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【半田市】【阿久比町】【常滑市】[戸袋の塗装]プロが教える、塗装のタイミング&費用

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

雨戸を収納する為に設置されているのが戸袋です。この戸袋の退色や錆、汚れが目立つようになり、綺麗に塗装し直したいとお考えの方は多いのではないでしょうか?

しかし、「いつが塗装に適した時期なのか」、「塗装費用はどのくらい掛かるの?」、「外壁塗装と一緒に出来ないのか」、「自分でも出来るの?」と疑問をお持ちの方も多いと思います。

戸袋は材質が木製・鉄製と複数あり、材質によって適切な塗装方法が異なります。適切な方法で塗装をしなければ不具合の原因にもなってしまいます。

そのようなことにならない為にも、この記事では戸袋を塗装する時に知っておくべき知識をお伝えいたします。

ぜひ、ご参考にして下さい。

1.戸袋の劣化状況を知る

1-1.戸袋の劣化症状

戸袋の材質は以前は木製が主流でしたが、最近の日本建築においては鉄製やステンレス製、アルミ製の戸袋が主流となっています。
では、戸袋にはどのような劣化症状があるのでしょうか。

①塗膜の剥離

木製の戸袋でよく見られる症状として代表的なものに塗膜の剥離があげられます。塗膜の剥離をそのまま放っておくと木部が水分を吸収して腐食してしまいますので早めに塗装する必要があります。

②チョーキング

手で触れてみて白い粉が手に付くようであれば、塗膜が劣化しているサインであるチョーキング現象が起きているサインです。早めに塗装によるメンテナンスが必要です。

③塩害による錆

特に海に近い家でみられる症状ですが、鉄製の戸袋には潮風による塩害があります。塩害による錆を取り除かないでいると、錆が進行し、やがて穴が空いてしまいます。ステンレス製、アルミ製でも一度錆び始めると腐食が進みやすくなってしまいます。また、雨が直接当たりにくいところが先に錆びてしまうので注意が必要です。さらに、戸袋が何かしらの錆が接触しやすい場所や錆汁が垂れてきてしまうような場所にある場合も注意が必要です。

雨風や台風等から家を守ってくれるのが雨戸です。そして、雨戸を守っている戸袋が劣化していては雨戸も劣化させてしまう原因となります。
その為にも戸袋に上記のような症状が見られた場合は、早めに塗装をすることが大切になります。

1-3.塗装のタイミング

戸袋は錆や塗膜の剥離、劣化が目立ち始めたら塗装をすることをオススメします。

通常、戸袋に使用されている塗料は屋根や外壁に使用されている塗料よりも耐候性が高くありません。その為、家の立地条件や環境、塗料にもよりますが、木製や鉄製は3~8年ごとに塗装が必要です。

尚、ステンレス製、アルミ製に関しては塗装しても剥がれやすい為、塗装はオススメしません。

また、戸袋の塗装は密着性の高い2液タイプをオススメします。2液タイプは正しい塗料の使い方、塗り方をしなければなりません。その為、DIYではなくきちんとした知識のある業者に依頼することをオススメします。

※2液タイプは主剤と硬化財の2種類の溶剤を混ぜ合わせてから塗料として使用するものです。主剤と硬化剤を使用することで硬化剤の化学反応が起こり、分子の結合が密になるため塗膜と下地との密着性や良く、耐候性も高くなります。

2.戸袋の塗装費用はいくらぐらい?

一般的に戸袋と雨戸はセットで塗装を行いますので、戸袋と雨戸を含めた塗装費用をお伝えします。

戸袋の塗装をしていくうえで業者ごとの施工費や使用する塗料によって価格に差は出てきますが、1箇所(1枚)あたりおよそ2,000円~4,000円が相場となっています。

以下は木製と鉄製の価格例です。

材質 単価
木製 ¥1,200~1,600/㎡
鉄製 ¥1,000~1,350/㎡

※ケレン+専用塗料での施工

 

3.戸袋塗装の基本的な流れとポイント

3-1.材質ごとに合った塗料を使用する

木製や鉄製、ステンレス製、アルミ製といった種類の戸袋が存在します。種類ごとに適した塗料タイプをお伝えします。

木製

造膜タイプの塗料の場合、木の呼吸で塗膜が剥がれやすくなります。その為、浸透タイプの塗料や木の呼吸を妨げない造膜タイプの塗料をオススメします。また、通常の油性系の塗料は剥がれやすいのでオススメしません。

木製の戸袋にオススメの塗料

塗料メーカー 塗料の種類 塗料名
大阪ガスケミカル 油性木材保護塗料 キシラデコール

鉄製

ケレンで錆をしっかり落とした後にエポキシ系の錆止め剤と、ウレタン、シリコン、フッ素等の塗料で塗装を行います。また、屋根、外壁と同等ランクの塗料を塗ることで家全体の塗り替えサイクルを同じにすることが出来るのでオススメです。

鉄製の戸袋にオススメの塗料(錆止め剤)

塗料メーカー- 塗料の種類 塗料名
日本ペイント 2液型エポシキ系錆止め  ハイポンファインプライマー
エスケー化研 2液型エポシキ系錆止め  SKマイルドボーセイ
関西ペイント 2液型エポシキ系錆止め スーパーザウルス
ロックペイント 2液型エポシキ系錆止め 2液型サビカット

ステンレス製・アルミ製

ステンレス製・アルミ製のものへはそもそも塗装をすることはオススメできません。

塗装は可能ですが、塗料の付着性は非常に悪く、塗装する際にはサンドペーパー-等で塗料の密着を良くする為に研磨をして傷を付ける目荒しをしますが、それでも、塗っても1年持たないほどで剥離を起こすことがあります。

3-2.塗装の基本的な流れ

①洗浄 ・高圧洗浄で汚れを落とします
②ケレン ・サンドペーパー、ワイヤーブラシ、電動工具等の専用の工具を使用し錆を落とします
※錆がない場合も塗料の密着を良くする為に研磨をして傷を付ける目荒しをします
③養生 ・塗料の飛散を防ぐ為、塗らない箇所をビニールやテープ(マスカー等)を貼って養生します
③下塗り ・鉄製の下塗りには錆に強いエポキシ系の錆止め塗料を使用します・スプレーガンでの吹付けや刷毛で塗装します
④中塗り ・鉄部も屋根、外壁塗装同様3回塗りをします
⑤上塗り ・上塗りでキレイに仕上げます

※上記の施工の流れは鉄製の戸袋の場合です。

3-3.戸袋塗装に掛かる期間

戸袋塗装に掛かる期間は戸袋の数や大きさにもよりますが4~5日程度を考えておくと良いでしょう。

屋根、外壁と同じタイミングで戸袋、雨戸の塗装をしてもらうことをオススメします。

 

4.戸袋塗装のDIYにチャレンジ

4-1.DIYによる塗装

戸袋の塗装は基本的に業者に依頼することをオススメしておりますが、DIYでチャレンジしたいという方はこちらをご参考下さい。

①洗浄 ・藻やカビ、その他汚れ等を洗浄します。高圧洗浄機を使用する場合は、木を傷つけないように注意してください。
また、木材が湿ったまま塗装をすると塗膜の剥離が起きてしまうので、十分に乾燥させましょう。
②ケレン ・サンドペーパーで錆を落とします。
※錆がない場合も塗料の密着を良くする為に研磨をして傷を付ける目荒しをします。
③養生 ・塗料の飛散を防ぐ為、塗らない箇所をビニールやテープ(マスカー等)を貼って養生します
④塗装 ・塗料を均一に塗るように心掛けましょう。下塗り、中塗り、上塗りと3回の工程を行い、均一に厚い塗膜をします

基本的に塗装の工程は木製、鉄製と変わりはありません。

その他、以下のポイントに注意してDIYをしましょう。

①塗料のかく拌 ・塗装の始めと終わりで色の濃淡が変わってしまうので、塗料缶を良く振り、かくはん棒で良く混ぜて塗料を均一にしましょう。
②塗装の順序 ・塗装は塗りにくいところから行い、最後に目に付きやすい箇所を仕上げましょう。
③塗り方 ・ムラにならないように、均一に塗装しましょう。

下記の記事もDIY塗装の参考にご覧ください。

 

4-2.DIYで必要な道具

【サンドペーパー・ウエス】

・サンドペーパー・・・建材のささくれや残っている塗料を研磨して表面をキレイにします。

耐水サンドペーパー 武蔵ホルト

¥159~

【マスキングテープ・マスカー・新聞紙】

・マスキングテープ・・・養生をする為のマスカーの補強や、ビニールシートと併用して養生する際に使用します。

¥319~

マスキングテープ 男前モノタロウ

 

・マスカー・・・塗料の飛散を避ける為に、塗らない箇所を養生する際に使用します。

¥129~

布コロナマスカー(布マスカーテープ) モノタロウ

 

・新聞紙・・・刷毛等に残った塗料を塗り広げる様に吸い込ませて処分する際に使用します。

¥100~

 

【刷毛・隙間用ベンダー・コテ刷毛・つぎ柄・受け皿】

・刷毛・・・細かくなっている箇所を塗装する際に使用します。

¥269~

鉄骨・橋梁用刷毛 男前モノタロウ

 

・ローラー・・・広い面を素早く塗装する際に使用します。

¥708~(ハンドルを合わせて)

スモールローラー モノタロウ

 

・隙間用ベンダー・・・刷毛等が入りにくい隙間を塗装する際に使用します。

¥199~

ベンダー 大塚刷毛製造

 

・受け皿・・・刷毛やコテ刷毛といった道具に塗料を染み込ませる為に塗料を移し変える際に使用します。

¥539~

受け皿 インダストリーコーワ

 

4-3.DIYの注意点

戸袋や雨戸はサイディングの様に模様が無く平滑なものが多いので、塗料によってはダレ易い事もあります。鉄の素材などは早朝、夕方に結露の可能性があるので天気と季節には特に注意が必要になります。

その他、手を溶剤から守ることを見落としがちな方が多いようです。塗装をする際は塗装や溶剤に触れる作業に適した耐溶剤性のある保護手袋を用意するようにしましょう。

5.戸袋塗装のビフォー・アフター

ここでは戸袋を塗装でメンテナンスをするとどのように変わるのか、ビフォー・アフターをお見せします。

p8

 

001

before

002

after

 

 

001 (1)

before

002 (1)

after

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

戸袋は塗装出来るもの出来ないものと種類が分かれており、木製、鉄製と材質ごとに合った塗料の選択が重要です。

直接家の劣化に繋がる箇所ではありませんが、戸袋は雨戸を守る大切な部分で、劣化がみられたら早めに塗装する必要があります。

戸袋の塗装の際はこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】基礎の劣化は塗装で防げる?基礎塗装完全マニュアル

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

本日は、お家の土台。基礎の塗装のお話です。

 

「基礎も塗装が必要なの?」「基礎の塗料は外壁を塗る塗料と同じで良いの?」というような疑問を持たれた方は少ないかもしれません。

屋根や外壁の塗装・リフォームとなると、面積が大きいので、どうしても「屋根」「外壁」そのものに目がいきがちですが、その「屋根」「外壁」を支えているのは「基礎」なのです。

今回は、知っているようで知らなかった基礎の役割、基礎の塗装の必要性についてご紹介いたします。基礎は決して目立つような部分ではありませんが、建物を守るためにはとても重要な部分です。

建物のメンテナンス、塗装を考えられている方はぜひ、参考にしてみてください。

1.基礎に塗装は必要か?

1-1.基礎の一番の役割は建物をしっかり支えること

そもそも基礎はなぜ必要なのでしょうか。基礎がないと建物はどうなってしまうのでしょうか。

基礎は、建物の重みを支える重要な役割を持っています。建物の荷重や外的要因で加えられる力(地震や強風)など、バランスを良く地盤に伝えるためのもので、地盤と建物をつなぐ重要な役割があります。

また、地面の湿気などから建物を守る役割も持っています。

基礎がないと建物の重みを支えるものがなくなり、また、地面の揺れが直接外壁に伝わったり、外壁に加わる力をうまく逃がすことができずに、建物の劣化を早めてしまう可能性があります。

建物を長く保たせるためにも、基礎も十分に長く保たせなくてはならないのです。

1-2.基礎を塗装するメリット

建物を守るために大切な基礎。それでは、その基礎を守るものとは何でしょうか?
それが「塗装」なのです。

ここでは基礎を塗装することで得られるメリットをご紹介します。

基礎塗装のメリット ・基礎の吸水性を抑える・防水性が高まる

・コンクリートの中性化を抑える

・美観性が高まる

・カビ、コケの発生を抑える

日本の住宅で主に基礎として使われているのは、コンクリートやセメント、モルタルが一般的になります。
コンクリートより以前は、木や石が基礎として使われていましたが、強度的な問題から徐々にシフトして行きました。

コンクリートやセメントは素材自体に防水性がありません。むしろ、吸水性が高い素材になります。
ですから塗装をすることで吸水性を抑え、防水性を高めることが出来るようになります。

さらにかびやコケの発生を抑え、基礎に色も付き、美観性を高めることも出来ます。

1-3.基礎を塗装をしなかった場合のデメリット

それでは続いて、塗装をしなかったことによって起きる可能性のあるデメリットについてご紹介します。

先ほども述べましたが日本の住宅の基礎は、コンクリートやセメント、モルタルが一般的で防水性がないということがデメリットです。

防水性がないと、水分を吸い込み、ひび割れにつながります。
コンクリートやモルタルは水分を含んだ状態で気温の変化により、乾燥と収縮を繰り返します。
その結果、ひび割れが発生してしまう場合があるのです。

そのひび割れ部分から、さらに水が浸入することで、鉄筋の腐食等を誘引し、基礎の構造安全性・耐久性を劣化させる大きな原因となるのです。
コンクリートはアルカリ性、空気中に存在する炭酸ガス、二酸化炭素が原因で中性化を起こします。
コンクリートが中性化することで、中にある鉄筋を腐食させてしまいます。
腐食した鉄筋は体積が膨張するため表面のひび割れを促進してしまったり、剥離、落下といったような劣化症状を引き起こします。

しかし、中性化しても問題が起きない場合もあります。それは鉄筋が入っていない「無筋コンクリート」の場合です。ですが、絶対に起きないとは限りませんので、
塗装することをおススメします。

 

 

2.基礎の種類と基礎専用塗料

2-1.基礎の種類は3種類

ベタ基礎
近年の住宅ではそのほとんどが、このベタ基礎を採用しています。
家が建つ予定の場所のほとんど全ての場所をコンクリートで覆い、面で支える基礎ですので、シロアリ対策にも優れているとされています。
また、不同沈下にも強く、施工の手間がさほど必要ではないことからも採用されることが多くなっています。

布基礎
住宅の外周や間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのが布基礎です。
現在はベタ基礎が主流ですが、地盤がしっかりしている土地、既に丁寧に地盤改良が行われている土地であれば、この布基礎でも問題はありません。
上記のベタ基礎は家が建つ部分のほとんどをコンクリートと鉄筋で覆ってしまいますので、資材の面ではコストが高くなります。
施工の手間はベタ基礎よりもかかってしまいますが、資材を最小限に留めることができます。コンクリートや鉄筋の量が少なく済むので、基礎そのものが軽量となるメリットもあります。

独立基礎
建物の主要部分以外に基礎が必要となるケースがあります。
玄関ポーチを支えたり、デッキ部分を支える等、独立して支えが必要な部分に対して使用するものが独立基礎です。
これは独立フーチング基礎とも呼ばれ、家の作りによって必要となることがある住宅基礎です。

2-2.基礎専用塗料の種類

基礎を塗装する際に使用する「基礎専用塗料」があります。
外壁や屋根用の塗料が存在するように、基礎にも基礎用の塗料が存在するのです。

ここでは、基礎専用塗料の一例を紹介いたします。

【ガッツモルタルNo.1】日本ペイント株式会社

ガッツモルタル①
画像出典:http://www.dcm-ekurashi.com/goods/81055

住宅の基礎や塀に使用されるモルタル・コンクリート面・コンクリートブロック面に使用できる水性フッ素系着色吸水防止剤です。

塗装することで素材の質感を生かしたまま、新築のような美しさを復活させます。
また、優れた透湿性で基礎内部から染み出す水分を原因としたとした膨れ・剥離の発生を防ぎます。

フッ素配合による強力な耐久性(7~10年)が特徴で、雨水等の吸水を防ぎます。
また、カビやコケ、藻の発生、基材の中性化を防ぎ、美しい外観を長く保ちます。

【水性シリコン浸透ガード】日本ペイント株式会社

水性シリコン浸透ガード①
画像出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/paintshophimawari/np-sirikonsintougard-15kg.html

ガレージ壁や住宅基礎、住宅コンクリート壁に使用できる住宅コンクリート用浸透性吸水防止塗料です。

遮水効果、超薄膜化により、膨れや剥離の発生を抑えます。
吸水防止効果を付与し、水蒸気透湿性にも極めて優れているため、結露から建物を守ります。

また、シリコン・フッ素の保護膜を形成するため、基礎部の中性化防止の効果も発揮します。

【基礎ガード】菊水化学工業株式会社

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基礎ガードは微弾性機能を持っており、基礎のひび割れをカバーします。
また、ポリマーセメント系塗り材でありながら、白華を抑え、上塗りをせずに仕上げることができます。

さらにコンクリートの中性化を抑える機能、防水性、密着性も持っており、基礎ガードは水系のため、環境にも配慮した塗料です。

【ベースガード】株式会社アステックペイント

ベースガード
画像出典:http://astec-japan.co.jp/products/234

ベースガードを基礎に塗布することにより、ひび割れが起きた場合も塗膜がひびに追随し、表面に出しません。
ひび割れを表面に出さないことで、水の浸入を防ぎ、コンクリートの中性化を防ぎます。
また、防水性とともに透湿性も兼ね備えています。基礎は地面と接しているため、必ず地面の水を吸水します。
すると内側に湿気が発生し、膨れを起こしてしまう可能性があるため、それを外へ出す透湿性も必要となるのです。

また、耐候性試験3000時間(12年相当)をクリアした高い耐久性も兼ね備えた塗料です。

【フューチャーコート】株式会社 エイブル

フューチャーコート
出典画像:http://c.samidare.jp/kg/kg/?p=log&l=370700&c=2756

フューチャーコートも同様に弾性があり、表面にひび割れを出しません。
透湿性もあるので膨れを起こさず、モルタル仕上げのように白化や、しま模様を起こしません。
またモルタル仕上げだと落ちにくい泥汚れが、フューチャーコートでは水で洗い流すことができます。

3.基礎塗装のメンテナンスと費用相場

3-1.基礎に起こりうる劣化症状

上記でも触れてきましたが、ここで基礎に起こりうる劣化症状についてご紹介いたします。

劣化の種類 ひび割れ・剥離浮き

空洞化

表面気泡

サビ汁

変色

一番多い劣化症状の1つは「ひび割れ・剥離」でしょう。
基礎がコンクリートやモルタルの場合は、施工時に水分が入っており、施工後に乾燥収縮を起こすため、ある程度のひび割れは材料の特性から避けられない状態です。しかし、ここで出るひび割れはヘアクラック(髪の毛のように0.3mm以下の細いひび割れ)と呼ばれ、建物へそれほど大きな影響を与えるようなひび割れではありません。

ひび割れが起きてしまう一番の要因は「水の浸入」です。
1つは「雨水」です。雨水が基礎に浸入し、基礎内部の鉄筋を腐食させます。
腐食した鉄筋は酸素と結合し、膨張すると、それがさらなるひび割れや欠損を誘発してしまうのです。

さらに水の浸入は雨水だけでなく、地面からも起こります。それは地面の水分を吸収しているからです。
雨水の浸入を防止するために塗装をした場合、雨水の浸入は防いでも地面からの水の吸収は防ぐことができず、
むしろ表面の塗膜が基礎から湿気を逃がす邪魔をしてしまうことになってしまいます。
そうならないためにも、基礎用の塗料には「防水性」と「透湿性」が必要となるのです。

また、コンクリートの中性化や塩害、凍害が原因で起こる劣化症状として、鉄筋のサビによるサビ汁や変色もあります。

空洞化、表面気泡とは基礎部に空洞や小さな穴のようなものができる現象で、これは地盤沈下や施工の不良というものが原因に上げられます。

 

 

3-2.基礎塗装の費用相場

建物を長く保たせる、きれいに見せる。そのためにもやはり基礎の塗装は必要といえます。

基本的な塗装工事の流れとしては
①下地処理・高圧洗浄
②乾燥・養生
③塗装
④養生撤去・清掃
というような流れが一般的です。

基礎専用塗料の価格は
10,000~35,000円が相場です。
塗料の性能・容量によって幅は出てきますが、
この辺りが相場です。※最近の価格高騰により金額は上がりつつあります。

基礎の塗装工事に関しては、まれに屋根・外壁塗装の際にサービスでやってくれる業者さんもいらっしゃいますが、基礎の塗装にも手間はかかるため、基本的には㎡当たり3,500~4,000円と考えておくと良いと思われます。

まとめ

これまで「住宅の基礎は塗装しないもの」と考えられていた方も多いのではないでしょうか。

建物を守るために重要な役割を果たしている基礎。

建物を丈夫できれいに長持ちさせるためにも基礎のことまでしっかりと考えて、塗装を検討してみてください。

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】塗装で陶磁器調模様の仕上げが得られるジキトーンカフェとは?

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

先日、日本ペイントから出ているジキトーンカフェという塗料でお客様の家を塗装させて頂きました。とても仕上がりが素敵になりましたので、今回はジキトーンカフェについてご紹介させて頂きます。

 施工前

 施工後

 

製品特長

  • 陶磁器の持つ質感を持つ仕上がりが得られます。
  • 幅広い意匠を演出します。
  • 耐候性、耐久性にすぐれています。

仕上がりサンプル

  • 平滑模様

    平滑模様

  • 凹凸模様

    凹凸模様

  • キャスト模様

    キャスト模様

※画面上の模様は下地の状態等によって、実際の模様とは異なる場合があります

製品詳細情報

樹脂 そのほか
水性/溶剤 水性系
1液/2液 その他
荷姿 20kg
素材 モルタル、コンクリート、ALC、押出成形セメント板、PC板
機能 高意匠性、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
適用下地 コンクリート、モルタル、ALC 等
色相 標準色(NJ-801A、NJ-802A、NJ-805B、NJ-823C、NJ-836C、NJ-845A、NJ-851A、NJ-855A、NJ-856A、NJ-857A、NJ-8 61A、NJ-862B、NJ-866C、NJ-871A、NJ-872B、NJ-873B、NJ-875B、NJ-877C、NJ-886B、NJ-887C)
施工方法
適:
万能ガン、リシンガン、タイルガン
希釈剤 水道水
工程 中塗り

用途

戸建住宅 マンション 教育施設/病院
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オフィス/商業施設/ホテル 工場/倉庫 鋼構造物
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ジキトーンの魅力1.天然石模様や陶磁器調模様を表現できる

ジキトーンの最大の魅力といえば、住まいの外観にまるで天然石や陶磁器のような風合いを与え、高級感と格調の高さを表現することが出来る事です。

カラーバリエーションも豊富で、住まいの個性をさり気なく表現しながらも、周囲の環境に調和します。

また、他の一部の塗料の様に”塗りました感”を醸し出すことなく、まるで新築の様な仕上がりにする事が可能です。

 

ジキトーンの魅力2.実際の石よりも費用を抑えられる

ジキトーンはシリーズによって施工価格に違いがありますが、大理石などの実際の石を使用するより費用ははるかに抑える事が可能です。

 

ジキトーンの魅力3.遮熱・断熱効果がある

ジキトーンに配合されるセラミック粒には、遮熱と断熱の両方の効果があります。

 

遮熱とは、太陽の光を反射することで受け取る熱の量を減らすことをいいます。セラミックは太陽光のうちで熱を放射する近赤外線の大部分を反射します。

 

断熱とは、断熱は伝わる熱の量を減らすことをいいます。熱を通しにくい素材で外側や内側からの熱の出入りを絶つことで、熱伝導率の低いセラミックには高い断熱効果があります。

ジキトーンの魅力4.耐候性・耐久性に優れている

日本ペイントの経験と技術を集めた樹脂・セラミック配合塗料のジキトーンには、季節による温度変化、大気による酸化などの外部要因に強く、劣化・変質しにくい性質があります。

 

ジキトーンの魅力5.低汚染性で汚れが付きにくい

ジキトーンシリーズは上塗りとしてトップクリアーを施すことにより、①汚れが付きにくく、付いた汚れが雨水で流れやすい②藻やカビが繁殖しにくい③紫外線をカットして耐久性が高まる、などの効果が得られます。

 

いかがでしたか?

こちらの塗料はあまり「塗りました候になるのが嫌だ」という方にピッタリの塗料で、仕上がりが、まるで新築の様な自然な美しさを演出する事が可能です。

ジキトーンカフェにご興味がありましたら、プロタイムズ半田店にお問い合わせください。

実際に見本を触って確認する事も可能です。

 

 

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