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【半田市】家を長持ちさせる 外壁塗装の最適な時期とタイミング

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

「マイホームを建ててから早10年・・・外壁って塗り替えが必要と聞いたけど、いつが塗り替えの時期なんだろう?」

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁塗装は適切なタイミングで定期的におこなうことで、大事な家を長持ちさせることができます。

この記事では外壁塗装をおこなう最適な時期・タイミングをわかりやすくご紹介いたします。

1.初めての外壁塗装をおこなうタイミングは10年が目安

外壁塗装

皆さんが外壁塗装を考えるのはどのような時でしょうか?

・家を建てて年数が経過し汚れが気になってきたから
・ご近所の方が塗り替えをおこなっていたから
・親戚の集まりの前に外壁を綺麗にしたいから

・最近外壁塗装の営業がよく来るから・・

・・・様々な理由があるでしょう。

しかし

「外壁の汚れは気になるけど、今すぐ行う必要はないな」と

外壁塗装の必要性をあまり感じていない方も多いと思います。

ここではまず外壁塗装の必要性をお伝えいたします。

1-1.外壁塗装・屋根塗装は築10年が目安

戸建て住宅

日本の住宅平均寿命は約30年で、これはアメリカの住宅平均寿命の3分の1と言われています。

なぜここまでも違うのでしょうか。これは日本の気候に原因があります。

日本は高温多湿であり、元々の日本家屋とは石の上に土台が乗るような構造でした。

しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の風通しが悪くなり、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。

大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。

1-2.築10年目で塗装をすると良い理由

現在、日本の住宅の約80%を占めると言われている、窯業系サイディングボード。

その窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、実は元々防水性能は全くありません。

そのため工場出荷時、表面に塗装をおこない、防水性を持たせていますが、その防水性能も5~7年で切れてしまいます。

その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、

目安として

「築10年で1回目の塗装」

というのが一般的によく言われます。

塗装をするメリットとして次の2つが主に挙げられます。

①建物の美観を保つ

外壁は日々、風雨や紫外線に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。

外壁塗装をすることによって、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。

また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもできるため、今までと気分転換をすることも可能です。

②外壁を保護するため

塗料を塗り、塗膜を作ることで、劣化した外壁を風雨や紫外線などから守ることができます。

定期的なメンテナンスを行なって、建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ります。

お家の築年数が7~10年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。

1-3.外壁の防水性が低下すると構造の劣化につながる

防水性

では防水性が切れると住宅は、どのようになるのでしょうか。

防水性が切れてしまうと、外壁材に直接雨水や紫外線が当たり、外壁材や住まいの構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。

そのまま放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまう恐れもありますので、定期的なメンテナンスが必要となってしまいます。

 

2.外壁塗装をおこなうべき劣化のサイン

定期的なメンテナンスと言っても、外壁がどのような状態になったら塗り替えが必要なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために、外壁塗装をおこなった方が良い外壁の劣化状況をお伝えいたします。

2-1.外壁の色あせ

劣化進行度:低

外壁塗膜に劣化が見られなくとも、外壁が当初より色あせをしている場合は、塗り替えを検討したほうがよいでしょう。外壁の色あせは塗膜劣化が始まっている証拠です。

早急に塗り替えをおこなう必要はありませんが、塗り替えの目安の一つとして覚えていただくとよいですね。

2-2.チョーキング

劣化進行度:中

外壁を触った時に、白い粉が手についたことがないでしょうか?
実はこのことを「チョーキング現象」といいます。これは紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗装の表面が劣化して起こるものなのです。
チョーキング

このチョーキング現象を放置しておくと、外壁のひび割れやカビの発生などにまで発展する恐れがありますので、早めのメンテナンスが必要です。

2-3.塗膜の膨れ・剥離

劣化進行度:高
塗膜の膨れ

外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?実はこれも外壁塗膜の劣化が原因です。塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入しひび割れ等を引き起こす恐れがあります。

2-4.クラック(ひび割れ)

劣化進行度:高

外壁のひび割れのことを「クラック」といいます。

クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。
外壁のヒビ割れ

外壁のひび割れ

クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあります。

 

2-5.シーリング材の塗膜剥がれ・割れ

劣化進行度:高

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。
外壁のひび割れ

シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」をおこない、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。

このように外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。
まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかありますので、劣化進行度が高の劣化が見られる場合には、早急に専門家へ相談をしましょう。

3.外壁塗装に最適な季節~各季節のメリット・デメリット~

ではいよいよ、外壁塗装をおこなうのに一番良い季節をご紹介したいと思います。

外壁塗装の作業環境は一般的に、

気温:5℃以上

湿度:80%以下

といわれており、この条件下であれば年中外壁塗装をおこなうことができます。
ですが、それでは「いつすればいいの!?」と決めかねてしまいますよね。
そこで各季節のメリット・デメリットをご紹介いたします。

季節 メリット デメリット
湿度が低いことから塗料が乾きやすく、工事にはベストな時期 4・5月は不安定な天候が多く、雨が続き作業期間が伸びてしまう事がある
梅雨 雨が降っていなく適切な湿度を守れば、今の塗料なら問題ない 雨の日は工事ができないため、工期が長引く可能性あり
気温が高いため塗料の乾きが早く、塗料の伸びもよいため作業を早く進めることができる 養生をするため窓を開けることができない
空気が乾燥しており気候も穏やかなため、施工がしやすい季節 台風のシーズンとなるため、天候が不安定となり、工期も延びやすくなる
空気が乾燥しているため塗料の定着がよいこと、また養生で窓を閉めたままでも支障がない 日照時間が短いため、他の季節と比べ作業可能な時間が短くなってしまうこと、気温や霜・積雪の影響で工期が延びる恐れあり

このように各季節によってそれぞれメリット・デメリットがあります。

また、季節のメリット・デメリットを考慮した施工以外にも、各ご家庭のライフイベントに合わせての施工も多く、実際に「子供が婚約したので婚約者が家に挨拶にくる前に塗装したい」「お盆や正月に親戚が集まるまでに綺麗にしたい」

という工事の依頼で、7月から8月にかけてや10月頃からの年末完工に合わせた時期は工事が増加する傾向にあります。

 

施工がしやすいと言われる春や秋は、その他の季節と比べ、着工数が多い傾向にあります。

また、お盆・年末年始の親戚の集まりに備えるために、7月や11月の施工が多くなっています。

いつ塗装をおこなうのかは、季節のメリット・デメリット、各ご家庭のライフイベントに合わせて決定するとよいでしょう。

 

4.外壁塗装とリフォームを同じ時期におこなうとお得!?

外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には12万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせ、お家のリフォームをおこなうとよいでしょう。

4-1.屋根塗装

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屋根塗装のみをする際にも、足場の設置は必須となります。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると足場の分だけ高くなってしまいますので、足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。

4-2.太陽光パネルの設置

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近年太陽光パネルを設置するお家も増えてきました。もちろん太陽光パネルを設置する際にも、足場は必要です。また一度太陽光パネルを設置した後に屋根塗装をおこなうとなると、太陽光パネルを外して塗装をしなければなりませんので、太陽光パネル設置を考えられている方は、合わせて外壁・屋根塗装をおこなうとお得になります。

4-3.室内リフォーム

浴室やキッチンの室内リフォームの場合でも、外壁塗装が必要になる場合があります。
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。

 

まとめ

外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わります。

そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、業者に塗装が必要かどうか、外壁の劣化診断をおこなってもらうようにしましょう。

そして、外壁塗装をおこなうことが決まってから、ご家庭のライフイベントや室内リフォームのご予定に合わせ、どの時期に塗装工事をおこなうのか、決定するとよいでしょう。

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【半田市】屋根塗装の高圧洗浄を分かり易く解説  

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

屋根塗装の洗浄について調べている方もいらっしゃるでしょう。そこで「屋根塗装をするのに、洗浄をする必要?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はじめに結論を申し上げると、屋根塗装をする際に洗浄は必要です。厳密にいうと、高圧洗浄機を使っての「高圧洗浄」と呼ばれる工程が行なわれることになります。なぜ屋根塗装をするのに高圧洗浄をする必要があるのかについて、本章で紐解いてまいります。

この記事では、
・屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由
・屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識
・屋根の高圧洗浄にかかる費用
などなど、屋根塗装の高圧洗浄についてプロが徹底解説いたします。屋根塗装の洗浄について調べている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 屋根塗装をする際には「高圧洗浄」が必要

高圧洗浄

1-1ではそもそも高圧洗浄とは何か、1-2では屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由について解説いたします。

1-1.高圧洗浄とは?

そもそも高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用し洗浄をすることです。
屋根塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを落としていきます。

カビやコケなどが発生している場合、水だけの洗浄では再び増殖してしまう可能性があるため、なかには通常の高圧洗浄ではなく、薬剤(バイオ洗浄剤)を使用した「バイオ洗浄」が必要なケースもあります。

[参考]屋根塗装の流れ

▼近隣挨拶
▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置
▼高圧洗浄
▼下地処理
▼養生
▼屋根塗装・下塗り
▼屋根塗装・中塗り&上塗り
▼完了検査
▼足場の解体&完成

 

1-2.屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由

屋根塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、密着不良を起こし、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。

屋根塗装をする前に高圧洗浄を行ない、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装になります。

 

2.屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために!押さえておきたい知識

この章では、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守っていただくために、押さえておきたい知識をまとめてご紹介します。

2-1.高圧洗浄前に漏水・漏電の恐れがある箇所は「養生」をする

養生

高圧洗浄前には養生が行なわれます。養生とは、漏水・漏電の恐れがある箇所に水が入り込まないよう、養生シートなどで覆うことです。

具体的には、下記などの箇所を養生することになります。
・換気口
・天窓
・インターホン
・照明器具
・コンセント ほか
※屋根の洗浄水が飛散しないように、屋根よりも1m以上高い位置に二重に飛散防止シートを張りますが、万が一、洗浄水が飛散した場合に備えて、少しでも濡れる恐れがある箇所は養生を行います。

基本的に、塗装業者が対応してくれるため、「どこを養生すべきか…」といったことを自身で考える必要はありませんが、「絶対に濡らされたくないモノがある」「わかりにくい位置にコンセントがある」といった場合は、事前に塗装業者に伝えておくと安心です。

2-2.トラブルを防ぐために!高圧洗浄前に近隣に伝えておくべきこと

近隣挨拶

高圧洗浄機は水圧が高いため、洗浄水が思った以上に飛散してしまうことがあります。養生をして水が飛散しないように万全の対策をしていても、住まいが密接している場合、もしくは風向きや風の強さによっては、なにかの拍子で近隣にまで洗浄水が飛んでしまうことも。さらに、高圧洗浄機は駆動音がするため、「うるさい…」と感じられる近隣の方もいるかもしれません。

そこで、近隣の方々には洗浄前に、
・いつ洗浄をするのか
・洗浄水が飛散してしまう可能性があること
(洗濯物を干す場所によっては、洗濯物を干すのを控えていただくようにお願いをする必要がある場合も)
・高圧洗浄機の音がするかもしれないこと
などを伝えて、トラブルに発展しないよう、理解を得ておくことが重要です。

また、洗浄水が飛散する可能性がある場合は、近隣の方々の了承を得て、「近隣の住まい」や「近隣の方の車」などにも養生をすることがあります。

こうした近隣の方々への対応は、基本的に塗装業者が行なってくれますが、今後の近隣の方の心証を考えれば、ぜひ自身でもフォローをしておきたいところ。
もちろん高圧洗浄前に近隣へ伺っても問題ありませんが、屋根塗装をする場合、高圧洗浄以外にもご迷惑をおかけすることが多々あるため、一般的に塗装工事がはじまる前に近隣挨拶を行ないます。この、はじまる前の挨拶のタイミングで塗装業者と一緒にお伺いして、高圧洗浄を含め、諸々ご迷惑をおかけすることをお詫びするのが最良でしょう。

2-3.高圧洗浄中は家中の窓やドアを開けることができない

鍵

高圧洗浄時の注意点として必ず頭に入れておいていただきたいのは、高圧洗浄中は窓やドアを開けることができないということです。うっかり開けてしまうと、洗浄水で室内が水浸し…といった大惨事になりかねないため、家族全員がしっかり把握しておく必要があります。

また、高圧洗浄機は水圧が高いため、窓などのカギが閉まっていないと、洗浄中に開いてしまうことがあります。屋根の洗浄は外壁に比べて水圧で窓などが開くリスクは低いものの、万が一ということもあるかもしれません。そのため、屋根の高圧洗浄時にも窓などのカギは閉めましょう。

多くの塗装業者が高圧洗浄をはじめる前に、窓やドアが閉まっているか、窓などのカギがかかっているかをチェックしてくれますが、自身でも念のためよくよく確認しておくとより安心です。

2-4.【補足】高圧洗浄後、「水」が乾くまで次の工程には入れない

時間

たとえば、昼過ぎに高圧洗浄が終了した場合。「あと数時間あるので、できるところまで次の工程を進めて、塗装工事をはやく終わらせてほしい」と思われるかもしれませんが、高圧洗浄後、すぐに次の工程を進めることはできません。なぜならば「水」が乾燥するのを待つ必要があるためです。

場合によっては、一部、対応できる作業もありますが、基本的には、水が乾燥しないうちに次の工程を進めてしまうと施工不良につながる恐れがあるため、高圧洗浄後は乾燥を待つことになります。

 

3.屋根の高圧洗浄にかかる費用相場

費用

屋根塗装時の高圧洗浄にかかる費用相場は、下記の通りです。

【高圧洗浄にかかる費用相場】

高圧洗浄の費用相場:200~300円/㎡
バイオ洗浄の費用相場:500円~800円/㎡

 

※高圧洗浄時、お住まいの水道を利用するのが一般的です。そのため、水道代は家主(施主)が負担することになります。水道代の相場は1,000~2,000円程。バイオ洗浄をした場合は、洗浄剤塗布前・最後の洗い流しの2回洗浄をするため、倍の2,000~4,000円程の水道代がかかる計算となります。
※住まいの大きさや洗浄にかかる時間等によって水道代が上記以上にかかることもあります。

▼もちろん、屋根塗装時にかかるのは高圧洗浄代だけではありません。足場をはじめ、塗料代や高圧洗浄以外の施工費もかかってきます。

 

4.要注意!屋根の高圧洗浄は自身ではできない

危険

もしかすると、「屋根塗装はプロに任せるとして、相応のお金がかかるのならば、洗浄だけでも自身でやろう」などと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、自身で屋根の洗浄をするのは絶対にやめてください。屋根に上がるだけでも危険がともなうのに、水をつかって作業をするとなると、その危険度は相当なものです。足場も設置しない状態で、自身で高圧洗浄をするなど言語道断です。けっして自分で行わないようにしましょう。

「厚生労働省の労働災害統計(平成30年)」によると、建設業における墜落・転落による死傷災害は5,154件、うち死亡災害は136件にものぼります。きちんとした訓練を受け、万全の準備をして臨んでいるプロですら、これだけ墜落・転落の事故が起こっているのです。一般の方の高所作業がどれほど危険かは言わずもがなでしょう。

また、知識のない一般の方が自身で高圧洗浄を行なえば、漏水を引き起こしてしまう可能性もあります。

屋根塗装をする場合は、洗浄も含めて、すべてプロに依頼するようにしましょう。

 

まとめ

屋根塗装の洗浄について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

屋根塗装をする際には、高圧洗浄が行なわれるのが一般的です。高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装につながります。

また、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識も2章にてまとめてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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【半田市】春に外壁塗装する人が多いのはなぜ?

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

まだまだ気温は低い日が続きますが、日差しはしっかり春の気配を伝えてくれるようになりましたね!

「春」に外壁塗装をしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?

実は、春は外壁塗装において最も人気な季節だと言われています。では、なぜ春に外壁塗装をする方が多いのでしょうか?

今回は外壁塗装をいつすべきか悩んでいる方へ向けて、なぜ「春」に外壁塗装をする方が多いのかを詳しく解説いたします。春が外壁塗装において人気の季節と言われている理由から、春に塗装する際のメリットやデメリット、春に外壁塗装をする際のポイントをご紹介していきますので、計画を立てる際の参考にしてください。

1.外壁塗装を春にする人が多いのはなぜ?

3月頃から梅雨前までの春は、最も塗装工事の件数が多い時期のひとつです。では、なぜ春に外壁塗装をする人が多いのでしょうか。

外壁塗装は湿度が85%以上になっている日や気温5℃以下の寒い日、雨や雪が降っている日には、塗料がうまく乾燥せず不具合が生じてしまう恐れがあるため、工事は行なえません。もちろん、その条件さえ守っていればどの季節でも問題なく塗装は行えるのですが、天候不良が続く時期は工期が長引いてしまう可能性が高いのも事実です。そういった背景から、比較的気候が安定しており工事をスムーズに行える春に外壁塗装をする方が多くなっているのです。

また、春になると塗装業者の営業活動が本格的になることも理由として挙げられます。春になるとチラシや広告の出稿量も増え、「塗装シーズン到来」とアピールする業者も多くあります。業界全体の動きが活発になれば当然塗装工事の受注件数も増えますので、春に外壁塗装をする方が多くなるのです。

 

2.春に外壁塗装を行なうメリット

では、春に外壁塗装をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。本章で詳しく解説いたします。

2-1.工事が進みやすく、日常生活への影響が少ない

春

春に外壁塗装をする最大のメリットは、天候が比較的安定しているため工事が予定通りに進行しやすく、日常生活への影響が少ないことです。

塗装工事は「湿度85%以上・気温5℃以下」「降雪・降雨」の場合にはできなくなるため、梅雨時期・天候が崩れやすい夏・台風が発生する秋・降雪の恐れがある冬などには工期が伸びてしまう可能性が高くなります。一方春は他の季節に比べても急に天候が崩れることが少ないため、当初の予定通りに工事を進行できる可能性が高い季節です。

塗装工事中は足場に取り付けられた養生シートで家全体を覆うため、照明を点けなければ薄暗い状態が続きます。さらに工事中はどうしても物音や塗料のニオイなどが生じてしまうため、工事が長引くとストレスに感じてしまう方もいらっしゃいます。一方、春は工事が長引くことなく予定通りに進みやすいため、日常生活への影響が比較的少なくなると言えるでしょう。

2-2.工事中に窓を締めきっていても過ごしやすい

塗装工事中は、塗料がガラスやサッシなどに飛散するのを防ぐために窓を養生テープで塞ぎます。それに加えて家の周囲に立てられた足場にも飛散防止シートがかけられるため、工事が終わるまでは好きなときに換気をすることがでにくくなります。自ずと室内の空気がこもり、蒸し暑くなってしまうこともあります。

とはいえ、春なら換気ができなくても室内温度が極端に上昇することはないため、比較的過ごしやすいと言えます。

※塗装業者によっては、換気できるようにしておきたい窓を指定すれば、養生テープを貼っていても開くように調節してくれる場合があります。工事前の営業担当者との打ち合わせの際などに、一度確認してみましょう。

2-3.普段よりお得に塗装できる可能性がある

外壁塗装に人気な季節である春には、数多くの塗装業者が営業活動に力を入れるようになります。塗装業者同士の競争が激しくなる時期ならではのメリットとして、期間限定のキャンペーンや割引の実施が増えてくることが挙げられます。

普段よりも安く塗装できたり、お得な特典がついてくる場合もありますので、塗装業者のチラシやホームページなどをこまめにチェックしてみることをおすすめします。

 

3.春に外壁塗装を行なうデメリット

春に外壁塗装をするメリットは多いですが、デメリットもいくつか存在します。本章にて、代表的なものを紹介させていただきます。

3-1.希望通りの日程で工事できない可能性もある

春は一年の中で最も塗装工事の件数が多い時期のひとつなので、当然のことながら塗装業者も繁忙期を迎えます。同時に何件もの現場を動かすような状態が常で、契約したとしても工期の順番待ちが発生してしまう可能性があります。もちろん依頼する業者の状況次第ではありますが、早めに依頼しなければ希望通りの日程で工事することは難しくなるかもしれません。

3-2.春雨前線の影響で工事が長引いてしまうことがある

雨

春は基本的に気候が安定しているため、いつでも問題なく塗装することができる季節です。ただ、3月中旬から4月上旬ごろには春雨前線と呼ばれる停滞前線が発生し、雨が降り続ける事があります。その期間には例外的に塗装工事がストップしてしまうことを留意されてください。

とはいえ、春雨前線が発生するのは数日間程度にとどまるため、梅雨前線や秋雨前線のように長期間雨が降り続けることはありません。

 

4.春に外壁塗装をする際のポイント

ここまでの章で、春に外壁塗装を行なうメリットとデメリットを紹介してきました。それでは、実際に春に外壁塗装をすると決めた場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。ここでは、春に外壁塗装をする前に押さえておきたいポイントを2つご紹介します。

4-1.声をかけてくる業者が増えるため、慎重に業者選びをする

春は塗装業界にとって最大のかき入れ時です。チラシや広告の出稿量が増えて消費者の目に留まる機会が増えてくるというだけでなく、訪問販売業者の動きも活発になってきます。業者によっては営業マンにきついノルマを課しているところもあるため、忙しさから契約後の対応が雑になってしまったり、売上を増やすためにまだ不必要な工事まで勧めてくる場合があります。

中には未だに悪質な訪問販売業者も存在しており、「不当に高額な料金を請求されてしまう」「手抜き工事をされてしまう」などの事態まで発生しています。

また、悪徳業者ではなかったとしても、塗装工事は職人の腕や知識によって仕上がりの質が大きく左右されてしまうことも考えておかなければなりません。塗料ごとの特徴や住まいの劣化状況を見極めて適切な方法で塗装しなければ、後々に不具合が生じてしまう場合があります。声をかけてくる業者が増える春だからこそ、業者選びは慎重に行ないましょう。

 

4-2.希望の日程で工事したい場合は早めに動き始める

塗装業者と契約するまでにはまず、「目ぼしい業者を何社かピックアップする」「住まいを診断してもらった上で見積もりを見せてもらう」「どの業者に依頼するか決める」というフローに沿って進める必要があります。しかし春は塗装工事の数が増えてくるため、信頼できる業者ほど忙しくなります。スケジュールが埋まっていると打ち合わせの時間を確保することが難しくなる上、診断報告書や見積もりといった資料作成にも通常より時間を要してしまいます。その結果、最初に問い合わせてから契約するまで時間がかかってしまう可能性があります。

また春は実際に塗装工事をする職人のスケジュールも埋まっているため、場合によっては順番待ちが長引き、工事が夏頃までずれ込んでしまうこともあります。春に契約した場合は、希望の日程で工事するのが難しくなる可能性があることも考慮されてください。

もし春のうちに工事を終わらせてしまいたい場合は、早めに業者選びを進め、繁忙期が来る前には契約および工事日程の決定を済ませておくことをおすすめします。

 

5.【補足】春以外の季節に外壁塗装をするのはどうなの?

ここまでの内容で、春は塗装工事で人気のシーズンだと紹介してきました。それでは、春以外の季節に外壁塗装をすることはできないのでしょうか。

結論から言えば、外壁塗装は「湿度85%以上、気温5℃以下」「降雪・降雨」のとき以外は問題なく行なえます。そのため愛知県では基本的には「塗装ができない季節」というものはありません。ただ、気温が5℃以下になることが多い時期や、雨が長期間降り続ける梅雨時期などは工事が長引く可能性が高くなるので注意が必要です。

参考までに、春以外の季節に外壁塗装を行なう場合のメリット・デメリットをまとめました。ぜひご参考にされてください。

季節 メリット デメリット
梅雨 ・閑散期なので、お得なキャンペーンが受けられる可能性がある。 ・雨の日は塗料が流されてしまい工事ができないため、工期が長引く可能性が高い。
・塗料が乾きやすいため工事が早く終わり、住まいが足場に覆われる期間が短くなる。・人気時期ではないため希望のスケジュールで工事できる可能性が高い。 ・夕立が降ると工事が中断してしまう。・多くの業者が休みになるお盆が重なると、工期が長引いてしまう。
・比較的気候が穏やかで、空気も乾燥しているため、春と同じくらい塗装工事がしやすい。 ・台風が直撃すると工事ができないため、工期が長引く可能性がある。
・そもそも窓を締め切っている季節であるため、養生テープを窓に貼っていても日常生活への影響が少ない。 ・日照時間が短いため、他の季節よりも作業可能な時間が短くなってしまう。・気温が5℃を下回ったり、雪や霜が降ると工事ができなくなるため、工期が長引く可能性が高い。

・年末年始には塗装業者も休みに入るため、工事が中断する。

それぞれの季節に外壁塗装をする場合のポイントは、こちらの記事にもまとめられています。ぜひご参考にされてください。

 

 

まとめ

本記事では、外壁塗装を春にするかどうか迷っている方へ向けて、「なぜ春に外壁塗装をする方が多いのか」「春に外壁塗装をするメリット・デメリットはあるのか」「春に外壁塗装をする場合はどんなことに注意すべきか」などの情報について詳しく解説してきました。

春は外壁塗装に人気の季節です。様々な塗装業者の動きが活発になり、業界全体が繁忙期を迎えます。満足のいく塗装工事をするためには、早めに計画を立て、数多く存在する業者の中から信頼できるところを慎重に選ぶ必要があります。ぜひ、本記事で紹介したポイントを参考にされてください。

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