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【半田市】【阿久比町】【常滑市】外壁の工事が初めての方へ!知っておくべき外壁工事の種類と特徴  

 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

外壁の工事が初めての方へ!知っておくべき外壁工事の種類と特徴

「長年にわたり住んでいる家の外壁にひび割れがある。この家に住み始めてからそろそろ20年近く経つし、外壁の工事をしたほうが良いのかな?」そんなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか?
しかし、初めて外壁の工事を検討する方にとっては「外壁の工事にはどんな工事があるのか?」「費用はどのくらい必要となるのか?」「どんな業者に依頼すればいいのか?」など、工事を検討するにあたっては、分からないことが多いのではないしょうか。外壁の工事は大きく分けて、外壁全体の色を変える「塗装工事」、外壁そのものの素材を変える「張り替え・重ね張り工事」の3種類があります。また、ひび割れや目地部の劣化など小さい劣化症状に対して行う「部分的な補修工事」が必要な場合もあります。これらの工事を実施するにあたっては、建物の劣化状況、予算、ご自身のイメージや希望に合わせて工事の内容を決めていく必要があります。今回のブログでは、そんな外壁の工事について初めてのことばかりで何から始めれば良いのか分からないという方に向けて、工事の種類、費用、業者選びのポイントなど、押さえておくべきポイントをご紹介します。
ご自身のイメージにピッタリの外壁に改修するために、本ブログがお役に立てば幸いです。

1.外壁の工事を行う前に押さえておきたいポイント

外壁の工事には全体の色を変える「塗装工事」、既存の外壁から素材を変える「張り替え工事」「重ね張り工事」という3種類があります。まずは、それぞれの工事について簡単にご説明します。

1-1.外壁工事の種類について

①塗装工事

塗装工事は既存の外壁の上に塗料を塗る工事のことです。外壁に塗られた塗料は雨や紫外線の影響を受けることにより、だんだんと劣化していきます。そのため、建物を長持ちさせるためにこの塗装工事を行う必要があります。

【費用目安】約100~150万円 ※使用する塗料や施工する面積によって変動します

 

②張り替え工事

張り替え工事とは既存の外壁を全て撤去して、新しい外壁を張り付ける工事のことです。外壁に雨水が浸入し、脆くなってしまった場合や、建物内に雨漏りが発生してしまった場合には、外壁自体を新しく交換する必要があるためこの工事が行われます。
モルタル外壁をサイディング外壁にする、モルタル外壁をタイル張りにする、など素材自体を変更できるため、風合いを替えたいという方におすすめの工事です。

【費用目安】約200~280万円 ※施工面積と張り付ける外壁材によって価格は変動します

 

③重ね張り工事

重ね張り工事とは、張り替え工事とは違い既存の外壁を撤去せずに新しい外壁を張り付ける工事のことです。既存の外壁の撤去が無い分、張り替え工事よりも安価に工事を行えます。また、建物内の雨漏りが進行していない場合にもこの重ね張り工事が実施できます。

【費用目安】約180~250万円 ※施工面積と張り付ける外壁材によって価格は変動します

1-2.外壁にこんな劣化症状が発生したら工事を検討しよう

外壁の劣化症状の状態のレベルによって実施する工事の種類が変わってきます。どのような状態の時にどのような工事を実施する必要があるのか、レベル順にまとめましたので次の表を確認しながら、ご自宅の状態を見てみましょう。そして、次のような症状が見つかった場合は、外壁の工事を専門としている業者の方にプロの視点から見た建物の状況と最適な工事の種類を聞くようにしましょう。

症状 状態 画像 必要となる工事の種類
カビ・藻の発生 北側や隣接する建物との境面など日当たりの悪い場所に発生する。建物の耐久性に関わるような深刻な劣化症状ではないが、見た目が悪くなってしまうため、塗装工事などを行う必要がある。

【危険度】 小

・塗装工事
チョーキング 外壁を触った際に白い粉状のものが付着する状態。塗膜の樹脂が太陽光の紫外線や水により分解されることにより発生。遮断性が低下しているサインでもある。サイディング外壁、モルタル外壁どちらでも発生する。

【危険度】 小~中

・塗装工事

・重ね張り工事

浮き・剥がれ 塗装の付着力が低下し、塗装が下地から浮きあがったり、剥がれている状態。浮きや剥がれまで進行すると外壁を保護する機能がなくなっている状態。

【危険度】 中

・剥がれ補修

・塗装工事

・重ね張り工事

コ―キングのひび割れ・痩せ サイディング外壁でできている建物にはボードとボードの間にコ―キングという緩衝材が使用されている。このコ―キングも経年とともに劣化し、肉痩せやひび割れが発生する。コ―キングが劣化すると、そこから水が浸入し、雨漏りの原因ともなるため、補修工事が必要となる。

【危険度】 中

・新しいコーキング材の打設

・塗装工事

外壁自体のひび割れ 地震など建物に動きが発生すると、サイディング外壁、モルタル外壁ともにひび割れが発生する。このひび割れが発生することにより、雨水が建物内に浸入しやすい状況を作ってしまうため、複数ひび割れがある場合は注意が必要である。

【危険度】 中~高

・ひび割れ補修

・塗装工事

・重ね張り工事

サイディング外壁の反り サイディングは水を吸収しやすい素材で作られているため、塗料の膜が劣化し薄くなると、サイディングに反りが発生する。外壁自体の防水性が低くなっている、かつ建物に水が浸入しやすくなっているため、工事が必要となる。

【危険度】 高

・張り替え工事

 

【POINT】雨漏りが進行している場合は「張り替え工事」が必要になる場合も

上記であげたような外壁の症状を見たうえで、建物内に雨漏りが無いか確認してみましょう。雨漏りが発生している場合、外壁や断熱材、構造体となっている木材が雨水により腐食している危険性があります。腐食が進行している場合は、塗装工事や重ね張り工事ではなく、張り替え工事が必要になる場合もあります。

 

2.塗装工事について

2-1.塗装工事の概要

塗装工事とは既存の外壁の上に塗料を塗る工事です。新築で建てられた時に実は外壁にも屋根にも塗料が塗られた状態で建てられています。しかし、建物に塗られた塗膜は紫外線や雨水の影響を受けると次第に劣化し、塗膜が薄くなってしまい、1章であげたような劣化症状が多く発生してしまいます。そのため、10~15年に一度、定期的に塗装することで、建物を長持ちさせることができるのです。
下記に塗装工事のメリット、デメリット、どんな人におすすめなのかをまとめました。

塗装工事のメリット・デメリット・費用相場について
メリット ・比較的安価で外壁の工事ができる。
・遮熱性、防水性、低汚染性(汚れにくい性質)などの性能を持つ塗料を使って塗装することで、住まいの環境を快適にできる。
デメリット ・10~15年に1度は塗装工事を行う必要があるため、定期的なメンテナンスコストが発生してしまう。
※使用する塗料によってメンテナンス周期は異なる
こんな人・家におすすめ ・既存の外壁の素材で定期的に色替えを楽しみたい方
・新築で家を建てて、10年以内の家
・チョーキング、色あせ、カビ、藻の発生など軽度な劣化症状の家
費用相場 約100~150万円 ※使用する塗料や施工する面積によって変動します

2-2.塗装に使用する塗料の種類

塗料は種類によって特徴や耐用年数、価格が大きく異なってきます。注意しておきたいのが、ただ安さだけを重視して選ばないということです。安さだけを重視して塗料を選んでしまうと、その分耐用年数が低いために頻繁に塗装する必要があり、その都度高額な工事費用が発生し、結果的に割高になることもあります。

反面、耐久年数が高い塗料は将来的に塗装回数が少なくて済むというメリットもあります。

本節では塗料の種類と特徴を簡潔に説明します。

【外壁に使用する塗料の種類】

塗料 耐久年数 特徴
ウレタン 約5~7年 シリコン塗料が主流となるまでよく使用されていた塗料。安価に施工でき、施工しやすさが売り。耐用年数が低いため、雨どいなどの付帯部に利用されることが多くなった。
シリコン 約7~10年 現在、最もスタンダードな塗料としてよく外壁の塗装に使用されている塗料。値段に対しての耐用年数のバランスがよく、コストパフォーマンスが高い塗料である。塗料に対してこだわりが無いという方はシリコン塗料の使用がおすすめ。
フッ素 約15年~ シリコン塗料をしのぐ高い耐候性を発揮する塗料。 また汚れにくさにも優れているため、長持ちし、かつ長期間美しく保ちたい、という方におすすめの塗料。高額になってしまうのがデメリット。
無機 約20年~ 塗料の種類の中で最も高い耐候性を発揮するのが無機塗料である。ガラス成分が主成分であるため、耐候性は抜群である。
長期間メンテナンスをしなくて良いようにしたい、という方におすすめ。

上記の樹脂を用いた塗料の中で、太陽の近赤外線を反射し建物の温度上昇を抑える遮熱塗料や汚れの付着を抑える低汚染塗料など、さまざまな性能を発揮する塗料があります。

2-3.塗装工事のまとめ

塗装工事は他の外壁工事に比べて比較的安価で施工ができ、既存の外壁の素材を活かして色替えを楽しめる、というのが最大のメリットです。
塗料選びについて特に何もこだわりがない、という方は価格と性能のバランスが良いシリコン塗料を使用して塗装工事を行うことをおすすめです。「価格が高くなっても良いから長持ちする塗料がよい」という方はフッ素塗料や無機塗料、夏場の暑さを軽減したい方は遮熱塗料、汚れがつかないようにしたいという方は低汚染塗料、など、様々な種類がありますので、ご自身の要望を塗装業者の方に相談するようにしましょう。

 

3.張り替え・重ね張り工事について

3-1.外壁の張り替え・重ね張り工事の概要

張り替え工事とは既存の外壁を全て撤去して、新しい外壁を張り付ける工事のことです。外壁に雨水が浸入し、構造体が腐食してしまったり脆くなってしまった場合に外壁自体を新しく交換する必要があるためこの工事が行われます。

対して重ね張り工事は張り替え工事とは違い既存の外壁を撤去せずに新しい外壁を張り付ける工事のことです。
モルタル外壁をサイディング外壁にする、モルタル外壁をタイル張りにする、など変更もできるため、風合いを替えたいという方におすすめの工事です。
張り替え工事と重ね張り工事について下記にて比較してみました。

【張り替え工事と重ね張り工事の比較】

張り替え工事 重ね張り工事
特徴 既存の外壁を全て撤去して新しい外壁材を張り付ける工事。
外壁が全て新しくなるため、建物自体の耐久性が高くなる。
既存の外壁材を残したまま撤去せずに新しい外壁材を張り付ける工事。
建物自体は新しくまだ劣化症状が深刻化していない家におすすめの工事。
メリット ・下地材や断熱材も一新できるため建物自体の耐久性が高くなる
・既存の外壁とは違う風合いの仕上がりにできる
・2~3週間と工期が短い。
・張り替え工事に比べて安価で工事ができる。
デメリット ・外壁の工事の中で最も高額な費用がかかってしまう
・工期が3週間から1カ月ほどかかってしまう
・もし雨漏りにより下地が腐食していた場合、下地の補修ができずそのままになってしまう。
こんな家におすすめ ・建物内部に雨漏りの発生があり、構造体が腐食している危険性のある家
(劣化が激しく進行している家)
・チョーキング、カビ、藻の発生など、劣化症状が軽度で、建物の雨漏りが進行していない家
費用相場 約200~280万円
※施工面積と張り付ける外壁材によって価格は変動する
約180~250万円
※施工面積と張り付ける外壁材によって価格は変動する

張り替え工事と重ね張り工事は塗装工事と比較して高額にはなります、今の建物とは全く違う雰囲気にしたい、という方、モルタルからサイディングにしたい、という方におすすめの工事です。
・張り替え工事=雨漏りが発生し、建物の下地材が腐食している場合の工事
・重ね張り工事=下地材が腐食しておらず既存の外壁材も劣化が比較的進行していない場合の工事
と覚えておきましょう。

3-2.外壁の張り替え・重ね張り工事に使用する素材の種類

外壁の張り替え・重ね張り工事には、窯業系サイディング、金属サイディングなど様々な外壁材が使用され、それぞれ特徴や価格が異なります。一覧で種類と特徴をまとめました。

外壁材名 写真 費用(1㎡あたり) 特徴(メリットとデメリット) こんな人にオススメ!
窯業系サイディング 4,500~8,000円 セメントなどを原料として木片や繊維などを混ぜて加工、成形したサイディングです。

【メリット】
・遮音性に優れている。
・デザインが豊富。

【デメリット】
10年を目安に塗替えやシーリング材の交換などが必要。

・おしゃれでデザイン性に優れている外壁材が良いという方
金属系サイディング 4,000~7,000円 金属系サイディングは、表面は金属系の素材で裏は断熱材で構成されている外壁材。金属製のため丈夫な造りで、メッキと塗装処理により腐食しにくい、という特徴があります。

【メリット】
・断熱性が高い。
・ローコスト。

【デメリット】
10年を目安に塗替えやシーリング材の交換などが必要。

・モダンなデザインにしたい、耐震性に優れた外壁材が良い方
木質系サイディング 5,500円~
※ものによっては、10,000円以上
天然の木に塗装したサイディングです。湿気の多い日本において、木の呼吸を遮らない加工を施したものが多く使用されています。

【メリット】
・断熱性がある
・木の風合いを楽しめる
・環境にやさしい

【デメリット】
こまめなメンテナンスが必要

・木の風合いを楽しみたい方
樹脂サイディング 3,400~5,000円/㎡ 樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂を原料としたもので、塩害や凍害などに優れた耐候性を発揮します。また金属系サイディングと同様、軽量であるため、建物自体にかかる負担が少なくなります。

【メリット】
・耐久性が高い
・メンテナンスがほぼ不要

【デメリット】
・取り扱いの業者が少ない

・メンテナンスの手間をできるだけ省きたい方
磁器タイル 10,000~13,000円/㎡ 耐久性が非常に高く、紫外線や雨などの自然環境に対して劣化や変色・変質がほとんどありません。

【メリット】
・メンテナンスがほぼ不要。
・高級感を付与できる。

【デメリット】
・初期費用が高額である。
・適正な工法で施工されない場合、浮きや剥がれが発生する場合がある。

・メンテナンスの手間が省きたい方
・高級感のある家にしたい方

※価格は業者や商品によって異なります。

このように一言で張り替え工事、重ね張り工事と言っても様々な外壁材の種類があるため、かかる費用やどんな仕上がりにしたいか、という要望に合わせて素材を選ぶと良いでしょう。

3-3.張り替え・重ね張り工事のまとめ

張り替え工事や重ね張り工事は、塗装工事以上に高額な施工費用がかかってしまいます。しかし、建物自体の耐久性が高くなり、何より建物の雰囲気をガラッと変えることができるのが最大のメリットでしょう。

モルタル外壁から雰囲気を変えたい、価格と性能がバランスが良いものにしたいという方は窯業系サイディングをおすすめします。その他、自然な雰囲気にしたい、モダンでおしゃれな雰囲気にしたい、とにかくメンテナンスが不要になるようにしたい、という方に向けても木質サイディング、金属系サイディングなどの種類があります。どのような外壁の雰囲気にしたいのか、イメージをしっかりと持った上で外壁材を張り替え、重ね張りすることをおすすめします。4.補修工事について

部分的に塗膜の剥がれが発生している、目地部分のコーキングが劣化しひび割れている、ところどころ壁にひび割れがあるなどの場合、壁全体を大幅に工事せず、部分的に補修するだけで良い場合があります。
次の第4章では、補修工事の種類とどのような場合にその補修工事を行うのか、ご紹介します。

4-1.コーキングの打ち替え補修

サイディング外壁の場合、ボードとボードの間にコーキング(シーリング)という緩衝材が使用されています。このコーキングが経年とともに劣化し、肉やせやひび割れが発生します。このような状態になった場合には、既存のコーキングを除去して、新しく打ち替える必要があります。このコーキングは材質にもよりますが、通常新築で使われているコーキング材は5~10年を目安に劣化が始まると言われています。定期的に様子を確認し、ひび割れや肉痩せが発生していないかチェックするようにしましょう。

【費用目安】 1,000~2,500円/m
4-2.ひび割れの補修

モルタル外壁やサイディング外壁にひび割れがあった場合に行う補修工事です。ひび割れの部分にコーキング材を充填し、その上から塗料を塗ることで、ひび割れが目立たないようにします。安価にてひび割れを直すことができますが、部分補修を行った場合、他の外壁箇所との色の誤差が出て見た目が悪くなってしまうため、可能な限り外壁全体を塗り直すことをお勧めします。

【費用目安】 2,000~3,000円/m

4-3.塗膜剥がれの補修


外壁の上に塗っている塗料が経年劣化により剥がれることがあります。このような劣化が見られる場合にはこの剥がれ部分だけ剥ぎ取って補修することができます。まず剥がれている部分の塗膜をヘラなどを使用して剥ぎ取ります。その後、高圧洗浄を行い、同じ色の塗料を塗っていき、剥がれていた部分を目立たなくすることができます。

ひび割れ補修と同様、剥がれ部分だけ補修すると、他の外壁箇所との色の誤差が出てしまうため、可能な限り外壁全体を塗り直す必要があります。

4-4.補修工事のまとめ

補修工事は大規模な工事に比べて、工事費用を安価に抑えることができるという良さがあります。

しかし、その一方で部分的に補修を行うため、色が他の面と違ってしまったり、全体的にみると工事費が割高になるなどのデメリットがあります。特に大規模な工事時期が到来した建物については部分補修が良いとは言い切れません。

第5章でも述べますが、まずは外壁の工事を専門で行っている業者の方にお住まいの状況をチェックしてもらい、補修工事で良いのか、塗装工事や張り替え工事を行う必要があるのか、アドバイスをもらうようにしましょう。

 

5.外壁の工事を検討する際はまず業者に相談してみよう

これまで①どんな劣化症状の時に外壁の工事を行わなければいけないのか、②どんな工事の種類があるのか③それぞれの工事でどのような特徴があるのか紹介してきました。最後の一つアドバイスがあります。それは、外壁の工事を検討する際には、まずは専門の業者の方に相談するのをおすすめする、ということです。

建物の劣化状況はご自身でもチェックできますが、建物の内部の状態など、自分でチェックできない箇所もあります。プロの業者の方であれば、隅々までチェックしたうえで建物の状況に最適な工事を提案してくれます。

それでは、「どのような業者に建物チェックをお願いしたら良いのか」と思われる方もいらっしゃるかと思います。見極めのためのポイントとして下記3つを満たしている業者に依頼するようにしましょう。

 

・その1 建物診断をする人が専門の資格を所有している 

・その2 正しい測定ができる診断器具を使用している

・その3 診断後に提出される報告書に根拠があり詳細に記載されている

 

上記の3つを満たすかどうか、ホームページを細かくチェックする、「どのようにして劣化症状を診断するのですか」と電話で尋ねるなど、業者の診断方法について十分に調べたうえで診断を依頼するようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は初めてのことばかりで外壁の工事について何も分からないという方に向けて、どんな工事があるのか、どんな劣化症状の時にどの工事を行ったら良いのか、についてご紹介してきました。

外壁の工事を行う際には、まず自分で簡単に建物の状況をチェックしてみましょう。チェックしたうえでどのような工事を行えばよいのか把握して、業者の方に細かい診断を依頼し、最適な工事を提案してもらうようにしましょう。

建物をメンテナンスすることは建物を長く使い続けるために必要不可欠なものです。もしメンテナンスを長期間行わずに放置してしまいますと、雨漏りが進行し、大規模な改修工事が必要になる危険性もあります。そのような事態にならないためにも、1年に1回は建物を細かく見るようにして、工事の時期を把握するようにしましょう。

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  プロタイムズの見積りはココが違う!5つのポイントを徹底解説!

「プロタイムズの見積り」はココが違う!5つのポイントを徹底解説!

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プロタイムズでは見積書に、見積額の内訳まで明確に記載します。

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見積額の内訳がわかります。

屋根工事・外壁工事については、 「材料費」「施工費」 の内訳まで記載します。

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◎屋根・屋根裏・外壁(東西南北の外壁すべて)・基礎部分・付帯部(破風・樋 ほか)・雨水の浸入リスクのある箇所などに生じている傷みの写真/傷みの解説
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DVDの内容例)


 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装は必要ない!?見た目が悪い以外の雨漏りリスクなどを解説!

 

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外壁塗装は必要ない!?見た目が悪い以外の雨漏りリスクなどを解説

「業者に外壁塗装を勧められたが、本当に必要?」
「高いお金を払ってまで、外壁塗装をする意味はある?」
「外壁に傷みはあるが、見た目が悪いだけで困っていない。それでも外壁塗装すべき?」
といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」
と思っている方も少なくないかもしれません。

先に結論を申し上げると、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁の種類によります。とはいえ、ほとんどの外壁は定期的な塗装が必要です。

(塗装が必要な外壁の場合)定期的に塗装をしなければ、外観の見た目がわるくなるだけでなく、
・外壁が早々にダメになる
・雨漏りが発生する
・外壁塗装費よりも高額な補修費がかかる
・住まいの資産価値が下がる
といったリスクが高まります。

外壁塗装の必要性に疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください!

1.外壁塗装は必要ない?

1-1.ほとんどの外壁材は塗装が必要

ずばり、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によります。
とはいえ、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装が必要です。

具体的には…
日本の約7割の住まいに使用されている「窯業系サイディング」、ひと昔まで主流だった「モルタル」、カバー工法などでよく使用される「金属サイディング」などは定期的に塗装が必要な外壁材です。

■定期的に塗装をする必要がある外壁材
・窯業系サイディング
・モルタル
・金属サイディング
・ALC
・木質系サイディング
・木材

■塗装が必要ない外壁材
・タイル
・レンガ
・樹脂系サイディング

タイルやレンガ、樹脂系サイディングは、塗装は必要ありませんが、塗装以外の補修は必要です。たとえば、タイルであればシーリング(コーキング)の打ち替えや部分的な張り替えなどが必要となります。

 

1-2.外壁塗装が必要な5つの理由

多くの外壁材が定期的な塗装を必要とするのには、以下5つの理由があります。

理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
サイディング 工事
外壁は時間の経過とともに汚れや傷みが目立ち、見た目がわるくなっていきますが、塗装をすれば、外壁を美しくよみがえらせることができます。
ちなみに、外壁の汚れや傷みが目立つ前に定期的に塗装をすれば、美しい外壁を維持することが可能です。

●理由② 外壁材を長持ちさせるため
時間の経過とともに外壁にあらわれる汚れや傷みは、見た目がわるいだけではありません。汚れや傷みは、外壁が劣化し防水性が失われはじめているサインでもあるのです。そのため、汚れや傷みのある外壁を放置し続ければ、次第に外壁材に雨水が浸み込むように。雨水が浸み込んだ外壁材は、加速度的に劣化や腐食が進み、早々にダメになることは間違いありません。
こうした事態を防ぐためには、外壁に汚れや傷みが生じてきたときに早々に外壁塗装をする必要があります。定期的に外壁塗装をすれば、外壁は防水性を維持できるため、外壁を長持ちさせることができます。

●理由③ 住まいを長持ちさせるため
理由②で外壁塗装をしなければ外壁材が早々にダメになるとお伝えしましたが、外壁塗装をしなかった場合の被害はそれだけではありません。外壁材に染み込んだ雨水が、さらに住まいの内部にまで浸入するようになると、雨漏りやカビ、シロアリなどを発生させてしまうことも十分に考えられます。雨漏りやカビ、シロアリによって躯体が大きくダメージを受けるようなことになれば、住まいは本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことに。
定期的に外壁塗装をして外壁の防水性を維持することは、住まいを長持ちさせることにもつながるのです。

●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため

外壁塗装をすると100万円前後の費用がかかりますが、外壁塗装をしなければ、理由②③でお伝えしたように、外壁材が早々にダメになったり、住まいに雨漏りやカビ、シロアリが発生したりする可能性が高まります。こうした事態になってしまってから何等か補修をしようとすると、外壁塗装にかかる費用以上の高額な補修費がかかってしまう可能性大です。
住まいを維持・管理をするのに一定の補修費等はかかるもの。住まいにかかる補修費用を抑えることを考えるならば、必要なタイミングで外壁塗装をする方が賢明です。

●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため
外壁塗装をして外壁を美しく保ち、外壁材や住まいが早々にダメになるのを防ぐことは、住まいの資産価値を守ることにもつながります。「住まいを売却したい」と考えたときに、定期的に外壁塗装をしている住まいの方が高く売却できる可能性が高いことは間違いありません。

★以下、外壁塗装が必要な外壁材にお住まいの方に向けての情報をまとめてご紹介します。

 

2.外壁塗装はいつ必要?ベストなタイミングは?

塗装 流れ

お住まいが塗装の必要な外壁材だった場合、次に気になるのは「いつ外壁塗装をするのがベストなのか?」でしょう。ここでは、外壁塗装のベストタイミングを見極める方法をご紹介します。

 

2-1.外壁塗装が必要となる平均値は築10年前後

一般的に外壁塗装が必要となるのは、外壁を施工してから10年前後といわれています。新築の場合だと築10年前後です。

そのため、「我が家は築10年前後(or 外壁を施工してから10年前後)」という場合には、外壁塗装が必要なタイミングを迎えている可能性は十分にあります。

※より正確に外壁塗装が必要なタイミングを見極める方法を以下2-2&2-3にてご紹介しています。

2-2.外壁の劣化症状を見れば、塗装が必要なタイミングがわかる

外壁に下記のような劣化症状があらわれている場合、外壁塗装のタイミングを迎えている可能性が高いです。

下記のような劣化症状は、外壁の劣化が進行し、防水性が失われはじめているサイン。放置すると、外壁材がダメになったり、雨漏りが発生したりするリスクが高まるため(詳細は1-2を参照)、早めに外壁塗装を検討することを強くオススメします。

こんな症状があらわれている場合
外壁塗装が必要なタイミングの可能性大です!


著しいチョーキング

(手で触ると粉状のものが付着する状態)
色あせ
色あせ

幅0.3mm以上のひび割れ

無数の傷がある
白サビ
サビの発生

コケ・藻の発生
外壁塗装 膨れ
塗膜の膨れ

塗膜のはがれ

※外壁材の種類によってあらわれる劣化症状が異なることもあります。
※劣化症状が大きく進行している場合などは、外壁塗装以外の補修工事、重ね張り(カバー工法)、張り替えなどが必要となることもあります。

「自分で劣化症状をみても、よくわからない」
「劣化症状は見られなかったので外壁塗装は必要ないと思うが、判断が間違っていないか心配…」
といった場合は、ぜひプロタイムズ半田店にご相談ください!

 

2-3.プロに診てもらえば、外壁塗装のベストタイミングが明らかに

プロタイムズ半田店に診てもらえば、
・外壁塗装が必要な時期なのか
・もう少し様子見でも問題ない(今すぐは外壁塗装が必要ない)のか
・いつがベストタイミングなのか
などがはっきりします。

外壁を診て外壁塗装が必要なタイミングなどを見極める診断サービス(別称:現場調査、現調など)を実施しているため、こうしたサービスをぜひご利用ください!

もしかすると「塗装業者に診てもらったら、塗装工事をしないといけなくなるのでは…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。診てもらった結果、しばらくは外壁塗装はしないという決断をしても何にも問題はありません。

ちなみに、外壁を診てもらうと、外壁塗装が必要なタイミングのほか、
・外壁の劣化の進行具合
・(外壁塗装をするとすれば)いくら費用がかかるのか
といったこともわかるため、より現実的に外壁塗装のタイミングなどが検討できるはずです。

 

3.できるだけ長く “外壁塗装が必要ない状態” にする方法

(塗装が必要な外壁材の場合)外壁塗装は必須ですが、今回の外壁塗装時にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることは可能です。以下、具体的な方法をご紹介します。

3-1.耐久性の高い塗料で外壁塗装をする

耐久性の高い塗料で外壁塗装をすると、塗装が長持ちするため、次に塗装が必要となるタイミングを後ろに倒すことができます。つまり、それだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることができるというわけです。

ちなみに、耐久性の高い塗料といえば、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料などです。近年は、外壁塗装において一番人気のシリコン塗料のなかにも、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料と同等の高い耐久性をもつ塗料もあります。

[参考]塗料の種類別|耐久年数(平均値)

塗料の種類 耐久年数
アクリル塗料 約3~5年
ウレタン塗料 約5~7年
シリコン塗料 約7~10年
ピュアアクリル塗料 約15年~
フッ素塗料 約15年~
無機塗料 約15年~

※上記はあくまで傾向です。塗料の耐久年数は塗料製品によって異なります。塗料製品によっては上記と耐久年数が大きく異なることもあります。そのため、実際の耐久年数については、塗料製品ごとに確認をしてみてください。

 

3-2.汚れや傷みが目立たない塗料色で外壁塗装をする

そもそも外壁は色によって汚れや傷みの目立ちやすさが異なります。そこで、今回の外壁塗装時に汚れや傷みが目立たない色を選べば、この先の「汚れや傷みが気になるために外壁塗装を…」というタイミングを後ろに倒せるため、それだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることができます。

具体的に汚れや傷みが目立たない色とは、ベージュやグレーなどの中間色です。

●汚れや傷みが“目立たない色”
中間色(ベージュ、グレー、アイボリーなど)

ちなみに、逆に汚れが目立つのは、白や黒などの原色です。

 

まとめ

「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」と思っている方も少なくないかもしれません。

外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によりますが、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装を必要とします。

多くの外壁材が塗装を必要とする理由は、以下の5つです。
●理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
●理由② 外壁材を長持ちさせるため
●理由③ 住まいを長持ちさせるため
●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため
●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため

この記事では、そのほか、
・外壁塗装が必要となるタイミング
・今回の外壁塗装にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にする方法
などもご紹介しております。あわせてチェックしてみてください。

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