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外壁塗装は築何年目にするのが良いの?ベストなタイミングはいつ?   

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

「築何年経ったら外壁塗装をするのが良いのか」「外壁にどんな症状が出たら、外壁塗装が必要なのか」など、何年経ったら外壁塗装をすればいいのか、年数の目安が知りたいという方は少なくないでしょう。

新築の場合、外壁塗装のタイミングは、おおよそ築8~12年が目安です。ただし、お住まいの外壁材の種類や劣化の進行具合によっては、たとえば築12年目を迎えても、まだ外壁塗装が必要のない場合もあります。また、二度目の外壁塗装の場合は、前回の塗装時に選んだ塗料の種類などによって、外壁塗装が必要な年数の目安が変わります。本日このあたりの内容について詳しく紐解いてまいります。

1. 外壁塗装は何年経ったらするべき?|年数の目安

1-1.新築の場合|築8~12年目が一つの目安

家

新築で、まだ一度も外壁塗装をしたことがないという場合、外壁塗装をするタイミングは築8~12年目が目安です。

新築にお住まいで、「築何年目ぐらいに外壁塗装をするのが良いだろうか」と疑問に思われている方は、ひとまず上記の数字を頭に入れておくのが良いでしょう。

「もう少し正確に、年数の目安が知りたい」という場合は、外壁材の耐久年数(メンテナンス周期の目安)を指標とすることもできます。
外壁材は種類によってその耐久年数が異なります。耐久年数の長い外壁材であれば、耐久年数が短い外壁材に比べて、当然、外壁塗装が必要となるタイミングも後ろに倒れます。外壁材の種類によっては、築12年目を迎えても、まだ外壁塗装をしなくても問題ないということもあります。

外壁材の種類別の耐久年数(メンテナンス周期の目安)は、下記表を参照ください。

[外壁材の種類別|耐久年数(メンテナンス周期の目安)]

外壁材の種類 耐久年数(メンテナンス周期の目安)
窯業系サイディング 約7年~
金属系サイディング 約10年~
木質系サイディング 約10年~
樹脂系サイディング 約10年~
モルタル 約8年~
ALCボード 約10年~

※上記はあくまで目安の年数になります。外壁材の製品によっては、上記年数と大きく異なることもあります。各製品の耐久年数については、HPやパンフレット等でご確認ください。
外壁材の耐久年数が長くても、外部環境や劣化の進行具合等によっては、早々に外壁塗装が必要となる場合もございます。詳しくは2-1を参照ください。

 

1-2.二度目の外壁塗装の場合|塗料の種類によって年数は異なる

過去に外壁塗装をした家にお住まいで、「二度目の外壁塗装のタイミングを探っている」という方は、前回、何の塗料を使用したのか確認してみてください。使用した塗料の耐久年数(メンテナンス周期の目安)がわかれば、次は何年後に外壁塗装をすればいいか、年数の目安がわかります。

下記表にて、外壁塗料の種類別の耐久年数(メンテナンス周期の目安)をまとめています。

[外壁塗料の種類別|耐久年数(メンテナンス周期の目安)]

塗料 耐久年数(メンテナンス周期の目安)
アクリル 約3年~
ウレタン 約5年~
シリコン 約7年~
フッ素 約15年~
ピュアアクリル 約15年~
無機 約15年~

※上記はあくまで目安の年数です。塗料製品によっては、上記年数と大きく異なることもあります。各塗料の耐久年数については、ホームページやパンフレット等でご確認ください。
塗料の耐久年数が長くても、外部環境や劣化の進行具合等によっては、早々に外壁塗装が必要となる場合もあります。詳しくは2-1を参照ください。

 

2.年数以外にも!外壁塗装の時期を見極める方法がある

この章では、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に見極める方法をご紹介いたします。1章とあわせて、参考にしてください。

2-1.外壁塗装の時期は劣化症状で判断すると間違いない

時間の経過とともに、外壁には様々な劣化症状があらわれます。この劣化症状をチェックすることで、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に見極めることができます。

外壁に下記のような劣化症状が1つでもみられる場合は、外壁塗装が必要な時期です。

[外壁塗装が必要な劣化症状]

劣化の症状
ひび割れ
0.3mm以上のひび割れ
色あせ
色あせ
チョーキング
チョーキング
(外壁を手で触ると、粉状のものが付着する状態)
塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれ
カビ・苔
カビ・苔・藻の発生
サビ
錆(さび)の発生

外壁の劣化症状によって外壁塗装が必要なタイミングを見極める方法は、1章でご紹介した年数による見極めより正確です。1章にてご紹介した年数は一般的な目安ですが、上記の劣化症状を診る方法の場合、実際に住まいを診て判断をするため、外壁塗装をすべきタイミングかどうか、より正確にわかります。

外壁の劣化スピード(外壁塗装が必要となるタイミング)は、外部環境によって大きく異なります。全く同じ外壁材を使用して、全く同じ時間が経過していても、たとえば住まいのある場所が海沿いや工場地帯なのか、日当たりのいい悪い、住宅地なのか等によって、外壁塗装が必要となるタイミングが大きく変わることは珍しいことではありません。このあたりのことを考慮して、外壁塗装が必要なタイミングをより正確に判断をするためには、劣化症状を診るのが最も確かで間違いありません。

2-2.外壁塗装の時期に迷ったらプロに診てもらうのがオススメ

外壁塗装のタイミングを見極めるならば、2-1でご紹介した劣化症状を診て判断する方法が一番確かで間違いありません。とはいえ、自身で判断するのを難しく感じる方も少なくないでしょう。「自身で外壁に劣化症状があらわれてないか見てみたけれど、よくわからない…」という場合は、迷わずプロに診てもらいましょう。

プロの場合、劣化症状を目視で確認をするだけでなく、気になる箇所をルーペで拡大してチェックしたり、外壁を打診棒で叩いて音で状態を確かめたり、細かく診ていくため、より正確に外壁塗装の必要有無やタイミングがわかります。

外壁塗装のプロである塗装会社の多くが、外壁塗装が必要な時期かどうかを診る「診断」「点検」といったサービスを実施しているので、こうしたサービスを利用するのもオススメ。診断や点検だけなら無料で対応してくれる塗装会社も少なくありません。

新築で購入したお住まいの場合は、ハウスメーカーに相談するという手もあります。また、二度目の外壁塗装を検討されている場合は、前回お願いした塗装会社に相談するのが良いでしょう。

プロタイムズ半田店でも『無料診断』を実施しています。詳しくは、お問い合わせください。

3.[参考]定期的に「掃除」をすれば、外壁塗装の時期を後ろに倒せる!?

水

費用も手間もかかる外壁塗装。「外壁塗装のタイミングを、1年でも2年でも後ろに倒せたら…」と思われる方も少なくないでしょう。すばり、外壁塗装の時期を後ろに倒すためには、定期的な掃除が有効です。なぜならば、外壁の掃除には、外壁の劣化進行を抑える効果もあるためです。
特に海の近くにある住まいは掃除が大きく効果を発揮します。定期的に壁に付着した塩を洗い流すことで、外壁の劣化進行を抑えることができるはずです。

多くの外壁材には「塗装」が施してあります(新築の場合も、多くの外壁材には塗装が施してあります)。そして、塗装が防汚性・遮熱性・防水性・防カビ性など様々な性能(※備わっている性能は塗料製品によって違います)を発揮することで、外壁の劣化が進行するのを抑えています。しかしながら、塗装(外壁)が汚れてしまうと、十分に性能が発揮できなくなるため、加速度的に外壁の劣化が進行してしまうことがあります。つまり、早々に外壁塗装の時期が訪れてしまうということです。

定期的に掃除をしておけば、上記のような汚れによって塗装が性能を発揮できないという事態を防げるので、外壁の劣化の進行を抑えることができるというわけです。

家庭用の高圧洗浄機等などを使うと、自身でも簡単に外壁を掃除することができます。ただし、高所にのぼっての作業が必要な場合は、大変危険なので、無理せずプロに依頼することを強くオススメいたします。
ちなみに、プロに外壁の掃除を依頼した場合の費用は、おおよそ100~300円/㎡が目安。足場の設置が必要な場合は、別途、足場費用がかかります。

 

まとめ

外壁塗装をするタイミングについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

何年経ったら外壁塗装をすべきか、年数の目安は1章にまとめてあります。
新築で、まだ一度も外壁塗装をしたことがないという場合は、築8~12年目が目安です(1-1)。二度目の外壁塗装の場合は、前回、何の塗料を使用したのかによって、次は何年後に外壁塗装をすればいいのかの年数の目安が変わります(1-2)。

さらに、より正確に外壁塗装のタイミングを見極める方法を2章にてお伝えしております。ぜひ、1章の年数の目安とあわせて参考にしてください。

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 プロが教える!外壁塗装でお家をオシャレにする方法!  

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
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色あせや汚れが目立ってきて外壁リフォームを検討しようかなと思っている方、「やるならオシャレな塗装にしたい」「これを機にイメージチェンジしてみたい」と迷っていませんか?
ただ、今後も大切に暮らしていくお家です。塗装をして10年以上もその色になることを考えると、絶対に色選びでは失敗したくないとお考えの方が多いのではないでしょうか。

お家は人生で最も大きな買い物です。そんなお家の塗装は納得いくまで考えて、満足するデザインにしたいですよね。
今回は、そんなあなたにオシャレに生まれ変わったお家を数多く紹介していきます。

その中で外壁塗装をオシャレにするためのポイントや注意すべき点もお伝えしていくので、ご自宅の外観と照らし合わせながら、お好みのイメージを発見する材料にして頂ければと思います。

1.イメージを膨らませることがオシャレへの第一歩!まずは施工事例をたくさん見てみよう!

外壁塗装のデザインを考え始めるときに大切なことは、「完成後の仕上がりをイメージすること」です。
まずは様々な施工の事例を見ることで、理想の完成後の姿をイメージしてみましょう。2章からは実際に塗装で生まれ変わったお家の数々を紹介していきたいと思います。

2色を使用したデザインや人気の高い色をベースに塗装したデザイン、部分的にアクセントを付けたこだわりのデザインなどを一挙にご紹介いたしますので、ご自身のお家に合ったイメージを探してみましょう!

2.2色分けでの施工事例集

デザインを考えるときにまず思いつくのが2色を使ったデザインではないでしょうか。
ただ、色の使い方はもともとのお家のデザインによって大きく異なってきます。
ここでは複数の色を使ったお家の施工事例をご紹介します。

2-1.現状の外壁を活かした2色分け

元々色分けがしてあったお家や、複数の建材が使用されているお家はもともとの外壁を生かして2色に塗り分けることで今までのイメージを変えることが出来ます。

落ち着いた色にラインを加えたことでアクセントに!

塗装 落ち着いた色にアクセント

落ち着いたベース色にオレンジ色のラインが入る事でメリハリが出ます。

濃色に白を合わせてメリハリを付ける

元々の色分けを生かして塗り分け

元々の色分けを生かして塗り分けをすることでオシャレに仕上げています。

パステルカラーを使用して可愛らしい印象に!

パステルカラー

既存のデザインを活かした塗装で明るく軟らかく可愛らしい印象に生まれ変わりました。

外壁のデザインを活かして横のラインをデザイン!

ツートン 横ライン

外壁の模様を生かして塗り分けをしています。オシャレな仕上がりになっています。

2色仕上げでスッキリとしたデザインに!

2色仕上げ

白・茶の2色でまとめることにより、まとまりのあるスッキリと洗練された印象を与えます。

2-2.帯板を利用した2色仕上げ

家によっては新築時から飾りの帯板(※下記画像参照)が入っている家もあります。

帯板とは、階の境目やデザインとして取り付けられている板のことをいいますが、塗装をする際に塗り分けをすることでデザインに活用することが出来ます。

帯板

 

帯の色分けで立体感を演出!

帯の色分け

帯色を色で塗り分けることで外壁に立体感を出し、他にはない立体的な仕上がりに。

黒と茶系を使用し、重厚かつスタイリッシュに仕上げる!

帯の色分け

帯の色はサッシや屋根の色と合わせることで統一感を出し、外壁は外構の色と調和を取ることで重厚で洗練されたデザインに仕上がっています。

1階と2階の境目を塗り分け、モノトーン調のシックな仕上がりに

1階と2階の境目を塗り分け

階の境目に帯板が無くてもラインを塗装で作ることで上下の2色分けを実現!モノトーンでシックな仕上がりに変身しました。

梁板と柱を明るい色で統一することでオシャレな和風の仕上がりに!

梁板と柱を明るい色で統一 和風

梁板と柱を暖かなオレンジ色で塗り分けることでオシャレな和風家屋にデザインを一新しました。

正面の帯に差し色を使用する遊び心でワンランク上のデザインに!

正面の帯に差し色

バルコニーの帯板にワンポイントの赤を使用することでシックな中にオシャレをプラスしました。

2-3.ワンポイント色分け

外壁の色分けは大きく塗り分けなくてもワンポイントでイメージはガラッと変わります。少ない範囲の塗り分けデザインを数種類ご紹介します。

正面の一部分をレンガ調にワンポイントデザイン!

レンガ調 ワンポイント

正面の外壁のみ立体的に見える特殊なデザイン塗装を施し、我が家だけのお洒落なデザインに仕上がりました。

出っ張り部分の塗り分けで立体的な仕上がりに!

立体的な塗分け

外壁の出っ張りがある部分のみ塗り分けることで立体的なデザインに仕上がっています。パステルカラーの配色で温かみのある可愛らしい印象を与えます。

バルコニーのみの色分けで演出するシンプルなデザイン!

バルコニーのみの色分け

バルコニーのみの色分けでもサッシなどの色と合わせることでシックでオシャレな印象を与えます。

淡いパステルカラーを取り入れ、北欧風のオシャレな仕上がりに!

パステルカラー

バルコニーと玄関周りのみ色分けをし、まとまりのある仕上がりになっています。

外壁のコーナーを境にメリハリのある塗り分け!

メリハリのある塗り分け

外壁のコーナー部分を境に塗り分けをすることで、新築時に1色だった家でもオシャレに塗り分けが出来ます。青を使う事でさわやかな印象になります。


次に人気の色やオススメの色の組み合わせを施工事例と共にご紹介していきます。色が変わればイメージもガラッと変わりますので、塗装後のお家のイメージを掴む参考にして頂ければと思います。

3.人気・オススメ色の施工事例

3-1.白を基調とした施工事例7選!

白色は他の色との相性がよく、外壁の塗装で最も人気の高い色でもあります。ここでは白色を使用した施工事例のお写真をご紹介します。

白を基調とした塗分け

白を基調とした塗分け

白を基調とした塗分け

白を基調とした塗分け

 

 

 

3-2.オススメ色の組み合わせ施工事例

続いては外壁の色の組み合わせについてご紹介します。
外壁の色の組み合わせには相性の悪い組み合わせもありますので、事前にどんな色が相性が良いのかを確認しておきましょう。また、カラーシミレーションなどを業者にお願いするとイメージしやすくなります。

青色×白色

青色×白色

緑色×クリーム色

緑色×クリーム色

黒色×白色

黒色×白色

桃色×白色

桃色×白色

茶色×白色

茶色×白色

茶色×クリーム色

茶色×クリーム色

黄色×茶色

黄色×茶色

 

4.こんな塗装もできる!サイディングならではのこだわり施工事例集

サイディングボードはそのデザインの豊かさから、現在の新築住宅に多く採用されています。ただし、塗装をするとなると「意匠性のあるお気に入りの柄もペンキで塗りつぶさないといけないのかな」と不安になる方も多いはずです。

ここではそんな方のために、お気に入りの柄を残した塗装や、柄を活かした我が家だけのデザイン塗装など紹介していきたいと思います。
サイディングをご使用の方は必見です!

4-1.お気に入りの柄を残した塗装

「塗装=ペンキで色を付ける」そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。実はペンキの中には「色を付けない透明な塗料」というものが存在します。
「大切な我が家をメンテナンスしたいけどお気に入りの柄は消したくない」そんな方には透明なクリヤー塗料を使った塗装がオススメです!

透明な塗料 クリヤー塗装

透明な塗料 クリヤー塗装

 

 

4-2.サイディングの凹凸を活かした2色分けの工法

次に、既存のサイディングボードの凹凸を活かした塗装の工法をご紹介します。先ほどご紹介したように、サイディングボードの柄を残した透明な塗料による施工もありますが、既存の柄を活かして新しいデザインに仕上げることも可能です。

レンガ調の柄を活かしたデザイン塗装!

レンガ調の柄を活かしたデザイン塗装

タイル調の柄を活かしたデザイン塗装!

タイル調の柄を活かしたデザイン塗装

レンガ調の柄をモノトーンにアレンジ!

レンガ調の柄をモノトーンにアレンジ

サイディングの凹凸を活かして我が家だけの色分けを実現!

サイディングの凹凸を活かした塗装

サイディングの柄に我が家オリジナルの着色仕上げを!

サイディングの柄を活かした塗装

※こちらの凹凸を活かした塗装の方法に関しては高度な技術を要するため、すべての塗装店で出来るわけではありません。気になる方はお問い合わせをする際に事前にこの工法が可能かどうかの確認が必要です。

 

5.塗装のデザインをする際に押さえておきたいポイント

多数の事例をご紹介してきましたが、最後に塗装のデザインを考える上で押さておくべきポイントをまとめさせていただきます。

5-1.近所を歩くことも色選びの参考になる

近隣のお家や街の雰囲気からかけ離れすぎない色を選び、環境に調和した色を選ぶということも非常に重要な要素です。(京都などの一部地域では外壁に使用できる色が制限されている場合もあります。)
必ずしも周りに合わせる必要はありませんが、周囲の住宅と同系統の色を選べばうまく景観に馴染み、色選びで失敗するリスクを軽減することができます。

近所のお家の雰囲気も、外壁塗装の色を考える際の参考になります。

5-2.塗装後の希望する仕上がりイメージを言語化する

いざオシャレに塗装したいと思っても、実際にどんな色を選べばいいかで悩む方は非常に多いのが現状です。外壁に使いたい色が明確に決まっていない場合は、「理想とするイメージ」から考えてみるといいでしょう。

「かわいい印象にしたい」「モダンな雰囲気にしたい」「シックな外観にしたい」など、まずはご自身のイメージを言語化して、そこから色を逆算して考えていくと上手くいきます。下の図で、住まいのイメージにどんな色が対応しているのかをまとめています。ぜひこちらを色選びのご参考にしてみてください。

仕上がりイメージを言語化

5-3.カラーシミュレーションで仕上がりイメージを確認する

外壁の色を決める際には完成後のイメージを確認するために最近ではカラーシミュレーションが用いられることが多くなっています。カラーシミュレーションでは自分の家に実際の色を着せ替えて仕上がりのイメージを確認することが出来るため、とても便利です。
ただし、シミュレーションで見る仕上がりと実際の仕上がりはシミュレーションをする画面や実際の日の当たり方で色の見え方が異なってきますので、それだけで判断をするのは危険です。
実際に色を選ぶ際には業者さんと入念に確認をした上で色を決定しましょう。

5-4.色を決定する前に必ず外で色見本を確認する

色を最終決定する前に必ず行わないといけないのが「屋外で色の見本を確認する」ということです。
屋内と屋外では日の当たり方によって大きくイメージが異なります。そのため、同じ色であっても蛍光灯の下で見た場合と、太陽光の下で見た場合では色の見え方が大きく変わってきます

色を決定する際には必ず外に出て大きめの色見本で最終確認をするようにしましょう。その際には業者にA4サイズ以上の大きめの色見本を準備してもらい、実際にお家の壁に当ててみて太陽光の下で確認してみるようにしましょう

まとめ

本記事では外壁塗装のデザインを検討し始める際に必要なポイントをまとめてご紹介させて頂きました。
外壁塗装をオシャレに仕上げるためには様々なポイントがありますが、まずは「自分の好みのイメージ」を発見することです。

デザイン選びで迷われた際には本記事をご覧頂き、オシャレな外壁塗装の参考にして頂ければと思います。
大切なお家が外壁塗装でオシャレに生まれ変わることを願っております。

 

 

 

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これで丸わかり!陸屋根の防水工事に関する全知識  

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陸屋根 防水

陸屋根の防水工事を行なってから数年が経過。そろそろメンテナンスをしなければと考えるけれど、どの防水工事にすればいいのかわからずそのままにしていませんか?

傾斜がなく、平らな陸屋根というのは、雨が降ったとき通常の屋根よりも水はけが悪く、防水効果が切れた途端に雨漏りを発生する可能性を持っています。いまは大丈夫でも、雨漏りが発生する前(劣化の初期段階)に、陸屋根を防水することで費用を安く抑えられ、お家を長持ちさせることが可能です。

今回は、陸屋根に関する基礎知識と防水工事の種類、長持ちさせるポイントなど陸屋根の防水工事に関する全知識をお伝えいたします。ぜひ参考にしてみてください。

1. 陸屋根の特徴と防水のタイミング

1-1. 陸屋根の特徴

okujou

陸屋根(りくやね、ろくやね)とは傾斜のない平らな屋根であり、平屋根ともいいます。屋上庭園を作ったり洗濯物干し場として利用したり、屋上スペースを有効に活用できるのが特徴です。さらに、平らであるため足場を設置するなどの手間がいらず、通常の屋根と比較してメンテナンスが容易です。屋上までの階段を設けている場合は、屋上の点検作業も簡単に行なうことが可能です。

マンションなどの高層建築物に多く見られ、最近では技術の向上やデザイン等の観点から一般住宅でも見かけるようになりました。

1-2. なぜ陸屋根は防水する必要があるのか

陸屋根は通常の屋根より雨漏りの危険性が高いからです。

通常の屋根と比較して傾斜がほとんどないため、雨が降ったとき水はけが悪く、屋根の防水性が切れた時点で雨漏りに直結する可能性があります。

1-3. 防水工事をするタイミングと見分け方

メンテナンスは早めの方が費用も安くなるので、屋上までの階段を設けていて実際に確認できる方や近くに高い建物などがあり、高所から屋根を目視できる方は定期的に以下の項目をチェックしておきましょう。望遠鏡などを使って少し離れたところから劣化症状が見えた場合、実際はよりひどい状態の可能性があるので、早めに業者に依頼してきちんと確認してもらうことをおすすめします。

陸屋根を覗くことができない場合は、防水工事をしてから5~10年を目安にして業者に診断を依頼するといいでしょう。雨漏りが発生してからでは手遅れです。お勧めは、陸屋根がいまどんな状態なのか写真を撮ってもらうよう業者に依頼し、自分でチェックすることです。防水工事が必要だと言われた時には、その理由を業者に尋ねておくとより安心です。優良業者であればきちんと、わかりやすく説明してくれるでしょう。

《早めのメンテナンスを検討しましょう》

・雑草が生えている

・目地がひび割れている

・コンクリートにひび割れがある

・ルーフドレン(水を流すための排水溝)の周りにゴミがたまっている

・雨の日に屋根の一部分に水がたまっている

すぐ補修すべき!というわけではありませんが、なにかしらの問題があり、少なからず防水効果が落ちてきています。ルーフドレンの周りのゴミを取り除く、業者に依頼してきちんとチェックしてもらうなど、早めのメンテナンスが鍵となります。

※雑草は、防水層まで根が生えている可能性があるため、むやみに抜くのはやめた方が無難です。

《すぐ防水工事を依頼!》

・室内で雨漏りが発生している

・防水工事をしてから10年以上経過している

・防水層が膨れている

・ルーフドレン(水を流すための排水溝)が詰まっている

・剥がれたり壊れている部分がある

 

雨漏りしている場合はすぐにでも業者に依頼しましょう。

雨漏りしていなくとも上記の症状が出ている場合、防水効果がかなり薄くなっている可能性が高く、いつどのようなタイミングで雨漏りに繋がるかわかりません。早めに業者に依頼して対処した方がいいでしょう。

2.陸屋根の防水工事の種類と費用

陸屋根の防水工事には、大きく分けて3種類あります。塗る工法、貼る工法、どちらも利用した複合工法です。

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2-1. 塗る工法(塗膜防水)

現場で液状の防水材料を塗り、防水の膜をつくる工法です。ウレタン防水工事とFRP防水工事の二種類があります。

迷ったらこれ!ウレタン防水工事

ウレタン防水

 

液体のウレタンを複数回塗ることによって防水層を形成し、水や雨の浸入を防ぐものです。液体状のウレタンは複雑な形をした陸屋根面でも継ぎ目のない完全な防水層を形成できます。工程が単純なので安価で工事日数も少なく済むので補修時に最も多く選ばれる防水工事です。

耐久年数は10年前後と短めですが、重ね塗りが可能なのでメンテナンス費も安く抑えられます。さらに、別の素材の防水材があってもそのまま上から施工できるため、撤去費用もかかりません。性能的に目立った短所はないのですが、乾燥に時間がかかるため、定期的にひとが行き来するマンションの通路(廊下)には不向きです。その他にも、均一に塗装しにくい面があります。専用の機器を使用すれば、ある程度解決できますので、気になる方は業者に確認しておくといいでしょう。

人の出入りがあるならFRP防水工事

FRP防水

 

強度が高く耐久性に優れた「ガラス繊維強化プラスチック(FRP)」を使用して、防水層を形成する工法です。その強度の高さから、木造のベランダ床などにも多く採用されている防水工事で、屋根に出入りする可能性のある方におすすめです。新築に使用されている事が多いです。デメリットは紫外線が長期間当たると、劣化してひび割れてしまうため、定期的にトップコートを塗り替える必要があります。様々な形状に施工ができ、継ぎ目のない防水層を形成します。保護層なしで歩行が可能なため、建物を軽くできます。施工時に臭いを発するため、予め工事前に業者に相談して対策を打っておきましょう。

2-2. 貼る工法(防水シート)

シートを下地に貼り付ければ完成する簡便性が特徴で、安価な工法です。塩化ビニールシートとゴムシートの二種類があります。

デザインが豊富!塩化ビニールシート防水工事

シート防水

塩化ビニール樹脂の防水シートを接着剤などで陸屋根面に貼っていく改修用防水工事です。意匠性に優れ、色や模様がプリントされたものも多くあるため、出入りのある屋上やマンションの通路などひと目につく場所におすすめです。ウレタン防水の次に人気のある工事です。

施工後、軽歩行も可能です(歩行不可のタイプも存在するため、予め確認しておきましょう)。日光による紫外線や熱、オゾンに対して優れた耐久性を持っています。基本的にメンテナンスの必要がなく、長期的なコストパフォーマンスが高い防水工事ですが、シートのつなぎあわせなど工事の難易度が高いため、依頼する際には施工実績のある業者を選びましょう。高層ビルなどの強風が予想される場所ではシートが飛ばされる可能性があるため不向きです。シート状の防水材は平滑な陸屋根の方にも最適といえます。

部分的な補修なら!ゴムシート防水工事

シート防水(ゴムシート)

 

シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを、接着剤やテープなどで陸屋根面に施工する改修用防水工事です。短工期・低コストのため、応急処置として部分的に補修したい方におすすめです。ゴムは伸びるため、地震などにも強く昔は主流の一つでした。但し接着剤が剥がれやすかったり職人による質のばらつきがし生じやすい面もあるため、依頼する際には施工実績のある業者を選びましょう。ゴムシートの保護層として塗装材を厚塗りすれば、軽歩行も可能です。

2-3. アスファルト防水

合成繊維不織布にアスファルトを含ませたシートを貼り重ねていく工法です。歴史ある工法のため信頼性が高く、新築時の防水工事はほぼすべてアスファルト防水が採用されています。歩行するためには保護モルタルを貼る必要があり、屋根が重くなるため、木造住宅には不向きになります。しかし防水性能は高いため、人が立ち入らない場合にはいいでしょう。大きく分けて、トーチ工法と常温工法という二種類の施工方法があります。

トーチ工法

トーチ工法

 

シートの裏面に含ませたアスファルトを、トーチバーナーで炙りながら液状化し、塗るように貼り付けていく工法です。器具を用いて簡単に施工でき、シート同士を接合させる際隙間なく溶着させることができるため施工不良を減らすことができます。火を扱うことで煙や臭いが発生するため、改修時に採用されることはあまりありません。。

常温工法

常温で材料を付着させる工法のことです。液状のアスファルト材を使い、シートを複数枚交互に貼りあわせていきます。「冷工法」とも呼ばれています。

トーチ工法と比べて接着技術を要しますが、熱による溶融が不要のため煙や臭いといった周辺や環境への影響がほとんどないのが特徴です。

2-4. 費用・耐久年数別防水工事一覧

各防水工事にかかる費用、耐久年数、メリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

費用(1㎡あたり) 耐久年数
ウレタン防水 2.500~7,000円 12年前後 目立った短所がなく、改修工事で迷ったらウレタン防水がいいでしょう。主流。施工場所を選ばず、複雑な形でも採用可。施工が容易なため、工期も短く済み、低コスト。
FRP防水 4,000~7500円 10年前後 陸屋根に人が出入りする方におすすめです。新築に多い。軽量ながら強靭な耐久性。歩行のみならず車両の走行も可能。定期的にトップコートを塗り替える必要があります。
シート防水(塩ビ) 2,100~7,500円 13年前後 下地の撤去がいらないので、改修工事に最適です。安価で色やデザインを選べる。紫外線・熱・オゾンに対して優れた耐久性を持つ。軽歩行も可。下地が平らである必要があります。
シート防水(ゴム) 2,100~7,500円 13年前後 安価で目立ちにくいところの工事、応急処置として最適です。ひび割れに追随する柔軟性があります。接着剤の性能が防水効果や耐用年数に大きく影響されます。下地が平らである必要があります。
アスファルト防水(トーチ・常温) 5,500~8,000円 20年前後 工事の手間がかかりますが、防水性能に優れており長持ちするためメンテナンスの回数が少なくなります。信頼が厚く、新築に多い。人の出入りがない場合におすすめです。(歩行できるようにするためには屋根が重くなります)

3. 防水効果を長持ちさせるポイント

3-1. ルーフドレン(排水溝)をこまめに掃除する

防水工事を行なった屋根で受けた雨水は全てルーフドレンと呼ばれる排水溝に流れていきます。排水溝が詰まっていると雨水が流れず、水たまりのある箇所から防水層が劣化していく可能性があります。

陸屋根に出入りができる方は、定期的に飛んできた落ち葉やビニールゴミ、土ぼこりなどを撤去するようにするとよいでしょう。もともとゴミなどが溜まりにくいようにストレーナーというカバーがついていますが、このストレーナーを外してドレン内部も清掃することも大切です。

3-2. 色が変わってきたら、トップコートを塗り替える

トップコートは、防水シートなど何らかの防水層を形成した後、その上から塗ることで紫外線から防水層を守る役割をしています。トップコートが剥がれてくると紫外線や熱の影響によって防水層が急速に劣化してしまいます。ウレタン防水であれば黄色く変色し、硬化してしまい、防水シートであれば黒い防水層が透けてきます。この黒い防水層が見えてくると、太陽の熱を反射せず吸収するため屋根が暑くなり、室内にも影響を与えて来るため、陸屋根の色は要チェックのポイントです。目安としては5年おきに塗り替えるといいでしょう。トップコートのなかには、10年おきの塗替えでも大丈夫な高耐久性のものや遮熱効果を持ったものもあります。

4.防水工事は業者に依頼しましょう

ホームセンター等で防水材や防水シートを購入し、自分で防水したいと考える方もいしゃっしゃるかもしれませんが、防水工事は専門性が高いため、専門の業者に依頼した方が無難でしょう。

万が一、自分で行って失敗した後に業者に依頼すると通常の工事費より高くかかることも想定されます。通常、防水工事は防水工事を取り扱っているリフォーム店や塗装業者、工務店などに依頼をします。

しかし、リフォーム店などが自社で防水工事を手掛けることは稀で、工事自体は提携している専門業者が行なうのが一般的です。さらに防水工事専門業者がすべての防水工事ができるというわけでもなく、だいたいウレタン防水や塩ビシート防水などいずれか一つの工法に特化している所が多いです。つまり、リフォーム店などは劣化状況やお客様の要望に合わせて、最適な工法とその工法に特化した防水工事専門業者を選定することになります。

そのため、いい防水専門業者に工事を行なってもらうためには、正しい防水工事の知識を持った業者に依頼することが重要になってきます。

見極めるポイントを3つまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1. 見積りは3社以上から取って比較しよう

業者によって使用する材料、サービス、金額はバラバラ。リフォーム店や工務店など防水工事を行なっている業者3社ほどから見積りをもらい、比較することで、防水工事に関する知識がしっかりしているか見極めることができます。わからない点はどんどん質問しましょう。知識のある業者であれば、わかりやすく説明してくれるはずです。

①「防水工事 一式」と金額だけの見積書ではないか

新築工事と違い、実際に点検や工事をしてみないとどのような問題が出てくるかわからないのが防水工事で、曖昧な見積書はトラブルのもとです。ここは工事に含まれていないと追加の工事費を取られ、最初に聞いていた価格より高くついたというケースもあります。必ず詳細な見積書を出してもらうようにしましょう。

②使用する材料のメーカー名と商品名をチェック

ウレタン防水、防水シートと一言に言っても商品によってグレードや特徴が異なり、メーカーが違えば価格も変わってきます。どこのメーカーのどの商品を使用するのか確認し、見積書(書面)に記載してもらうことでトラブルを防ぐことができます。

③塗布面積とその根拠をチェック

適正価格(材料がどれだけ必要か)をきちんと知るためには、正しい塗布面積が算出されていないと不可能です。業者によって塗布面積が多少異なってくるので、なぜこの面積が算出されたのか根拠も必ず確認しましょう。

どんな工事を行ない、どんな材料をどのくらい使用するのかなどがはっきり書かれた見積書を出す、わかりやすく説明してくれる業者が優良業者である可能性が高いです。大丈夫ですよ、お任せくださいと言うばかりで詳細を教えようとしない業者は、どこかで隠しておきたい不正があるのか防水に関する知識があまりない可能性が高いので気を付けましょう。

4-2. 実績を確認しよう

次にインターネットなどで業者のホームページなどを検索し、防水工事の実績があるか、その内容に問題がないか確認してみましょう。その会社がいつ創業し、どんな仕事を請け負ってきたのか実際に尋ねるのもいいでしょう。アスファルト防水を依頼したい場合は、アスファルト防水の施工事例がある(多く手がけている)業者がいい可能性が高いです。

4-3. 工事保証やアフターフォローを確認しよう

工事保証やメンテナンス、アフターフォローなどのサービスがあり、わかりやすく説明してくれるかは重要なポイントです。保証期間はさまざまありますが、保証期間は何年なのかなぜその期間なのか必ずはっきりさせ、保証書など書面で出してもらいましょう。結局何年保証で何をしてくれるのかわからない、口頭だけの約束は後々何かあったときに対処してもらえないといったトラブルにもなりかねません。

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。

防水工事には、防水材を塗る工法(ウレタン防水・FRP防水)、防水シートを貼る工法(塩ビシート・ゴムシート)、複合工法(アスファルト防水)がありますが、イチオシは安価で目立った短所のないウレタン防水です。主流の防水工事であるため、経験豊富な業者も多いので、記事を参考に各社から見積りを取ってみましょう。

その他に、陸屋根防水工事についてまとめると、下記4点がポイントになります。

・陸屋根とは傾斜がなく、平らな屋根のこと。水はけが通常の屋根より悪く、防水効果が切れると雨漏りに直結する可能性がある。

・前回の防水工事(新築して)から10年以上経過している場合は、防水工事をした方がいい。

・定期的に劣化状態をチェックし早めのメンテナンスを行なうことで、工事費を抑えることができる。

・防水工事には専門知識や技術が必要になるため、防水工事を扱っているリフォーム店や工務店、塗装専門店に依頼した方が◎

 

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