検討した方がいいでしょう。
特に日の当たる南面と西面は色あせが起こりやすいため、確認をしてみましょう。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング
・モルタル
・ALC
コケ・藻の発生 湿気による汚れ・カビやコケの発生 塗膜の防水性が切れると、外壁表面が湿った状態となり、コケ・藻が発生しやすくなります。
日当たりの悪い北面や川沿いのおうちはコケ・藻が発生しやすいです。
・窯業系サイディング
・木質系サイディング
・モルタル
・ALC
チョーキングの発生 チョーキング (2) 外壁を手で触った時に、手に白い粉が付いた場合は、
塗膜の劣化が起こっているサインとなります。塗り替えを検討しましょう。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・モルタル
・ALC
クラックの発生 構造クラック 窓の四隅や外壁の隅に発生しやすいです。0.3mm以下のクラックはヘアークラック、
0.3mm以上は構造クラックと呼ばれます。構造クラックが見られる場合には、
コーキング剤などでクラックを埋めるなどの下地処理を事前におこなった上での、塗装が必要です。
・モルタル
・ALC
塗膜の膨れ・剥がれ 塗膜の膨れ 塗膜の膨れ・剥がれが確認できる場合には、
早急に塗り替えをおこないましょう。塗膜劣化の証拠です。
・窯業系サイディング
・モルタル
・ALC
シーリング部分の劣化 目地シーリング亀裂 外壁材と外壁材の継ぎ目や窓サッシのまわりのゴム部分をシーリングと言います。
このシーリングにヒビがある場合は、シーリングが劣化している証拠となります。
シーリング部分の打ち替え・外壁の塗り替えをおこなうようにしましょう。
・窯業系サイディング
・ALC

こちらは代表的な劣化のサインであり、外壁材の種類によっては、他にもメンテナンスが必要な劣化のサインもあります。まずは、上記のサインがおうちの外壁にないかを確認してみましょう。

ご自身で判断がつかない場合は専門家に診てもらうことをお勧めします。外壁塗装ジャーナルを運営するプロタイムズ半田店でも無料で診断を承っております。お気軽にお問い合わせください。

 

2.種類別!外壁のメンテナンス方法

メンテナンスをおこなうと言っても、どのようにメンテナンスをおこなえばよいのかわからない方もいらっしゃると思います。
ここでは、外壁の種類別でのメンテナンス方法を紹介いたします。

2-1.各種サイディングのメンテナンス

窯業系サイディング外壁の耐用年数は、一般的に7~8年と言われています。これは、サイディングボード自体には防水性がなく、工場出荷時に塗装を施して防水性を持たせていますが、その耐久性も7年程度のものであるからです。おうちの外壁が窯業系サイディングの場合には、外壁の劣化状況をこまめに確認するようにしましょう。
その他のサイディングでも、種類によって耐用年数は異なってきますが、劣化が始まっている場合もありますので、こまめに確認することをオススメします。

各種サイディングのメンテナンスを検討する劣化症状

以下の劣化状況が見られる場合には、メンテナンスをおこなうようにしましょう。

種類 劣化状況
窯業系サイディング チョーキング

チョーキング

コケ・藻・カビの発生

藻

塗膜剥離

塗膜の膨れ

シーリング部分の劣化

目地シーリング亀裂

サイディングボードの反り・割れ

10-反り

金属系サイディング
  • 外壁の色あせ
  • チョーキング
  • 傷の発生
  • サビの発生
木質系サイディング
  • 亀裂の発生
  • チョーキング
  • コケ・藻・カビの発生
樹脂系サイディング
  • 外壁の色あせ
  • 亀裂の発生

このような症状が見られる場合には、サイディングボードの防水性が低下している、またはなくなってしまっている可能性が高いです。
放置をしておくと、サイディングボード自体を張り替える必要性があり、塗り替えより大幅にコストがかかってしまう場合もあります。
上記の劣化状況を見つけた場合には、必ず外壁の劣化診断をしてもらうようにしてください。

 

サイディングのメンテナンス方法

サイディングのメンテナンス方法には4種類あります。

①シーリング部分のみの補修(窯業系サイディングボード)

サイディングボード自体はまだ劣化していない場合でも、シーリングが劣化していると、シーリング部分から雨水が浸入してしまいます。シーリングの劣化が確認された時には、雨水の浸入を防ぐためにも、シーリングの打ち替えをおこないましょう。

73_シーリング充填

②塗り替え(窯業系・金属系・樹脂系)

サイディングボードの劣化が進行し、《各種サイディングのメンテナンスを検討する劣化症状》で紹介したような劣化が見られる場合は、防水性が切れている可能性が非常に高いです。その場合には、サイディングボードの塗り替えをおこないましょう。また、金属系サイディングの場合には、シンナー等の有機溶剤を使用することができませんので、水性塗料を選定する必要があります。
さらに樹脂系サイディングの場合は、紫外線に弱いというデメリットがありますので、紫外線硬化を防ぐためにも紫外線対策の塗料を選定するとよいでしょう。
ここで、耐久性の高い塗料を選ぶと、次回の塗り替えまでの期間を伸ばすことができます。塗料ごとのコストパフォーマンスに関しては、ぜひご相談ください。

外壁塗装 中塗り

③重ね張り

重ね張りとは、現状の下地の上に新しいサイディングボードを張ることです。カバー工法とも言われています。
下地に特に劣化が見られない場合には、重ね張りでも問題はありません。外壁に負担がかかりますので、下地に負担をかけないためにも、金属サイディングなどの軽量のものを選ぶとよいでしょう。

重ね張り

④張り替え

サイディングボードの亀裂が激しく、塗り替えでは補修が不可能な場合や、サイディングボードの塗り替えを何度か繰り返し、ボード自体の劣化が進行している場合には、張り替えをおこなうことが一般的です。放置したままでは、建物内部まで水が浸入してしまいますので、サイディングボード自体が劣化をしている時には張り替えをおこなうようにしましょう。

貼り替え

サイディングの特徴や施工については以下の記事でも詳しく紹介していますので、参考にされてみてください。

 

2-2.モルタル外壁のメンテナンス

モルタルは耐用年数が8~10年と言われています。その年数をこえた場合には、メンテナンスをおこなうようにしましょう。

モルタル外壁のメンテナンスを検討する劣化症状

以下のような劣化症状を見つけた場合には、8~10年経っていなくともメンテナンスが必要です。

  • チョーキング
  • コケ・藻・カビの発生
  • 構造クラック(0.3mm以上のひび割れ)の発生
  • 塗膜剥離

このような劣化症状が見られた場合には、モルタル外壁の劣化が見受けられます。放置をしておくと、建物内部に雨水がどんどん浸入してしまいますので、早めに塗装を検討するようにしましょう。

 

モルタル外壁のメンテナンス方法

モルタル外壁に大きなクラックがある場合には、【クラック補修】をおこなう必要があります。
モルタル外壁の状況によって、【シーリング注入】や【エポキシ注入】などの方法がありますので、大きなクラックが外壁に見られる場合は、早急に状況を見てもらい、補修をおこなってもらうようにしてください。

順番 施工の様子 施工方法
1 クラック補修① モルタル外壁に発生しているクラックを、さらにサンダーを使用してUカットします
2 クラック補修② プライマーを塗布した後に、シーリング材を充填します
3 クラック補修③ シーリング材を充填した上に、モルタルを乗せます
4 クラック補修④ 上から塗装をして完成です

 

 

2-3.タイルの貼り替え

タイルは下地である壁面に、接着剤で圧着貼りをして、タイルとタイルの間をコーキング剤で埋めて施工しています。タイル自体は耐久性が非常に高いため、塗り替えなどの必要はありません。しかし、接着剤の劣化でタイルが剥がれ落ちたり、タイルとタイルの間の目地などが劣化したりしますので、定期的に様子を確認するようにしましょう。

タイルのメンテナンスを検討する劣化症状

  • 窓まわりのシーリング部分の劣化
  • タイルとタイルの間の目地の劣化
  • タイルの浮き
  • タイルのひび割れ・落下

タイルひび割れ
      タイルのひび割れ

シーリングが劣化している場合は、雨水の浸入の可能性が高くなりますので、増し打ちをおこないましょう。
また、タイルがほかの部分と比べて浮いている場合は、接着が弱くなっているサインです。そのまま放置しますと、タイルが剥がれ落ちて落下してしまいますので、浮きを見つけた場合には、外壁の劣化診断をおこなってもらうようにしてください。

 

タイルのメンテナンス方法

タイルのメンテナンスでよくおこなわれているのは【 洗浄 】です。やはりタイル自体の耐久性が高いためであると言えます。

タイル外壁の劣化診断では、打診棒(パルハンマー)を使用します。タイルを1枚1枚をたたいて、音の変化でタイルの浮きの有無を確認し、他の場所と比べ軽い音がするとタイルが浮いている判断ができます。タイルの浮きが確認された場合には、接着剤の注入をおこない、タイルが落下している場合には、新しいタイルに張り替えをおこないます。

打診棒

打診棒

SONY DSC

打診検査

 

3.外壁をメンテナンスする際にかかる金額

いざ、外壁をメンテナンスしよう!となった場合でも、メンテナンス費用がいくらかかるか見当がつかないと不安になりますよね?
ここでは、業者に依頼した際の外壁のメンテナンスにかかる費用相場をお伝えします。

 

3-1.シーリング部分のメンテナンスは10万円~20万円

シーリングのメンテナンスには2種類方法があります。

①増し打ち:既存のものの上からシーリングを打つ
②打ち替え:既存のシーリングを剥がして、新しいものにする

一般的な戸建住宅でのシーリング補修は、10万円~20万円が相場となります。

 

3-2.塗り替えの外壁メンテナンスは80万円~150万円

塗り替えをおこなう場合には、一般的に80万円~150万円が相場と言われています。
こちらは選ぶ塗料の種類によって差が出てきますので、詳しい金額を知りたい方は見積もり・現場調査の依頼をお待ちしております。

 

3-3.重ね張りでおこなう外壁メンテナンスは150万円~200万円

重ね張りの場合には、既存の外壁の上に新しいサイディンボードを張りますので、材料費・施工費等で150万円~200万円ほどになります。
また選ぶサイディングボードの種類によって価格は変わってきますので、詳しい費用を知りたい場合には見積もり・現場調査の依頼をお待ちしております。

 

3-4.張り替えでおこなう外壁メンテナンスは180万円~230万円

外壁のサイディングボードが劣化している場合には、新しいサイディングボードに張り替える必要があります。その場合は、既存のサイディングを撤去する必要がありますので、その手間と廃材処理費がかかってきます。また、窯業系サイディングボードに張り替える場合には、シーリング工事もおこなう必要がありますので、シーリング費用も発生します。そのため、結果として重ね張りよりも割高になります。
一般的な相場として、180万円~230万円と言われています。こちらも、重ね張りと同様に、選ぶサイディングボードの種類によって費用が左右されます。

 

3-5.外壁のメンテナンスを業者に頼むとかかる諸経費

メンテナンスを依頼すると、上記の費用以外にも諸経費が掛かってきます。これは、外壁といえども手が届かない場所を施工するためには、【 足場 】 が必要となりますので、足場の設置にかかる費用や、施工の不具合を未然に防ぐためにおこなう必要のある【 高圧洗浄 】【 下地処理 】、その他施工にかかる【 現場管理費 】【 廃材処理費 】などがあります。

各費用に関しては、おうちの状態や工事内容によって変わってきますので、詳しい金額はお問い合わせください。

 

4.外壁のメンテナンスフリー素材というのは存在しない!?

「この外壁材はメンテナンスフリーです!」

そう言われて、外壁材を選んだ方もいらっしゃると思います。
メンテナンスフリーとしてよく言われるのが、【 タイル 】【 樹脂系サイディング 】ですが、本当にメンテナンスフリーなのでしょうか?

実際のところ、「今後メンテナンスをする必要がない」という意味でのメンテナンスフリーの素材は存在していません。現在よく言われているメンテナンスフリー素材というのは、「あまりメンテナンスをしなくても済む」素材を指しています。

4-1.タイルがメンテナンスフリーでない理由

よくメンテナンスフリーとして挙げられるタイルは、色あせしにくいという特徴を持っており、再塗装をする手間を省くことができます。また、見た目に重厚感・高級感があるため、少しの汚れであれば味が出た状態になることだってあります。

ですが、タイルを使用した外壁でも、【 目地 】 や 【 下地 】 に使用している接着剤は、日々劣化してしまいます。また、場合によって貼っているタイルが剥がれ落ちてしまう場合もあります。
そのような時にはメンテナンスが必要となりますので、タイルも厳密に言うとメンテナンスフリーではないのです。

 

4-2.樹脂系サイディングがメンテナンスフリーでない理由

樹脂系サイディングは、特徴として挙げられますようにシーリング材を使用しないため、シーリングの打ち替えの必要はありません。また素材自体の耐久性も高いため、再塗装の必要がなく、メンテナンスフリーとされがちですが、実はそうではありません。

樹脂系サイディングは、北米で主流の外壁材ですが、デザイン性が非常に少なく日本ではあまり使用されていません。樹脂系サイディングにリフォームしようとしても、樹脂系サイディングを取り扱っている業者がほぼおらず、日本国内での施工事例が極端に少ないのです。

耐久性が高いというメリットがありますが、ひび割れなどの劣化が起きないとは言い切れませんので、ひび割れが起きるなど樹脂系サイディングに劣化が生じた際にはメンテナンスが必要となります。

以上のように、メンテナンスフリーと言われている素材であっても、「永久的にメンテナンスをする必要がない」メンテナンスフリーの素材は「ない」というのが実情です。
まずは、現在おうちの外壁が少しでも長持ちするように、メンテナンスをおこなっていくようにしましょう。

 

5.自分でできる外壁のメンテナンス方法

業者へ依頼する外壁のメンテナンス方法を紹介しましたが、ここでは「自分でできる」外壁のメンテナンス方法を紹介します。普段からご自身でメンテナンスをおこなっていれば、外壁を長持ちさせることができますので、今の外壁のデザインを気に入っている方や少しでも外壁を長持ちさせたい方は、参考にされてみてください。

5-1.自分でできる外壁メンテナンスその①:掃除

外壁のメンテナンスというと、一番手軽にできるのはご自身での 【 掃除 】 です。外壁の汚れを放置すると、劣化が早まってしまいますので、日頃からこまめに外壁の掃除をおこなうようにしましょう。

外壁をスポンジで掃除

外壁の掃除は、外壁に水をかけて汚れを落としておこないます。水をかけたあとは、洗車用などのやわらかいブラシやスポンジを使用して、やさしく汚れを落とすようにしましょう。ここで汚れを落とそうと強くゴシゴシしてしまうと、サイディングなどの外壁材の種類によっては塗膜が剥がれてしまいますので、注意が必要です。
また外壁を掃除する際には水をかけて汚れを落としますが、窓などの開口部などから室内に水が浸入しないように気をつけてください。

外壁の掃除をおこなうタイミングとしては、汚れが目立ったときにおこなうとよいでしょう。その後は年に1~2回程度、外壁に不具合がないか点検をおこないながら実施することをオススメします。

 

5-2.自分でできる外壁メンテナンスその②:高圧洗浄

ブラシなどを使用した掃除ではなかなか汚れが落ちない時には、高圧洗浄をおこなってみましょう。高圧洗浄といえば業者に依頼をするような気もしますが、最近ではご家庭で使用できる高圧洗浄機も販売されていますので、外壁のしつこい汚れに悩んでいる方は、高圧洗浄をおこなってみるとよいでしょう。

高圧洗浄機も、ガソリンエンジンを使用するものやインダクションモーターを使用するものなどの駆動方式の違い、メーカーの違いによって種類・特徴がさまざまです。各製品の特徴などをよく調べた上でご自身にあった高圧洗浄機を選びましょう。

また、高圧洗浄機はがんこな汚れを落とすのに非常に便利なものですが、使用にあたり注意点もあります。家の中やお隣のおうちへの水の飛散や騒音などに注意しておこなってください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。外壁のメンテナンスについてご紹介してきましたが、素材によってメンテナンスの時期は変わってきますし、メンテナンス方法によっても金額が変わってきます。まずは、おうちの外壁の状況を確認し、すぐにメンテナンスが必要かどうかを見てみるようにしましょう。

特に劣化が見られない状態でも、おうちを建ててから10年が経過している場合は、見えにくい場所から劣化が始まっている可能性もありますので、専門業者に外壁の劣化調査診断をおこなってもらうことをおすすめいたします。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装の色選び!人気の組合せとプロが選ぶ配色9選 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

 

【外壁塗装の色選び】人気の組合せとプロが選ぶ配色9選

色選び

色選びは塗装にとって成功するか失敗するかの分かれ道と言っても過言ではありません。

外壁塗装をしようと決めて、業者・価格が決定し、さあ!色選び!前回と同じは変わり映えしないから少しは変えたいな!と思われる方がほとんどではないでしょうか。

しかし・・・ここからが悩みどころ。

色見本を見ても似た色が多いし、思ったより派手にはしたくないし、屋根と壁の組み合わせもわからない。

わからない事だらけで、本来ワクワクする色選びも失敗したらどうしようという思いから恐怖に変わる・・・

「色見本で確認した色と、外壁に塗装した色が違って見える」など、外壁塗装の色に関するクレームは、後を立ちません。

せっかくお金をかけて、良い業者や塗料を選んでも色選びで失敗すると今後10年後悔することになってしまいます。

このような事態にならない為に色選びで失敗しない為のステップをまとめました。色選びの参考にしてください。

1.成功する色選びのポイントとプロが教える配色例

1-1.外壁塗装で成功する色選びの為に押さえる6つのステップ

外壁・屋根の色選びで失敗すると次の塗装工事までの10年間気に要らない色のまま過ごすか、やり直しの場合は最悪数十万円以上かかってしまう場合もあります。

たいていの場合、自分で色味を選んでしまった以上、タダでやり直しはできません。だからこそ失敗しないために下記手順を踏んで色選びを行いましょう。

①近隣と自分の家の写真を撮影し、調和させるのか目立たせるのか方向性を決める

②ご家族やご自身でどんな色にしたいかイメージを言語化する

③イメージに合う色味を選び最低でもA4サイズ以上の面積で確認する

④室内の蛍光灯ではなく外で太陽光の下、朝、昼、夜に色確認

⑤人気色や流行色もチェックする

⑥カラーシミュレーション、試し塗りをしてみる

①②はまず、色を選ぶ前にご家族で話し合いをすることをオススメします。③~⑥までは候補色が見つかった後にチェックしてみましょう。

1-2.建物の色のプロがオススメする家のカラーコーディネート9パターン

【ナチュラル】

優しさを好むタイプにおすすめStyle

イメージワード 自然な/親しみやすい/穏やかな/素朴な/あたたかい/さわやかな/のどかな/くつろいだ/すがすがしい/フレッシュな

ウォームStyle

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高級感のある檜皮色(ひわだいろ・8077)のような重厚な色も外壁に練色(ねりいろ・8096)を使用することで、自然な暖かさを与えることができます。香色(こういろ・8097)も上品さと共に穏やかなイメージに仕上がります。

ヨーロピアンStyle

ヨーロピアンStyle

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弁柄色(べんがらいろ・8068)は、自然色として代表的な赤茶。丁字色(ちょうじいろ・8095)は香木から染め出した色で、明るい印象を与えます。土器色(かわらけいろ・8072)を加えることで素朴な暖かい楽しい雰囲気に仕上がります。

フォレストStyle

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明るい日差しの自然の森の中でくつろぐイメージの配色です。ジェードグリーン(9106)の落ち着きとオパールグリーン(9021)の爽やかさに、マイナスイオンを感じ、レモン(9009)のはじける輝きが新鮮に仕上がります。

【クラシック】

伝統の良さを好むタイプにおすすめStyle

イメージワード 伝統的な/風格のある/格調のある/安定感のある/上質な/重厚な/おちついた/アンティークな/フォーマルな

ナチュラルStyle

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璃寛茶(りかんちゃ・8078)は、江戸時代、上級階級に好まれた上品な色。白茶(しらちゃ・8093)も伝統配色によく見られる和紙の色で優しさを与えます。伽羅色(きゃらいろ・8094)を穏やかなアクセントカラーとして使用します。

フォーマルStyle

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消炭色(けしずみいろ・8079)は、重厚さを与える色。薄丁字(うすりょうじ・8084)でやわらかさを与えながら、アクセントカラーに栗色(くりいろ・8076)の伝統的で優雅な色を少しだけ加え、個性を出しています。

【モダン】

斬新さを好むタイプにおすすめStyle

イメージワード 革新的な/都会的な/人工的な/理知的な/はっきりした/シンプルな/スマートな/シャープな/メカニックな/クールな/ハードな

モダンStyle

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深緑(ふかみどり・8098)は、暗い色の中でも優しさを感じさせます。外壁は生成色(きなりいろ・8091)で明るく仕上げ、アクセントカラーの柳葉色(やなぎはいろ・8105)が落ち着いた中にも新鮮さを感じさせます。

クリアStyle

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消炭色(けしずみいろ・8079)の黒に近い屋根色に、真珠色(しんじゅいろ・8085)の明るい白色を外壁色にすることで典型的なモダンスタイルに仕上げられます。アクセントのエレクトリックブルー(9014)でさらに個性的です。

シンプルStyle

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ペリウィンクブルー(9006)の青が少し入った爽やかな白にラピスラズリ(9107)の個性的な屋根色でシンプルに仕上がります。クールグレイ(9012)が都会的な上品さを感じさせます。

【ディレクションカラー】

新しさを求める方におすすめStyle

ポップStyle

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色彩効果:開放的な明るさで親しみやすさを取り戻します。

 

家の形状などにより合う色、合わない色は出てきますが、この9パターンだけでも色を変えるだけで見た目の印象がガラリと変わることがおわかりいただけたでしょうか。

更に最近では単色の塗料に加え石調の塗料なども開発されておりデザイン性も広がっています。石調塗料については下記でご紹介します。

1-3.全国の色選び成功事例5選

色味を現状から大きく変更し、色選びに成功された事例を全国で抜粋して5つ紹介します。

 

施工前

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施工後 外壁:テラコッタ 屋根:スチールグレー

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重厚感のある仕上がりになりました。屋根と壁の色味もメリハリがあり家の存在感が増しています。サッシの色とも合っており統一感も出ています。

 

施工前

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施工後 外壁:クエリー サンダルウッド 屋根:マホガニー

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とても明るくなりました。まるで別の家のような、一回り大きくなったような印象の変化です。タイル部分を考慮したアクセント部分の色の選び方が絶妙です。

 

 

施工前

施工後 外壁:クールホワイト3分艶 屋根:エバーグリーン

施工前は屋根がグレー系だったのに対し、施工後は濃いグリーン、外壁は黄色味がある白から青みのある白に。家のデザイン性が際立ちました。艶消し塗料を使うなど、細かい部分にもこだわりを入れています。

 

 

施工前

施工後:外壁 ブラック 屋根:チャコール

施工前と比較し、外壁のツートンの統一感がでました。ツートンの場所の細かいこだわりにより、玄関周りも塗り分けてシックに仕上がっています。

 

 

施工前

施工後 外壁:日塗工 N-30 19-60A

見事な一色→二色の成功パターンです。ツートンカラーにすることで、デザイン性が大幅に上がりました。上下塗り分けでも無く縦ラインだけでも無く塗り分け箇所が絶妙です。

 

2.失敗しない為の4つのポイント

塗装の失敗で一番多いのが『イメージと違う』『こんなはずじゃなかった』という、自分の頭の中で描いていた色味との違いです。ここで難しいのが、何が失敗で何が成功か?明確な基準が無いこと。何が失敗かの把握ができないのです。「イメージと違う」失敗しない為に大事な4つのポイントをまとめました。

2-1.家の周りの環境を良く見てイメージを言語化すること

近隣3~4軒とともに写真撮影をし、周囲の住宅の色と同調させるのか、目立たせるのかなどを話し合いましょう。ご家族で自宅周辺を歩いてみて、もしご近所に気に入った色があれば色名をご近所に聞いておくこともオススメ!また、聞けない場合は業者と同行して色味を見てもらいましょう。

また通りから自宅の屋根の色味はどのくらい見えるのかを把握しておくのも必要です。屋根の色味が良く見える場合は屋根と壁のバランスを考えることも大切。

そして立地条件も大きく影響してきます。大通りに面しているのであれば、真っ白ではなく汚れが目立ちにくい少し濃い目の色を選択肢に入れてみることをオススメです。

自然の中や別荘地にある建物と住宅地にある建物、商業地に隣接した建物では、それに似合う色が異なります。

周囲の環境を見た後はご自身またはご家族でイメージの統一をするために話し合いましょう。

①理想とするイメージを言語化してみましょう。

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②今の色と比べてトーンを明るくしたいのか、暗くしたいのかを決めましょう。

③近隣3~4軒と我が家が一緒に入った写真を撮ってみましょう。

2-2.似た色の選択に要注意!色の面積はより大きい方が塗装後のイメージがつく

一番多く悩みとして挙げられるのが、似た色の選択の難しさ。

塗料メーカーなどの小さい色見本で並んでいるのを見ると何が違うのかわからないほど似た色が多くあり、どの色が良いのかわからなくなりますよね。

数色で悩んだ場合はまず全てのA4以上の色見本を取り寄せましょう。小さい色見本ではなくより大きな色見本で確認する事をおすすめします。

 

例えばベージュ系と一言で言っても・・・

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この面積で見てもなかなか違いがわかりません。少し大きくみるとどうでしょうか?

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先ほどと違い少し大きくする事で色の違いが少しわかるのではないでしょうか?

この4色の色味は①をベースとすると、②=①よりも黄色を強くした色味 ③④=①よりも青を強くした色味(少し③の方が青が強い)

 

面積の大小により色の見え方が変わる事を面積効果といいます。

一般的に明るい色は小さな面積より大きな面積の方がより明度と彩度が高く、暗い色は明度が低く感じられます。

外壁は非常に大きな面積を塗ることになります。出来るだけ大きな色見本帳で色味を見る事をオススメします。

2-3.色見本は使い倒そう。太陽光で朝昼晩に確認。

色選びの際まずは何十種類か一緒に入った見本帳を見る事になるでしょう。似た色味は全て大きいサイズを業者に借りて比較すると、小さな色見本ではわからなかった違いが

まずはその時点で候補をリストアップし、その後は必ず施工業者にお願いし最低でもA4以上の大きさで確認しましょう。大きければ大きいほうがよりイメージが湧きます。

全ての色味が並んだ見本帳

全ての色味が並んだ見本帳

A4サイズの色見本帳

A4サイズの色見本帳

大きな色見本帳で確認する事ができたら次に外の太陽光で確認しましょう。蛍光灯の下と太陽光の下では見え方が異なります。朝、昼、夜でも異なりますので時間ごとに外で確認してみましょう。

蛍光灯=青の波長を多く含んでいるため、実際に外で見た時とのギャップが生じます。

それでもまだイメージがつかない場合は試し塗りを施工会社に相談してみるのも手です。しかしいくら試し塗りとはいっても塗料を仕入れなければなりません。高価な塗料などもありますので、費用が多少かかってしまうケースもあります。

2-4.なかなか決まらない方にはカラーシミュレーションがオススメ

色味自体ではなく全体の配色イメージを見るにはカラーシミュレーションが効果的です。

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サッシやその他箇所とのバランスは取れているか?屋根と壁の組み合わせはおかしくないか、またツートンを選択される方は配合のバランスはどうか、など全体像を把握する事で塗り替え後のイメージが更に湧きやすくなるでしょう。

ただしカラーシミュレーションはパソコンで見る色味、印刷のインクなどにより見え方が変わって来ますので、近似色の色の比較には向きません。大きく色を変更する際、全体像のイメージを使う際に使用しましょう。

 

3.デザイン性の高い色選び

3-1.色彩調和 全体的な色の『まとめ』と『きわだつ』

イメージに合わせて『まとまる配色』『きわだつ配色』どちらで行くか判断しましょう。

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3-2.構成 色と色の組み合わせの面積比

配色構成 色と色の組み合わせの面積比

一般的にベースカラー(基本)全体の約70%・アソートカラー(調和)全体の約25%・アクセントカラー(変化)全体の50%と言われます。

これは男性のスーツ姿にたとえるとスーツがベース、ワイシャツがアソート、ネクタイがアクセントというイメージです。

全体の印象がベースカラーで決まります。それを補助するためにアクセントカラーを用いて、さらに個性をプラスするためにアクセントカラーを用います。

ベースを際立たせるための配色やベースをぼかす配色など、目的に応じてさまざまな取り合わせがあります。

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■ベースカラー(全体の約70%)=外壁の色

■アソートカラー(全体の約25%)=屋根や塗り分けする場合の外壁の色

■アクセントカラー(全体の約5%)=車庫の色やテラス、ドアの色

3-3.ツートン・バイカラーで成功する組み合わせと塗り分け方

より個性を出したい方にオススメのバイカラー(二色使い)は大きな面積の塗り分けに効果的です。縦縞模様はクールでスタイリッシュに。横縞模様は落ち着いた穏やかな印象を与えます。

アクセント×縦縞

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アクセント×横縞

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また使う色味に関しても印象がガラリと変わります。

穏やかな組み合わせ

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爽やかな組み合わせ

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華やかな組み合わせ

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組み合わせる色味に応じて家を大きく見せたり、すっきり見せたり、個性的に見せる事ができます。なりたいイメージに沿って色選びをすることが大事です。2色以上の塗り分けをお考えであれば先程紹介したイメージの言語化と合う組み合わせを選んで行きましょう。

3-4.圧倒的な高級感を出したい方は多彩模様の塗料

高級感などをより求める方には単色ではなく石調仕上げのように見える多彩模様塗料などがオススメです。立体的に演出されるので家が大きくなったように見えるでしょう。

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多彩模様塗料の仕上がりイメージ

全面に使用しなくてもポイントに使用したり、バイカラーの一色に使う事で、更に高級感や立体感のある仕上がりを表現できます。

モダンミュージアム

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都会感覚を演出。スタイリッシュな印象を与える現代的な配色

ヨーロピアンカントリー

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欧州風を演出。親しみやすい印象を与える明るく自然な配色

 

まとめ:住宅の色選びに成功するために踏むべき6ステップ

色選びに関して様々お伝えしましたがご自宅の塗り替えイメージは湧きましたでしょうか?

考え出したらキリがない外壁塗装の色選びですが、やはり根底にあるのは自身がどのようにしたいかのイメージを決める事。色はそのイメージを表現する手段にすぎません。

自身のイメージ通りの色味にする為に再度踏むべき6ステップを記載します。

①近隣と自分の家の写真を撮影し、調和させるのか目立たせるのか方向性を決める

②ご家族やご自身でどんな色にしたいかイメージを言語化する

③イメージに合う色味を選び最低でもA4サイズ以上の面積で確認する

④室内の蛍光灯ではなく外で太陽光の下、朝、昼、夜に色確認

⑤人気色や流行色もチェックする

⑥カラーシミュレーション、試し塗りをしてみる

新築のように生まれ変わり、今後10年以上、毎日見る我が家の外観。

周囲の環境との調和を図り、外壁・屋根の塗り替え工事でのベストな色選びを実現させてください。

 

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