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【半田市】【阿久比町】【常滑市】雨漏りを確実に止める!プロ直伝、雨漏り解決法!

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

昨日の夜中の雨すごかったですね 🙄 あまりの大雨に目が覚めてしまいました。

雨といえば住まいのトラブル代表例、「雨漏り」。実際に、まさに今、雨漏りで困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

国土交通省の所管する[公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター]の発表によると、住まいの不具合相談において、「雨漏り」の相談件数は、リフォームの中では最も多く、新築では2番目に多いという結果となっております。

多くの方を悩ませている雨漏りですが、悩んでいる方が多いわりに、“実際に雨漏りが発生したときにどう対処すべきか”についてはあまり知られていおりません。その理由は、おそらく「◎◎したら雨漏りが解決した」といった画期的な雨漏り対処法が存在しないためでしょう。一口に雨漏りといっても原因はそれぞれ異なるため、その対処法もバラバラ。雨漏りは、専門家でなければ解決が非常に難しい住まいトラブルなのです。

しかしながら、どうすればいいかわからないからといって雨漏りをそのままにするのは、もちろんいけません。また、専門家に任せきりにするというのも、一抹の不安が残る方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、今回のブログでは、専門性の高い雨漏りについて、素人の方にもわかりやすく噛み砕いて解説してまいります。「雨漏りを解決するにあたり、道しるべとなる考え方」や「雨漏りが発生したときに頼れる業者の選び方」、「雨漏りを補修するのにかかる費用相場」など、知っておきたい、知っておくと役立つ雨漏りの情報をご紹介します。雨漏りでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

1.雨漏りは発生原因を突き止めることから考える

雨漏りが発生したときは、何よりもまず発生原因を突き止めることを第一に考えましょう。

ひとまず目の前の雨漏りを、いち早く止めたいという方は、「5.早急に雨漏りを止めたいなら応急処置で対応すべし」をご覧ください。

1-1.雨漏りを止めるためには、発生原因の究明が絶対

雨漏りを止めるために最も重要なことは、雨漏りの発生原因を突き止めることです。実は、雨漏りは発生原因さえ突き止められれば、ほぼ解決したも同然と言っても過言ではありません。

しかし、この“雨漏りの発生原因”を突き止めるのが、非常に難しいのです。

事実、補修をした業者が雨漏りの発生原因を見誤ったがために「雨漏り補修をした後、すぐに雨漏りが再発した」というトラブルは跡を絶ちません。

それでは、雨漏りの発生原因を正確に突き止めるには、どのようにすればよいのでしょうか。

1-2.業者の”調査”を活用して発生原因を突き止めるべし

雨漏りの発生原因は、一般的に”雨漏りの調査”を行なって突き止めていきます。

雨漏りの調査は、業者に依頼するのが鉄則。プロでも見誤る雨漏りの発生原因。素人が自身で突き止めるのは、まず無理と考えていただいて間違いありません。

雨漏りの調査では、雨水の浸入箇所と、漏水箇所を特定することが重要となります。下記、主な雨漏り調査の方法です。

[主な雨漏り調査の方法]

調査方法 内容 費用相場
目視調査 読んで字のごとく、”目で視(見)て”調査する方法です。一目で確認できる箇所だけでなく、屋根の上や天井裏などの普段見えない箇所まで丁寧にチェックしていきます。 無料~3万円程度
散水調査 雨水が浸入していると思われる箇所に水をかけて、雨漏りを再現し、雨漏り箇所を特定する方法です。  3万円~18万円程度
赤外線サーモグラフィ―調査
高感度赤外線カメラで住まいを撮影し、温度で雨漏り箇所を調査する方法です。水の浸入箇所や滞留箇所は温度が下がるため、雨漏り箇所を突き止めることができます。 15万円~35万円程度
発光液調査 雨水の浸入の疑いがある箇所に検査液を流し込みます。雨漏り箇所が複数ある場合には、色の違う検査液を使用することで、雨水の浸入箇所と、漏水箇所がひと目でわかります。 10万円~25万円程度

※費用相場はあくまでも目安です。詳細な費用は、各業者にお問い合わせください。

どの調査方法を選択するのが良いかは、雨漏りの状況等によっても異なります。雨漏り調査にかける予算等を踏まえて、業者と相談しましょう。

 

1-3.[補足] 雨漏りを放っておくと、加速度的に住まいの腐敗が進む

雨漏りが、”自然と止まる”ことは、まずありません。仮に「一回だけ雨漏りをしたことがあったけど、それ以来、特に雨漏りしている様子はない」という場合も、目に見えるところで発生していないだけで、どこかで雨漏りは生じている可能性が高いと考えるのが賢明です。

そして、雨漏りは生活に支障をきたすだけでなく、発生し続けることで住まいを少しずつ蝕んでいってしまいます。

具体的には、住まいの内部に入り込んだ水は次第に躯体を腐食させ、住まいの寿命を縮めていきます。場合によっては喘息やアトピー、アレルギー性気管支炎アスペルギルス症(ABPA)などを引き起こす原因となるカビや菌を発生させてしまうこともあります。

雨漏りの発生を確認できたときには、迅速に補修することを考えましょう。補修するにあたり、まずは雨漏りの発生原因を突き止めることが重要となるのは、上記の章で述べた通りです。

 

2.頼るべき業者を見つけるために知っておきたい2つのこと

雨漏りの発生原因を突き止めるにも、雨漏り補修をするにも、いづれにしても業者に頼る必要があります。

「どんな業者なら信頼できるのか」というのは、気になるポイントでしょう。そこで、ここでは信頼できる業者を選ぶ際に知っておくべき3つのことをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

2-1. 絶対に確認しておきたい雨漏り補修の実績

雨漏り補修は、さまざまなリフォーム工事のなかでも、特に専門性が求められる難易度の高い工事になります。そのため、確実に雨漏りを止めるためには、確かな知識や技術をもった業者に工事を依頼することが重要となります。

では、確かな知識や技術をもった業者かどうかを、どのようにして見極めればいいかというと、雨漏り補修の実績数をチェックするのがオススメです。数がすべてというわけではありませんが、やはり実績が豊富にある業者の方が、知識の面でも技術の面でも、より安心であることは間違いありません。

2-2.持っていると、より安心な専門資格「雨漏り診断士」「外装劣化診断士」

業者を選ぶ際に、一つの指標となるのが、「雨漏り診断士」「外装劣化診断士」という資格。

雨漏り診断士は、特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会が認めた雨漏り診断のプロ。雨漏りに関して豊富な知識を持ちあわせています。外装劣化診断士は、一般社団法人 住宅保全推進協会が認めた建物診断のプロ。住まいの屋根・外壁などの外装部分の劣化状況を正しく見極める知識を有しています。

雨漏りの調査をするのに必ずしも資格が必要というわけではありませんが、資格の有無は、業者のレベルを見極める一つの判断材料としてわかりやすいです。

プロタイムズでも外装劣化診断士による建物診断を無料で実施しております。

 

2-3.[補足] 築10年未満の新築の場合、売主に相談するのが正解

品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では、新築の住宅瑕疵担保責任保険*の期間は10年と定められています。

平たく言うと、引き渡しから10年以内で、かつ新築住宅であれば、売主に雨漏り補修をする責任があり、補修費用も売主が負担しなければならないということです。

引き渡しから10年以内で、かつ新築住宅で雨漏りが発生した場合には、売主に補修を依頼しましょう。

*住宅瑕疵担保責任保険とは
新築住宅に瑕疵(欠点・欠陥)が見つかった場合に、その補修費用をまかなう保険のこと。

<保険の仕組み>

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<保険の対象となる部分>

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※住宅瑕疵担保責任保険について詳しくは、国土交通省のホームページをご覧ください。

 

 賃貸で雨漏りが発生したときは、どうすればいいの?

賃貸の住宅やマンション、アパート等で雨漏りが発生した場合には、管理会社や大家さんに相談しましょう。住まいを貸している貸主(管理会社や大家さんなど)は、民法600条により、“借主が適切な状態で住まいを使用できるよう、何らかの欠陥がある場合には修繕すること”が義務づけられています。そのため、雨漏りが発生した場合にも、基本的に補修の責任は貸主である管理会社や大家さんなどが負うことになります。

 

3.雨漏り補修にかかる費用相場

雨漏りの補修費用は、進行具合や補修箇所、補修内容によって大幅に異なるため、一概にいくらと言い切ることはできません。詳細な費用は業者に雨漏りの状況を診てもらい、見積りを算出してもらいましょう。

下記、補修工事別の費用相場をまとめておりますので、参考情報としてご活用ください。

<工事内容別!雨漏り補修の費用相場>

補修工事の内容 費用相場
ひび割れ補修(シーリング補修)  5万円~
ひび割れ補修(シーリング補修)+外壁塗装 100万円~
外壁|重ね張り*¹ 150万円~
外壁|張り替え*² 200万円~
屋根|重ね葺き*³  80万円~
屋根|葺き替え*⁴ 100万円~

*1 重ね張り:既存の外壁の上に、新しい外壁材を施工する工法
*2 張り替え:既存の外壁を取り除き、新しい外壁材を施工する工法
*3 重ね葺き:既存の屋根をそのまま残し、その上に屋根材をかぶせる工法
*4 葺き替え:古い屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に替える工法

 

※その他にも、防水シートの補修や瓦の交換など、雨漏りの発生原因によって、さまざまな補修工事が考えられます。

トラブル事例4選

ここでは、よくある雨漏りトラブルの事例と、その対処法をご紹介します。現在、抱えている雨漏りトラブルと似た事例があれば、ぜひ対処法も参考にしてみてください。

4-1.何度、補修をしても雨漏りが再発してしまう

よくある雨漏りトラブルが、雨漏りが止まらず何度も補修を繰り返しているケース。

基本的には、補修後に雨漏りが再発した場合、再度、同じ業者に補修を依頼しましょう。リフォーム瑕疵保険期間内か、もしくは業者の保証期間内であれば、業者には再度補修をする責任があります新築で瑕疵担保責任保険の保証期間内の場合には、再度、売主に補修を依頼してください。

ただし、”補修後に雨漏りが再発する”という事態が何度も続いている場合には、雨漏りの発生箇所や補修方法を見誤っている可能性があるため、一度、第三者の建築士等に診てもらうというのも考えなければなりません。第三者の建築士等に診てもらった結果を踏まえて、業者と相談することで、解決の糸口が見えることもあります。


 

4-2.中古住宅を購入後、すぐに雨漏りが発生

中古住宅の場合、新築とは異なり、保証期間が一様に設定されているわけではありません。そのため、まずは売買契約時に交わした瑕疵の保証期間を確認する必要があります。

傾向としては、売主が宅建業者の場合は2年ほどの保証となっていることが多いようです。宅建業者の仲介で、個人が売主となっている場合は、保証がついていないこともあります。そして、保証期間内であれば、原則、売主に補修を求めることになります。

ただし、中古住宅を購入する前から雨漏りが発生しており、売主がそのことを伝えていなかった場合には、民法572条により、保証の有無にかかわらず、買主は売買契約の解除もしくは損害賠償を請求することができます。


 

4-3.瑕疵保険を請求したいが、家を建てた業者が倒産してしまった

家を建てた業者が倒産しても、瑕疵保険を請求することは可能です。

この場合、請求は、保険法人に自身で直接行ないます。保険法人は国土交通大臣が指定した「住宅瑕疵担保責任保険法人」のいずれかになりますので、引き渡し時に受け取った書類にて確認してください。保険法人によって瑕疵の調査が行なわれ、必要な費用が支払われることになります。

※詳細はこちら(消費者を守るしくみ>保険金の請求について)からご確認ください。


 

4-4.太陽光パネルを取り付けてから雨漏りが発生

太陽光パネルの設置によって、雨漏りが発生することがあります。そして、太陽光パネルの設置が原因で雨漏りが発生した場合、保証期間中は、太陽光パネルを設置した施工業者に補修の責任が生じます。

太陽光パネルの設置が原因での雨漏りトラブルにおいて、よく争点となるのは、「雨漏りの発生原因が、太陽光パネルにあるかどうか」です。そのため、太陽光パネルを設置した施工業者に補修を依頼するには、まずは、雨漏りの発生原因を明らかにすることが必要です。

また、太陽光パネルの製品によってはメーカー保証のついているものもありますので、あわせて確認しておきましょう。

[参考] 国土交通省は、太陽光発電パネルの設置工事基準を策定しています。詳細はこちらからご確認ください。


 

4-5.[補足] 解決の糸口が見えない雨漏りトラブルは、第三者機関に相談を

「業者と揉めてしまった」「トラブル内容の専門性が高く、自身ではどうすればいいかわからない」など、解決の糸口が見えずに悩んだときには、第三者機関に相談するのがオススメです。

特に、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの『住まいるダイヤル』は住宅専門の相談窓口となりますので、より専門的なアドバイスが受けられます。

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの『住まいるダイヤル』
 国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

■消費生活センター
消費生活全般に関する苦情や問い合わせの窓口

■弁護士会(各地域ごと)

5.早急に雨漏りを止めたいなら応急処置で対応すべし

「ひとまず、この長雨の期間をしのぐ方法がしりたい」「業者に依頼する前に、雨漏りが進行するのを防ぎたい」という場合には、応急処置がオススメです。応急処置を施しておけば、雨漏りの被害がそれ以上に深刻化するのを一時的に防ぐことができます。

下記にご紹介する応急処置は、素人にも簡単にできます。

[応急処置①]
防水シートで雨水をブロック!

■準備物:ブルーシート

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雨漏りの発生原因が明確にわからなくても、雨水が浸入している疑いのある箇所を覆うことで、一時的に雨水を住まい内部に入れるのを防ぐことができます。古典的な手法ですが、効果は抜群です。

この時ブルーシートが浮いていたり、風にあおられたりしては意味がないため、屋根や壁に沿ってきちんと留めるのが重要なポイントです。

 

[応急処置➁]
雨水の浸入口を防水テープで防ぐ

■準備物:防水テープ

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防水テープでの応急処置は、雨漏りの浸入箇所がわかっているときに有効です。雨水の浸入箇所に防水テープを貼るだけの簡単作業。


[注意] 応急処置は急場をしのぐための間に合わせ!きちんとした補修は絶対に必要!
仮に応急処置で雨漏りが止まっても、きちんと補修ができているわけではないため、いずれは再発します。応急処置は、あくまで一時的な処置。住まいのことを考えると、できるだけ早く補修するのが賢明です。

 

 

6.[参考Ⅰ] 多くの雨漏りは見えないところで発生している

“雨漏り”というと、ポタポタと天井から水が落ちてきている、室内に雨染みができている、といったイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、雨漏りが必ずしも見えるところで発生するとは限りません。むしろ、見えないところで発生している雨漏りのほうがほとんどといった方が正解かもしれません。見えるところで発生している雨漏りの多くは、かなり進行しているケース。進行途中の雨漏りは、屋根裏などの見えないところで人知れず進行しているのです。

例えばどこからか「ポタポタと音がする」「外壁にひび割れがある」「屋根の劣化具合をしばらく確認していない」「雨が降った後、室内がカビ臭くなる」といった場合は、雨漏りが発生している可能性もあります。思い当たる症状がある場合には、一度、雨漏り調査だけでも受けてみることをオススメいたします。

雨漏りの疑いのある住まいの劣化症状は、下記の「7.[補足Ⅱ] 雨漏り被害を最小限に!知って得する情報まとめ」でご紹介します。

 

7.[参考Ⅱ] 被害を最小限に!雨漏りを引き起こす住まいの劣化症状まとめ

雨漏りを放っておくと、住まいはどんどん劣化していきます。そこで、住まいを守るためには、いち早く雨漏りを見つけ、対処することが重要となります。

この章では、雨漏りにいち早く気づくために、雨漏りを引き起こす可能性のある住まいの劣化症状をご紹介します。下記の劣化症状が一つでもある場合、気が付かないうちに雨漏りが発生しているかもしれません。

<雨漏りを引き起こす可能性のある住まいの劣化症状>

劣化症状
割れ ずれ

屋根材の割れ

南 屋根 瓦破損

屋根材のズレ

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シーリングの割れ

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シーリングの剥がれ

構造クラック

ひび割れ(0.3mm以上)

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欠けている箇所がある

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ベランダのひび割れ

東 樋 割れ

樋の割れ

気になる症状がある場合には、業者に雨漏り調査を依頼し、雨漏りの発生有無を確認してもらいましょう。

 

まとめ

住まいを長く大切にするためには、雨漏りを迅速かつ、確実に止めることが重要です。

現在、雨漏りが発生している場合には、イチ早く業者に雨漏り調査を依頼し、雨漏りの発生原因を突き止め、補修を行ないましょう。また、明確に雨漏りしているかどうかはわからなくても「もしかして雨漏り?」と思い当たることがある場合にも、早めに雨漏り調査を実施するのがオススメです。

 

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【半田市】【常滑市】【阿久比町】夏の室内を快適に!屋根の遮熱方法まとめ 

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

5月~6月にかけて急激に外気温もあがり、天気のいい日は特に室内の暑い・・・という方は多いのではないでしょうか。
また「屋根を遮熱すると暑さは軽減されますよ」と業者に言われた方もいるかもしれません。

屋根の遮熱対策方法には主に「遮熱塗装」「遮熱機能つき屋根材」「遮熱シート」の3つがあり、この中から自分の家に合った方法を選ぶ必要があるのです。

本ブログでは家はそもそもなぜ暑くなるのか、また遮熱対策を行った際の効果、3つの遮熱方法それぞれについて詳しく解説いたします。

1. 家が暑くなるメカニズムと屋根の遮熱効果

1-1. なぜ部屋の中が暑くなるのか

屋根は元々遮熱機能を持っていないものが大半。よって部屋の中が暑くなるメカニズムは、夏場に家の中で太陽に一番近い部分の屋根へ直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、元々日光を反射する機能のない屋根を通過し、建物内へ伝わってしまう、ということなのです。

1-2. 屋根に遮熱対策をするだけでここまで違う!

図1

最初にお伝えしたように屋根の遮熱対策方法は3つ(遮熱塗装・遮熱機能つき屋根材・遮熱シート)ありますが、その中でも最も手軽でコスト的にも家計に優しい方法は遮熱塗装(遮熱機能をもった塗料で屋根を塗装する方法)です。

遮熱塗装を行うと屋根の表面温度が約20℃下がります。ただし、これはあくまで屋根の表面温度の話です。室内(体感)温度は人によって体感は異なりますが、遮熱塗装をされたお施主様の声として、「夏場のクーラー設定温度を前は19℃まで下げていたが27℃でも涼しくなった」や「2階のモワッとした空気が軽減された」などが挙げられます。

1-3. 暑くなりやすいのはこんなお家

友人はそんなに家の暑さに困っているという話は聞かないのに、自分の家は暑くてたまらない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはなぜかというと、実は暑くなりやすい家と、なりにくい家が存在するからです。

なぜ暑くなりやすいか、それは簡単にいうと日光を室内へ通しやすい造りになっているお家だからなのです。ここではそんな「暑くなりやすい=日光を通しやすい家」をいくつかご紹介します。
暑さにお悩みの方でこれらに当てはまる方は即座に、そのあとに記載いたします遮熱対策を考えてみてください。

家の種類 写真 特徴
金属屋根のお家 金属屋根 - コピー 金属屋根とは素材の種類として「トタン」「ガルバリウム鋼板」「アルミ」と呼ばれるものです。
金属屋根は熱伝導率が高く、屋根材の中で表面が一番熱くなります。また金属屋根自体が薄いので、表面温度がすぐ裏に伝わり、結果として室内温度が上がってしまうのです。
天井が吹き抜けのお家  吹抜け - コピー※1 天井が吹き抜けになっていると、部屋全体の容積が増え、熱い空気を溜めてしまうので、まず冷房が効きにくい構造になっています。
また、リビング部分を1階・2階と分断しないため、2階部分のガラス窓からの日光も入り、部屋全体が暑くなりやすいのです。
2階や3階にリビングがあるお家(二世帯住宅の場合など) 2kai※2 2階や3階にリビングがある場合、窓が多くそもそも暑い場合が多いです。またこの場合、吹抜け天井になっている場合もあるので、前段でもお話した通り部屋が暑くなりやすいのです。2階のリビングには基本的に天窓(屋根部分に取り付けられた窓)がついており、冬は良いのですが夏は暑いという現状があります。
屋根がスレート瓦のお家 キャプチャ 現在の戸建のお家で多くの比率を占めているスレート瓦ですが、屋根材の厚みが4~5ミリ程度しかありません。よってかなりの熱が屋根裏に侵入してしまい、室内の暑さに繋がってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか。

これらに当てはまり、緩和したいと思った方はぜひ屋根に遮熱対策を行うことを検討されてみてください。

2. 屋根を遮熱する方法と費用比較~遮熱塗装、遮熱機能つき屋根材、遮熱シート~

では肝心の屋根を遮熱する方法は、大きく分けて3つあります。遮熱塗装、遮熱機能つき屋根材、遮熱シートです。ここではこれら3つを施工方法と費用にて一覧にしてみました。

 遮熱方法  平米単価 工事金額(総額)
※70㎡の場合
 施工方法  こんな方にオススメ
遮熱塗装 3,000~5,000円/㎡(施工費込み)  70~100万 屋根に遮熱の塗料を塗装する方法、最も一般的 ☑築年数は20年以下☑コストを抑えたい
遮熱機能つき屋根材 10,000円~13,000円/㎡(施工費込み)  100~140万 屋根材に遮熱機能がついたものを選び、もともとついている屋根の上から重ねて屋根材を設置、
またはもとの屋根を撤去し、新たに屋根材を設置する方法
☑築年数は20年以上☑新築で家を建てることを考えている

☑コストはかかってもいい

遮熱シート 500円~800円/㎡(材料費のみ)  非公開 屋根裏または屋根上に敷き、専用テープや専用ステープルで留めつける方法 ☑夏の暑さだけでなく冬の寒さも対策したい☑屋根表面は触らず屋根裏に施工したい

※工事の期間は屋根の平米数・職人の数にもよりますが、屋根だけであれば大体1週間~2週間前後です。

※工事金額(総額)は施工業者により異なる場合がありますのでご了承ください。近年の、材料費の高騰により、上記の金額よりも高くなることがあります。

コストも抑えめで、挑戦しやすいという点でやはり遮熱塗装が一番オススメですが、上記の「こんな方にオススメ」のチェックポイントを見ていただき、遮熱塗装が気になる方は3章、遮熱機能つき屋根材が気になる方は4章、遮熱シートが気になる方は5章を是非ご参考にされてください。

3. 屋根に遮熱塗装をお考えの方へ

3-1. 遮熱塗料の効果

塗料を塗るだけで効果ってあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、屋根の表面温度で15℃~20℃、室内(体感)下がります。

暑さにあまり困っていない方でも、家の塗替えをするときは屋根に使う塗料は遮熱効果つきにするという方もいらっしゃいます。

しかし、あまりにも屋根自体の劣化が進んでいる(家の置かれている環境にもよりますが、築20年以上経っているなど)と、その上から塗装を行うというのが不可能で、屋根の張替えや重ね張りという対策を打たなければならない場合もあります。

ですので、そこまで築年数は経っていないが、暑さに悩んでいたり、ちょうど外壁も塗り替えようと思っていて屋根も同時に!と思っている方には遮熱塗装を使用する事をオススメいたします。

3-2. オススメ遮熱塗料

ここではオススメの屋根用遮熱塗料を、塗料メーカー・商品別に一覧化してみました。

近年、遮熱塗料は多くのメーカーから発売されています。ここでは代表的なものをご紹介いたします。

メーカー名商品名 商品イメージ 特徴 平米単価 ※ 耐候年数
日本ペイントサーモアイシリーズ サーモアイカタログ※6 下塗りにも遮熱機能をもたせ、一般的な遮熱塗料よりも高い効果を発揮。色も40色と豊富なラインナップから選べる 2,600円/㎡~3,500円/㎡ サーモアイSi:10~15年サーモアイF:15~20年
エスケー化研クールタイトシリーズ クールタイトパンフ※7 特殊セラミック成分配合により汚れがつきにくく遮熱機能が長持ちする。
色も41色と豊富なラインナップから選べる。
2,400円/㎡~3,000円/㎡ クールタイトSi:6~8年クールタイトF:8~10年
日進産業ガイナ ガイナ荷姿※8 遮熱性能に加え断熱性能をもつ。
夏は涼しく、冬は暖かいを実現。
3,500円/㎡~4,000円/㎡ 15年~
アステックペイントシャネツサーモシリーズ  スーパーシャネツサーモFpng 下塗りにも遮熱機能をもたせ、一般的な遮熱塗料よりも高い効果を発揮。無機顔料使用により、変退色も防ぐ。 2,800円/㎡~3,700円/㎡ シャネツサーモSi:10~15年シャネツサーモF:15~20年

 

4. 遮熱機能つき屋根材をお考えの方へ

4-1. 遮熱機能つき屋根材の効果

今設置されている屋根に塗装するのが遮熱塗装に対し、屋根ごと遮熱機能つきのものに変えてしまう、というのがこちらです。

新築で今から家を建てる方や、屋根自体が相当劣化していて(築20年以上のお家はこのパターンが多く見られます)塗装ができそうにないという方に適した方法だといえるでしょう。

コスト的には遮熱塗装よりかかりますが、その分もちろん耐久年数は長く、ものによっては30年相当遮熱機能のもつものもあります。
また家を建てたり屋根を張り替えたりすることは頻繁に行うことではありませんので、せっかく屋根を選ぶタイミングであれば次項で紹介する屋根材をお選びいただくことをオススメいたします。

4-2. オススメ遮熱機能つき屋根材

ここではオススメの遮熱機能つき屋根材を商品別に一覧化してみました。

メーカー名商品名 商品イメージ 特徴 平米単価 ※ 耐久年数
ケイミュー株式会社遮熱グラッサシリーズ  遮熱グラッサ※3  赤外線を反射する特殊顔料を配合し、屋根の色あせ・耐久性も兼ね備えた屋根材。色も7色から選べる。  10,000円/㎡~13,000円/㎡  ~30年
ニチハ株式会社横暖ルーフシリーズ  ニチハ※4  耐久性、屋根材種類も希望に合わせて選べる6種類展開。変色・退色等の保証制度もついている。 10,000円/㎡~13,000円/㎡  10~20年
田島ルーフィングアスファルトシングル  アスファルトシングル※5  ガラス繊維基材にアスファルトを含浸させ砂で色をつけた屋根材。防水性能を持ち、あらゆる形の屋根にフィットする。 10,000円/㎡~13,000円/㎡ 10~20年

 

※こちらは参考価格です。地域によって相場が異なる場合がございますのでご了承ください。また、近年の資材の高騰から、価格が大きく異なる場合もございます。

5. 屋根遮熱シートをお考えの方へ

5-1. 遮熱シートの効果

その名の通り、屋根表面や屋根裏に貼ることで遮熱効果をもたらすものが遮熱シートです。夏場の遮熱効果は遮熱塗装と同じく、屋根裏で10℃、室内(体感)温度で5℃ほどの変化があり、エアコンの稼働台数が減るという結果が出ておりますが、冬場も同様に電気使用量が3分の1に減ったとの事例もあります。

また、中には厚い断熱材を使わずとも断熱効果をもっているものもあります。

主に工場などの大型物件に使われるのが一般的ですが、戸建のお家にも使用可能で、壁にも使用できるものも多いので、屋根外壁ともに遮熱断熱したい際もオススメです。

こちらは遮熱塗料、遮熱材に比べて少しマイナーなため、扱っているリフォーム店が少ないのが現状です。よって遮熱シートが気になる方は、認定施工店(遮熱シートを取り扱っているリフォーム店)をまず調べてから、そこに問い合わせるのが早いでしょう。

5-2. オススメ遮熱シート

ここではオススメの屋根用遮熱シートをメーカー・商品別に一覧化してみました。

メーカー名商品名 商品イメージ 特徴 平米単価 ※1 耐久年数
株式会社ライフテックサーモバリアシリーズ  サーモバリア3※6  断熱機能を併せ持つ。室内隠蔽タイプ・屋外露出タイプと貼る箇所も選べ、幅広いシリーズから機能性も選べる。  非公開 10~15年
ケイミュー株式会社遮熱シートLite  ケイミュー遮熱Lite※7 屋根裏の熱気・湿気を同時に排出し、屋根裏の温度を下げることで室内へ伝わる熱を下げる。※ケイミューの屋根材との併用でのみ利用可 10,000円/㎡~13,000円/㎡ 10~15年
プレイリーホームズ株式会社アストロフォイール  アストロフォイール※8  アルミ純度99%、反射率97%で侵入熱量を36~47%カット。省エネ効果も優れる。 非公開 10~15年

 

※ こちらは参考価格です。地域によって相場が異なる場合がございますのでご了承ください。
※ お近くの取扱店にお問い合わせください。

6. 屋根の遮熱対策にDIYはオススメできない

高いところは苦手ではないし、屋根に遮熱対策のための施工を自分でしてみよう!と考えた方もいるかと思います。

しかし結論から申し上げますと、DIY=自力作業はオススメできません。なぜなら屋根の上で施工をするとなると、まず大きな危険が伴うからです。プロの職人でも屋根から落下して大怪我をしてしまうこともあるので、慣れていない一般の方であればより危険なのは確かです。

労働安全衛生法では2メートル以上の高さで作業を行う場合は高所作業扱いとなり、ヘルメット、安全帯、作業床の設置 もしくは保護ネットが必要になります。2階建て以上の建物の場合、基本的に仮設足場無しでの作業は考えられません。

また屋根には雨の通り道があり、計画的に雨水を排出することで雨漏りを防いでいます。一般の方はそのことを知らないので修繕の際に雨の通り道を防いでしまい、雨漏りが発生してしまうこともあるのです。

以上のことから屋根は現場調査から施工まで、プロの業者に依頼することを強くオススメいたします。

 

 

7. まとめ

いかがでしたでしょうか。「屋根に遮熱対策」と一言にいっても、遮熱塗料での塗装・遮熱機能つき屋根材・遮熱シートと大きく分けても3種類あり、その中でも商品種類が多くあることがわかっていただけたかと思います。その中でもコスト的にも取り組みやすい対策は遮熱塗料での塗装ですので、まずはそちらをご検討いただくことをオススメいたします。

しかしご自宅の屋根の状態によっては塗装では対応できないこともありますので、必ずプロの業者に現場調査(実際に屋根にのぼって屋根の状態を見てもらう)を依頼し、そこからどのような遮熱対策を行うかを決めていきましょう。快適な室内環境を整える上で、この記事がひとつの参考になれば幸いです。

 

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プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です :-

長かったゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

今年は久しぶりに何の規制もないGWでしたが皆様、満喫できましたでしょうか?

私はまだ休みボケが治っておらずなんとなく体が重いです 😆

GWが終わるとすぐにやってくるのが梅雨ですね。そこで今回は梅雨時期の塗装についてお伝えいたします!

 

外壁塗装を梅雨の時期にしても大丈夫?そんな疑問にお答えします!

 

「外壁塗装をしよう」と決めた方は、次に具体的にまず時期や費用を考えるのではないでしょうか。
時期は、一般的に春、秋がいいと言われていますが、実際に業者に梅雨時期である6月ごろを案内された場合、皆様はどのような印象を持たれますか?

梅雨時期は、地域によりますが、平均で週3~5日雨が降ることもあります。多くの方が、「外壁塗装を雨の多い梅雨の時期をしてもいいのだろうか」とお考えになるのではないでしょうか。

しかし、実際は、梅雨時期でも注意をすれば、外壁塗装をすることができます。

この記事では、梅雨に塗装ができる理由と気をつけておくべきことを解説し、「梅雨でも外壁塗装できるの?」という疑問にお答えさせていただきます。

1.梅雨の時期でも外壁塗装はできます!

梅雨

梅雨時期は雨が多いため、塗装が厳しいと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、塗装は1年間通して行うことができます。塗料メーカーの出している塗装の基準では

湿度:85%未満
気温:5℃以上
天候:晴れまたは曇り

の環境下であれば、塗装が可能とされているため、上記の条件を満たしていれば、1年中塗装が可能です。
梅雨の時期だからできないということではありませんので、ご安心ください。

紫陽花
ただし、環境によっては、外壁塗装ができない場合もあります。
外壁塗装ができない環境基準もチェックしておきましょう。

湿度:85%以上
気温:5℃未満

雨が降ると湿度85%以上となり、空気中の湿気が塗料の硬化を阻害し、塗料が固まりにくかったり、その後の施工不良などの可能性があります。
また、梅雨時期にはまずありませんが、気温が5度未満になると塗装はできません。塗料が凍ってしまう可能性があり、塗装ができないとされています。また、足場が凍る場合もあるので、事故リスクが上がり危険が増します。

このような理由で、雨の日には塗装ができません。

しかし、雨の日になると全ての工事工程ができなくなるわけではありません。
次に、雨の日にできる工程とできない工程を詳しく説明致します。

 

2.雨の日にできる工程・できない工程

高圧洗浄
梅雨時期は、比較的雨の日が多いですよね。雨の日に塗装はできず、中止になることもありますが、その時の工事の工程によっては、作業できることもあります。外壁塗装では、様々な工程があり、雨の日にできる工程とできない工程があります。
工程の順番のタイミングがよければ、実際に壁を塗る「塗装」以外の作業を、雨の日に行うこともできます。

・足場の組み立て
・塗装しない部分をナイロンでかぶせる養生作業
・塗装前の壁を洗い流す高圧洗浄
・塗装後、養生を剥がす作業
・その他掃除などの片付け

など、できることは多くあります。
しかし、風が強い場合やその他の環境要因で雨の日にできる作業でも中止になることはあります。その日の天候に合わせて、スケジュールの調整などが行われるかと思います。施工業者から報告をこまめにもらうなどコミュニケーションをとり、状況を把握しておきましょう。

塗装現場カバー
雨の日にできない作業とは、塗料を塗る作業です。
外壁塗装の工事で塗料を塗る工程は下塗り、中塗り、上塗りと3回あるのが一般的ですが、こちらは塗料や業者によって変わってくるので、詳しくは施工する業者へ確認してください。

もし、雨の日に外壁の塗装工程をした場合、

・塗料が雨で流れてしまう
・塗膜剥離やひび割れなどの劣化が起こる可能性がある
・塗料に雨が落ち、まだらな仕上がりになる
・光沢が低下する

というような問題が出てくる可能性があります。

このような問題が出てきた場合、再度塗装をし直ししたというような事例もあります。
大切なお家を守るために、外壁の塗装は、必ず雨が降っていない日に行う必要があります。

急に雨が降り出してきた場合でも、すぐに施工をやめ、影響がないように対応をしてもらいましょう。基本的に施工業者は、雨が降りやすい梅雨だからこそ、気をつけて作業をしてくれていますが、塗装をしたあとに、雨が降ってきた場合も心配になるかと思います。
この場合は、心配な時は、業者の方に相談し、外壁を見てもらいましょう。
実際に、工事の最中は雨風を防げるカバーをするため、塗装後に雨が降ってきたとしても直接雨にさらされることはありません。どのくらい影響があるのかを業者の方に事前に聞いておくのも安心材料の一つになるでしょう。

 

 

3.梅雨時期の外壁塗装で知っておくべきメリット・デメリット

3-1.[メリット①]梅雨時期は業者の工事に空きがある時期

梅雨の時期
外壁塗装の繁忙期である春は業者の予約が取りにくい状況にあります。春に比べ、梅雨の時期は人気が少ないため、工事が落ち着きます。業者のアポも取りやすく、じっくり話をきくことができるでしょう。

外壁塗装は高額消費で大切なお家を守るためのものです。失敗はしたくないですよね。相見積もりを取るなど、いくつかの業者を比較することも大切です。梅雨の時期は工事だけでなく、話を聞くだけでもおすすめな時期です。

3-2.[メリット②]キャンペーンをしている業者がある

割引
「梅雨の時期は塗装ができない」というイメージがあるため、梅雨の外壁塗装は多くの方に避けられがちです。比較的に工事や調査の予約もあいた状態になるため、業者によっては、割引やサービスなどのキャンペーンをしているところもありますので、地元の業者をチェックしてみましょう。

3-3.[デメリット]雨で工事が延びる可能性がある

前述の通り、雨の日は塗装工事ができないため、工期が延びる可能性があります。
他のシーズンであれば2週間でできる工事が3週間になってしまうなどです。短い工期をご希望の方は工事を避けたほうが無難でしょう。

また、工事後に予定がある方などは、工事が雨で延びることは予想して余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。特に、足場が設置してある期間が長くなるため、景観が損なわれます。気になる方は、お家に人を招くような行事はできるだけ避けるべきでしょう。

また、工期を延ばしたことで、塗装の養生をつけたまま過ごす日が長くなります。したがって、窓が開けにくい、塗装する場所によっては室外機が養生されていて、エアコンをつけられないといったことも発生する可能性もあります。その際は、日頃使用する部分のみ、作業しない日は養生をはずしてもらうなどの措置を取ってもらいましょう。

 

4 .[補足]納得の外壁塗装をするためには、業者選びも大切

診断

外壁塗装をいつにするかは気になることだと思いますが、実は業者選びが非常に大切になります。外壁塗装は、工事が始まるまで、実際の施工を見ることはできません。だからこそ、選ぶ段階で失敗したくないですよね。目安としては、

・診断およびその説明が丁寧にされているか
・見積もりが平米で出されるなど、細かい記載(使用塗料・作業項目)がされているか
・塗装後のアフターフォローなどの制度があるか

といった項目がクリアできているかは一つの目安になると思います。
また、梅雨時期の塗装で雨が急に降ってくるといったことも考えられます。近隣に事務所があるかもチェックしておきましょう。遠方の業者が悪いわけではありませんが、近隣(車で1時間圏内が目安)に事務所があることで、”なにかあったときでもすぐに対応してもらえる”といった面も安心材料の一つになります。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。梅雨時期の塗装は可能ですが、気をつけておくべきことが多くあることも理解していただけたかと思います。
今回のポイントを最後にまとめておきます。

・梅雨でも塗装はできる

・塗装ができる条件は湿度85%未満&気温5℃以上

・梅雨の時期には業者の予定が空いている可能性がある

・キャンペーンをしている業者もあり、お得に工事ができる可能性がある
・雨で施工が延びる可能性がある

大切なお家の外壁塗装、できるだけ不安をなくしておきたいですよね。梅雨時期の外壁塗装を検討されている方はぜひ、参考にされてください。

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