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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  カラーの専門家が教える!外壁塗装を白で行う時のポイント!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)スタッフの城坂です

外壁塗装で外壁の色を白で行おうかな?
でも、白は汚れが目立つのでは?
もし、外壁を白にした場合は屋根の色はどういう組み合わせにしたらいいの?などお悩みではありませんか?

白は明るく、開放感のあるイメージを与えることができ、外壁のカラーでも人気の色です。

でも、実は白といっても様々な種類があり、他の色との組み合わせによっても感じるイメージが変わってきます。

この記事では色選びの専門家であるカラーコンサルタントの先生に監修いただき、外壁塗装を白で行う時に知っておきたいポイントをまとめました。

外壁を白で塗装しようとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

監修:色彩計画コンサルタント 黒田 尚美 先生


株式会社 ケイズ・カラープラニング
色彩計画コンサルタント 黒田 尚美

商工会議所カラーコーディネーター検定1級、文部科学省認定色彩能力検定1級、日本色彩学会会員、国際カラーコンサルタント協会会員 ほか。建物の内装、外観、商品企画、店舗・企業の販売促進イベントなどの色彩戦略に関するコンサルテーションを行う。

1.外壁を白で塗装した時のメリットと注意点

外壁塗装 白

1-1.外壁を白で塗装した時のメリット

その1★明るい印象を与える

白はすべての色の中で一番明るい色(明度の高い色)です。つまり光の反射率が高くなり、輝くイメージになります。

その2★外壁の温度上昇を他の色より抑制する

光をはね返す力(光の反射率)が、強くなりますので、暗い色よりも温度上昇を抑制します。

その3★家を開放感のある大きさに感じさせる

明度の高い色は、膨張色です。明るさのある白を使用すると実際の大きさより広がりを感じさせることができます。

その4★組み合わせる色で印象を変化させることができる

外壁 白

白は、無彩色(色味のない色)なので主張しすぎません。黒と組み合わせればクールでモダンになります。

パステルカラーとの組み合わせではキュートでナチュラルな印象に仕上げることもできます。屋根の色や雨どい、サッシの色との組み合わせを考えることで様々なイメージに対応できます。

その5★様々な種類の白から選ぶことができる

一口に白といっても様々な白があります。雪のように真っ白なものや温かみを感じる穏やかな白、クラシックな高級感を感じさせる白などイメージに合わせて選ぶことができる色です。

1-2.外壁を白で塗装した時の注意点

その1★クールホワイトとウォームホワイトの違いを知る

メリットの項目でお伝えしたとおり、白といってもじつに様々な種類があります。そこで、どのような白なのかを把握していないと、こんなはずではなかったと後悔することになります。

様々な白を紹介しますので参考にしてください。

ナチュラルホワイト系

一般的な白は安心感を与え、シンプルでどんな色とも相性が良い。

 

クールホワイト系

青みのある白は涼しいイメージを与え繊細で清潔感がある。

 

ウォームホワイト系

温かみのある白は穏やかな安らぎを与え、黄色、オレンジ、赤系の色となじみやすい。

 

その2★遠くからのイメージと近くで見たときのイメージの違いを知る

同じ色でも近くで見ると印象が変わります。大きな面積から受ける影響を理解して選びましょう。

 

2.白のイメージと効果

白は、すべての色が均等に含まれた光です。
白色透明の光にはたくさんの色が含まれているのです。
白から受ける印象は、どのようなものがあるでしょうか?

イメージには大きく2通りあるとされています。
具体的連想と抽象的連想です。モノの連想とコトの連想などという言い方もあります。

まず、具体的連想とは雪、雲、ウエディングドレス、などの固有名詞の連想です。
人間は、これらを連想することで、つぎのステップで感情を引き起こします。

これが抽象的連想につながります。
例えば真っ青な空に浮かぶ白い雲を連想することで、白にさわやかさを感じます。新雪の雪を連想することで汚れのないピュアな印象に結びつけます。

このように、人は視覚情報から様々な連想をすることでその色の持つイメージが決まります。
白の場合は、下記のような連想があるでしょう。

洗練、純粋、清楚、神聖、繊細さ、冷たさ、透明感、清潔感、開放感、緊張感、モダン、ナチュラル、クラシック、雪、雲、白鳥、白馬、ウエディングドレス、白衣、ミルク

白のイメージ

 

ファッションに白を好むタイプの特徴と白のイメージ

身近なファッションで白のイメージを連想してみましょう。

白のイメージ

特徴

・物事をきちんと整理して忠実なタイプ
・全てを受け止めることのできる柔軟性のあるタイプ

イメージ

爽やか・堅実

ここに挙げているのは一般的な連想です。人はそれぞれ過去の体験、経験で連想は多少変化します。

しかし、集合的無意識といわれる基本的な連想は人種、文化を超えたものがありますので、家の顔でもある外壁色には持ち主であるあなたのより良い印象を与えられる色を選びましょう。

 

3.外壁が白の施工事例

3-1.白+グレー

外壁塗装 白

白にミディアムグレー(明るさが中位のもの)を使用すると都会的な印象に仕上がります。もう少し明るいグレーを使うと爽やかな印象も与えます。ウォームホワイトの場合は、少し暗めのグレーが馴染みやすく、モダンな印象を与えます。

3-2.白+ブルー

明るい白に暗めのブルーはモダンな印象です。塗り分けで下部を暗くすると安定感を与えます。同じダークブルーも上部に使用すると斬新で、よりクールな印象を与えます。少し落ち着かせたい場合はウォームホワイトを使うと良いでしょう

3-3.白+オレンジ

暖かいオレンジと白の組み合わせは、明るくカジュアルな印象に仕上がります。ウォームホワイトと組み合わせることで、より親近感を与えます。サッシの色がダーク色の場合も使いやすい配色です。クールホワイトの場合は爽やかなイメージも表現できます。

3-4.白+グリーン

明るいパステルグリーンとの組み合わせは、爽やかな印象に仕上がります。この場合は、サッシの色が白か明るいアルミ色と馴染みやすいでしょう。

少し落ち着いたグリーンとアイボリー系の温かみのある白はナチュラルなイメージを与えますのでサッシの色が濃い場合も可能な配色です。

 

4.外壁色が白の場合の屋根や付帯部分のオススメ色

4-1.付帯(雨どい、窓枠、軒、塀、門扉)に合う組み合わせ

オフホワイト系の場合

オフホワイトは優しいイメージになる白です。ナチュラルな印象に仕上げることが可能です。明るいグリーンなどと組み合わせると爽やかになります。

オフホワイトの外壁

 

アイボリー系の場合

アイボリー系の白は明るさの中に落ち着きを与えることができます。ブラウン系の少し落ち着いた色と組み合わせることで明るい白でもクラシックな高級感も演出できます。

アイボリーの外壁

 

クールホワイト系の場合

ピュアホワイトやスノーホワイトのように青みを感じさせるまっ白はモダンなイメージになります。現代的でモダンな雰囲気に仕上げることが可能です。黒やグレー、ダーク系の色と組み合わせると良いでしょう。

クール系の外壁

 

5.外壁でも汚れを目立たせない方法

外壁を白にした時に一番不安に思われるのが、「汚れが目立たないか?」ではないでしょうか。
白は確かに汚れが目立ちやすい色ですが、近年は汚れが付きにくい塗料やグッズが登場しています。
それらを使用することで外壁の汚れをあまり目立たなくすることが可能です。
この章では外壁の汚れを目立たなくする塗料やグッズをご紹介いたします。

5-1.低汚染塗料ならでも汚れが付きにくい

外壁に塗られている塗料の膜は、太陽光中の近赤外線によって時間の経過とともに、艶が無くなり、色あせなどがおこります。
また、ホコリや排ガス、藻やカビなどでも美観が損なわれていきます。
外壁が白の場合、それらの汚れが目立ちやすいため、汚れが付きにくい塗料「低汚染塗料」を使用することをオススメします。

親水性

低汚染塗料とは、親水性という原理を応用して、汚れが付着しても汚れが雨水が洗い流す作用を持った塗料です。
近年、塗料メーカー各社が様々な低汚染塗料を開発しています。

5-2.低汚染塗料の種類

クリーンマイルドSTシリーズ(エスケー化研株式会社)
エスケー化研社のクリーンマイルドSTシリーズは、独自のセラミック複合技術(低帯電性・高い架橋密度・親水性)により超低汚染性を実現。汚れが付きにくい低帯電性、汚れが定着しにくい高い架橋密度、汚れが除去されやすい親水性のトリプル効果で、長期にわたって対象物へ低汚染性を発揮します。クリーンマイルドSTシリーズには樹脂が異なるふっ素、シリコン、ウレタン、中塗り材の種類があります。

水性クリーンタイトSi(エスケー化研株式会社)
従来の低汚染塗料は二液タイプ(現場で2つの種類の塗料を混ぜ合わせる必要がある)が主流ですが、この水性クリーンタイトSiは新しいセラミック複合化技術を用いることで一液化に成功した低汚染塗料です。一液タイプでありながら、二液タイプに匹敵する低汚染機能を有しています。

ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント株式会社)
日本ペイント社のファインシリコンフレッシュはシリコン樹脂の低汚染塗料です。シロキサン結合によって高い耐候性を発揮します。塗装時の発泡が少なく、塗りやすく、素早く乾燥するため冬場の施工でも安心です。セラミック成分による親水化技術で優れた低汚染性を実現しています。

アレスアクアシリコンACⅡ(関西ペイント株式会社)
関西ペイントが開発した水性反応硬化技術を進化させたマイクロ反応硬化技術を採用したことにより、水性塗料の常識を越えた低汚染性を発揮し、高い光沢仕上げを実現した塗料です。マイクロ反応技術によって、塗膜表面が緻密でタック(ベタつき)がなくなり、低汚染塗膜を実現します。

5-3.雨筋を抑制するアイテム

雨筋
雨が降ると雨の流れ道ができ、流れてきた汚れがたまることで、筋になってしまいます。これを雨筋と言います。雨水の通り道である窓枠の下部などに雨筋が発生しやすいです。せっかく塗装でキレイに塗り替えても、すぐにこのような汚れの筋ができてしまうのは嫌ですよね。

また、雨筋は汚れだけでなく、外壁材の腐食や、寒い地域ですと凍害を引き起こす恐れもあります。

上記で解説した低汚染塗料を使用することで、これらの雨筋は発生しにくくはなりますが、さらに効果的に雨筋を発生させない方法があります。

それは、外壁に雨の流れ道を発生させない水切り部材を使用することです。

建材メーカー各社から「雨筋ストッパー」「伝い水防止水切り」などの名称で販売されております。

ツタワンD
ケイミュー社 ツタワンD

この部材をこのように窓サッシの両端や換気フードなどの下部に取り付けます。


こうすることで、雨水が直接外壁を伝わることがなく、雨筋を抑制することができるのです。設置に関してはしっかり固定することが必要ですので、希望される場合は施工会社に設置を依頼することをオススメいたします。

 

まとめ

白は明るい印象を与えることができる色です。ただし、白といっても様々な種類があり、与えたい効果によって柔軟に選択することが大切です。どんなイメージにしたいかによって組み合わせを変えましょう。白は汚れが目立ちやすい色ですが、近年は汚れがつきにくい「低汚染塗料」も増えてきました。白にする場合は低汚染塗料も検討されてみてください。

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁の劣化は放置NG!劣化の種類・補修方法・費用を徹底解説!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

外壁の劣化は放置NG!劣化の種類・補修方法・費用を徹底解説!

サイディング 劣化

2024年の現時点で、まったく劣化しない外壁は存在しません。
劣化の進行スピードが遅い耐久性に優れた外壁もありますが、劣化しないわけではありません。
どんな外壁も、必ず劣化は進行します。

「我が家の外壁は劣化している?」
「劣化した外壁は補修が必要なのか?劣化を放置すると、どうなるのか?」
「外壁の劣化の補修には、どのぐらいの費用がかかるのか?」
などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。このあたり、記事内で詳しく解説いたします。

外壁の劣化に悩まれている方は、ぜひ、参考にしてください

 

1.劣化した外壁を放置すると住まいの寿命が短くなる!?

外壁

ずばり、劣化した外壁は、早々に補修が必要です
なぜならば、外壁の劣化が進行すると、住まいの寿命が短くなるリスクが生じるためです。

劣化が進行するにつれ外壁の防水性は失われていき、いずれは雨水の浸入を許すようになります。雨水が浸入すると、外壁は加速度的に傷みます。さらに住まい内部にまで雨水が入り込んでしまうと、住まいの躯体が腐食してしまう可能性も十分にあります。躯体の腐食が進めば、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。
こうした最悪の事態を引き起こさないためには、劣化した外壁を、早々に補修する必要があるのです。

ただし、外壁の劣化進行が初期の場合は、ひとまず経過観察で様子を見るという対処をすることもあります。

2.外壁補修が必要かどうかは「劣化の進行段階」で見極める!

お住まいの外壁を補修する必要があるかどうかは
「外壁の劣化の進行段階」で判断します。

外壁

2-1.劣化の進行が初期の場合⇒経過観察でも問題なし

外壁に以下のような劣化症状が見られる場合は、劣化の進行段階としては初期のため、ひとまず経過観察で様子を見るという対処でも問題ありません。

●ひとまず経過観察でも問題ない|外壁の劣化症状(劣化の種類)

サイディング 汚れ
汚れ
幅0.3mm未満のひび割れ(ヘアークラック)
幅0.3mm未満のひび割れ(ヘアークラック)

※経過観察でも問題ありませんが、劣化の進行を遅らせるために、できることもあります。
外壁の汚れは洗浄するなどしてキレイにすると、劣化の進行を遅らせることができます。また、幅0.3mm未満のひび割れでも、早めに補修をしておくと、ひび割れが大きくなるなどの劣化進行を防ぐことができます。

 

2-2.ある程度劣化が進行している場合⇒早々に補修が必要

ある程度劣化が進行している場合には何らかの補修が必要となります。具体的には、外壁に以下のような劣化症状がある場合は、ある程度劣化が進行しているため、早々に補修を検討するべきです。
以下の劣化症状を放置すると、住まいの寿命が短くなるなどのリスクが生じます。

●補修が必要|外壁の劣化症状(劣化の種類)

苔・藻
カビ・藻・コケの発生
色あせ
色あせ
著しいチョーキングの発生
著しいチョーキングの発生
※外壁を手で触ると、粉状のものが付着する状態
幅0.3mm以上のひび割れ
幅0.3mm以上のひび割れ
外壁塗装 膨れ
塗膜の膨れ
塗膜のはがれ
塗膜のはがれ
サビの発生
サビの発生
サイディング 欠け
欠けている箇所がある

 

2-3.外壁を補修すべきかの最終判断はプロにお願いするのが賢明

診断

上記でお伝えした通り、劣化の進行段階によって補修の必要有無を見極めることができます。とはいえ、「自身での判断は難しい」と感じる方は少なくないでしょう。また、判断を誤ると「補修が必要なタイミングで補修をしなかった結果、住まいが大変なことに…」といった事態にもなりかねません。

そのため、外壁をチェックしてみた結果、「もしかすると補修が必要?」と少しでも感じた場合には、“プロに診てもらうこと”を強くオススメします。

プロに依頼すると、劣化の進行段階を目視で確認するほか、
・細かい劣化の有無や状態を確認する
・外壁を打診棒で叩き、外壁内部の状態を音で確かめる
などして、より専門的に外壁の状態を診てもらえます。
そのため、外壁を補修すべきタイミングなのかどうかを、より正確に判断することができます。
また、プロに外壁を診てもらうと、補修をした場合にかかる費用(見積り)も算出してもらえます。

3.外壁の劣化を補修する方法&費用相場

外壁の劣化は、基本的に以下いずれかの方法で補修をします。

[補修方法&費用まとめ]

補修方法 費用相場
部分補修(3-1) ※補修内容や範囲によって異なる
外壁塗装(3-2) 80~150万円
(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡)
重ね張り・張り替え(3-3) 重ね張り:150万円~
張り替え:200万円~

※上記の費用は、あくまで相場価格です。
外壁の大きさや劣化の進行具合など諸条件によっては、実際の費用が上記と大きく異なることもあります。

3-1.部分補修

部分補修とは、劣化している部分だけを補修をすることです。一般的に、劣化箇所が部分的な場合、部分補修をします。

【部分補修の例】
●「ひび割れ(0.3mm以上)」⇒Uカットシーリング処理(※)など
※ひび割れ箇所をU字型にカットし、シーリング材を充填、樹脂モルタル等で表面を平滑にする。
●「欠け」⇒部分的な張り替え(サイディング外壁の場合) など

劣化症状(劣化の種類)によって、部分補修の内容は異なります。上記以外にも、様々な部分補修の方法があります。

※部分補修をした場合、どうしても補修跡がのこります。「補修跡をのこさず、キレイに外壁を補修したい」という場合は、塗装による補修(3-2)がオススメです。

3-2.外壁塗装

中塗り

・部分補修では補修しきれない場合
・外壁全面に劣化の症状が広がっている場合
・「補修跡をのこさず、キレイに外壁を補修したい」という場合
などは、外壁塗装による補修をします。

外壁塗装の場合、外壁全面の補修ができるだけでなく、外壁を新築時のようにキレイよみがえらせることも可能です。既存とは異なる色の塗料で塗り替えて、外観の印象をガラリと変えることもできます。

3-3.重ね張り・張り替え

部分補修や塗装では、外壁の劣化を補修しきれない場合に、「重ね張り」や「張り替え」による補修を行ないます。また、「外壁材自体を新しくしたい」などの施主(消費者)の希望によっては、部分補修や塗装ではなく、重ね張りをすることもあります。下地や断熱材などにまで劣化が進行している場合には、張り替えとなります。

重ね張り 重ね張り
既存の外壁の上に、新しい外壁材を施工する補修方法。
張り替え 張り替え
既存の外壁を取り除き、新しい外壁材を施工する補修方法。

 

3-4.【補足】シーリング(コーキング)の打ち替え

シーリング

外壁の劣化を補修をする際、あわせてシーリング(コーキング)の劣化も補修をするのがオススメです。
※シーリングとは、外壁と外壁や、外壁と窓の接合部分につかうゴム状の材料のことです。
※シーリングが使用されていない外壁材もあります。基本的にモルタル、樹脂系サイディングなどの外壁材にはシーリングが使用されていないため、シーリング補修も不要です。

シーリングの劣化を放置すると、劣化箇所から雨水が浸入する可能性が生じます。雨水が住まい内部に浸入すると、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。
こうした事態を防ぐためには、劣化したシーリングを早々に補修する必要があります。具体的には、以下のような劣化症状が見られる場合、早々に補修をすべきタイミングです。

※一般的なシーリングの耐久性を考えると、外壁に2-2のような劣化症状が見られる場合、シーリングにも以下のような劣化症状が見られる可能性大です。

●補修が必要なシーリングの劣化症状(劣化の種類)

ひび割れ
ひび割れ
破断
破断
剥離
剥離

ちなみに、シーリングは「打ち替え(既存のシーリング材を取り除いて、新しいシーリング材を充填する方法)」にて補修をするのが一般的です。

●シーリング(コーキング)の打ち替え
費用相場:900~1,500円/m
※足場を組む必要のある場合は、別途、足場費用がかかります。

3-5.どの補修方法を選択するのがベスト?

疑問

「我が家の外壁の劣化は、上記どの方法で補修するのがベストなのだろう?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

基本的には、外壁の劣化症状(劣化の種類)によって補修方法を判断します。
ただし、同じ劣化症状でも、劣化の進行具合によって選ぶべき補修方法が異なることもあります。数種類の劣化症状が見られる場合には、また違った判断をすることも。

そのため、一概にどの補修方法がベストと言うことはできません。

実際に外壁の劣化をどの方法で補修するかは、プロと相談をして決めることになります。その際、上記3-1~3-3も参考に、自身の予算や希望などをプロに伝えると、より納得の外壁補修ができるはずです。

 

4.【参考】プロが解説!外壁が劣化する原因とは?

遮熱塗料

「そもそも、外壁はなぜ劣化するのだろう?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。

外壁の劣化を進行させる原因は、
・太陽光 ・風 ・雨
などです。

外壁が劣化する最大の原因は、太陽です。
太陽光の紫外線や熱が外壁の劣化を進行させていきます。
そのため、太陽光のあたりやすい南側の外壁などは、劣化が進行しやすい傾向にあります。
また、雨風も外壁の劣化を進行させる原因の一つ。
特に、台風時などに強い風や雨を受けると、劣化の進行スピードを加速させてしまうこともあります。

まとめ

どんな外壁も必ず劣化が進行します。

今すぐに劣化の補修が必要かどうかは、劣化の進行段階で判断します。初期の劣化であれば、ひとまずは経過観察でも問題ないケースもあります。ある程度劣化が進行している場合には、早々に補修を検討することを強くオススメします。劣化したまま放置し続けると、住まい内部に雨水が浸入、躯体が腐食し、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。

外壁の劣化を補修する方法はいくつかあり、どの補修方法を選ぶべきかは、劣化症状や劣化の進行具合などよって異なります。
ご紹介した方法も参考に、ぜひプロタイムズ半田店にご相談ください 😀

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】梅雨時期の塗装は大丈夫?疑問にお答えします! 

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です :-

もすぐ梅雨ですね。今回は梅雨時期の塗装についてお伝えいたします!

 

外壁塗装を梅雨の時期にしても大丈夫?そんな疑問にお答えします!

 

「外壁塗装をしよう」と決めた方は、次に具体的にまず時期や費用を考えるのではないでしょうか。
時期は、一般的に春、秋がいいと言われていますが、実際に業者に梅雨時期である6月ごろを案内された場合、皆様はどのような印象を持たれますか?

梅雨時期は、地域によりますが、平均で週3~5日雨が降ることもあります。多くの方が、「外壁塗装を雨の多い梅雨の時期をしてもいいのだろうか」とお考えになるのではないでしょうか。

しかし、実際は、梅雨時期でも注意をすれば、外壁塗装をすることができます。

この記事では、梅雨に塗装ができる理由と気をつけておくべきことを解説し、「梅雨でも外壁塗装できるの?」という疑問にお答えさせていただきます。

1.梅雨の時期でも外壁塗装はできます!

梅雨

梅雨時期は雨が多いため、塗装が厳しいと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、塗装は1年間通して行うことができます。塗料メーカーの出している塗装の基準では

湿度:85%未満
気温:5℃以上
天候:晴れまたは曇り

の環境下であれば、塗装が可能とされているため、上記の条件を満たしていれば、1年中塗装が可能です。
梅雨の時期だからできないということではありませんので、ご安心ください。

紫陽花
ただし、環境によっては、外壁塗装ができない場合もあります。
外壁塗装ができない環境基準もチェックしておきましょう。

湿度:85%以上
気温:5℃未満

雨が降ると湿度85%以上となり、空気中の湿気が塗料の硬化を阻害し、塗料が固まりにくかったり、その後の施工不良などの可能性があります。
また、梅雨時期にはまずありませんが、気温が5度未満になると塗装はできません。塗料が凍ってしまう可能性があり、塗装ができないとされています。また、足場が凍る場合もあるので、事故リスクが上がり危険が増します。

このような理由で、雨の日には塗装ができません。

しかし、雨の日になると全ての工事工程ができなくなるわけではありません。
次に、雨の日にできる工程とできない工程を詳しく説明致します。

 

2.雨の日にできる工程・できない工程

高圧洗浄
梅雨時期は、比較的雨の日が多いですよね。雨の日に塗装はできず、中止になることもありますが、その時の工事の工程によっては、作業できることもあります。外壁塗装では、様々な工程があり、雨の日にできる工程とできない工程があります。
工程の順番のタイミングがよければ、実際に壁を塗る「塗装」以外の作業を、雨の日に行うこともできます。

・足場の組み立て
・塗装しない部分をナイロンでかぶせる養生作業
・塗装前の壁を洗い流す高圧洗浄
・塗装後、養生を剥がす作業
・その他掃除などの片付け

など、できることは多くあります。
しかし、風が強い場合やその他の環境要因で雨の日にできる作業でも中止になることはあります。その日の天候に合わせて、スケジュールの調整などが行われるかと思います。施工業者から報告をこまめにもらうなどコミュニケーションをとり、状況を把握しておきましょう。

塗装現場カバー
雨の日にできない作業とは、塗料を塗る作業です。
外壁塗装の工事で塗料を塗る工程は下塗り、中塗り、上塗りと3回あるのが一般的ですが、こちらは塗料や業者によって変わってくるので、詳しくは施工する業者へ確認してください。

もし、雨の日に外壁の塗装工程をした場合、

・塗料が雨で流れてしまう
・塗膜剥離やひび割れなどの劣化が起こる可能性がある
・塗料に雨が落ち、まだらな仕上がりになる
・光沢が低下する

というような問題が出てくる可能性があります。

このような問題が出てきた場合、再度塗装をし直ししたというような事例もあります。
大切なお家を守るために、外壁の塗装は、必ず雨が降っていない日に行う必要があります。

急に雨が降り出してきた場合でも、すぐに施工をやめ、影響がないように対応をしてもらいましょう。基本的に施工業者は、雨が降りやすい梅雨だからこそ、気をつけて作業をしてくれていますが、塗装をしたあとに、雨が降ってきた場合も心配になるかと思います。
この場合は、心配な時は、業者の方に相談し、外壁を見てもらいましょう。
実際に、工事の最中は雨風を防げるカバーをするため、塗装後に雨が降ってきたとしても直接雨にさらされることはありません。どのくらい影響があるのかを業者の方に事前に聞いておくのも安心材料の一つになるでしょう。

 

 

3.梅雨時期の外壁塗装で知っておくべきメリット・デメリット

3-1.[メリット①]梅雨時期は業者の工事に空きがある時期

梅雨の時期
外壁塗装の繁忙期である春は業者の予約が取りにくい状況にあります。春に比べ、梅雨の時期は人気が少ないため、工事が落ち着きます。業者のアポも取りやすく、じっくり話をきくことができるでしょう。

外壁塗装は高額消費で大切なお家を守るためのものです。失敗はしたくないですよね。相見積もりを取るなど、いくつかの業者を比較することも大切です。梅雨の時期は工事だけでなく、話を聞くだけでもおすすめな時期です。

3-2.[メリット②]キャンペーンをしている業者がある

割引
「梅雨の時期は塗装ができない」というイメージがあるため、梅雨の外壁塗装は多くの方に避けられがちです。比較的に工事や調査の予約もあいた状態になるため、業者によっては、割引やサービスなどのキャンペーンをしているところもありますので、地元の業者をチェックしてみましょう。

3-3.[デメリット]雨で工事が延びる可能性がある

前述の通り、雨の日は塗装工事ができないため、工期が延びる可能性があります。
他のシーズンであれば2週間でできる工事が3週間になってしまうなどです。短い工期をご希望の方は工事を避けたほうが無難でしょう。

また、工事後に予定がある方などは、工事が雨で延びることは予想して余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。特に、足場が設置してある期間が長くなるため、景観が損なわれます。気になる方は、お家に人を招くような行事はできるだけ避けるべきでしょう。

また、工期を延ばしたことで、塗装の養生をつけたまま過ごす日が長くなります。したがって、窓が開けにくい、塗装する場所によっては室外機が養生されていて、エアコンをつけられないといったことも発生する可能性もあります。その際は、日頃使用する部分のみ、作業しない日は養生をはずしてもらうなどの措置を取ってもらいましょう。

 

4 .[補足]納得の外壁塗装をするためには、業者選びも大切

診断

外壁塗装をいつにするかは気になることだと思いますが、実は業者選びが非常に大切になります。外壁塗装は、工事が始まるまで、実際の施工を見ることはできません。だからこそ、選ぶ段階で失敗したくないですよね。目安としては、

・診断およびその説明が丁寧にされているか
・見積もりが平米で出されるなど、細かい記載(使用塗料・作業項目)がされているか
・塗装後のアフターフォローなどの制度があるか

といった項目がクリアできているかは一つの目安になると思います。
また、梅雨時期の塗装で雨が急に降ってくるといったことも考えられます。近隣に事務所があるかもチェックしておきましょう。遠方の業者が悪いわけではありませんが、近隣(車で1時間圏内が目安)に事務所があることで、”なにかあったときでもすぐに対応してもらえる”といった面も安心材料の一つになります。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。梅雨時期の塗装は可能ですが、気をつけておくべきことが多くあることも理解していただけたかと思います。
今回のポイントを最後にまとめておきます。

・梅雨でも塗装はできる

・塗装ができる条件は湿度85%未満&気温5℃以上

・梅雨の時期には業者の予定が空いている可能性がある

・キャンペーンをしている業者もあり、お得に工事ができる可能性がある
・雨で施工が延びる可能性がある

大切なお家の外壁塗装、できるだけ不安をなくしておきたいですよね。梅雨時期の外壁塗装を検討されている方はぜひ、参考にされてください。

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