【半田市】塗装工事前の近隣挨拶について、ベストな方法を解説します!
☆皆さんこんにちは☆
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
春になり、外壁塗装するお宅も増えてきました。
外壁・屋根塗装をお考えの方の多くが、ご近所とのトラブルが起きないかどうか心配をされているのではないでしょうか。お家に長く住むために塗装をするのに、今後そこで生活しづらくなってしまっては本末転倒です。この先も周りの人々との良好な関係を保ち、穏やかな日々をずっと続けていくためには、工事の際には近隣挨拶をしっかりと行って、お互いの不安を取り除いておくことが必要です。
しかし、塗装工事が初めてだという方にとっては、近隣へのご挨拶のやり方がよくわからず、数々の疑問や不安を抱えていることだと思います。挨拶するタイミングはいつなのか、どの範囲のお家まで挨拶すべきか、挨拶では何を伝えればいいか……。次々浮かんでくる疑問にお答えするため、本記事ではQ&A方式で外壁塗装の挨拶のポイントを解説し、さらにご近所トラブルを起こさないための注意点についても紹介させていただきます。
この記事を読み、余計な不安を取り除き、晴れやかな気持ちで塗装工事に臨みましょう!
1.まずは外壁塗装の挨拶の基本を知ろう
初めての外壁塗装を行なうという方にとって、挨拶はどのように行えばいいのかほとんどわからないのは当然でしょう。
ここではまず、外壁塗装の挨拶の基本として覚えておきたいことを紹介させていただきます。
1-1.近隣挨拶をしないとこんなトラブルが起きる可能性も!
外壁塗装を始めとしたリフォーム工事での挨拶を行なう最大の目的は、ご近隣との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防ぐことです。その重要性を再確認するためにも、挨拶をしなかった場合に起こりうるトラブルについて紹介させていただきます。
【起こりうるトラブル・クレーム】
・工事を開始することについて何も知らなかった
・騒音や匂いに関するクレーム
・休日に作業してほしくない
・高圧洗浄の水が飛散してきた
・路上に駐車した業者の車が邪魔になっている
・塗料が飛んでこないか不安
実はこれらのトラブルのほとんどは、事前の挨拶でご近隣にしっかりと工事内容を説明しておけば発生を防ぐことが可能です。多少の問題には目をつぶってくれるはずですし、もし問題が起きた場合も、迅速な対応で関係が悪くならないようにすることができるのです。この記事で紹介する近隣挨拶のポイントを学び、周りとのトラブルなく外壁塗装工事を終えましょう!
1-2.着工の1週間前には事前に挨拶しておこう
外壁塗装工事に際して、施主はさまざまな準備をする場面があります。庭の植物や車などに塗料がかからないように養生してもらうことはもちろんですし、洗濯物を外に干せなくなるのであれば部屋干しやコインランドリー等で対応しなければなりません。そしてそれは、密接している近隣の皆様にとっても同様です。
騒音、匂いなど工事期間中はご近所に少なからず迷惑をかけてしまうのは仕方がありませんが、工事が始まる直前に告知をされたのでは不愉快に感じる方もいらっしゃるでしょう。もし、ご在宅でない場合などは、工事が始まってからの報告になってしまう可能性すらありえます。また、事前に施主自ら挨拶をしてくれれば、多少の不便は許して頂ける場合がほとんどです。コミュニケーション不足によるトラブルを回避するためにも、工事が始まる1週間前には必ず挨拶をしておきましょう。業者によっては工事が始まる数日前の挨拶に同行してくれるところも存在しますので、契約するときにでも確認しておくといいでしょう。
1-3.挨拶ではどんなことを伝えればいい?
外壁塗装工事の一週間前の挨拶で、最低限伝えておくべきことは以下の通りです。
・工事の期間(時間帯・土日祝にも工事を行なうのかについてもできれば説明)
・施工業者と連絡先
・ご自分の連絡先・住所
・工事の大まかな内容(外壁と屋根を塗装します、屋根の葺き替えをしますなど簡単な説明でOK)
・工事に際しご迷惑をおかけしますとの旨
工事中洗濯物を干すことができるのか、養生すべき場所の確認や窓の開閉についてなどの詳細の説明は、工事直前に業者が行ってくれるはずです。専門知識が必要な質問に対して曖昧な返答をしてしまうと、かえってトラブルの種になりかねませんので、施主による1週間前の挨拶では概要を簡潔に伝えるのみに留め、「詳しい内容は工事が始まる前に業者が来て説明します」と言っておくのがベターです。業者とそちらの打合せもしっかり行うと良いでしょう。
1-4.近隣への配慮がきちんとできる業者を選ぼう
ほとんどの業者が工事が始まる前日には近隣住民への挨拶を行ってくれます。しかし業者によっては、挨拶をする際の態度が悪かったり、要望をしっかりと聞いてくれない、強引な営業をかけたりと余計なトラブルを起こしてしまうことも。そういった業者は施主からの相談にも「こちらでちゃんとやっておくので大丈夫」などとはぐらかす可能性がありますし、工事が始まったあともタバコやゴミ、話し声などが原因で近隣とのトラブルが発生してしまうことも十分に予見できます。
そうした事態を事前に防ぐためには、見積もりを提出してきた営業マンに近隣挨拶について事前に確認しておくことが必要です。誠実な対応をしてくれる業者であれば、ご近隣への細やかな心配りや説明、注意点の確認などは入念に行ってもらえます。ご近所への配慮がしっかりとでき、施主からの質問にも丁寧に答えてくれる業者を選ぶことが、トラブルなく工事を進めるための近道なのです。
また、トラブルを起こさないためにも業者と共有すべき点などがあれば挨拶の前に遠慮なく伝えておくようにしましょう。
2.外壁塗装のご近所挨拶Q&A集
ここまで近隣への挨拶の基本について説明してきましたが、それでもまだ疑問や不安は多いはず。そのため本章では、全国で多く寄せられている質問とそれに対する回答をQ&A方式でまとめてみました。トラブルなく外壁塗装を終えるためにも、ここで悩みをすべて解決しておきましょう!
2-1.Q1「挨拶するタイミングはいつ?」
先程、工事が始まる1週間前には事前に挨拶をしておくべきだとお伝えしました。その他には、工事の前日や開始日・完工のご挨拶は必要です。また高圧洗浄など、近隣に影響が及ぶ可能性がある工程の前にも予め挨拶をした方がいいでしょう。とはいえ、良心的な業者であれば工事が始まってからの挨拶は代わりに行なってくれるのが一般的です。ちゃんと挨拶をしてくれるか不安であれば、業者に一度確認してみることをおすすめします。
以下に、挨拶するべきタイミングと、一般的に施主と業者のどちらが行なうのかをまとめましたのでご確認してください。
1.着工の1週間前 (施主)
2.工事開始・足場設置時 (施主・業者)
3.高圧洗浄を行なう前 (業者)
4.スプレー塗装など、近隣への影響が懸念されるとき (業者)
5.足場撤去時 (業者)
6.完工時 (施主・業者)
2-2.Q2「どの範囲のお家まで挨拶すべき?」
近隣挨拶を行なう範囲として、両隣、向こう三軒、裏三軒の計8軒に行なうのが一般的と言われております。また、住宅が密集している場合はどうしても騒音や匂いなどで迷惑をかけてしまうことが考えられますし、道幅が狭い道路に業者が路上駐車しなければならないこともありえるため、密集地帯や道幅が狭い袋小路などでは、迷惑をおかけしそうなお家にはひと通り挨拶をしておくと、後々余計なトラブルを避けることができるので安心です。
以下に、挨拶で回るべきお家の範囲を簡単な図で示していますのでご参考にしてください。
【通りに面した立地の場合】
【お家が袋小路にある場合】
2-3.Q3「粗品は何を持っていけば喜ばれるの? のし紙をつけたほうがいい?」
挨拶の際に持っていく粗品は、どのようなものがいいのでしょうか。
基本的に、あまり高価なものはご近所に気を遣わせてしまうため、避けたほうが無難です。日用品、お菓子など使い道に困らないものをお渡しするのが一番喜ばれるでしょう。予算の相場は、およそ500円~1,000円程度といったところです。洗剤・石鹸・タオル・キッチンペーパー・お菓子などをお渡しするのが一般的です。
また、多く寄せられている疑問としては、「粗品にはのし紙はつけるべきか」というものが挙げられます。
外壁塗装の挨拶について、なにか決まりごとがあるわけではありませんので、基本的には施主の判断に委ねられます。あくまでも、塗装工事でご迷惑をお掛けすることを告知して協力に感謝することが目的ですので、形式にこだわる必要はとくにありません。粗品を包装のまま直で渡すのがためらわれたり、洗剤やタオルなどの日用品をお渡しする場合は、「外のし紙」を付けるといいでしょう。その際は、のし紙に「ご挨拶」と記載しておくと丁寧です。
また、業者によっては、挨拶用の粗品を用意してくれるところもあります。その場合、以前工事の挨拶で粗品をくれたお家に対しては別途用意するなどして、そのほかのお家には業者に任せておいてもいいでしょう。
2-4.Q4「挨拶文はどのように書けばいい?」
近隣挨拶で粗品を渡す際に挨拶文を添えておくことは重要です。事前の挨拶で伝えた必要事項を文章の形にしてお渡ししておくことで「言った・言わない」などのトラブルが防げますし、クレームなどがあった場合の対応もスムーズに進められます。特に、なかなか都合が合わず直接ご挨拶ができない場合は挨拶文は必須と言えるでしょう。
挨拶文は業者が作成して配布、または粗品と一緒にお渡ししてくれるのが普通です。丁寧な業者であれば、高圧洗浄や足場解体などご迷惑をおかけする可能性がある工程の前には都度ご挨拶をしてくれることもあります。問題なのは、業者が対応してくれない場合です。工事を行なうことを確実に周知させるために、もしご自分で作成することになった場合の書式の例をご紹介します。
塗装工事着工前のご挨拶
突然のお手紙、失礼申し上げます。 この度、○○町○丁目××―××にて外壁塗装工事をさせていただきます。 工事中は近隣の皆様にご迷惑をおかけしないよう最新の注意を払ってまいりますが、 もし、なにかお気づきの点などありましたら、ご連絡のほどよろしくお願い致します。 ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。 □工事内容 外壁・屋根塗装工事 □工事予定期間 20XX年○○月○○日~20XX年○○月○○日頃まで □作業時間 午前○○時~午後○○時まで □休日について 日曜日・祝日は基本的に休みとさせていただきますが、 工程によっては作業させて頂く場合があります。ご了承ください。 □連絡先 外壁 太郎 TEL 000-0000-0000 ○○町○丁目××―×× □施工業者 株式会社○○ 担当者 △△ TEL 000-0000-0000 ○○町○丁目××―×× 会社TEL 0000-000-0000 http:/www.————– |
最低限記入しておくべき内容は以下の通りです。
・工事の期間、時間
・自分の名前、連絡先、住所
・施工業者の名前、連絡先、住所、ホームページ
・休日の工事について
・施工内容(わかる範囲で可)
とはいえ、挨拶文を自ら作成して配布するというのはかなりの手間と労力を要する作業になります。
業者に行なってもらうのが一番ですので、事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
2-5.Q5「業者の挨拶には同行した方がいい?」
ほとんどの業者は、工事が始まる直前と完工時に近隣の皆様に挨拶をしてくれます。では、その挨拶には同行した方がいいのでしょうか。
結論から言いますと、可能なら同行した方がいいでしょう。近隣の方の立場になって考えると、見ず知らずの業者だけが突然来るよりも顔見知りである施主が一緒に来たほうが安心できるはず。また、優良業者であれば心配はいりませんが、施主が同行していれば無理な営業活動などによるトラブルを防ぐことができます。今後のご近所付き合いのことを考えても、ご本人が挨拶に伺ったほうが無難だといえます。お仕事の都合などで難しい場合は、業者にその旨を伝えてもらいましょう。その後に自ら挨拶にいくと安心です。
2-6.Q6「ご近所の方にお願いすることは何がある?」
塗装工事を進めていくにあたり、ご近所に協力してもらう場面がある可能性があります。高圧洗浄で使用する水や塗料が飛散する可能性がある場合は、近隣の方が所有する車や庭の木々などに飛散防止シートをかける場合もありますし、密集地帯などでは工事期間中には洗濯物を外に干せないこともあります。業者が直接お願いをすること場合がほとんどではありますが、どのような点を近隣にお願いすればいいか事前に把握しておけば安心です。とくに迷惑をかけてしまう可能性があるお家に対しては、1週間前のあいさつの際に簡単に断っておくといいでしょう。その際は、「あとで業者から詳しい説明があります」と伝えておくとよりスムーズです。
お願いすることととしては、以下の内容が主に考えられます。
・高圧洗浄時の窓の施錠、洗濯物の取り込み
・飛散防止シートを車に被せさせてもらう、または移動してもらう
・施主宅に近い植物などの養生
3.業者とは密なコミュニケーションをとりましょう
最後にひとつ、ご近隣とのトラブルを起こさないためにもっとも重要なポイントをご紹介します。
それは、「業者とのコミュニケーションを綿密にする」ということです。本記事をここまで読んできたあなたは、外壁塗装の挨拶について詳しく知ることができたかと思いますが、それでもご近隣との関係などによって状況は少しずつ変わっていきます。「ご近所付き合いがあまりうまく行っていないお家には文書だけでなく必ず会って説明するようにしてほしい」「職人の風貌によっては怖がられるかもしれないので心配」「無理な営業は絶対にかけないでほしい」など、様々な疑問点や要望が浮かんでくるかと思いますので、そのときは遠慮なく業者に質問してみてください。普段から近隣挨拶をきちんと行なっている業者であれば、施主の様々な要望に応えることができるはずです。
誠実な対応ができる業者を選ぶためには、ホームページを見たり見積提出時に営業マンに質問するなどして、ご近隣への対応について確認することが重要です。親切な業者であれば、その点についても詳しく説明してくれるでしょう。
4.まとめ
本記事では、外壁塗装のご近隣挨拶についてよくある疑問とそれに対する回答を中心に紹介してきました。さらに、なにか疑問点があれば、その都度業者に質問してみてください。トラブルなくスムーズに外壁塗装を行なうために、余計な不安はすべて取り除いておきましょう!
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【半田市】家を長持ちさせる 外壁塗装の最適な時期とタイミング
☆皆さんこんにちは☆
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
「マイホームを建ててから早10年・・・外壁って塗り替えが必要と聞いたけど、いつが塗り替えの時期なんだろう?」
そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装は適切なタイミングで定期的におこなうことで、大事な家を長持ちさせることができます。
この記事では外壁塗装をおこなう最適な時期・タイミングをわかりやすくご紹介いたします。
1.初めての外壁塗装をおこなうタイミングは10年が目安
皆さんが外壁塗装を考えるのはどのような時でしょうか?
・家を建てて年数が経過し汚れが気になってきたから
・ご近所の方が塗り替えをおこなっていたから
・親戚の集まりの前に外壁を綺麗にしたいから
・最近外壁塗装の営業がよく来るから・・
・・・様々な理由があるでしょう。
しかし
「外壁の汚れは気になるけど、今すぐ行う必要はないな」と
外壁塗装の必要性をあまり感じていない方も多いと思います。
ここではまず外壁塗装の必要性をお伝えいたします。
1-1.外壁塗装・屋根塗装は築10年が目安
日本の住宅平均寿命は約30年で、これはアメリカの住宅平均寿命の3分の1と言われています。
なぜここまでも違うのでしょうか。これは日本の気候に原因があります。
日本は高温多湿であり、元々の日本家屋とは石の上に土台が乗るような構造でした。
しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の風通しが悪くなり、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。
大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。
1-2.築10年目で塗装をすると良い理由
現在、日本の住宅の約80%を占めると言われている、窯業系サイディングボード。
その窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、実は元々防水性能は全くありません。
そのため工場出荷時、表面に塗装をおこない、防水性を持たせていますが、その防水性能も5~7年で切れてしまいます。
その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、
目安として
「築10年で1回目の塗装」
というのが一般的によく言われます。
塗装をするメリットとして次の2つが主に挙げられます。
①建物の美観を保つ
外壁は日々、風雨や紫外線に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。
外壁塗装をすることによって、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。
また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもできるため、今までと気分転換をすることも可能です。
②外壁を保護するため
塗料を塗り、塗膜を作ることで、劣化した外壁を風雨や紫外線などから守ることができます。
定期的なメンテナンスを行なって、建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ります。
お家の築年数が7~10年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。
1-3.外壁の防水性が低下すると構造の劣化につながる
では防水性が切れると住宅は、どのようになるのでしょうか。
防水性が切れてしまうと、外壁材に直接雨水や紫外線が当たり、外壁材や住まいの構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。
そのまま放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまう恐れもありますので、定期的なメンテナンスが必要となってしまいます。
2.外壁塗装をおこなうべき劣化のサイン
定期的なメンテナンスと言っても、外壁がどのような状態になったら塗り替えが必要なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために、外壁塗装をおこなった方が良い外壁の劣化状況をお伝えいたします。
2-1.外壁の色あせ
劣化進行度:低
外壁塗膜に劣化が見られなくとも、外壁が当初より色あせをしている場合は、塗り替えを検討したほうがよいでしょう。外壁の色あせは塗膜劣化が始まっている証拠です。
早急に塗り替えをおこなう必要はありませんが、塗り替えの目安の一つとして覚えていただくとよいですね。
2-2.チョーキング
劣化進行度:中
外壁を触った時に、白い粉が手についたことがないでしょうか?
実はこのことを「チョーキング現象」といいます。これは紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗装の表面が劣化して起こるものなのです。
このチョーキング現象を放置しておくと、外壁のひび割れやカビの発生などにまで発展する恐れがありますので、早めのメンテナンスが必要です。
2-3.塗膜の膨れ・剥離
劣化進行度:高
外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?実はこれも外壁塗膜の劣化が原因です。塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入しひび割れ等を引き起こす恐れがあります。
2-4.クラック(ひび割れ)
劣化進行度:高
外壁のひび割れのことを「クラック」といいます。
クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。
クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあります。
2-5.シーリング材の塗膜剥がれ・割れ
劣化進行度:高
サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。
シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」をおこない、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。
このように外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。
まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかありますので、劣化進行度が高の劣化が見られる場合には、早急に専門家へ相談をしましょう。
3.外壁塗装に最適な季節~各季節のメリット・デメリット~
ではいよいよ、外壁塗装をおこなうのに一番良い季節をご紹介したいと思います。
外壁塗装の作業環境は一般的に、
気温:5℃以上
湿度:80%以下
といわれており、この条件下であれば年中外壁塗装をおこなうことができます。
ですが、それでは「いつすればいいの!?」と決めかねてしまいますよね。
そこで各季節のメリット・デメリットをご紹介いたします。
季節 | メリット | デメリット |
---|---|---|
春 | 湿度が低いことから塗料が乾きやすく、工事にはベストな時期 | 4・5月は不安定な天候が多く、雨が続き作業期間が伸びてしまう事がある |
梅雨 | 雨が降っていなく適切な湿度を守れば、今の塗料なら問題ない | 雨の日は工事ができないため、工期が長引く可能性あり |
夏 | 気温が高いため塗料の乾きが早く、塗料の伸びもよいため作業を早く進めることができる | 養生をするため窓を開けることができない |
秋 | 空気が乾燥しており気候も穏やかなため、施工がしやすい季節 | 台風のシーズンとなるため、天候が不安定となり、工期も延びやすくなる |
冬 | 空気が乾燥しているため塗料の定着がよいこと、また養生で窓を閉めたままでも支障がない | 日照時間が短いため、他の季節と比べ作業可能な時間が短くなってしまうこと、気温や霜・積雪の影響で工期が延びる恐れあり |
このように各季節によってそれぞれメリット・デメリットがあります。
また、季節のメリット・デメリットを考慮した施工以外にも、各ご家庭のライフイベントに合わせての施工も多く、実際に「子供が婚約したので婚約者が家に挨拶にくる前に塗装したい」「お盆や正月に親戚が集まるまでに綺麗にしたい」
という工事の依頼で、7月から8月にかけてや10月頃からの年末完工に合わせた時期は工事が増加する傾向にあります。
施工がしやすいと言われる春や秋は、その他の季節と比べ、着工数が多い傾向にあります。
また、お盆・年末年始の親戚の集まりに備えるために、7月や11月の施工が多くなっています。
いつ塗装をおこなうのかは、季節のメリット・デメリット、各ご家庭のライフイベントに合わせて決定するとよいでしょう。
4.外壁塗装とリフォームを同じ時期におこなうとお得!?
外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には12万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせ、お家のリフォームをおこなうとよいでしょう。
4-1.屋根塗装
屋根塗装のみをする際にも、足場の設置は必須となります。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると足場の分だけ高くなってしまいますので、足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。
4-2.太陽光パネルの設置
近年太陽光パネルを設置するお家も増えてきました。もちろん太陽光パネルを設置する際にも、足場は必要です。また一度太陽光パネルを設置した後に屋根塗装をおこなうとなると、太陽光パネルを外して塗装をしなければなりませんので、太陽光パネル設置を考えられている方は、合わせて外壁・屋根塗装をおこなうとお得になります。
4-3.室内リフォーム
浴室やキッチンの室内リフォームの場合でも、外壁塗装が必要になる場合があります。
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。
まとめ
外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わります。
そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、業者に塗装が必要かどうか、外壁の劣化診断をおこなってもらうようにしましょう。
そして、外壁塗装をおこなうことが決まってから、ご家庭のライフイベントや室内リフォームのご予定に合わせ、どの時期に塗装工事をおこなうのか、決定するとよいでしょう。
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【半田市】屋根塗装の高圧洗浄を分かり易く解説
☆皆さんこんにちは☆
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
屋根塗装の洗浄について調べている方もいらっしゃるでしょう。そこで「屋根塗装をするのに、洗浄をする必要?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
はじめに結論を申し上げると、屋根塗装をする際に洗浄は必要です。厳密にいうと、高圧洗浄機を使っての「高圧洗浄」と呼ばれる工程が行なわれることになります。なぜ屋根塗装をするのに高圧洗浄をする必要があるのかについて、本章で紐解いてまいります。
この記事では、
・屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由
・屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識
・屋根の高圧洗浄にかかる費用
などなど、屋根塗装の高圧洗浄についてプロが徹底解説いたします。屋根塗装の洗浄について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 屋根塗装をする際には「高圧洗浄」が必要
1-1ではそもそも高圧洗浄とは何か、1-2では屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由について解説いたします。
1-1.高圧洗浄とは?
そもそも高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用し洗浄をすることです。
屋根塗装をする前に高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを落としていきます。
カビやコケなどが発生している場合、水だけの洗浄では再び増殖してしまう可能性があるため、なかには通常の高圧洗浄ではなく、薬剤(バイオ洗浄剤)を使用した「バイオ洗浄」が必要なケースもあります。
[参考]屋根塗装の流れ
▼近隣挨拶
▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置
▼高圧洗浄
▼下地処理
▼養生
▼屋根塗装・下塗り
▼屋根塗装・中塗り&上塗り
▼完了検査
▼足場の解体&完成
1-2.屋根塗装をする際に高圧洗浄が必要な理由
屋根塗装をする際に、なぜ高圧洗浄が必要なのかというと、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと、仕上がり(見た目)が悪くなるだけでなく、密着不良を起こし、塗装後早々に塗料がはがれるなどの不具合が発生してしまう可能性があるためです。
屋根塗装をする前に高圧洗浄を行ない、屋根材に付着した汚れやホコリ、カビ、コケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装になります。
2.屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために!押さえておきたい知識
この章では、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守っていただくために、押さえておきたい知識をまとめてご紹介します。
2-1.高圧洗浄前に漏水・漏電の恐れがある箇所は「養生」をする
高圧洗浄前には養生が行なわれます。養生とは、漏水・漏電の恐れがある箇所に水が入り込まないよう、養生シートなどで覆うことです。
具体的には、下記などの箇所を養生することになります。
・換気口
・天窓
・インターホン
・照明器具
・コンセント ほか
※屋根の洗浄水が飛散しないように、屋根よりも1m以上高い位置に二重に飛散防止シートを張りますが、万が一、洗浄水が飛散した場合に備えて、少しでも濡れる恐れがある箇所は養生を行います。
基本的に、塗装業者が対応してくれるため、「どこを養生すべきか…」といったことを自身で考える必要はありませんが、「絶対に濡らされたくないモノがある」「わかりにくい位置にコンセントがある」といった場合は、事前に塗装業者に伝えておくと安心です。
2-2.トラブルを防ぐために!高圧洗浄前に近隣に伝えておくべきこと
高圧洗浄機は水圧が高いため、洗浄水が思った以上に飛散してしまうことがあります。養生をして水が飛散しないように万全の対策をしていても、住まいが密接している場合、もしくは風向きや風の強さによっては、なにかの拍子で近隣にまで洗浄水が飛んでしまうことも。さらに、高圧洗浄機は駆動音がするため、「うるさい…」と感じられる近隣の方もいるかもしれません。
そこで、近隣の方々には洗浄前に、
・いつ洗浄をするのか
・洗浄水が飛散してしまう可能性があること
(洗濯物を干す場所によっては、洗濯物を干すのを控えていただくようにお願いをする必要がある場合も)
・高圧洗浄機の音がするかもしれないこと
などを伝えて、トラブルに発展しないよう、理解を得ておくことが重要です。
また、洗浄水が飛散する可能性がある場合は、近隣の方々の了承を得て、「近隣の住まい」や「近隣の方の車」などにも養生をすることがあります。
こうした近隣の方々への対応は、基本的に塗装業者が行なってくれますが、今後の近隣の方の心証を考えれば、ぜひ自身でもフォローをしておきたいところ。
もちろん高圧洗浄前に近隣へ伺っても問題ありませんが、屋根塗装をする場合、高圧洗浄以外にもご迷惑をおかけすることが多々あるため、一般的に塗装工事がはじまる前に近隣挨拶を行ないます。この、はじまる前の挨拶のタイミングで塗装業者と一緒にお伺いして、高圧洗浄を含め、諸々ご迷惑をおかけすることをお詫びするのが最良でしょう。
2-3.高圧洗浄中は家中の窓やドアを開けることができない
高圧洗浄時の注意点として必ず頭に入れておいていただきたいのは、高圧洗浄中は窓やドアを開けることができないということです。うっかり開けてしまうと、洗浄水で室内が水浸し…といった大惨事になりかねないため、家族全員がしっかり把握しておく必要があります。
また、高圧洗浄機は水圧が高いため、窓などのカギが閉まっていないと、洗浄中に開いてしまうことがあります。屋根の洗浄は外壁に比べて水圧で窓などが開くリスクは低いものの、万が一ということもあるかもしれません。そのため、屋根の高圧洗浄時にも窓などのカギは閉めましょう。
多くの塗装業者が高圧洗浄をはじめる前に、窓やドアが閉まっているか、窓などのカギがかかっているかをチェックしてくれますが、自身でも念のためよくよく確認しておくとより安心です。
2-4.【補足】高圧洗浄後、「水」が乾くまで次の工程には入れない
たとえば、昼過ぎに高圧洗浄が終了した場合。「あと数時間あるので、できるところまで次の工程を進めて、塗装工事をはやく終わらせてほしい」と思われるかもしれませんが、高圧洗浄後、すぐに次の工程を進めることはできません。なぜならば「水」が乾燥するのを待つ必要があるためです。
場合によっては、一部、対応できる作業もありますが、基本的には、水が乾燥しないうちに次の工程を進めてしまうと施工不良につながる恐れがあるため、高圧洗浄後は乾燥を待つことになります。
3.屋根の高圧洗浄にかかる費用相場
屋根塗装時の高圧洗浄にかかる費用相場は、下記の通りです。
【高圧洗浄にかかる費用相場】
高圧洗浄の費用相場:200~300円/㎡
バイオ洗浄の費用相場:500円~800円/㎡
※高圧洗浄時、お住まいの水道を利用するのが一般的です。そのため、水道代は家主(施主)が負担することになります。水道代の相場は1,000~2,000円程。バイオ洗浄をした場合は、洗浄剤塗布前・最後の洗い流しの2回洗浄をするため、倍の2,000~4,000円程の水道代がかかる計算となります。
※住まいの大きさや洗浄にかかる時間等によって水道代が上記以上にかかることもあります。
▼もちろん、屋根塗装時にかかるのは高圧洗浄代だけではありません。足場をはじめ、塗料代や高圧洗浄以外の施工費もかかってきます。
4.要注意!屋根の高圧洗浄は自身ではできない
もしかすると、「屋根塗装はプロに任せるとして、相応のお金がかかるのならば、洗浄だけでも自身でやろう」などと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、自身で屋根の洗浄をするのは絶対にやめてください。屋根に上がるだけでも危険がともなうのに、水をつかって作業をするとなると、その危険度は相当なものです。足場も設置しない状態で、自身で高圧洗浄をするなど言語道断です。けっして自分で行わないようにしましょう。
「厚生労働省の労働災害統計(平成30年)」によると、建設業における墜落・転落による死傷災害は5,154件、うち死亡災害は136件にものぼります。きちんとした訓練を受け、万全の準備をして臨んでいるプロですら、これだけ墜落・転落の事故が起こっているのです。一般の方の高所作業がどれほど危険かは言わずもがなでしょう。
また、知識のない一般の方が自身で高圧洗浄を行なえば、漏水を引き起こしてしまう可能性もあります。
屋根塗装をする場合は、洗浄も含めて、すべてプロに依頼するようにしましょう。
まとめ
屋根塗装の洗浄について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
屋根塗装をする際には、高圧洗浄が行なわれるのが一般的です。高圧洗浄機を使って、高い水圧で、汚れやホコリ、カビやコケ、藻、塗膜表面のチョーキング(触ると手に付着する粉状のもの)、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを徹底的に取り除くことで、美しく仕上がり、屋根材と塗料の密着性を高めることもできるため、より質の高い屋根塗装につながります。
また、屋根塗装の高圧洗浄を安心して見守るために押さえておきたい知識も2章にてまとめてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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