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参考にしたい!外壁塗装×グレーの施工写真とオシャレな配色方法 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

先週のブログで、外壁の汚れが目立たない色を選ぶために知っておきたいポイント についてお伝えしましたが、今回は汚れが目立ちにくい色でもあるグレーの外壁塗装についてお伝えいたします。

グレー(ねずみ色、灰色)は、外壁塗装の人気のあるカラーです。

外壁塗装でグレーが人気な理由は、
・汚れや経年劣化が目立たない
・シンプル・モダンな印象を演出できる
・周辺環境と調和しやすい(悪目立ちすることがない)
といった理由があります。このあたりを本日は詳しく解説いたします。

グレーの外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

1.[住まいの写真]グレーで外壁塗装をすると、どんな仕上がりに?

「グレーで外壁塗装をすると、どんな仕上がりになるのか」気になっている方は少なくないでしょう。
以下、グレー×外壁塗装の施工事例をご紹介します。

■グレー×外壁塗装|施工事例(写真)

▼グレーで外壁塗装をするかどうか迷っている方
施工事例をチェックすることで、グレーの外壁塗装が好みかどうか、イメージしていた通りなのかなど、見えてくることもあるはずです。

▼グレーで外壁塗装することを具体的に検討している方
グレーで外壁塗装をするにしても、たとえば「明るいグレー なのか暗めのグレー」「外壁全面をグレーにする か2色で塗り分ける」などによって、仕上がりは大きく変わります。このあたりのイメージをよくもたないまま、なんとなく外壁塗装を進めてしまうと、「仕上がってみたら、思っていた感じと違った…」ということになりかねません。
そのため、グレーで外壁塗装することを具体的に検討している方は、様々な施工事例をチェックして、理想の仕上がりのイメージをもつところからはじめるのがよいでしょう。「白に近いグレーにしたい」「全面グレーに」など、イメージが具体的であるほど、納得の外壁塗装ができることは間違いありません。

 

2.外壁塗装でグレーが人気の理由

外壁塗装でグレーが人気なのには、以下の理由があります。
グレーで外壁塗装をするか迷っている方は、以下の「グレーが人気の理由」も参考に検討してみてください。

●汚れや経年劣化が目立たない
グレーの外壁は汚れが目立たちません。なぜ汚れが目立たないかというと、グレーは白と黒の中間色であり、砂ぼこりや排気ガスなどの汚れも同じく中間色になるからです。黒や白の外壁が汚れた場合と、グレーの外壁が汚れた場合、どちらが汚れが目立つかを想像してみると、わかりやすいかもしれません。
また、グレーの外壁は、汚れが目立たないのと同じ理由で、チョーキング(手で触ると粉状のものが付着する状態)や色あせなどの経年劣化も目立たちにくい色です。

シンプル・モダンな印象を演出できる
“グレー”という色には、シンプル・モダン・都会的・クール・重厚感といったイメージがあるため、グレーで外壁塗装をすると、こうしたイメージの外観を演出が可能です。

●周辺環境に調和しやすい
住まいの外観は、その地域の景観の一部でもあります。そのため、外壁塗装の色を選ぶ際には、“その地域に調和する色かどうか”という視点も必要です。その点、グレーはどんな景観にも調和する色のため、こうした心配は無用です。グレーで外壁塗装をして、その地域の中で悪目立ちしてしまうことは、まずないでしょう。

 

3.「グレーの塗料」選びに失敗しないために!押さえておきたい知識

グレーの塗料を選ぶにあたり、押さえておきたい知識をご紹介します。

3-1.“グレー”という色はたくさんある

ひと口にグレーといっても、黒に近いグレー、白に近いグレー、濃いグレー、薄いグレーなどなど、様々なグレーがあります。

当然、どんなグレー色の塗料で外壁塗装をするかで仕上がりの印象は変わります。
そのため、グレーの塗料を選ぶ時には、グレーの色味にまでこだわって選ぶのがオススメです。

ちなみに、選ぶグレーの色味を間違ったかも…?と感じている人の失敗談としてよくあるのが、
「仕上がってみたら、なんだか地味に感じた」
「塗装したばかりなのに、薄汚れて見えるような気がする」
というもの。

色の感じ方は人それぞれのため、グレーの色味の良し悪しを一概に言うことはできませんが、上記のような失敗談もあるということを頭に入れて、どんなグレーにするのが良いか慎重に検討するのが良いでしょう。

[参考]塗料製品によって、ラインナップしているグレー色は異なる

知識として押さえておいていただきたいのは、「塗料製品によってラインナップしているグレーの色は異なる」ということです。たとえばA塗料製品の明るいグレーの色をB塗料製品はラインナップしていない、というのは珍しいことではありません。

そのため、明確に使用したいグレー色のイメージがある場合は、塗料の提案を受ける前に塗装業者に伝えておくことが良いでしょう。事前に伝えておけば、そのグレー色をラインナップしている塗料製品を提案してもらえます。

すでに提案段階に入っており、「塗装業者から提案された塗料の中に、イメージしていたグレーがない」という場合には、改めて塗装したいグレー色を伝えて、別の塗料を提案してもらうと良いでしょう。

3-2.同じグレー色でも塗装する外壁材によって印象は変わる

グレー色の塗料を選ぶときには、“住まいの外壁材に塗装をしたときに、どう見えるか”まで考える必要があります。なぜならば、全く同じグレー色でも、塗装する外壁材によって仕上がりの印象が変わることもあるためです。

以下、グレーで塗装をした窯業系サイディング、金属サイディング、モルタルです。
塗装しているグレーの色は全く同じではありませんが、外壁材によって受ける印象が異なることは掴んでいただけるのではないでしょうか。


・窯業系サイディング


・金属サイディング

モルタル 壁
・モルタル

「我が家の外壁材に目ぼしいグレー色を塗装するとどんな感じになるのか、うまくイメージできない…」という場合には、
・(住まいの外壁材と)同じ外壁材の施工事例をチェックする
・(住まいの外壁材と)同じ外壁材の色見本を用意してもらう
・実際に住まいの外壁材に試し塗りをしてもらう

といった手があります。
このあたり、塗装業者に可能かどうか相談をしてみてください。

 

4.オシャレな外観にするためには「配色」にまでこだわるべし

オシャレな外観に仕上げるためには、配色(色の配置)の知識が必要不可欠です。この章では、外壁塗装をするうえで押さえておきたい配色の知識をご紹介します。

4-1.外壁塗装×グレーの代表的な配色パターン

外壁全面をこだわりのグレーで塗装するのも素敵ですが、グレーと他色で塗り分けるのも、また違った魅力があります。

以下、グレー×外壁塗装の代表的な配色パターンをご紹介します。
配色を考える際に、ぜひご活用ください。

●外壁全面をグレーに
外壁全面をグレーで塗装するパターン。

●上半分 or 下半分だけグレーに
外壁の上半分もしくは下半分をグレーにして、もう半分を他の色にするパターン。

●外壁の大部分はグレー、部分的に別色を取り入れる
外壁の大部分をグレーに、アクセント的に一部を他の色で塗装するパターン。

4-2.外観の印象は、外壁・屋根・付帯部の色の組み合わせで決まる

住まいの外観の印象は、外壁だけでなく屋根や付帯部との色の組み合せでも大きく変わります。
そのため、せっかくこだわりのグレー・配色で外壁塗装をしても、屋根や付帯部との色の組み合わせがよくないと、「外観全体で見ると微妙…」といったことになりかねません。

そこで、「外壁をどんなグレーで塗装するか」「配色をどうするか」を考えるときには、
・外壁だけ塗装する場合⇒「屋根や付帯部と組み合わせると、どのように見えるか」
・屋根や付帯部も塗装する場合⇒「外壁をグレーにするならば、屋根や付帯部を何色にするのが良いか」
についても、しっかり検討することが重要となります。

 

4-3.[参考]グレーと相性の良い色

ずばり、グレーと相性の良い色というのは多数あります。
以下、グレーと相性の良い色の組み合わせをご紹介します。「外壁をグレー×他色で塗装したい」という方はもちろん、屋根や付帯部との色の組み合わせを考えるときにも、ぜひ参考にしてください。

【グレーと相性の良い色】

相性の良い2色の組み合わせには、
・グレー×黒
・グレー×白
・グレー×ネイビー
・グレー×ベージュ
などがあります。

また、クールカラーであるグレーは同じクールカラーのグループ色を選ぶことで、色彩の調和がとれた、まとまりのあるカラーコーディネートができます。

※グレーの色味によって、相性の良い色が異なります。
※上記以外にも、相性の良い色の組み合わせは多数ありますので、気になる色の組み合わせがある場合には、塗装業者に相談をしてみてください。カラーシミュレーション(5-1)で確認してみるのも良いでしょう。

 

5.塗料選びで活用したい2つのツール&使い方

納得のグレー色の塗料や、理想の配色を選り抜くのに役立つ2つのツール「色見本」と「カラーシミュレーション」の使い方等をご紹介致します。

5-1.色見本

各塗料製品の色を確認できる「色見本」。
たとえば「A製品のグレー色はどんな色?」という場合、この色見本で確認をするのが一般的です。

色見本はポイントを押さえて使用することが重要です。ポイントを知らなかったために、「色見本で見たグレー色と、実際に外壁に塗装したグレー色の印象が違う…」という後悔を抱えてしまう人も、実は少なくありません。

[色見本を使用するときのポイント]

●ポイント① A4サイズ以上の色見本を用意してもらう
色見本は、できるだけ大きなサイズのものを用意してもらうのがおすすめです。目安としてはA4サイズ以上が良いでしょう。
なぜ大きなサイズの色見本が良いかというと、色の印象は大小で変わるためです。大きい面積で見ると(小さい面積で見たときと比べて)、鮮やかな色はより鮮やかに、明るい色はより明るく、暗い色はもっと暗く感じます。そのため、小さい色見本でしか色の確認をしていないと、外壁に塗装した色を見たときに「イメージしていた色と違う…」ということが起きてしまう可能性があるのです。

●ポイント② 色見本は屋外で確認する
色見本は屋外で確認をしてください。室内と屋内とでは色の見え方が異なることがあるためです。特に、蛍光灯などの明かりの下では、かなり違って見えます。実際に塗装する外壁も屋外にあるため、色見本も屋外で確認をするのが間違いありません。
また、時間帯(朝・昼・晩)や天候(晴れ・雨・曇)などによっても、色の見え方は変わります。そのため「絶対に色選びに失敗したくない」「色には相当こだわりがある」といった方は、時間帯や天候の違うタイミングで色見本を確認することをオススメです。

 

5-2.カラーシミュレーション

カラーシミュレーションとは、いわば住まいの色の試着の様な物。カラーシミュレーションをすることで、塗料パンフレットや色見本ではわからなかったことが見えてくることも少なくありません。

カラーシミュレーションを活用すると、
・気になるグレー色
・気になる色の組み合わせ(外壁の配色、屋根・付帯部との色の組み合わせ)
で塗装をすると住まいの外観がどんな風に見えるかを実際に近いイメージで確認することができます。

そのため、
「2つのグレー色で迷っている」
「気になる色の組み合わせがいくつかある」
など、いくつかの色候補で迷っているときも、塗装後の外観イメージを比較できるカラーシミュレーションが有効です。

現在、多くの塗装業者がカラーシミュレーションのサービスを提供しています。カラーシミュレーションをやってみたい場合は、塗装業者に相談をしてみてください。

 

 

まとめ

グレー(ねずみ色、灰色)は、外壁塗装の人気のあるカラー。

1章では、実際にグレーで外壁塗装をした住まいの写真(施工事例)をご紹介しています。
「グレーで外壁塗装をするかどうか迷っている方」は施工事例をチェックして、グレーの外壁塗装が好みかどうか、イメージしていた通りなのかなどを探ってみてください。「グレーの外壁塗装を具体的に検討している方」は、様々な施工事例をチェックして、理想の仕上がりのイメージをもつところからはじめるのがオススメです。イメージが具体的であるほど、納得の外壁塗装ができることは間違いありません。

さらに、この記事では、
・「グレーの塗料」選びの知識(3章)
・オシャレな配色(色の配置)方法(4章)
・塗料選びで活用したい色見本・カラーシミュレーションの使い方(5章)
など、グレーの外壁塗装を成功させるために押さえておきたい情報もまとめてご紹介しておりますので、ぜひ、参考にしてください。

 

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外壁の汚れが目立たない色を選ぶために知っておきたいポイント    

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

皆様GWはいかがお過ごしですか?もうお仕事が始まった方も多いでしょう。愛知県もまたまた緊急事態宣言に入ってしまいましたね・・。前回の緊急事態宣言の時に、次も繰り返す事が無いように徹底的にやるって菅首相が言っていた気がするのですが、2か月足らずで再度緊急事態宣言・・・。

個人が一人一人気を付けるしか私たちに出来る事はありません。度重なる自粛にくじけそうになりますが、感染対策をしっかり取ってコロナに打ち勝ちましょう!!

さて、本日のブログは「外壁の汚れが目立たない色を選ぶためのポイント」についてお伝えします♪

 

「次の塗り替えの時には、外壁の汚れが目立たない色に塗り替えたい」
「外壁の汚れが気になるようになった」

そう思われている方も多いのではないでしょうか。
最初は綺麗だったはずの外壁も、ふと見てみると汚れが目立つように・・・
なんて経験もあるのではないでしょうか。

外壁の汚れは、大気汚染の汚れや日当たり不良によるカビの発生など、実は様々な原因があります。
そしてその汚れの原因によって、汚れ方や汚れの色も変わってきます。

でも実は、この気になる外壁の汚れも外壁の色を工夫するだけで、驚くほど目立たなくなるのです。

今回は、外壁の汚れを目立たなくするにはどのような色があるのかをご紹介します。また、外壁が汚れにくいセルフクリーニング機能を持った塗料もあわせてご紹介いたします。今後、外壁の汚れが目立たない色で外壁塗装をしたいとお考えの方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

1.外壁の汚れの原因

そもそもなぜ外壁は汚れてしまうのでしょうか。それには様々な理由があります。
代表的な外壁汚れの原因の例を4つをご紹介いたします。

1-1.大気汚染による汚れ

普段、何気なく過ごしていますが、実は空気中には様々な汚れが含まれています。それは、車の排気ガスや地面から舞った砂などです。そのような汚れが、外壁の凹凸部分にたまりやすいのです。
この大気汚染による汚れを目立たなくするには、汚れが目立ちにくい色を選ぶ、もしくはセルフクリーニング機能(雨で汚れを落とす機能)のある塗料を選ぶようにしましょう。

大気汚染による汚れ

1-2.湿気による汚れ・カビやコケの発生

カビやコケも外壁を汚す原因となります。カビやコケは日当たりが悪いジメジメした場所にも生えやすくなりますので、日当たりの悪い北面の外壁などに発生しやすくなります。

湿気による汚れ・カビやコケの発生

1-3.サッシ周りの汚れ

窓枠付近の外壁が汚れているのを見たことはないでしょうか。実はこれ、外壁塗料に使用しているシリコンに含まれる可塑剤や、サッシ周りのシーリング材に使用している可塑剤の油分が溶け出し、外壁を汚しているのです。最近では、変性シリコンといった可塑剤が少ないものや、ノンブリードタイプのシーリング材も出てきました。このようなものを使用すると、外壁も汚れにくくなります。

サッシ周りの汚れ

1-4.排気口周りの汚れ

お家の周りを見てみると、排気口や換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れているのを見たことはないでしょうか。油汚れはとても頑固なので、定期的に清掃をしないと放っておくと取れにくくなってしまいますから、注意が必要です。

排気口周りの汚れ

錆汁3

2.外壁の汚れが目立たない色

避けることのできない外壁汚れ。これを目立たないようにするにはどうすればよいのでしょうか。

一番簡単な方法は、外壁に汚れが目立たない色を塗ればいいのです。では実際に、何色であれば汚れが目立たない色なのか、これからご紹介いたします。

2-1.一番選ばれているのは【グレー】

街並みを見てみると、グレーの外壁のお家が多いように感じることがあるのではないでしょうか。
これは、グレーの外壁は一番汚れが目立たない色のため、外壁の色に選ばれやすいからです。

ではなぜ、グレーは汚れが目立たないのでしょうか?

外壁に付着する汚れには様々なものがありますが、ほとんどの汚れの色は中間色です。砂や土埃は薄茶・黄土色で、苔やカビは緑を含んだ薄茶のような色です。そのため、多くの方は汚れが目立ちにくいグレーを選ぶことが多いのです。
グレー(基礎)2

2-2.グレー以外の汚れが目立たない色は【アイボリー・薄いブラウン・ベージュ】

「汚れが目立ちにくいという理由だけで前回も今回もグレーの外壁」
「近所もグレーの外壁が多いけど、汚れが目立たないならうちも・・・」

などと思ってしまう必要はありません。
グレー以外にも汚れが目立ちにくい色はございます。

グレー以外で汚れが目立たない色として、よく選ばれているのが、アイボリーや薄いブラウン、ベージュ系の色です。
これらの色はグレー色と同様に、煤煙や黄砂などの汚れが付着しても色が同化するため、あまり目立つことはありません。
また、こちらの色を選ぶと、家そのものの雰囲気も重くなりませんので、そのような点でもオススメです。

アイボリー6

アイボリー4

以上のように、外壁の汚れが目立たない色には、グレーやアイボリー、薄いブラウン、ベージュなどがあります。外壁の色に特にこだわりがなく、「まずは外壁の汚れが目立ちにくくしたい」とお考えの方はこのような色を選ぶとよいでしょう。

3.外壁の汚れが目立ちやすい色

汚れが目立たない色をご紹介しましたが、逆に汚れが目立ってしまう色も中にはあります。それは一体どのような色なのかお伝えいたします。

3-1.汚れが目立ちやすい色は【白・黒】

汚れが目立ちやすい色は【白・黒】

白1

非常に綺麗に見える【白】や、スタイリッシュな印象を与える【黒】は、実は汚れが目立ちやすい色です。そのため残念ながらあまり外壁の色にはオススメできません。

外壁は時間が経つと砂や埃、苔など様々なもので汚れてきます。汚れの色をイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、白や黒などの原色と比べると色のコントラスト差が大きいため、汚れが際立ってしまうのです。

家・汚れ・白

家・汚れ・黒

このように図を見てもわかるように、白や黒は汚れがどうしても目立ちやすくなってしまいます。どうしても白や黒に塗り替えたい場合には、セルフクリーニング機能を持った塗料を使用するとよいでしょう。

3-2.【赤系】は色あせが起こりやすい

ずっと日に当たる場所に本などを置いていると、ばっちり日焼けしてしまったなんてこと、皆さんも経験はあるのではないでしょうか?
その際に一番色あせが起こっているのは、何色だかご存知ですか?実は赤系の色です。

赤系の色は色あせが起こりやすく、逆に色あせが起こりにくい色と言えば青系の色です。古びた道路標識を見てもらえば分かり易いでしょう。赤い部分だけ見事に色あせが起こっています。

標識_赤・色あせ

これは、赤や紫などは、紫外線などの波長が短い色を吸収しやすく、色あせが起こりやすいためです。反対に、青系の色は反射しやすいため、色あせが起こりにくくなっています。
このように、色は全ての色が均等に色あせするというわけではありませんので、外壁の色を選ぶ際にも参考にしていただければと思います。

4.外壁を汚れにくくする塗料とは!

外壁の汚れが目立たない色や汚れの原因をご紹介いたしましたが、「そもそも汚れにくい外壁だったらいいのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。
ここでは簡単にですが、様々な機能を持った塗料をご紹介します。
お気に入りの色があり、その色をどうしても外壁の色に選びたい方は、次のような機能を持った塗料を選ぶとよいでしょう。

4-1.セルフクリーニング機能を持った塗料を選ぶ

セルフクリーニング機能とは、外壁についた汚れを雨で洗い流してくれるという機能のことです。
建物の外壁に塗ることで、塗膜の親水性(水になじむ)によって汚れが流れ落ちやすくなります。

塗料のグレードにもよりますが、シリコン塗料を使用する場合と比べ、材料費のみで見ると2割ほど価格が高くなります。
セルフクリーニング機能のある塗料は、排気ガスなどの汚れを定期的に洗い流してくれるので、幹線道路沿いにお住まいの方などにはオススメの塗料です。

4-2.防カビ機能を持った塗料を選ぶ

防カビ

防カビ機能を持った塗料をお家の外壁に塗ることで、今後のメンテナンスが非常に楽になります。お家は日当たりや気候・周辺環境により、新築から1年であっても壁にコケやカビが生えることがあります。

防カビ機能を持った塗料には、初めから塗料自体に防カビ機能があるものと、普通の塗料に防カビ剤を添加し防カビ機能を持たせるものがあります。

 

最近の塗料は通常の塗料であっても、最低限の防カビ性があるものが多いです。しかし日当たりが悪い面などのしつこいカビや、特殊な菌・コケ・カビに対応する防カビ機能を持った塗料は、シリコン塗料を使用する場合と比べ1割ほど価格が高くなります。
日当たりが悪く、カビが生えやすい面がある場合には、是非防カビ機能を持った塗料を選ぶようにしましょう。

5.外壁が汚れにくい材質

外壁が汚れにくい塗料をご紹介しましたが、外壁が汚れにくい材質もあります。一般的に汚れにくいと言われているのは、タイルやサイディングなどです。さらに最近では、汚れにくいと言われているタイルやサイディングに、セルフクリーニング機能を持たせたものも出てきました。
◆タイル

◆窯業系サイディング 等です

 

しかしそれらの材質であっても、立地条件によっては外壁に汚れが付着してしまう場合もありますので、その際はご自身での掃除が必要になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。外壁の汚れが目立たない色や、汚れにくい塗料・材質をご紹介しました。外壁の汚れが目立たないようにするには様々な方法があります。是非、この記事を参考にしていただき、いつまでも美しいお家にしましょう。

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[外壁の色選び]絶対失敗しない8つのポイント! 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆

[外壁の色選び]絶対失敗しない8つのポイント!

外壁塗装をしよう!と決めて、悩むのはやっぱり「色決め」ではないでしょうか。大事な家の印象を決めるのは色であり、ご近所からの目も気になるところではありますよね。
自分の好きな色にしたい、という気持ちもありながら、まわりから変だと思われない色にしたい、失敗したくないという気持ちが大きいのが事実かと思います。

本日は、そんな「絶対失敗しない外壁の色選び」と題して、失敗しないための色決めのポイントはもちろん、絶対失敗しない色までご紹介します。

これを読めば外壁塗装の色で絶対失敗することなし!是非ご参考にされてください。

1.絶対失敗しない外壁の色選び 8つのポイント

外壁の色選びの際、何に気をつけたらいいのか意外とわからないものです。自分の家なのだから好きな色を選べばいいのでは?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、安易な考え方で選ぶとその先短くても7~10年は同じ色で過ごすことになります。

ここではそんな色決めを「絶対失敗しない」ための基本ポイントをまとめてみました。

1-1.「好きな色」ではなく「落ち着いた色」をベースにする

失敗したくないという方はとにかくまず茶系ベージュ系グレー系などの「落ち着いた色」をベースに選びましょう。

外壁の色は、洋服や髪色と違って、気に入らなかったからといって簡単に変えられるものではありません。塗替え費用として少なくとも50万以上はかかってくるからです。よって、赤系、青系、などの原色や派手な色を選ぶのではなく、上記の落ち着いた色を選んでおくことでそこまで大きな失敗に繋がることはありません。

1-2.汚れが目立ちにくい色を選ぶ

お家が幹線道路沿いにある、川が近くにあり藻やカビが生えやすい環境にある、などという方が外壁の色選びに失敗しない為に注意した方がいいこととして、「汚れへの配慮」です。

配色や艶感を考えて色を決めたはいいものの、結局汚れで美観が損なわれてしまった…というのは避けたい事態です。塗料の性能として汚れがつきにくくなる機能がついた塗料を使用する、というのもひとつの手ですが、選ぶ色によって解決されることもあります。
反対に選ばない方がいい色も理由と共にご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

【汚れの目立ちにくい色】

グレー
外壁に付着する汚れには様々なものがありますが、ほとんどの汚れの色は中間色(砂や土埃は薄茶・黄土色で、苔やカビは緑を含んだ薄茶のような色)です。グレーはそのほとんどをカモフラージュしてくれるでしょう。

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②ベージュ系(アイボリー、薄いブラウン)
グレー色と同様に、煤煙や黄砂などの汚れが付着しても色が同化するため、汚れが目立ちにくい色です。

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【汚れの目立つ色】

白・黒
スタイリッシュな印象に決まりそうな白や黒ですが、実は汚れが最も目立ちやすい色です。
外壁の汚れは中間色のものが多く、下図をご覧いただいてもお分かりのように白や黒と色のコントラストが大きいため汚れが目立ってしまう恐れがあるのです。

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②赤系
赤系の色は青系の色に比べて色あせが起こりやすい傾向にあります。
古びた道路標識を見ても赤い部分だけ見事に色あせが起こっていますが、これも赤や紫などは、紫外線などの波長が短い色を吸収しやすく、色あせが起こりやすいためです。

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1-3.大きめの塗板で色を見ることで、イメージと離れていないか確認する

面積効果というのをご存知でしょうか?

よく塗料メーカーや施工店が見せてくる色見本だとひとつひとつが小さく、似た色同士の違いがわからなくなったりしますよね。面積の大小により色の見え方が変わることを面積効果といいます。
大きな面積になると、明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はもっと暗く感じます。

実際塗ってみると何か違う・・・ということを避けるためにも、施工店にA4サイズくらいの大きめの色見本を用意してもらうとよいでしょう(依頼すると通常用意してくれます)。

【通常の色見本帳は各色がチップサイズ↓】        【A4版色見本板↓】

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1-4.朝昼夜、違う天気で色を見る

天気によっても色は変わります。例えば太陽光の光が多く、反射率の高い晴れの日には全体的に色が明るく感じ、夕方は太陽光が赤みを多く含むので色味が変化します。
いろんな天気、時間帯でチェックするのが良いでしょう。

1-5.標準色をベースに色を選ぶ

色を選ぶ際、施工店が提示してくる色(塗料メーカーの標準色)ではなく他の色がいい、と思われることがあるかと思います。その場合は日本塗料工業会※の定めた塗料用の標準色でも対応できることが多いです(塗料の種類により対応できない場合や、標準色よりも価格が上がる可能性もあります)。

これは標準色ではなく特別色、という扱いになりますが、失敗しない為には標準色の中から選ぶのをおすすめします。

理由としては、特別色となると他の施工事例が少ないため、施工店も塗ってみないとどのような仕上りになるかわからないことがあるからです。しかし、標準色であればある程度その色での施工実績があるため、不安であれば施工店に頼み、そのお家を見せてもらうことでより仕上りイメージをふくらませることも簡単です。

失敗したくないのであれば、その塗料メーカーの標準色から選ぶようにしましょう。

 

1-6.景観に配慮する

外壁の色、というと家だけに注目しがちですが、大切なのはその家を含めた「景観」です。

京都の例を挙げるとわかりやすいかと思いますが、マクドナルドが通常の赤と黄色ではなく茶色だったり、ファミリマートも緑と青ではなく茶色だったり、「景観」を重んじた色を使用しているかと思います。同様に家の外壁の色を決める際もこの「景観」に配慮することで失敗を防ぐことができます。「浮いた色」を選ばない、ということです。隣の家の外壁が茶系だからうちも必ず茶系にしなければならない、ということではありませんが、同系色にすることで環境に馴染んだ家のイメージにすることができるため、失敗する可能性が少ないでしょう。

1-7.艶感も外壁の印象を大きく左右する要素ということを忘れない

まず決めるのは何色にするかというところですが、同時に決める必要があるのは意外と忘れがちな艶感です。

艶感も家のイメージを大きく左右します。

艶感が強いものを選ぶと、光沢感が出るので少し派手なイメージになり、反対に艶感を抑えめにすると、重厚感が出て落ち着いた雰囲気に仕上ります。

艶感も艶有り(10部艶※)から、5分艶、3分艶、艶消し(0部艶)まで塗料によってパターンがあるものもあれば、艶有りしかない塗料もあるので、希望の塗料にどんな種類があるのか確認しましょう。

もちろん、使用する塗料の色を決めて艶感を選ぶというのも方法ですが、艶消しが良い!という思いがある場合、使用塗料を決めてしまったあとにその塗料は艶有りしかない、という状況になってしまうこともありますので、塗料決めの際に施工会社に艶消しが良いという一言を先に伝えておきましょう。

また艶感を確かめる為にも、試し塗りをしてみると、「思ったよりビカビカに光沢がありすぎる」や「もっと艶感があると思ってた」というようなギャップを防ぐことができます。

※艶の度合いは○部艶、と表現し、数字が10に近いほど艶があるということです。

1-8.塗替えシミュレーションをしてみる

塗替えシミュレーションというのをご存知でしょうか?これはこの色だと家の全体像はどのようなイメージになるか、というのが画面上もしくは紙上で確認することのできる方法のことです。

塗替えシミュレーションを行うと、施工業者が提供してくれる色見本帳の小さなものでの確認ではなく全体イメージを確認することができます。

施工店にお願いしてみましょう。

2.失敗しない外壁のオススメ色はこれ!

いろいろ注意点はあるけれど、結局どの色を選べば失敗しないの?と思われる方もいるかと思います。ここではズバリ「失敗しない色」をピンポイントでお伝えします。

単色で失敗しない色は、ずばり「真っ白ではなく、少しベージュがかった白」です。
塗料メーカーが調査した外壁人気カラーランキングでも、ブロークンホワイト・ライトクリームといった、少しベージュがかった白が人気という結果が2014年、2015年と2年連続ででています。

この結果からもわかるように、このような色は失敗がないと言えるでしょう。

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では、屋根の色はどうでしょう?

屋根は外壁とは違い、家の上部に位置し、且つ面積も外壁より少なめです。屋根は外壁と反対に、全体を引き締める色を使用すると失敗しません。

色でいうとチャコールや黒に限りなく近い茶色、深みのある緑などが失敗しません。

 

3.【補足】外壁と一緒に決めよう!屋根、付帯部の色決め

外壁の色決めを終えてホッとするかもしれませんが、同時に屋根と付帯部(軒、破風、かさぎ、手すりなど)の色も決める必要があります。

まずは屋根の色選びですが、外壁に比べて濃い色を選びましょう。その方が家全体が締まって見えます。外壁はクリーム系やベージュ系の淡い色、屋根は黒や焦げ茶などの濃い色がよく選ばれています。メリハリをつけることで家全体が締まった印象になるのです。

次に付帯部の色決めですが、決して難しくはありません。失敗しないポイントはただひとつ、屋根や外壁に使用した色を繰返し使うことです。以下のイメージを参考に、付帯部の色を決めてみてください。

なりたいイメージ 方法
スッキリしたイメージにしたい 外壁に使用した明るい(淡め)な色を使用し、明るくまとめる
重厚感のある落ち着いたイメージにしたい 屋根に使用した暗い色(黒やグレー)を使用し、落ち着いた色でまとめる
個性的なイメージにしたい あえて鮮やかな赤や黄色をアクセントとして使用する

4.【番外編】どうしても迷ったらこれで決める?!風水をもとにした色選び

どうしても迷ってしまってなかなか色が決められない…もうそろそろ色を決めないと期限が迫っている…という方、いるかと思います。

そんな方は風水をもとにした色選び、というのはいかがでしょうか?海外、シンガポールでは多くの建物に風水の考えが取り入れられているのは有名な話ですよね。
絶対に失敗しない色選び、というところとは少しずれてしまいますが、番外編としてお伝えします。興味のある方は見てみてください。

【風水を取り入れた色選び】


情熱、活力を与えてくれる色。自信を取り戻したいときに取り入れると有効的。

オレンジ
親しみ、社交力をアップさせ、落ち込みを立ち直らせてくれる明るさがある色。

黄色
金運をアップさせる効果のある色。明るく幸福感を与える効果もあるため、前向きに進むこともできる。


穏やかさと回復力、健康運をアップさせる色。


誠実さと包容力を与え、対人運をアップさせる色。

ピンク
温もりと人間力で愛情運をアップさせる色。

上記ご参考に、取り入れたい効果をもとに色を選んでみてはいかがでしょうか。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

外壁の色決めとなると、多大な選択肢があり、失敗しないための判断基準は意外とたくさんあるな…と思われたかもしれません。
しかし、これを読んだあなたはもう迷う必要はありません。

・「好きな色」ではなく「落ち着いた色」を選ぶ
・汚れが目立ちにくい色を選ぶ
・大きめの塗板で色を確認する
・朝昼夜、違う天気で色を見る
・塗料メーカーの色を選ぶのが無難
・景観に配慮する
・艶感は外壁の印象を大きく左右する
・塗替えシミュレーションをしてみる

上記8つのポイントをおさえておけば失敗を恐れることなく、安心して外壁の色決めができるでしょう。
この記事が皆様のお役に立つことを願ってまとめとさせていただきます。

 

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