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【半田市】【阿久比町】【常滑市】お住まいのベランダ防水|傷みの見極め方とメンテナンス費用について

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

本時の記事はベランダ防水についてです。

 

お住まいのベランダ防水|傷みの見極め方とメンテナンス費用

洗濯物を干したりタバコを吸う為にベランダに出た時、ふと床面が傷んでいる事に気がつくことはないでしょうか。家は築10年ほど経過すると、ひび割れや色あせなどの劣化症状が出始めます。それは、ベランダも例外ではありません。特にベランダは日中、紫外線が直接あたり、降水時は雨水を受け止める場所でもあるので傷みやすい場所です。一般的な戸建住宅の場合、ベランダの床面にはFRP防水というもので防水性能を持たせています。防水面の最上層はトップコートとよばれる塗料が塗布されております。経年劣化によって次第に傷んでいく為、おおよそ5、6年でトップコートを塗り替えていく必要があります。ベランダ防水の劣化を放置すると最悪の場合、雨漏りにもつながります。ベランダ防水は定期的なメンテナンスが必須です。このブログでは普段馴染みのないベランダ防水の概要から、メンテナンス時期の見極め、メンテナンスに掛かる費用などをご紹介しています。この記事を読んでお住まいのベランダ防水の状態を見極められる判断基準を自分の中に持ってください。

1.ベランダ防水工事には定期的なメンテナンスが必要

1-1.防水工事とはなにか


防水工事とは雨水を遮断し、漏水を防ぐ為におこなう工事のことです。一般的に防水工事は屋上、ベランダ、バルコニー等におこなわれます。ベランダにおこなわれる防水工事を総称してベランダ防水と呼びます。
ベランダ防水工事は雨水の浸入を遮断する為に薄い防水の層を重ねて作られております。ベランダ防水工事の種類には液状の樹脂で層を形成する塗膜防水工事、シート上の防水材で層を形成するシート防水工事、液状の樹脂とシートの両方を使用して隙間なく防水する複合防水工事というものがあります。木造の戸建て住宅のベランダ防水の場合、FRP防水という種類の塗膜防水工事がおこなわれる事が一般的です。
ベランダ防水工事では共通して、シートや塗膜で防水層を形成した後、防水層を守る為にトップコートと言われる塗装を施します。このトップコートの耐久性は一般的に5、6年程度経過すると劣化が始まると言われています。トップコートの初期劣化を放置してしまうと、下層まで傷みが進行し、最悪の場合には素地まで浸水してしまう事もあります。
その為、トップコートは定期的にメンテナンスをしていく必要があるのです。

さて、木造の戸建て住宅ではFRP防水と呼ばれるベランダ防水工事が一般的です。まずはFRP防水が一体どのようなものか、詳しくご紹介します。

1-2.FRP防水

FRP防水はベランダ防水工事の一種です。ベランダ防水工事の中の塗膜防水工事に分類されます。
FRP防水とはFiberglass Reinforced Plasticsの略で、直訳すると繊維強化プラスチックという意味です。
木造住宅のベランダを形成した合板などにプライマーを塗った後、防水用ポリエステル樹脂を塗り、ガラスマットを貼り付けます。更にその上から防水用ポリエステル樹脂を塗りこみ、空気層をなくす作業(脱泡)をおこなって防水層を作ります。その後、同じ工程を繰り返し2重の防水層を仕上げていきます。最後に、サンダーや研磨紙で表面をなめらかにした後にトップコートを塗って仕上げます。

冒頭でもお伝えした通り、防水工事の最上層はトップコートと言われる塗装の施された層です。FRP防水も同様で、トップコートが最上層にあります。ベランダ防水の状態を保つ為にはトップコートが傷みだした段階で補修をおこなう事が重要になります。

また、ベランダ防水工事には他にもウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水などもありますが、集合住宅や商業施設の屋上など広大な場所で使われる防水工事の工法の為、戸建住宅のベランダの防水工事について記載している今回の記事では割愛しています。

2.ベランダ防水の劣化のサインの見極めと補修方法

一般戸建て住宅では新築の際ベランダ防水工事はFRP防水でおこなわれます。FRP防水の傷みはトップコートの劣化であれば軽度、防水層や素地に至る劣化は重度であると判別ができます。

FRP防水の劣化症状と補修方法

・トップコートの色褪せ

トップコートが経年劣化によって色褪せてきた場合、トップコートを塗り替えて補修を行います。

・トップコートの割れトップコートの割れ

部分的な割れの場合は下地補修をおこないトップコートの塗り替えを行います。
大きく割れており、ひび割れが重度の場合には下地から施工が必要になります。

・苔、藻、草の繁殖トップコートが褪せてきて、表面の劣化が進行すると苔や藻、草の繁殖がおこりやすくなります。
高圧洗浄で洗い流してからトップコートを塗り替えして補修しす。

・防水層の浮き

部分的に下地との密着不良によって浮いている場合には研磨後、防水層を部分的に補修しトップコートの塗り替えをします。
全体的に広い範囲で浮いている場合には下地から施工します。

・塗膜の膨れ


ベランダの素地に湿気を含んだまま防水工事をおこなうと、湿気が気化した際に内部から防水層を押し上げてしまいます。

軽度の場合は膨れた部分だけを切り取り下地補修をおこなった後にトップコートの塗り替えを行います。

ベランダに無数に膨れが発生した場合には下地から施工が必要です。

 

ベランダ防水工事では下が直接、居室の場合、防水層が割れてしまったり、傷んでしまうと漏水を引き起こすため、現在の防水層を一度撤去し、再度新設する事になります。そうなると費用や手間も掛かってしまいます。なので、軽度な劣化症状の段階でトップコートを塗り替えて防水層を保護する事が重要です。

 

3.ベランダ防水工事、メンテナンスの依頼先&費用

3-1.ベランダ防水工事ができる塗装専門店や工務店に依頼する

ベランダ防水工事を依頼する時は塗装専門店工務店総合リフォーム店などに依頼をします。なぜならメンテナンスの際、ベランダ防水工事だけする方は少数で、お住まいの塗り替えと一緒にベランダ防水工事(トップコートの塗り替え)をおこなう事が一般的だからです。
また、一般の方にはあまり知られていませんがベランダ防水工事だけを専門でおこなっている業者があります。トップコートの塗り替え程度ですと、依頼先の業者の職人がおこないますが、防水層まで傷んでいる場合には、ベランダ防水工事を専門でおこなっている業者に依頼先の業者が発注をする場合もあります。
つまり、ベランダ防水工事は劣化が進行しているほど、特化した技術が必要で施工が難しいといえます。最近ではDIYでベランダ防水工事のメンテナンスを推奨する情報も多く出回っていますが、一般の方が実施できるのは、トップコートの塗り替え程度だと考えてください。防水層まで傷んでいる場合にはプロに任せるのが一番です。
その窓口として、塗装専門店や工務店、総合リフォーム店を選ぶのをオススメします。前述の通り、お住まいの状態を保つ為にはベランダだけでなくトータルでメンテナンスしていく必要があるからです。

3-2.ベランダ防水工事にかかる費用の相場

では、ベランダ防水工事が傷んでしまった場合どのくらいの費用が掛かるのでしょうか。トップコートの塗り替えは比較的安価で実施できます。
ですが、傷みが進行してしまい下地から施工していく場合はトップコートの塗り替えのおおよそ倍の金額がかかります。
家の状態を保つ為なのはもちろんですが、メンテナンス費用が家計の負担にならない為にも定期的にトップコートを塗り替えして状態をキープしたいものです。

工法 耐久年数(業者がおこなった場合) 費用相場
高圧洗浄     – 100~300円 / ㎡
下地補修
※ひび割れ補修の場合
ひび割れの状態、工法によって費用に幅が出ます
    – 1,000~3,000円/箇所
トップコートの塗り替えの場合 約5年~10年 2,000~3,500円/㎡
下地から施工する場合 約 10~15年 4,000~7,500円/㎡

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は一般的な戸建て住宅のベランダ防水工事に使用されるFRP防水について詳しく解説をしました。ベランダ防水は塗膜やシートによって防水層を形成し、その上に防水層を保護する為にトップコートが塗られています。ベランダ防水は日々、紫外線などの劣化要因にさらされています。経年劣化を放置すると、最悪の場合ひび割れなどから雨水がベランダの素地まで入り込み雨漏りを引き起こす事もあるのです。そうならない為にもおおよそ5、6年でトップコートを塗り替えて防水層の防水性能を保っていく必要があるのです。

ベランダ防水の傷みには軽度なものから、重度なものまであります。
◎比較的軽度
トップコートが色あせてきている
トップコートの細かいひび割れができている(ヘアクラック)
藻や苔が繁殖している
◎比較的重度
塗膜が剥がれてしまっている
塗膜が膨れてしまっている

まずは自分の家のベランダがどんな状態なのか確認してみましょう。そして、経年劣化があると思った際には自分でなんとかしようとせずに、まずはプロのお住まい診断を受けてみましょう。

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  まさか外壁塗装をするにはもう手遅れ?!手遅れの場合はどうすれば?

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まさか外壁塗装をするにはもう手遅れ?!手遅れの場合はどうすれば?

「もしかすると、我が家は外壁塗装をするには手遅れ?」
「塗装会社に“手遅れで外壁塗装はできない”と言われたが、それは本当?」
などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。

実際に、外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、“外壁塗装をするには手遅れ”という状態になってしまうことがあります。

外壁塗装をするには手遅れという状態になってしまった場合には、外壁塗装以外の方法でメンテナンスをすることになります。
※このあたり詳しくは、下記1章で解説します。

下記2章では、
「外壁塗装をするには手遅れかどうか」を見極める方法
についても詳しく解説します。
「我が家は、もう外壁塗装をするには手遅れ?まだ間に合う?」
などの疑問をお持ちの方は、あわせて、ぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装をするには手遅れということはある?手遅れの場合はどうすれば?

1-1.実際に“外壁塗装をするには手遅れ”ということはある

実際に、“外壁塗装をするには手遅れ”ということはあります。

外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、
・外壁の劣化が大きく進行する
・外壁の内部にまで劣化が進行する
などして、“もはや外壁塗装では十分なメンテナンスができない状態=外壁塗装をするには手遅れの状態”となることがあります。

※“外壁塗装をするには手遅れの状態”について詳しくは、下記2章で解説します。

▼外壁を長持ちさせるため・家を長く維持するためには、必要なタイミングに外壁塗装によるメンテナンスをする必要があります。

 

1-2.外壁塗装をするには手遅れの場合はどうすれば?対処法はある?

外壁塗装をするには手遅れの状態となってしまった場合、
・カバー工法(重ね張り)
・張り替え
などの外壁塗装以外の方法で、外壁の(場合によっては外壁の内部の)メンテナンスをすることになります。

カバー工法(重ね張り)
既存の外壁材の上に、新しい外壁材を施工する工法

張り替え
既存の外壁材を取り除き、新しい外壁材を施工する工法

※既存の外壁材を取り除くため、外壁材の下の断熱材などの補修もできる

※モルタル外壁は「張り替え」ができませんが、既存のモルタルを取り除き、新たにモルタルを施工し直すというメンテナンス方法があります(既存のモルタルを取り除くため、モルタルの下の断熱材などの補修も可能)。

一般的に、外壁塗装と比べると、カバー工法(重ね張り)や張り替えには、より高額な費用がかかります。

外壁塗装の費用相場 80万円~
カバー工法(重ね張り)の費用相場 150万円~
張り替えの費用相場 200万円~

※上記はあくまで費用相場です。
※実際の費用は、外壁の広さ・劣化の進行具合・使用する材料(塗料製品・外壁材等)・依頼する会社等によって異なります。場合によっては、実際の費用が上記と大きく異なることもあります。
※外壁とあわせて、屋根や付帯部(雨樋・軒天・幕板 ほか)のメンテナンスをする場合には、+αで屋根や付帯部のメンテナンス費用がかかります。


“外壁塗装をするには手遅れの状態”を放置し続けると、住まいの躯体が腐食する・住まいの寿命が縮んでしまうといった最悪の事態を引き起こす可能性もあります。
そのため、“外壁塗装をするには手遅れの状態”となっている場合には、早々にカバー工法(重ね張り)や張り替えなどのメンテナンスをすることを強くオススメします。

2.「外壁塗装をするには手遅れかどうか」を見極める方法

「我が家は、もう外壁塗装をするには手遅れ?まだ間に合う?」
などの疑問をお持ちの方も多いのでは。

この章では、
“外壁塗装をするには手遅れかどうか”を見極める具体的な方法をご紹介します。

2-1.外壁や外壁内部に生じている劣化症状で見極められる

“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は、外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を確認して見極めるのが一般的です。

外壁や外壁の内部に下記のような劣化症状がみられる場合には、外壁塗装をするには手遅れの可能性があります。

外壁がもろくなっている
外壁が大きく欠けている(欠損)
断熱材のカビ外壁の下にある断熱材まで傷んでいる

※外壁の劣化が大きく進行すると、外壁や外壁の内部に上記のような劣化症状がみられるようになります。
※外壁の欠けが部分的な場合には、“部分的な張り替え”等でメンテナンスすることもあります。
※外壁塗装をするには手遅れの場合、カバー工法(重ね張り)や張り替えなどの方法でメンテナンスをすることになります(※1-2を参照)。

 

[参考]築30年の住まいは、外壁塗装をするにはもう手遅れ?

「築30年・築40年などの住まいは、外壁塗装をするにはもう手遅れ?」
といった疑問をお持ちの方も多いのでは。

一般的に外壁塗装によるメンテナンスが必要となる時期は、築10年前後と言われています。
そのため、築30年や築40年、それ以上の築年数が経過していると、外壁塗装をするにはもう手遅れの状態になっている可能性は十分あります。

ただし、劣化の進行スピード等は、外壁の種類(製品によって耐候性は異なります)・住まいの環境など、様々な要因によって異なるため、場合によっては、(築30年や築40年、それ以上の築年数が経過していても)まだ外壁塗装でメンテナンスができる状態の可能性もあります。

※“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は、あくまで外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を見て判断することになります。

 

2-2.最終的にはプロに見極めてもらうのが賢明

2-1でお伝えした通り、外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を確認することで、“外壁塗装をするには手遅れかどうか”を見極めることができます。
しかしながら、実際のところ、専門的な知識のない一般の方が、自身で外壁や外壁の内部を確認して正確に見極めるのは難しいでしょう。

そのため、“外壁塗装をするには手遅れかどうか”の見極めは、2-1も参考に自身でもチェックしつつ、最終的には塗装会社などのプロにお任せするのが賢明です。

プロタイムズ半田店にご依頼いただければ、“外壁塗装をするには手遅れかどうか”を無料で確認いたします!

 

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プロタイムズ半田店では建物診断(無料)を行なっています。
プロタイムズの建物診断を受けると、
・外壁塗装をするには手遅れかどうか
(外壁塗装でメンテナンスができるのか、カバー工法や張り替えでのメンテナンスが必要か)
・外壁や外壁の内部などの劣化の進行具合(どのぐらい深刻な状態なのか)
・外壁塗装・カバー工法・張り替え等のメンテナンスにかかる費用(見積額)
などがわかります。

プロタイムズ半田店の建物診断(無料)のお問合せはこちら

 

まとめ

外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、“外壁塗装をするには手遅れ”という状態になってしまうことがあります。

外壁塗装をするには手遅れの状態となってしまった場合には、より高額な費用をかけて、
・カバー工法(重ね張り)
・張り替え
などの方法でメンテナンスをすることになります。

“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は外壁や外壁の内部の劣化症状を確認して見極めるのが一般的です。
外壁や外壁の内部の劣化症状を確認して見極めるといったことは自身では難しいため、最終的には塗装会社などのプロに依頼をして見極めてもらうのが賢明です。

 

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