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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  サイディングの色あせは劣化が原因!放置するリスクは?補修方法は?

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

 

サイディングの色あせは劣化が原因!放置するリスクは?補修方法は?

サイディングの劣化

サイディング外壁は、時間の経過とともに劣化が進むことで、少しずつ色あせていきます。
また、非常にまれですが、塗装工事の不備等が原因でサイディングに色あせのような症状が見られることも。

「我が家のサイディング外壁は、色あせしてる?」
「サイディングの色あせは、放置しても大丈夫?」
といった疑問をお持ちの方は多いのでは。

この記事では、
・サイディングが色あせる2つの原因(2章)
・サイディングの色あせは放置NG?補修が必要?(3章)
・色あせたサイディングの補修方法(4章)
などの内容についてお伝えします。
サイディングの色あせが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

※この記事では、窯業系サイディング・金属サイディングを総称して “サイディング” としています。

1.[写真で解説]サイディングの色あせ

下記は「サイディングの色あせ」写真です。

■サイディングの色あせ

※「色あせ」のことを、「退色」と言うこともあります。
※サイディングの艶(ツヤ)が失われる「艶引け」や、サイディングの色が変わる「変色」は、サイディングの色あせとは別の症状です。

2.サイディングが色あせる2つの原因

2-1.原因① サイディングの経年劣化

太陽の日差し

サイディングは、時間の経過とともに劣化が進むことで少しずつ色あせていきます。

サイディングの色あせは、ほとんどの場合、このサイディングの経年劣化が原因です。

サイディングの色あせが目立ってくるタイミングは、サイディングの種類や耐久性、サイディングに塗装された塗料、太陽光の当たり具合などによって異なります。
早ければ家を建ててから or サイディングを塗装してから5~8年くらいでサイディングの色あせを感じることも。

多くのサイディングは、
・サイディングに色/模様等をつける
・サイディングを保護する(太陽光・雨風などからサイディング材を守る)
ために、サイディング表面に塗装が施されています。

サイディングが色あせるのは、このサイディング表面の塗装の経年劣化が原因です。

サイディング表面の塗装は、太陽光(紫外線や熱など)・雨風などの影響を受けて少しずつ劣化していきます。
塗装が劣化することで起こるのが、塗装成分(顔料など)の分解です。劣化の進行によって、ある程度、塗装成分の分解が進むと、サイディングの色あせが目立つようになるのです。

 

2-2.原因② 施工不良(塗装工事の不備)

非常にまれですが、サイディングの塗装工事時に何等かの不備があったこと(施工不良)が原因で、サイディングに色あせのような症状があらわれることがあります。

例)塗装工事時の不備
・塗料の調合・希釈・攪拌不足
・塗布量(塗装する塗料の量)不足
・保管状態の悪い塗料を使用

施工不良が原因での色あせは、早々にあらわれるのが特徴です。
家を建ててから or サイディングを塗装してから1~3年以内くらいにサイディングに色あせのような症状がみられた場合には、施工不良が原因の可能性があります。
※多くの場合、施工不良による不具合は、家を建ててから or サイディングを塗装してから1年以内くらいにあらわれます。ただし、施工不良による色あせは~3年以内くらいにあらわれることもあります。


施工不良の可能性があるのは、現場でサイディングの塗装工事をした場合です。
多くのサイディング(※新品のサイディング)は工場で塗装されていますが、工場で塗装されたサイディングに施工不良が原因で色あせが生じることは、ほとんどありません。

3.サイディングの色あせは放置NG?補修が必要?

3-1.サイディングの色あせを放置すると、どうなる?

サイディングの色あせを放置すると、
色あせは進み続けるため、よりみすぼらしい見た目のサイディング(外観)になっていきます。

また、サイディングの色あせが進むにつれサイディング表面の塗装は雨水の浸入を防ぎきれなくなるため(*1)、少しずつサイディング材に雨水が浸入するように。
サイディング材に雨水が浸み込むようになると、腐食が進むなどしてサイディング材がダメになる(サイディング材の寿命が縮む)リスクも生じます。

*1 サイディングが色あせているということは、サイディング表面の塗装に問題(経年劣化 or 施工不良)が生じているということです(2章を参照)。サイディング表面の塗装に問題が生じると、塗装の性能の一つである雨水の浸入を防ぐ性能(防水性)も失われていきます。

※サイディングの色あせの原因が経年劣化(2-1)でも、施工不良(2-2)でも、色あせを放置することで生じるリスクは同じです。

3-2.色あせたサイディングは補修すべし

サイディングの色あせを放置すれば、見た目がわるいだけでなく、サイディング材がダメになるリスクも生じます(3-1参照)。
そのため、色あせたサイディングは補修を検討する必要があります。

特に、サイディングが下記のような状態の場合には、早めの補修をオススメします。
・サイディングの広範囲(外壁の広範囲)が色あせている
・サイディングにチョーキング(手で触ると粉状のものが付着する状態)が発生している

また、サイディングにひび割れ・塗膜のはがれ等の劣化症状もある場合には、より早々に補修をする必要があります。

★サイディングの色あせの原因が「施工不良」である可能性がある場合には、色あせの程度等に関係なく、ひとまずサイディングを塗装した業者に相談をしてください。
サイディングの色あせの原因が施工不良であれば、塗装をした業者が補修等の対応をしてくれるはずです。

3-3.補修のタイミング等はプロに相談すべし

サイディングを補修すべきか迷う場合には、プロに依頼してサイディングを診てもらうのが賢明です。

プロに依頼してサイディングを診てもらうと、
・サイディングの色あせの発生有無・発生箇所
・サイディングの色あせの進行具合
・補修の必要性・補修の緊急度
・(補修をする場合)補修費の見積り
などを提示してもらえます。
そのため、より現実的に補修を検討できるはずです。

※サイディングは基本的に塗装で補修をします。そのため、サイディングの色あせは塗装業者に診てもらうのがオススメです。

 

4.プロが教える!色あせたサイディングの補修方法

4-1.色あせたサイディングは塗装で補修する

塗装業者

一般的に、色あせたサイディングは塗装で補修をします。

色あせたサイディングを塗装で補修すると、
サイディングの見た目(外観)は、新築時のようにキレイになります。

また、サイディングを塗装で補修することでサイディング表面の塗装の防水性等も復活するため、サイディング材に雨水が浸み込みサイディング材が早々にダメになるなどの心配もなくなります。

4-2.サイディングの塗装にかかる費用相場

外壁塗装 値引き

色あせたサイディングを塗装で補修した場合にかかる費用相場は、下記のとおりです。

■サイディングの塗装にかかる費用相場
80万円~

※上記はサイディング外壁の塗装にかかる費用相場です。屋根塗装にかかる費用は含まれていません。
※上記はあくまで目安の費用です。
※サイディングの面積(外壁の広さ)、劣化の進行具合、使用する塗料製品、依頼する塗装業者等によって費用は大きく異なります。

4-3.塗装時にできる!サイディングの色あせ対策

サイディングを塗装で補修するときに“ポイントを押さえて塗料を選ぶ”ことで、今後(塗装で補修をした後)、サイディングの色あせが気になるタイミングをより後ろに倒すことができます。

[ 塗料選びのポイント ]

●耐久性の高い塗料で塗装する
耐久性(耐候性)の高い塗料で塗装をすれば、劣化の進行スピードが遅くなります。劣化の進行スピードが遅くなれば、それだけ色あせが生じるタイミングも後ろに倒れることになります。

●色あせの目立ちにくい塗料色で塗装する
色あせが目立ちにくい色・目立つ色があります。そのため、色あせ対策を考えるならば、色あせの目立ちにくい塗料色で塗装するのがオススメです。
外壁塗装の人気色でもあるベージュやグレーなどは、色あせが目立ちにくい色です。

 

まとめ

サイディングは、時間の経過とともに劣化が進むことで、少しずつ色あせていきます。
また、非常にまれですが、塗装工事の不備等が原因でサイディングに色あせのような症状が見られることもあります。

色あせたサイディングを放置すると、見た目がわるいだけでなく、サイディング材が腐食するなどしてダメになるリスクも生じるため、早めに補修を検討するのが良いでしょう。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装の中塗りは重要工程!美しく仕上げるために中塗りが必要!

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外壁塗装の中塗りは重要工程!美しく仕上げるために中塗りが必要!

「中塗りとは、何のこと?」
「外壁塗装に中塗りは必要?」
など、外壁塗装の中塗りについて疑問をお持ちの方も多いでしょう。

外壁塗装には、「中塗り」と呼ばれる塗装工程があります。

◎外壁塗装の流れ(※塗装部分のみ抜粋)
▼下塗り
▼中塗り ←ココ
▼上塗り
下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。

中塗りは、外壁塗装において非常に重要な塗装工程です。中塗りを塗装せずに、外壁塗装を美しく仕上げることも、塗料の性能を担保することもできません。このあたり、本章で詳しく解説いたします。
この記事では、外壁塗装の中塗りを徹底解説いたします。ぜひ参考にしてください。

 

1.外壁塗装の中塗りとは?

中塗り

外壁塗装の中塗りとは、塗装工程の一つ。
下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。

―外壁塗装の流れ―

▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置
▼高圧洗浄
▼下地処理(補修)
▼養生
▼塗装・下塗り
▼塗装・中塗り ←ココ
▼塗装・上塗り
▼完了検査
▼足場の解体
▼完成

※「中塗り・上塗り」=「上塗り2回」
戸建ての外壁塗装の場合、一般的に中塗りと上塗りには“同じ塗料”を使用します。

そのため、外壁塗装の工程を説明する際、「中塗り・上塗り」ではなく、「上塗り2回」と表現することもあります。「中塗り・上塗り」と表現しても、「上塗り2回」表現しても、塗装内容は同じ。表現方法が異なるだけです。

 

2.これで納得!外壁塗装に中塗りが必要な2つの理由

外壁塗装に中塗りが必要な理由は、以下の2つです。

2-1.理由① 美しく仕上げるため

家

外壁塗装を美しく仕上げるためには、中塗りが絶対に必要です。

中塗りの段階で凹凸等のない平らでなめらかな下地をつくっておくことで、上塗りがキレイに塗れるため、より美しく仕上げることができます。

先述の通り、基本的に中塗りと上塗りは“同じ塗料”で塗装をします。とすると、「わざわざ中塗りと上塗りの2回に分けなくても、1回で美しく仕上げられないのか…?」と思われるかもしれませんが、それは難しいでしょう。
塗料は粘り気があるため、1回で多量の塗料を塗装しようとするとムラになります。どんなに腕の良い職人でも1回で多量の塗料を美しく塗り上げるのは、まず無理です。だからといって少量の塗料で薄く塗装すれば、見た目は美しく仕上がったとしても性能に何らかの問題が生じるはずです。塗装しなければならない塗料の量は明確に決まっているのです(詳細は2-2参照)。

2-2.理由② 塗料の性能を発揮させるため

・外観の美しさを保つ
・家を守る
・防汚性・防水性・遮熱性など(※備えている機能性は塗料によって異なります)
といった塗料の性能を耐久年数の間しっかり持続させるためには、中塗りの塗装が必須です。

なぜならば、ほとんどの塗料製品が「中塗り⇒上塗り」と2回に分けて塗装することで性能を発揮できる設計となっているためです。
※基本的に中塗りと上塗りは“同じ塗料”で塗装をします。

より具体的に解説をすると…
中塗り(決められた塗料の量を塗装)
↓  (決められた乾燥時間を守る)
上塗り(決められた塗料の量を塗装)

ほとんどの塗料製品が「中塗り⇒上塗り」と2回に分けて塗装することを前提として、「塗装する塗料の量」や「乾燥時間」が定められています。これらを守って塗装をすることで、塗料は性能を発揮するのです。

仮に中塗りを省けば、塗料はその性能を十分に発揮することはできないでしょう。場合によっては、早々に塗膜が剥がれるなどの不具合が発生することもあります。ちなみに、不具合は塗装後すぐに発生するとは限りません。塗装後2~3年してから発生することもあります。

[補足]「中塗り」が不要な塗料製品もある

現在、ほとんどの塗料製品は「中塗り⇒上塗り」と2回に分けての塗装が必要な設計となっていますが、近年の技術進歩により、一部「中塗り」が不要な塗料製品も登場しています。

この中塗り不要の塗料製品を使用する場合、当然、中塗りを塗装する必要はありません。「下塗り⇒(中塗りは塗装しない)上塗り1回」で、外壁塗装は美しく仕上がり、塗料の性能を担保することもできます。

3.中塗りに関する“よくある疑問”にプロが答えます!

この章では、多くの施主(消費者)が抱く中塗りに関する疑問に、プロが丁寧に答えます。

3-1.Q「中塗りの色」と「上塗りの色」は異なる色が良い?

「中塗りと上塗りは“異なる色”の塗料を使用するのが良い。なぜならば、“同じ色”の塗料を使用すると、(中塗りと上塗りの)両方を塗装したかどうかが傍目にはわかりにくいため、中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をされるリスクがある(手抜き工事をされても気づかない)」といった主張を目にしたという方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げると、中塗りと上塗りは“同じ色”にすることをオススメします。
なぜならば、中塗りと上塗りを異なる色で塗装をすると、以下のデメリットがあるためです。

【中塗りと上塗りを“異なる色”で塗装した場合のデメリット】

●塗料が性能を十分発揮できない可能性がある
一般的に塗料製品は中塗りと上塗りに“同じ色”の塗料を塗装することで、性能が発揮できる設計となっています。そのため、異なる色の塗料で塗装をした場合、塗料の性能を十分に発揮できない可能性があります。

●外壁の劣化が進行した時に、見た目が非常に悪い
劣化が進行し、上塗り塗装が薄くなったり剥がれたりして中塗りの色が見えてしまうことがあります。上塗りとは異なる中塗りの色が見えると、当然、美観が大きく損なわれます。

●塗料代が余計にかかる
中塗りと上塗りを同じ色で塗装した場合と比べて、中塗りと上塗りを異なる色で塗装した場合には余計に塗料代がかかる可能性があります。

具体例で解説をすると…
▼外壁塗装をするのに、塗料缶が1.5缶必要な場合

●中塗りと上塗りを“同じ色の塗料”で塗装(中塗り塗料=上塗り塗料)
必要塗料:3缶塗料缶
●中塗りと上塗りを“異なるの色の塗料”で塗装(中塗り塗料≠上塗り塗料)
必要塗料:4缶塗料缶

※一般的に塗料の購入は缶単位です。0.5缶分といった半端な量の購入はできません。

上記の計算式を見れば、異なる色の塗料で塗装をした場合に、余計に費用がかかる可能性があることは、お分かりいただけるでしょう。

 

マンションなどの大規模な外壁塗装では、あえて“異なる色”の塗料を使用することもあります。なぜならば、塗装範囲が広く、作業にあたる職人も増えるため、中塗りと上塗りを“同じ色”の塗料で塗装すると、(中塗りと同色の)上塗りをどこまで塗装したのかが不明瞭になるなどの問題が生じる可能性があるためです。
しかしながら、戸建ての外壁塗装は規模が小さいため、そういった心配はありません。そのため、上記のデメリットを考慮して、中塗りと上塗りには“同じ色”の塗料を使用するのが一般的です。

とはいえ、「中塗りと上塗りを“同じ色”で塗装すると、中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をされるリスクがある、という心配は残るのでは…?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。こちらの対策については、以下3-2にて解説いたします。

[補足]中塗りと上塗りで“異なる色”の塗料を塗装する場合もある

例外として、デザイン性の高い“意匠性塗料”を塗装する場合、中塗りと上塗りに異なる色の異なる塗料製品を使用することがあります。

中塗りで「ベース色」を、上塗りで「塗膜チップを含んだ透明色」を塗装。

 

3-2.Q 中塗りを確実に塗装してもらうためには、どうすればいい?

そもそも中塗りは外壁塗装において非常に重要な塗装工程のため、信頼できる塗装業者であれば、中塗りを省くようなことは絶対にしません。とはいえ、先述の通り、戸建ての外壁塗装の場合、一般的に中塗りと上塗りには“同じ色の同じ塗料”を使用するため、「依頼をした塗装業者が、ちゃんと中塗り塗装をしてくれるだろうか…?」といった心配をされる方もいるでしょう。

確実に中塗りを塗装してもらうための対策として、以下の2つが有効です。

■工事工程表を確認をする
工事工程表とは、塗装業者が作成する外壁塗装工事のスケジュール表。“いつ・どの工程の工事をするのか”が明記されています。確実に中塗りを塗装してもらうためには、まずは、この工事工程表を確認するのがオススメです。
具体的には、工事工程表に、
“「中塗り」の記載があるかどうか(もしくは「上塗り2回」の記載があるかどうか ※1章参照)”
を確認してみてください。記載がある場合には、工事工程に組み込まれているため、まず間違いなく中塗りを塗装してもらえるはずです。工事工程表に記載のない場合には、早めに塗装業者に確認をするのが良いでしょう。

■日々、工事の進捗を確認する
日々、外壁塗装の工事がどのぐらい進捗しているのかを塗装業者に確認するのも有効です。工事中、在宅している場合には、実際に現場に顔を出して、自身の目で進捗を確認するのも良いでしょう。進捗を確認していれば、仮に塗装業者が中塗りを省こうとしたりすれば、敏感に気づけるはずです。塗装業者からしても、進捗を気にしている施主(消費者)を前に中塗りを塗装しないなどの手抜き工事をしようとは、まず思わないはずです。

 

3-3.Q 中塗りと上塗りの間隔はどのぐらいあけるべき?

外壁塗装の流れは、
中塗り
↓ 乾燥
上塗り
となりますが、「中塗りを塗装した後、上塗りを塗装するまでに、どのぐらいの乾燥時間が必要なのか」が気になっている方もいるかもしれません。

ずばり、乾燥時間は各塗料製品によって異なります。
乾燥時間が知りたい場合は、
・塗料製品のパンフレット
・各塗料メーカーのHP|製品ページ
などを見れば、確認できます。

施工間隔

ただし、季節や天候、塗装の状態などによっては、乾燥時間を調整することもあります。たとえば夏などは乾燥が早く、乾燥時間を短縮して作業を進めることも。そのため、パンフレット等に記載されている乾燥時間と異なるなどして疑問に感じることがあった場合には、塗装業者に確認をしてみるのが良いでしょう。

 

まとめ

外壁塗装には、「中塗り」と呼ばれる塗装工程があります。下塗り後、上塗り前の塗装工程を「中塗り」と言います。

中塗りは、外壁塗装において非常に重要な塗装工程です。中塗りを塗装することで、美しく仕上げることができ、塗料も性能を発揮できるのです。

本記事の最終章では、「中塗りの色と上塗りの色は変えた方が良い?」など、よくある中塗りに関する疑問についても、プロが回答しています。ぜひ、参考にしてください。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁を長持ちさせたい方へ|長持ちする外壁材&必要なメンテナンス

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

「家の外壁を少しでも長持ちさせたい」と思っている方も多いのでは?

気になるのは、「そもそも、どの外壁材が長持ちするのか?」でしょうか。なかには、「現在住んでいる家の外壁を長持ちさせる方法が知りたい」と情報を探っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回のブログでは、
・長持ちする外壁材の種類ついて(1章)
・外壁を長持ちさせるために必要なメンテナンス・点検(2章)
の順で、プロが徹底解説いたします。

1.プロが教える!長持ちする外壁材の種類

様々な外壁材の種類がある中で、「そもそも、どの外壁材が長持ちするのか?」が気になっている方も多いのでは?

「メンテナンスをしない状態で、どのぐらい外壁材が持つか」をまとめたのが、下記の表になります。
※メンテナンス周期の目安が長いほど、メンテナンスをしない状態で外壁材が長く持つことを意味します。

[外壁材の種類別|メンテナンス周期の目安]

外壁材の種類 メンテナンス周期の目安
窯業系サイディング 7~8年程
金属系サイディング 10~15年程
木質系サイディング 約10年
樹脂系サイディング 10~20年程
モルタル 8~10年程
ALCボード 10~15年程
タイル 約20年

上記はあくまで「目安」になります。住まいの環境や各外壁材製品などによっては上記メンテナンス周期と大きく異なることもあります。各外壁材製品のメンテナンス周期については、HPやパンフレット等でご確認ください。

メンテナンスをせずに最も長く持つのは、タイルです。タイルは経年による劣化や変質が起こりにくく、メンテナンスの手間があまりかからない外壁材と言われています。次いで、長持ちするのは樹脂系サイディング、金属系サイディングやALCボード…と続きます。

一つ、誤解のないようにお伝えしておきたいのは、定期的メンテナンスをすれば、どの外壁材を選んでも、上記のメンテナンス周期以上の年数、外壁材は長持ちするということ。

とすると気になるのは、「メンテナンスをしたうえで、長持ちする外壁材はどれか…?」かもしれません。しかしながら、メンテナンスをしたうえで、どのぐらいの耐久性を保持できるかは、メンテナンスの頻度や内容、住まいの環境等の要因も大きく影響するため、残念ながら外壁材の種類だけで判断するのは難しいです。

そこで「家の外壁を少しでも長持ちさせたい…」という場合は、上記の「外壁材別のメンテナンス周期の目安」や「各外壁材製品の耐久性等」を踏まえて外壁材を選ぶとともに、定期的なメンテナンスをすることを考えるのが賢明です。
※メンテナンスについて詳しくは、2章を参照ください。

2.外壁を長持ちさせるために!押さえておきたいメンテナンス&点検のこと

外壁材の種類にかかわらず、外壁を少しでも長持ちさせるためには、メンテナンス&点検をする必要があります。

[外壁を長持ちさせるために必要なメンテナンス&点検]
・掃除(2-1)
・定期点検(2-2)
・シーリング補修(2-3)
・塗り替え(2-4)
※詳しくは、下記の各章を参照ください。

2-1.外壁の劣化進行を抑える効果もある「掃除」

掃除

外壁を長持ちさせるのに、定期的な掃除が有効です。
「掃除…?」と意外に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、掃除を“する”のと、“しない”のでは外壁の持ちが変わってくるのです。

そもそも多くの外壁には「塗装」が施してあり、塗装が防汚性、遮熱性、防水性、防カビ性(備わっている性能は外壁によって異なります)などの性能を発揮することで、劣化の進行を抑えています。しかしながら、外壁が汚れる=塗装が汚れると、十分にその性能を発揮できなくなるため、劣化が加速度的に進行してしまうのです。

そこで、有効となるのが掃除です。定期的に掃除をして塗装の汚れを落とせば、塗装がその性能を発揮できる期間が長くなるため、それだけ劣化の進行が抑えられ、外壁は長持ちします。

また、定期的な外壁の掃除には、
・汚れがこびりつく前に簡単に落とせる
・見た目にもキレイな外壁の状態を長く保つことができる
といったメリットもあります。

ちなみに、お住まいの外壁汚れは自身で掃除することも可能です。外壁を傷つけないように、洗車用などの柔らかいモップやブラシを使って掃除をする事をオススメします。近年、家庭用の高圧洗浄機等も手に取りやすい価格で販売されているので、そういった機械を使ってもよいでしょう。

ただし、高所にのぼっての作業が必要な場合は、危険です。プロへ依頼しましょう。
※はしごなどを使って作業をするのは大変危険なので、絶対にやめてください。

プロに依頼した場合の費用相場は下記の通りです。

掃除(高圧洗浄)費用の目安  100~300円/㎡

※足場を組む必要のある場合は、別途、足場費用がかかります。

 

2-2.外壁を長持ちさせたいなら「定期点検」は受けた方がいい

外壁を長持ちさせるためには、外壁の状態を定期的にプロに診てもらう「定期点検」を受けることも重要です。「わざわざ診てもらうなんて面倒…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、受けられる定期点検があれば、必ず受けましょう。

なぜならば、外壁に何等かの劣化や不具合があっても、自身では気づくのが難しいためです。自身では重大な不具合に気づかず、放置してしまうと、場合によっては、本来は持ったはずの期間すら持たず、早々に外壁を取り換えなければならなくなってしまうことも(2-5)。
“本来は持ったはずの期間すら持たなかった…”といった事態にならないように、定期点検は積極的に受けるのが賢明です。

新築の場合、ハウスメーカーなどが定期点検を実施してくれるケースが多いようです。もしくは、塗装工事等をしたことがあれば、多くの塗装業者が定期点検を実施してくれるはずです。

上記、どちらにも該当しない場合は、新たに塗装業者等に「外壁の診断」を依頼するという手もあります。新たに塗装業者等に診断を依頼した場合も、定期点検と同じように、プロが外壁の状態を診てくれます。診断だけなら無料で対応してくれる業者も少なくありません。一度見てもらいましょう。

2-3.外壁を長持ちさせるために「シーリング補修」は必須

外壁を長持ちさせるためには、外壁材と外壁材の間、サッシと窓ガラスの間などに使用されるシーリング(コーキング)の補修は必須です。
※樹脂系サイディング、モルタルの外壁の場合、シーリングを使用していないため、シーリングの補修は不要です。

シーリングは外壁材よりも早々に劣化が進行します。シーリングが劣化すると、劣化箇所から雨水が入り込み、外壁材の木部が腐食してしまうことがあります。また、劣化したシーリング箇所から浸入した雨水は、住まい内部に浸入してしまう可能性も。
こうした事態を引き起こさないためには、シーリングに下記のような劣化症状がみられる場合に、早々に補修を検討することが重要です。

■補修が必要なシーリングの劣化症状

シーリング補修は、約5~10年周期が目安です。

劣化の症状


ひび割れ


破断


剥離

プロに依頼した場合の費用相場は下記の通りです。

シーリングの打ち替え 900~1,500円/m

※足場を組む必要のある場合は、別途、足場費用がかかります。

2-4.定期的に「塗り替え」をすれば外壁は長持ちする

外壁

外壁を長持ちさせるために、定期的な「塗り替え」は絶対に必要です。

外壁は時間の経過とともに、さまざまな劣化症状がみられるようになります。この劣化症状を放置すると、外壁材が早々にダメになってしまうだけでなく、場合によっては、住まいの躯体まで劣化してしまうことも(3章)。

そのため、外壁に劣化症状がみられるようになったら、早めに塗り替えを検討しましょう。外壁材を補修し、塗り替えをすることで、外壁材を長持ちさせることができます。

具体的には、下記のような劣化症状がみられるようになったら塗り替え時期です。

[塗り替えが必要な劣化の症状]

劣化の症状

ひび割れ
0.3mm以上のひび割れ

色あせ
色あせ

チョーキング
チョーキング
(外壁を手で触ると、粉状のものが付着する状態)


塗膜のはがれ

サビ
錆(さび)の発生

カビ、コケ
カビ・苔(こけ)・藻の発生

 

 

2-5.【補足】外壁の劣化が進んでいる場合は「重ね張り」「張り替え」を検討すべし

外壁の劣化が進行してしまっている場合、既存の外壁をメンテナンスによって長持ちさせることは、もはや不可能です。そのため、「重ね張り」もしくは「張り替え」を選択することになります。

具体的には、
・雨水が外壁材の中に浸入してしまっている
・外壁に欠損や反り、割れなどが所々にある
・外壁材の使用年数が30年以上
などの場合、重ね張りもしくは張り替えを行ないます。

■重ね張り

重ね張り
既存の外壁の上に、新しい外壁材を施工する工法


■張り替え

張替え
既存の外壁を取り除き、新しい外壁材を施工する工法

プロに依頼した場合の費用相場は下記の通りです。

重ね張り 150万円~
張り替え 200万円~

 

3.家の寿命を延ばす!?外壁の点検&メンテナンスの重要性

2章にて、外壁を長持ちさせるためには点検・メンテナンスが必要であることをお伝えしてまいりましたが、外壁の点検・メンテナンスは、外壁だけでなく、住まいを長持ちさせることにもつながります。

仮に外壁の点検・メンテナンスをしなければ、外壁の劣化は進み続け、いずれは住まい内部に雨水の浸入を許すようになります。そうなると、住まい内部に入り込んだ雨水によって躯体が腐食するようになります。すると住まいはあっという間に寿命を迎えてしまうでしょう。

住まいの躯体を守るためには、外壁の点検・メンテナンスをすることも重要なのです。

 

まとめ

「家の外壁を少しでも長持ちさせたい」と思っている方に向けて、長持ちする外壁材の種類(1章)、外壁を長持ちさせるために必要なメンテナンス・点検(2章)について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

「家の外壁を少しでも長持ちさせたい…」という場合は、「外壁材別のメンテナンス周期の目安」や「各外壁材製品の耐久性等」を踏まえて外壁材を選ぶとともに、定期的な点検・メンテナンスを受けることをオススメいたします。

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