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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁の塗り替えは必要!?「塗り替えの必要性と時期」について

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

ついに5月突入!そしてGWですね
お出かけされるみなさま、事故やケガなどないよう
楽しんで過ごしてくださいね!!

さて、今日は基本中の基本☆ 外壁塗装のお話です

 

戸建て住宅を購入した時は、外壁や屋根を塗り替えることについて考えもしなかった、知らなかったという方が、ほとんどではないでしょうか。
しかし、戸建て住宅を購入して何年か経過してくると、外壁の汚れが気になってきたり、セールスマンから「外壁が劣化しているので塗り替えする時期ですよ」と指摘を受けたり、同じ時期に建った近所が塗り替えをはじめたりして、塗り替えのことを意識しはじめる方もいると思います。
しかし、塗り替えのことは専門的な内容が多いため、分かりにくいことも多いです。

そこで、今回の記事では、「外壁 塗り替え」について、基本的なことをご紹介させていただきます。

1.外壁の塗り換えが必要な理由

外壁の塗り替えは新築時から約10年程度で塗り替えする方が多く見受けられます。
それは、約10年程度で外壁の汚れなどが目についてくるからです。一般的に塗り替えは、汚れた外壁などの見た目をキレイにする美観の目的として知られています。
しかし、塗り替えをする目的には、他にも重要なことがあるのです。まず、建物(戸建て住宅)の劣化のメカニズムをご紹介したあとに、美観以外の塗り替えの重要な目的をご紹介します。

1-1. 建物の劣化のメカニズム

戸建て住宅(建物)の外壁に使用される外壁材は、製造時に表面へ塗装がされています。
正確には、塗料を塗装することで生成される塗膜が、外壁材表面にはあります。その塗膜(塗料)は耐久年数があり、塗装した時から経年で劣化していきます。

塗料は、樹脂・顔料・添加剤で形成されています。
塗料を塗装してできる塗膜は、建物の一番外側にあるため、太陽光や雨などに日々さらされています。
長年、太陽光や雨水などにさらされることで、塗料に含まれる顔料が塗膜から外に出てしまいます。
すると、外壁(塗膜表面)に汚れなどが付きやすくなるのです。

建物劣化メカニズム

1-2. 塗り換えの目的

塗膜(塗装)が経年劣化してしまうと、外壁に汚れが付きやすくなる他にも建物への影響がでてきます。
太陽光や雨水などの自然環境から外壁材を守っていた塗膜が役割を果たせなくなると、外壁材が太陽光や雨水などに日々さらされることになるため、今度は外壁材が劣化していきます。

外壁材がひび割れるなどの劣化が起こり、その結果、ひび割れなどから建物内に雨水や湿気などが浸入してしまいます。
雨水や湿気が建物内に浸入してしまうと、外壁材全体の劣化進行が早まるだけでなく、大切な住まいを支えている柱なども劣化してしまいます。

建物の外壁や柱などの劣化が進んでしまうと、場合によっては、少しの地震によって建物が倒壊する可能性もあります。
だからこそ、塗膜が大切な住まい(建物)を守っていると言われ、塗膜が劣化したら塗り替えが必要になるのです。

塗り替えの目的は、「見た目を美しくする美観」の他に、「建物の保護」という重要な目的があります。
他にも塗り替えの目的には、「遮熱など快適に過ごすための機能性向上」の目的もあります。(塗り替えでの機能性向上は、塗装する塗料によって異なります)

coating

2.外壁の状態で分かる「塗り替えの目安」

外壁の塗り替えは、一般的に新築時から約10年程度が目安となっていますが、建物に使われている外壁材や建っている環境などによって、塗り替える時期は異なってきます。
では、塗り替えする目安は他にはないのか。。。
塗り替えの目安は、外壁の劣化状況を確認することで判断することもできます。ここでは、塗り替えの目安となる外壁の劣化状態(症状)をご紹介します。

 外壁の色あせ 新築時からの外壁の色から色あせをしている場合は塗り替えを検討した方がいいでしょう。特に日の当たる南面と西面は色あせがしやすいです。 image0013
 チョーキング  外壁を手で触って時に、白い粉が手に付いた時は、塗り替えのサインです。 choking-300x225
 塗膜の剥がれ・膨れ  外壁をよく見ると、塗膜の剥がれや膨れた部分がある場合があります。これは、塗膜が劣化しているため。塗り替えが必要です。 image0053
 ひび割れ  外壁のひび割れには、幅が0.3㎜以下のヘアークラックと0.3㎜以上の構造クラックがあります。構造クラックの場合は、早期に塗り替えをする必要があります。 image0071
 シーリングの割れ  外壁材と外壁材の継ぎ目や窓サッシ回りにあるゴムをシーリングと言います。このシーリングにヒビがある場合は、塗り替えのサインです。 image014

 

3.塗り替え前に必要なことは建物診断

塗り替えをするためには、塗り替えをする前に、外壁や屋根などの現状を知ることが必要になります。
塗り替えが必要なのか、塗り替えだけでなく劣化状況によっては住まいを守るためには補修なども必要になってくるからです。
もちろん、外壁や屋根の劣化状況によっては塗り替えする費用も変わってきます。
そのため、塗り替えをする前に必要になってくることが、建物診断です。
建物診断は基本的に業者へ問合せをすると実施してくれます。
なぜなら、塗り替えの見積もりを出すためには、建物診断をしなければ、見積もりを出せないからです。

塗り替えする前には、必ず業者に細かな建物診断をしてもらいましょう。
※建物診断は必ず業者へ依頼してください。屋根に上がって自分ですることは危険です。また、建物診断にも専門的な知識が必要なため、業者へ依頼してください。

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塗り替えするために、しっかりとした建物診断を業者にしてもらった後は、業者に診断結果を報告してもらいます。
その後、塗り替えの提案と見積もりをしてもらい、どの塗料で塗り替えするのか、塗り替え費用は予算内で納まるのかを検討し決定後に、塗り替えを業者へ依頼します。

プロタイムズ半田店でも無料で建物診断を実施しております。
お気軽にお問い合わせください!

4.塗り替えの費用は80~150万円程度

一般的に塗り替え費用は、住まいの大きさによって費用は変わってきます。
住まいの大きさにより、塗り替えする外壁や屋根の面積が変わってくるからです。
また、塗り替えに使う塗料の種類によっても費用は変わってきます。(塗料の種類については「5.塗料(種類と選び方)」でご紹介します)

塗り替えの費用は、材料費と工事費から構成され、材料費は塗料や養生の費用、工事費は足場や補修の費用、人件費などになります。一般的な戸建て住宅(2階建て、塗り面積200㎡程度)で、屋根と外壁を塗り替えした場合は、80~150万円程度の費用がかかります。

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5.塗料の種類と選び方

外壁や屋根の塗り替えには塗料を使用しますが、塗料にはいろんな種類があります。
現在、塗料メーカーは数多く存在し、塗料の種類は数千種類にも及びます。
当然、各塗料メーカーが販売している塗料には、各種の特徴があります。「耐久年数が長い塗料」や「遮熱効果がある塗料」、「価格が安い塗料」など、様々な塗料があります。

塗料の種類  ウレタン塗料  シリコン塗料  ピュアアクリル塗料  フッ素塗料  無機塗料
 特徴  低価格の塗料として約10年間によく使われていた塗料。 価格と塗料性能のバランスが取れている塗料。色のバリエーションが多い。  高弾性を有し防水性に優れ、また耐久性も高いた塗料。  長期間に渡り変退色、艶ひけがなく、耐久性の高い塗料。 汚れ防止に強く、耐久性も高く、美観を長持ちできる塗料。
 耐久年数  約5~7年  約7~10年  約15年~  約15年~  約15年~

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塗料にはいろいろな塗料がありますが、外壁や屋根に使用されている建材や外壁や屋根の劣化状況によって、使える塗料は決まってきます。
一般的には、建物診断をした業者が劣化状況や建物状況などにより、推奨の何種類かの塗料提案とその見積もりを出してくれます。
その中から、塗り替えに求める内容と塗り替えする予算で、塗料を選んでいきます。

【塗料選びのポイント】

□ 塗り替えの耐久年数をどうするか

→ 耐久年数が短い塗料は費用も安く抑えられます。ただし、長い目で見ると塗り替え回数が多くなります。

□ ライフスタイルや環境に合った塗料機能か

→ 塗り替えは外壁をキレイにするだけではありません。夏の室内温度が気になる場合は遮熱機能のある塗料、湿気の安い環境に建っている場合は防カビ機能のある塗料なども考えて塗料を選びましょう。

□ 塗料メーカーの製品保証はあるのか?

→ 塗り替えは、塗り替えが完成したら終わりではなく、選んだ塗料が長く持たなければ意味がありません。塗料メーカーの製品保証が重要になります。

6.塗り替えは業者で決まる!

いくら良い塗料を選んだとしても、安心の塗り替えができるとは限りません。
akutoku-285x214塗り替えは選んだ塗料を正しく塗装しなければ、選んだ塗料の耐久年数や機能を十分に発揮させることができないからです。
塗料を塗装する業者が重要なポイントとなってきます。業者によっては、塗装や塗料の専門的な正しい知識がないまま経験だけで塗装工事をする業者や手塗り工事をする業者なども少なからず存在します。選んだ業者によっては、塗り替え完成時は、キレイな仕上がりになっていても、塗り替え完成後に2~3年程度で塗装がボロボロと剥がれてきたなどのケースもあるようです。安心の外壁塗り替えをするためには、業者選びにも気をつけましょう。

 

まとめ

外壁の塗り替えは、大切な住まいを守り、安心して長く暮らすためには、必ずしないといけないメンテナンスです。
ただし、塗り替えは専門的な知識が必要で、私たちには全てを把握することは難しく、業者に頼らなければいけないことが多いですが、選ぶ業者によっては、後悔する塗り替えになってしまうこともあります。
地域によっては、塗装業者が開催している無料の勉強会などもありますので、参加し基本的な塗装知識を持って、塗り替えを検討してみてください。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁コーキングがひび割れ!?放置するリスク&補修費用まで解説!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

築15年以上のお客様宅へ外装劣化診断に伺うと
必ずと言っていいほど劣化している【シーリング】!

家の外壁を見た時にコーキング(シーリング)にひび割れが発生していたことはありませんか?外壁のコーキングのひび割れ(メイン)

もし外壁のコーキングがひび割れている場合には、早々に補修が必要です。
仮に補修をせずに放置すれば、コーキングの状態がさらに悪くなるだけでなく、外壁材が早々にダメになる、雨漏りが発生するなどのリスクが生じます。

そこで、この記事では、
・外壁のコーキング(シーリング)がひび割れる原因
・外壁のコーキング(シーリング)のひび割れを放置すると生じるリスク
・外壁のコーキング(シーリング)のひび割れを補修する方法&補修にかかる費用
など、「家の外壁のコーキングがひび割れている…!」という人が気になる情報をまとめて解説します。

※「コーキング=シーリング」です。外壁のコーキング箇所を「コーキング目地」「目地」と呼ぶこともあります。以降、「シーリング」のことは「コーキング」で統一します。

1.外壁のコーキングのひび割れの具体例と原因

外壁のコーキングはひび割れることがあります。

この章では、
・外壁のコーキングには、どんなひび割れが生じるのか(1-1)
・なぜ外壁のコーキングにひび割れが生じるのか(1-2)
についてプロが徹底解説します。

1-1.写真で見る外壁のコーキングのひび割れ

下記は、外壁のコーキングに生じたひび割れの一例です。
コーキングのひび割れ事例1

コーキングのひび割れ事例2

コーキングのひび割れ事例3
※コーキングのひび割れは、「切れ」「破断」などと呼ばれることもあります。
※上記写真を参考に家の外壁のコーキングをチェックしても、「ひび割れているかどうかわからない…」といった場合には、プロに診てもらうのがオススメです(詳細は2-2を参照)。

注意!これはコーキングのひび割れではありません
塗膜のひび割れの様子
これは「塗膜(塗装後にできる塗料の膜)のひび割れ」です。コーキングのひび割れではありません。コーキングの上に塗装をしている場合に(※)、上記写真のような塗膜のひび割れが生じることがあります。
※コーキングの上に塗装をしている場合と、コーキングの下に塗装をしている場合とがあります。詳しくは下記記事を参照ください。

※外壁のコーキングには、ひび割れ以外にも、「肉やせ」「剥離」などの傷みや不具合が生じることもあります。

コーキングが剥離した様子
コーキングの剥離

—————————————————————–[参考]コーキングが使用されている外壁箇所

外壁のどこにコーキングが使用されているかは、各住宅によって異なります

●外壁材と外壁材の継ぎ目(外壁材がサイディング/ALCの場合)
外壁材がサイディング(窯業系サイディング、金属サイディング)やALCの場合には、外壁材と外壁材の継ぎ目にコーキングが使用されています。

●窓やドアなどと外壁の接合部分
外壁の接合部分
窓(サッシ)やドア・インターフォン・換気口などと、外壁の接合部分には、コーキングが使用されています。
———————————————————————

1-2.外壁のコーキングがひび割れる2つの原因

外壁のコーキングにひび割れが生じるのには、下記2つの原因があります。

●原因① コーキングの経年劣化

コーキングは時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。そしてある程度、劣化が進行すると、劣化症状としてひび割れがみられるようになります。
コーキングを施工してから数年後にひび割れが生じた場合には、経年劣化が原因である可能性が高いです。

外壁のコーキングのひび割れのほとんどは、この経年劣化が原因です。

※コーキング材はゴム状の材料でできていますが、劣化が進行すると、硬化します(硬くなります)。劣化が進行して硬くなったコーキング材に、振動(車や電車が通過するときに生じる振動、地震による振動など)が加わることでひび割れが生じることもあります。

●原因② コーキングの施工不良

コーキングの施工不良(コーキング施工時の何らかの不備)が原因で、ひび割れが生じることもあります。

コーキングの施工後すぐ、数ヶ月~1年以内くらいでコーキングがひび割れた場合には、施工不良が原因である可能性があります。
※コーキングを施工してから数年後にひび割れが生じた場合には、ほぼ経年劣化が原因です。施工をしてから数年後に施工不良が原因でコーキングがひび割れることは、まずありません。

例)コーキングのひび割れを引き起こす施工不良
・施工する(充填する)コーキング材の量不足
・コーキング材の選定ミス(外壁材と相性の良くないコーキング材を使用)
※上記以外の施工不良が原因で、コーキングのひび割れが生じることもあります。

2.外壁のコーキングのひび割れは早々に補修が必要!

外壁のコーキングにひび割れがある場合には、早々に補修を検討しましょう。
その理由について、詳しく解説します。

2-1.補修せずに放置すると、雨漏りが発生する!?

仮に外壁のひび割れたコーキングを補修せずに放置すると、どうなるかというと…
コーキングの状態は悪くなる一方です。

そして、外壁のコーキングのひび割れ箇所からは雨水が浸入し続けるため、少しずつ外壁材にも雨水が浸み込むようになります。雨水の浸み込んだ外壁材は腐食が進むなどして、早々にダメになる可能性があります。

さらに、外壁のコーキングのひび割れ箇所から浸入した雨水が家の内部にまで入り込むようになると、カビやシロアリ、雨漏りなどを発生させてしまうリスクも。
カビやシロアリ、雨漏りなどによって家の躯体に甚大なダメージが及ぶようなことになれば、家は耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことも十分に考えられるのです。

こうした事態を防ぐためには、外壁のコーキングのひび割れは早々に補修をして、雨水を外壁材や家の内部に浸入させないことが重要なのです。

(経年劣化が原因で外壁のコーキングがひび割れている場合)
外壁のコーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施するのがオススメ!

外壁の塗装作業の様子

多くの場合、外壁のコーキングが経年劣化でひび割れるのと同じくらいのタイミングで、外壁も塗装が必要な時期を迎えます。そのため、経年劣化が原因でコーキングにひび割れが生じている場合は、コーキングのひび割れ補修と外壁塗装をいっしょに実施するのがオススメです。

コーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施するメリットは2つあります。

▼「コーキングのひび割れ補修」と「外壁塗装」をいっしょに実施するメリット

◎手間や時間が省ける
いっしょに実施すれば、業者を探したり、業者とやりとりをしたり(見積りの依頼・工事内容の相談など)する手間や時間が、(別々に実施する場合と比べて)単純計算でおおよそ半分になります。
また、工事が1回ですむため、工事に対応する手間や時間が省けるというメリットも。
※コーキングのひび割れ補修工事も外壁塗装工事も、塗装業者に依頼することが可能です。

◎費用を抑えられる
なぜ費用を抑えられるのかというと、コーキングのひび割れ補修と外壁塗装をいっしょに実施すれば、別々に実施すると2回分かかる足場費用が1回分で済むためです。
※コーキングのひび割れ補修工事でも、外壁塗装工事でも、足場を設置する必要があります(経年劣化が原因でひび割れが生じている場合には、まず間違いなく高所のコーキング補修も必要となるため、足場の設置が必要です)。

2-2.「補修が必要?」と迷う場合にはプロに診てもらうのも一つの手

診断の説明をする様子

家の外壁のコーキングにひび割れを見つけたものの、

「すぐに補修が必要?」
「我が家のコーキングは、補修が必要なほど深刻な状態なのか?」
「部分的なひび割れでも、補修すべき?」

など補修の必要性について疑問がある場合には、ひとまずコーキングの状態をプロに診てもらうのも一つの手です。

1-1でお伝えした通り、「コーキングがひび割れているかどうかわからない…」という場合にも、プロに診てもらうのが良いでしょう。

プロに診てもらえば、
・コーキングのひび割れの進行具合
・コーキング補修の必要有無
などが、わかります。

さらに、
・コーキングの補修にかかる費用額(見積額)
・コーキング補修以外に必要な補修内容
(※外壁材にも傷みがある場合、雨漏りなどが発生している場合などは、+αの補修が必要となることもあります)
なども教えてもらえるため、より現実的にコーキング補修を検討できるはずです。

診断を受けたからといって、必ずしもコーキング補修や外壁塗装をしなければならないということはありません。気になることや不安に思うことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

3.外壁のコーキングのひび割れ|補修方法&補修費用

この章では、コーキングのひび割れの
・補修方法(3-1)
・補修費用(3-2)
について、詳しく解説いたします。

3-1.コーキングのひび割れを補修する方法

コーキング作業(イラスト)

外壁のコーキングのひび割れを補修する方法は、下記2つあります。

●コーキングの打ち替え
ひび割れの生じているコーキングを取り除いて、新しくコーキングを充填(施工)する

●コーキングの増し打ち
ひび割れの生じているコーキングの上から、新しいコーキングを充填(施工)する

 

※基本的にコーキングのひび割れは「コーキングの打ち替え」で補修をします。ただし、外壁材の種類・コーキングが使用されている箇所などによっては、「コーキングの増し打ち」で補修をすることもあります。

3-2.コーキングのひび割れ補修にかかる費用相場

外壁のコーキングのひび割れ補修にかかる費用相場は下記の通りです。
※下記、業者に依頼した場合にかかる費用相場です。

■コーキングの補修にかかる費用相場

コーキングの打ち替え 900~1,500円/m
コーキングの増し打ち 500~1,000円/m

※足場を組む必要のある場合には、別途、足場費用がかかります。

コーキングのひび割れ補修と、外壁塗装をいっしょに実施する場合には、上記とあわせて外壁塗装費がかかります。

3-3.外壁のコーキングのひび割れ補修は専門業者に依頼すべし

もしかすると、外壁のコーキングのひび割れを「自身で補修しよう」と考えている人もいるかもしれませんが、専門業者に依頼することをオススメします。
なぜならば、コーキングの補修には専門的な知識が必要で、かつ高所作業には危険が伴うためです。

[外壁のコーキング補修を専門業者に依頼すべき理由]

●専門的な知識が必要なため
たとえば、
・外壁等と相性の良いコーキング材を選ぶ
・決められた手順通りにコーキングを施工する
など、コーキングのひび割れ補修をするためには、専門的な知識が多々必要となります。
仮に、コーキング材を選び間違ったり、施工内容を誤ったりと、不十分な知識で間違ったことをすれば早々に不具合が生じる可能性も十分にあります。

●高所作業は危険が伴うため
高所のコーキングのひび割れ補修をするためには、当然、高所で作業をしなければなりません。高所での作業は、墜落・転落のおそれがあり大変危険です。脚立にのぼって作業をするなど、もってのほか。絶対にやめてください。
※コーキングのある箇所は地面から届く範囲だけではありません。1-1でお伝えした通り、住宅によって外壁のどこにコーキングが使用されているかは異なりますが、多くの住宅が高所にもコーキングがあります。

以上を踏まえたうえで、それでも、「どうしても自身でコーキングの補修がしたい…」という場合、以下のチェックポイントの両方にあてはまるならば、自身での補修を検討してみても良いかもしれません。
☑補修が必要なコーキング箇所が部分的
☑コーキングの補修箇所が地面から届く範囲にある
上記1つでもあてはまらない場合には、プロに依頼をすることをオススメします。

3-4.[参考]コーキングのひび割れ補修|「打ち替え」の工事手順

外壁のコーキングのひび割れ補修方法「コーキングの打ち替え」の工事手順について、詳しくご紹介します。

プロにお任せする場合には、細かい内容まで把握しておく必要はありません。安心して工事が見守れるように、ざっくりと、どんな工事内容なのかを知るための参考情報としてご活用ください。

●コーキングの打ち替え|道具
・コーキング材
・コーキング材専用プライマー
・バックアップ材 or ボンドブレーカー
・コーキングガン
・ヘラ
・刷毛
・カッター
・マスキングテープ ほか

●コーキングの打ち替え|工事手順(工事の流れ)

コーキングを取り除く様子 ▼既存のコーキングを取り除く
既存のコーキングにカッターで切り込みを入れて、取り除きます。
バックアップ材またはボンドブレーカーの施工の様子 ▼バックアップ材 or ボンドブレーカーを施工
バックアップ材 or ボンドブレーカーを、コーキングの施工箇所につけていきます。
外壁にマスキングテープを貼る様子 ▼外壁にマスキングテープを貼る
コーキング材などが外壁につかないように、コーキングを施工する箇所をはさんで両側に、マスキングテープを貼ります。
▼コーキング材専用プライマーを塗布
コーキング材専用プライマーを刷毛で塗布します。
コーキング材を充填(施工)する様子 ▼コーキング材を充填(施工)
コーキングガンを使って、コーキング材を充填(施工)します。
コーキング材を平滑にする様子 ▼コーキング材を平滑にする
ヘラでコーキング材を押し込むなどして、コーキング材の表面を平滑にします。▼マスキングテープをはがす
コーキング材が硬化する前にマスキングテープをはがします。
完成!

まとめ

家の外壁のコーキングのひび割れについて、発生原因や放置するリスク、補修の方法や費用まで解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

改めて、外壁のコーキングがひび割れている場合には、早々に補修をご検討ください。

そして、正しい補修を行うためにも、まずはコーキングの状態と、コーキング補修の必要有無・補修の必要な時期などをプロに診断してもらい、補修が必要という診断結果が出た場合には、コーキングの補修工事も併せてプロに依頼することをオススメします。

コーキングのひび割れはあなたへのSOSのサインかもしれません。適切なメンテナンスを行い、家を少しでも長く良い状態に保つことで快適な生活を送りましょう。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  屋根塗装と同時にしたい棟板金のメンテナンス!方法&費用も紹介

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

ついに完全に春がやってきましたね
私は花粉症がひどく、ティッシュとお友達の毎日です・・・
日中はぽかぽかで暑いくらいですが
朝や夜はまだ冷える日もあるのでお気を付けください!

さて、今日は『屋根』のお話です☆

「棟板金はメンテナンスが必要?」
「屋根塗装をする時に、棟板金のメンテナンスもすべき?」

などの疑問をお持ちの方も多いのでは。

棟板金は、スレート屋根や金属屋根の頂部分に設置されている金属製の建材のことです。

棟板金は時間の経過とともに、少しずつ劣化していきます。
劣化が大きく進行すると、
・雨漏り
・棟板金が外れ、落下する
などのリスクが生じます。
こうしたリスクを防ぐためには、劣化が大きく進行する前に棟板金をメンテナンスする必要があります。
棟板金のメンテナンスは屋根塗装と同時にするのがオススメです。
このあたり詳しくは、下記2章で解説しています。

さらに、この記事では、
・棟板金のメンテナンス方法&メンテナンスにかかる費用相場
・棟板金のメンテナンスに関するよくあるQ&A
などについてもご紹介します。

棟板金のメンテナンスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.棟板金とは?屋根のどの部分?

棟板金

棟板金は、屋根の頂部分に設置されている金属製の建材のことです。
屋根の一部のようにも見えますが、棟板金は屋根とは別の建材です。

一般的に、棟板金は、
・スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板)
などの屋根に設置されています。

※すべての屋根に棟板金が設置されているわけではありません。棟板金が設置されていない屋根もあります。

棟板金には、屋根の頂部分から雨水が浸入するのを防ぐ役割があります。

 

2.屋根塗装とあわせて“棟板金”のメンテナンスも検討すべし

2-1.棟板金のメンテナンスをせずに放置すると、どうなる?

棟板金は時間の経過とともに劣化が進行し、下記のような劣化症状がみられるようになります。

色あせ サビ
釘のゆるみ・釘の飛び出し 釘の抜け

棟板金は、こうした劣化症状がみられるタイミングでメンテナンスをする必要があります。

メンテナンスをせずに劣化症状を放置し続けると、劣化箇所から雨水が浸入するリスクが生じます。

劣化箇所から雨水が浸入し続ければ、
・貫板(ぬきいた)の腐食 ※貫板が木材の場合
・雨漏り
などを引き起こす可能性も。

棟板金 腐食
貫板の腐食 ※貫板が木材の場合
※棟板金や貫板の下には防水シート(ルーフィング)があるため、劣化箇所から雨水が浸入してすぐに雨漏りが発生することはありません。しかしながら、雨水が浸み込み続けると、防水シートの劣化が促進され、雨漏りにつながる可能性があります。

さらに劣化が進行すると、棟板金が外れ、屋根から落下するリスクも生じます。
※強風時・暴風時には劣化した棟板金が風にあおられるなどして、より落下しやすくなります。


釘が抜け、外れかけている棟板金

落下した棟板金のあたりどころによっては、
・外壁・車などが傷つく
・窓ガラスが割れる
などの被害が生じることも。

隣近所との距離が近い場合は、隣近所で上記の被害が生じることも考えられます。

また、最悪の場合には、落下した棟板金が人にあたってしまうリスクがあることも押さえておく必要があるでしょう。

2-2.棟板金のメンテナンスは屋根塗装と同時にするのがオススメ

多くの場合、屋根塗装が必要なタイミングには、棟板金もメンテナンスが必要なタイミングを迎えています。

また、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、様々なメリットもあります。

そのため、基本的には、屋根塗装をするタイミングで、棟板金のメンテナンスもするのがオススメです。

屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、どんなメリットが?

☑屋根全体がキレイになる
屋根塗装だけして、棟板金のメンテナンスをしなかった場合、屋根がキレイになった分だけ、棟板金の汚れや傷みが悪目立ちすることに。
屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすると、屋根も棟板金もキレイになるため、屋根全体がキレイになります。
※棟板金を部分補修だけでメンテナンスした場合を除く。

☑時間や手間がはぶける
屋根塗装と同時に棟板金のメンテナンスもしてしまえば、改めて棟板金のメンテナンスについて検討する必要はなくなります。時間や手間がはぶけるのは、大きなメリットでしょう。

棟板金のメンテナンスだけのために、業者を探し、見積りを依頼し、工事の日程を調整…といった一連のことができるのかというと、なかなか難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
「棟板金のメンテナンスを後回しにしてしまって、大変なことになってしまった…」といったことにならないためにも、屋根塗装をするタイミングで、棟板金のメンテナンスもするのが賢明です。

☑「屋根塗装+棟板金のメンテナンス」にかかるトータル費用を抑えられる
屋根塗装と棟板金のメンテナンスを別々にする場合には、それぞれに足場の設置費用がかかります。しかしながら、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にすれば、足場の設置費用が1回分(別々にする場合の半分)ですみます。
※屋根塗装をする時にも、棟板金のメンテナンスをする時にも、足場を設置する必要があります。
※足場設置には相応の費用がかかるため、1回分の足場の設置費用だけでも、大きな費用削減になります。

3.棟板金にはどんなメンテナンスが必要?メンテナンス方法&費用まとめ

3-1.「部分補修+塗装」でメンテナンスする場合が多い

棟板金は、多くの場合、部分補修と塗装でメンテナンスをします。
※工事の順番は、部分補修をした後で、塗装をするのが一般的です。

◎部分補修
・釘の打ち直し
・シーリング補修 ほか

◎塗装
下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順番で、棟板金を塗装します。
※サビが生じている場合には、塗装をする前にサビを除去します。
※棟板金の下塗り塗料には、基本的に「防錆材」「錆止め塗料」などを使用します。

棟板金の「部分補修+塗装」にかかる費用相場
(※足場費用含まず)
4.5万円~15万円

※上記はあくまで費用相場です。棟板金の大きさや数・部分補修の内容・選ぶ塗料製品・依頼する業者などによって、費用は大きく異なります。実際の費用が上記の費用相場と大きく異なることもあります。
※上記は「棟板金の部分補修+塗装」にかかる費用相場です。屋根塗装の費用は含まれていません。

3-2.部分補修+塗装でメンテナンスできない場合は、棟板金の交換が必要に

部分補修+塗装ではメンテナンスしきれないほど棟板金の劣化が進行している場合、
「棟板金の交換」という方法でメンテナンスをする必要があります。

例えば、下記のような劣化症状が見られる場合、棟板金の交換が必要です。
・サビによって棟板金に大きな穴があいている
・(風にあおられるなどして)棟板金の一部が外れ、変形している
・棟板金の下の貫板(木製)が腐食している ※棟板金の交換+貫板の交換も必要

棟板金の交換にかかる費用相場
(※足場費用含まず)
10万円~32万円

※上記はあくまで費用相場です。棟板金の大きさや数・選ぶ棟板金製品・依頼する業者などによって、費用は大きく異なります。実際の費用が上記の費用相場と大きく異なることもあります。

3-3.棟板金のメンテナンスの必要有無&方法はプロに相談すべし

「我が家の棟板金はメンテナンスが必要なほど劣化している?」
「どの方法でメンテナンスするのがベスト?」
などの疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。

なかには、
「そもそも我が家の屋根には、棟板金がある?」
といった疑問のある方もいるかもしれません。

・棟板金がメンテナンス時期を迎えているかどうか
・(棟板金のメンテナンスが必要な場合)どんな方法でメンテナンスするのがベストか
・(棟板金のメンテナンスが必要な場合)メンテナンスにどのくらい費用がかかるか(見積額)
・そもそも住まいの屋根に棟板金があるかどうか
などについては、プロに相談をするのが確かです。

4.よくある棟板金のメンテナンスに関するQ&A

Q&A

棟板金のメンテナンスに関するよくある疑問に、プロが回答します。

4-1.Q 塗装業者は棟板金のメンテナンスもできる?

A 塗装業者の多くは、棟板金のメンテナンスもできます。
そのため、屋根塗装と棟板金のメンテナンスを同時にする場合には、屋根塗装を依頼した塗装業者に、棟板金のメンテナンスもしてもらうのが一般的です。

棟板金のメンテナンスができる塗装業者かどうかを知りたい場合は、ずばり塗装業者に確認するのが確かです。
もしくは、塗装業者のHPやブログ等をチェックして施工実績があるかどうかを確認してみるのも一つの手です。

4-2.Q 屋根と棟板金の塗装には同じ塗料を使用しても問題ない?

A 上塗り(中塗り・上塗り)には、基本的に、屋根と棟板金に同じ上塗り塗料を使用します。

下塗りは、ケースバイケースです。
棟板金は金属製のため、お住まいが金属屋根(ガルバリウム鋼板)の場合は、

基本的に、屋根と棟板金に“同じ”下塗り塗料を使用します。
お住まいがスレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の場合は、
基本的に、屋根と棟板金に“別の”下塗り塗料を使用します。

※棟板金の下塗り塗料には、基本的に「防錆材」「錆止め塗料」などを使用します。

 

まとめ

棟板金は時間の経過とともに、少しずつ劣化していきます。
劣化が大きく進行すると、
・雨漏り
・棟板金が外れ、落下する
などのリスクが生じます。
こうしたリスクを防ぐためには、劣化が大きく進行する前に棟板金をメンテナンスする必要があります。

棟板金のメンテナンスは、屋根塗装と同時にするのがオススメです。

 

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