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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  よくわかる外壁塗装の必要性とそのタイミング!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの城坂です 😆

マイホームの定期点検時やセールスマンから「外壁が劣化しているのでそろそろ塗り替えを検討したほうが良いですよ」と言われたり、まわりの家も塗り替えをしており、「うちも塗り替えをしたほうが良いのかな?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

「本当に塗り替えは必要なのか?」「できればしたくない」と思っている方もいるでしょう。

そんな方のために、住宅の塗り替えの必要性とそのタイミングについて紹介していきます。

1.外壁塗装の目的は「保護」!住宅の塗り替えは必要

新築時から7~10年を経過すると、外壁の汚れや劣化が出始めてきます。どのような素材でも、タイミングの違いはありますが塗り替えは必要です。住宅の塗り替えの必要性について詳しくご紹介します。

1-1. 外壁塗装の本来の目的は「保護」

coating

「塗装」というと、多くの人が見た目をきれいにする為(美観を保つ)と思うのではないでしょうか。
しかし、本来の目的は美観を保つことではなく、大切なお住まいを長く守る(建物を保護する)ことです。建物を塗膜(塗料が固まったもの、塗料の膜)によって防水し、寿命を伸ばしてあげる必要があるのです。
建物は、毎日雨や紫外線を浴びているため、塗膜は日々劣化していきます。
それを塗り替えもせずに放置すると、雨漏りを引き起こしたり下地の柱を腐らせてしまうことにつながる可能性があります。

雨水で腐食した断熱材

↑雨水で腐食した断熱材

雨漏りによるシミ

↑雨漏りによるシミ

よく例えられるのが、私たち人間の「皮膚」です。
特に夏は紫外線が強く、日焼け止めクリームを塗らないと日に焼けてしまったりシミができたりと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
家も皮膚と同じで、塗装で守ってあげることが重要です。

1-2.塗膜には寿命があるので塗り替えが必要

建物を守ってくれている「塗膜」には寿命があります。

新築時に使用されている塗料で5~7年程度、塗り替え時に使用されている塗料でも10年ほどです。
先ほど記述したように、長い間紫外線などの外的要因にさらされることで塗膜は劣化していきます。
日本の住宅の平均寿命はおよそ30年と言われていますが、その間塗り替えをしないままだと塗膜が劣化し、外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうことになります。
大切なお住まいを守っていくためには、住宅の建て替えまでに2~3回塗り替えをすることが必要となってきます。

2.塗り替え時期の目安を知ろう

塗り替えが必要とはいえ、どれくらいのタイミングで必要なのでしょうか。
塗り替えの目安となるものをご紹介します。

2-1. 築10年が最初の目安

一般的に戸建住宅は、新築時から10~15年で塗り替えが必要とされています。
しかし、10年経過した頃には劣化症状が見られていることが多いため、住まいを長持ちさせるためには7~10年ごとの塗り替えが最適です。
また、紫外線を浴びやすい南面と浴びづらい北面では劣化の進行度が異なります。
築8年を迎えた頃から、外壁を意識してチェックしましょう。

2-2.塗膜の劣化順序を知ろう

塗膜は以下のような順序で劣化していきます。

①艶がなくなってくる

最初は光沢があるようにつやつやしていますが、だんだん艶がなくなっていきます

②色が変色してくる

外壁の色の彩度が落ち、くすんだような色になってきます

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③外壁の表面を触ると白い粉がつく

塗膜が劣化し防水性が切れたサインです。この現象をチョーキング現象といいます。

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④藻・苔ができてくる

塗膜が劣化し防水性が切れることで、水分を含みやすくなり藻や苔が発生します。

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⑤ひび割れの発生

窓の四隅や外壁の角に発生しやすいです。

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⑥塗膜のはがれ、膨れ

劣化によって付着力が低下し発生します。
ここまでくると外壁を保護する機能がない状態といえます。

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塗り替えのタイミングとしては、③や④の段階でするのが最適な時期です。
⑥の段階になると、下地の補修等も必要になり塗り替え以外の費用も発生してくるので、遅くても⑤の段階で塗り替えをするようにしましょう。

3.まずはセルフチェックをしてみましょう!

塗装が必要かどうか判断するためには、プロの診断士にお住まいの診断をしてもらうことがいちばんですが、自分で簡単にできるチェックポイントがあるのでご紹介します。

□壁を触ると白い粉がつく

□藻や苔ができている

□ひび割れがある

□シーリングが割れている

□塗膜が剥がれてきている

□塗膜が膨れている

あてはまるものがあった場合、自分で補修が出来る範囲なら補修する、もしくは早めに業者に相談してみましょう。

外壁補修についてはこちらの記事をご参照下さい

外壁塗装を行なう際の時期についてはこちらの記事をご参照下さい

正確な診断をしたい方はプロに診断を依頼すると良いでしょう。

まとめ

外壁塗装は、お住まいを美しく保つだけでなく、毎日紫外線や雨から建物守ってくれます。
ですが、塗膜の寿命は永遠ではありませんので、定期的な塗り替えを行い大切なお住まいを長持ちさせましょう。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】外壁塗装をおこなう最適な時期・タイミング

皆さんこんにちは
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

「マイホームを建ててから早10年・・・外壁って塗り替えが必要と聞いたけど、いつが塗り替えの時期なんだろう?」

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁塗装は適切なタイミングで定期的におこなうことで、大事な家を長持ちさせることができます。

この記事では外壁塗装をおこなう最適な時期・タイミングをわかりやすくご紹介いたします。

1.初めての外壁塗装をおこなうタイミングは10年が目安

外壁塗装

皆さんが外壁塗装を考えるのはどのような時でしょうか?

・家を建てて年数が経過し汚れが気になってきたから
・ご近所の方が塗り替えをおこなっていたから
・親戚の集まりの前に外壁を綺麗にしたいから

・最近外壁塗装の営業がよく来るから・・

・・・様々な理由があるでしょう。

しかし

「外壁の汚れは気になるけど、今すぐ行う必要はないな」と

外壁塗装の必要性をあまり感じていない方も多いと思います。

ここではまず外壁塗装の必要性をお伝えいたします。

1-1.外壁塗装・屋根塗装は築10年が目安

戸建て住宅

日本の住宅平均寿命は約30年で、これはアメリカの住宅平均寿命の3分の1と言われています。

なぜここまでも違うのでしょうか。これは日本の気候に原因があります。

日本は高温多湿であり、元々の日本家屋とは石の上に土台が乗るような構造でした。

しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の風通しが悪くなり、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。

大切なお家を守るためにも、定期的にメンテナンスをおこない、長期的に風雨・紫外線などから私たちを守ってもらう必要があります。

1-2.築10年目で塗装をすると良い理由

現在、日本の住宅の約80%を占めると言われている、窯業系サイディングボード。

その窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、実は元々防水性能は全くありません。

そのため工場出荷時、表面に塗装をおこない、防水性を持たせていますが、その防水性能も5~7年で切れてしまいます。

その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、

目安として

「築10年で1回目の塗装」

というのが一般的によく言われます。

塗装をするメリットとして次の2つが主に挙げられます。

①建物の美観を保つ

外壁は日々、風雨や紫外線に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。

外壁塗装をすることによって、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。

また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもできるため、今までと気分転換をすることも可能です。

②外壁を保護するため

塗料を塗り、塗膜を作ることで、劣化した外壁を風雨や紫外線などから守ることができます。

定期的なメンテナンスを行なって、建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ります。

お家の築年数が7~10年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。

1-3.外壁の防水性が低下すると構造の劣化につながる

防水性

では防水性が切れると住宅は、どのようになるのでしょうか。

防水性が切れてしまうと、外壁材に直接雨水や紫外線が当たり、外壁材や住まいの構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。

そのまま放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまう恐れもありますので、定期的なメンテナンスが必要となってしまいます。

 

2.外壁塗装をおこなうべき劣化のサイン

定期的なメンテナンスと言っても、外壁がどのような状態になったら塗り替えが必要なのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために、外壁塗装をおこなった方が良い外壁の劣化状況をお伝えいたします。

2-1.外壁の色あせ

劣化進行度:低

外壁塗膜に劣化が見られなくとも、外壁が当初より色あせをしている場合は、塗り替えを検討したほうがよいでしょう。外壁の色あせは塗膜劣化が始まっている証拠です。

早急に塗り替えをおこなう必要はありませんが、塗り替えの目安の一つとして覚えていただくとよいですね。

2-2.チョーキング

劣化進行度:中

外壁を触った時に、白い粉が手についたことがないでしょうか?
実はこのことを「チョーキング現象」といいます。これは紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗装の表面が劣化して起こるものなのです。
チョーキング

このチョーキング現象を放置しておくと、外壁のひび割れやカビの発生などにまで発展する恐れがありますので、早めのメンテナンスが必要です。

2-3.塗膜の膨れ・剥離

劣化進行度:高
塗膜の膨れ

外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?実はこれも外壁塗膜の劣化が原因です。塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入しひび割れ等を引き起こす恐れがあります。

2-4.クラック(ひび割れ)

劣化進行度:高

外壁のひび割れのことを「クラック」といいます。

クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。
外壁のヒビ割れ

外壁のひび割れ

クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあります。

 

2-5.シーリング材の塗膜剥がれ・割れ

劣化進行度:高

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。
外壁のひび割れ

シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」をおこない、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。

このように外壁材の劣化においても、様々な劣化のサインがあります。
まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかありますので、劣化進行度が高の劣化が見られる場合には、早急に専門家へ相談をしましょう。

3.外壁塗装に最適な季節~各季節のメリット・デメリット~

ではいよいよ、外壁塗装をおこなうのに一番良い季節をご紹介したいと思います。

外壁塗装の作業環境は一般的に、

気温:5℃以上

湿度:80%以下

といわれており、この条件下であれば年中外壁塗装をおこなうことができます。
ですが、それでは「いつすればいいの!?」と決めかねてしまいますよね。
そこで各季節のメリット・デメリットをご紹介いたします。

季節 メリット デメリット
湿度が低いことから塗料が乾きやすく、工事にはベストな時期 4・5月は不安定な天候が多く、雨が続き作業期間が伸びてしまう事がある
梅雨 雨が降っていなく適切な湿度を守れば、今の塗料なら問題ない 雨の日は工事ができないため、工期が長引く可能性あり
気温が高いため塗料の乾きが早く、塗料の伸びもよいため作業を早く進めることができる 養生をするため窓を開けることができない
空気が乾燥しており気候も穏やかなため、施工がしやすい季節 台風のシーズンとなるため、天候が不安定となり、工期も延びやすくなる
空気が乾燥しているため塗料の定着がよいこと、また養生で窓を閉めたままでも支障がない 日照時間が短いため、他の季節と比べ作業可能な時間が短くなってしまうこと、気温や霜・積雪の影響で工期が延びる恐れあり

このように各季節によってそれぞれメリット・デメリットがあります。

また、季節のメリット・デメリットを考慮した施工以外にも、各ご家庭のライフイベントに合わせての施工も多く、実際に「子供が婚約したので婚約者が家に挨拶にくる前に塗装したい」「お盆や正月に親戚が集まるまでに綺麗にしたい」

という工事の依頼で、7月から8月にかけてや10月頃からの年末完工に合わせた時期は工事が増加する傾向にあります。

 

施工がしやすいと言われる春や秋は、その他の季節と比べ、着工数が多い傾向にあります。

また、お盆・年末年始の親戚の集まりに備えるために、7月や11月の施工が多くなっています。

いつ塗装をおこなうのかは、季節のメリット・デメリット、各ご家庭のライフイベントに合わせて決定するとよいでしょう。

 

4.外壁塗装とリフォームを同じ時期におこなうとお得!?

外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には12万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせ、お家のリフォームをおこなうとよいでしょう。

4-1.屋根塗装

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屋根塗装のみをする際にも、足場の設置は必須となります。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると足場の分だけ高くなってしまいますので、足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。

4-2.太陽光パネルの設置

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近年太陽光パネルを設置するお家も増えてきました。もちろん太陽光パネルを設置する際にも、足場は必要です。また一度太陽光パネルを設置した後に屋根塗装をおこなうとなると、太陽光パネルを外して塗装をしなければなりませんので、太陽光パネル設置を考えられている方は、合わせて外壁・屋根塗装をおこなうとお得になります。

4-3.室内リフォーム

浴室やキッチンの室内リフォームの場合でも、外壁塗装が必要になる場合があります。
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。

 

まとめ

外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わります。

そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、業者に塗装が必要かどうか、外壁の劣化診断をおこなってもらうようにしましょう。

そして、外壁塗装をおこなうことが決まってから、ご家庭のライフイベントや室内リフォームのご予定に合わせ、どの時期に塗装工事をおこなうのか、決定するとよいでしょう。

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁の塗り替えは必要!?「塗り替えの必要性と時期」について

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの城坂です 😆

ついに5月突入!そしてGWですね
お出かけされるみなさま、事故やケガなどないよう
楽しんで過ごしてくださいね!!

さて、今日は基本中の基本☆ 外壁塗装のお話です

 

戸建て住宅を購入した時は、外壁や屋根を塗り替えることについて考えもしなかった、知らなかったという方が、ほとんどではないでしょうか。
しかし、戸建て住宅を購入して何年か経過してくると、外壁の汚れが気になってきたり、セールスマンから「外壁が劣化しているので塗り替えする時期ですよ」と指摘を受けたり、同じ時期に建った近所が塗り替えをはじめたりして、塗り替えのことを意識しはじめる方もいると思います。
しかし、塗り替えのことは専門的な内容が多いため、分かりにくいことも多いです。

そこで、今回の記事では、「外壁 塗り替え」について、基本的なことをご紹介させていただきます。

1.外壁の塗り換えが必要な理由

外壁の塗り替えは新築時から約10年程度で塗り替えする方が多く見受けられます。
それは、約10年程度で外壁の汚れなどが目についてくるからです。一般的に塗り替えは、汚れた外壁などの見た目をキレイにする美観の目的として知られています。
しかし、塗り替えをする目的には、他にも重要なことがあるのです。まず、建物(戸建て住宅)の劣化のメカニズムをご紹介したあとに、美観以外の塗り替えの重要な目的をご紹介します。

1-1. 建物の劣化のメカニズム

戸建て住宅(建物)の外壁に使用される外壁材は、製造時に表面へ塗装がされています。
正確には、塗料を塗装することで生成される塗膜が、外壁材表面にはあります。その塗膜(塗料)は耐久年数があり、塗装した時から経年で劣化していきます。

塗料は、樹脂・顔料・添加剤で形成されています。
塗料を塗装してできる塗膜は、建物の一番外側にあるため、太陽光や雨などに日々さらされています。
長年、太陽光や雨水などにさらされることで、塗料に含まれる顔料が塗膜から外に出てしまいます。
すると、外壁(塗膜表面)に汚れなどが付きやすくなるのです。

建物劣化メカニズム

1-2. 塗り換えの目的

塗膜(塗装)が経年劣化してしまうと、外壁に汚れが付きやすくなる他にも建物への影響がでてきます。
太陽光や雨水などの自然環境から外壁材を守っていた塗膜が役割を果たせなくなると、外壁材が太陽光や雨水などに日々さらされることになるため、今度は外壁材が劣化していきます。

外壁材がひび割れるなどの劣化が起こり、その結果、ひび割れなどから建物内に雨水や湿気などが浸入してしまいます。
雨水や湿気が建物内に浸入してしまうと、外壁材全体の劣化進行が早まるだけでなく、大切な住まいを支えている柱なども劣化してしまいます。

建物の外壁や柱などの劣化が進んでしまうと、場合によっては、少しの地震によって建物が倒壊する可能性もあります。
だからこそ、塗膜が大切な住まい(建物)を守っていると言われ、塗膜が劣化したら塗り替えが必要になるのです。

塗り替えの目的は、「見た目を美しくする美観」の他に、「建物の保護」という重要な目的があります。
他にも塗り替えの目的には、「遮熱など快適に過ごすための機能性向上」の目的もあります。(塗り替えでの機能性向上は、塗装する塗料によって異なります)

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2.外壁の状態で分かる「塗り替えの目安」

外壁の塗り替えは、一般的に新築時から約10年程度が目安となっていますが、建物に使われている外壁材や建っている環境などによって、塗り替える時期は異なってきます。
では、塗り替えする目安は他にはないのか。。。
塗り替えの目安は、外壁の劣化状況を確認することで判断することもできます。ここでは、塗り替えの目安となる外壁の劣化状態(症状)をご紹介します。

 外壁の色あせ 新築時からの外壁の色から色あせをしている場合は塗り替えを検討した方がいいでしょう。特に日の当たる南面と西面は色あせがしやすいです。 image0013
 チョーキング  外壁を手で触って時に、白い粉が手に付いた時は、塗り替えのサインです。 choking-300x225
 塗膜の剥がれ・膨れ  外壁をよく見ると、塗膜の剥がれや膨れた部分がある場合があります。これは、塗膜が劣化しているため。塗り替えが必要です。 image0053
 ひび割れ  外壁のひび割れには、幅が0.3㎜以下のヘアークラックと0.3㎜以上の構造クラックがあります。構造クラックの場合は、早期に塗り替えをする必要があります。 image0071
 シーリングの割れ  外壁材と外壁材の継ぎ目や窓サッシ回りにあるゴムをシーリングと言います。このシーリングにヒビがある場合は、塗り替えのサインです。 image014

 

3.塗り替え前に必要なことは建物診断

塗り替えをするためには、塗り替えをする前に、外壁や屋根などの現状を知ることが必要になります。
塗り替えが必要なのか、塗り替えだけでなく劣化状況によっては住まいを守るためには補修なども必要になってくるからです。
もちろん、外壁や屋根の劣化状況によっては塗り替えする費用も変わってきます。
そのため、塗り替えをする前に必要になってくることが、建物診断です。
建物診断は基本的に業者へ問合せをすると実施してくれます。
なぜなら、塗り替えの見積もりを出すためには、建物診断をしなければ、見積もりを出せないからです。

塗り替えする前には、必ず業者に細かな建物診断をしてもらいましょう。
※建物診断は必ず業者へ依頼してください。屋根に上がって自分ですることは危険です。また、建物診断にも専門的な知識が必要なため、業者へ依頼してください。

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塗り替えするために、しっかりとした建物診断を業者にしてもらった後は、業者に診断結果を報告してもらいます。
その後、塗り替えの提案と見積もりをしてもらい、どの塗料で塗り替えするのか、塗り替え費用は予算内で納まるのかを検討し決定後に、塗り替えを業者へ依頼します。

プロタイムズ半田店でも無料で建物診断を実施しております。
お気軽にお問い合わせください!

4.塗り替えの費用は80~150万円程度

一般的に塗り替え費用は、住まいの大きさによって費用は変わってきます。
住まいの大きさにより、塗り替えする外壁や屋根の面積が変わってくるからです。
また、塗り替えに使う塗料の種類によっても費用は変わってきます。(塗料の種類については「5.塗料(種類と選び方)」でご紹介します)

塗り替えの費用は、材料費と工事費から構成され、材料費は塗料や養生の費用、工事費は足場や補修の費用、人件費などになります。一般的な戸建て住宅(2階建て、塗り面積200㎡程度)で、屋根と外壁を塗り替えした場合は、80~150万円程度の費用がかかります。

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5.塗料の種類と選び方

外壁や屋根の塗り替えには塗料を使用しますが、塗料にはいろんな種類があります。
現在、塗料メーカーは数多く存在し、塗料の種類は数千種類にも及びます。
当然、各塗料メーカーが販売している塗料には、各種の特徴があります。「耐久年数が長い塗料」や「遮熱効果がある塗料」、「価格が安い塗料」など、様々な塗料があります。

塗料の種類  ウレタン塗料  シリコン塗料  ピュアアクリル塗料  フッ素塗料  無機塗料
 特徴  低価格の塗料として約10年間によく使われていた塗料。 価格と塗料性能のバランスが取れている塗料。色のバリエーションが多い。  高弾性を有し防水性に優れ、また耐久性も高いた塗料。  長期間に渡り変退色、艶ひけがなく、耐久性の高い塗料。 汚れ防止に強く、耐久性も高く、美観を長持ちできる塗料。
 耐久年数  約5~7年  約7~10年  約15年~  約15年~  約15年~

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塗料にはいろいろな塗料がありますが、外壁や屋根に使用されている建材や外壁や屋根の劣化状況によって、使える塗料は決まってきます。
一般的には、建物診断をした業者が劣化状況や建物状況などにより、推奨の何種類かの塗料提案とその見積もりを出してくれます。
その中から、塗り替えに求める内容と塗り替えする予算で、塗料を選んでいきます。

【塗料選びのポイント】

□ 塗り替えの耐久年数をどうするか

→ 耐久年数が短い塗料は費用も安く抑えられます。ただし、長い目で見ると塗り替え回数が多くなります。

□ ライフスタイルや環境に合った塗料機能か

→ 塗り替えは外壁をキレイにするだけではありません。夏の室内温度が気になる場合は遮熱機能のある塗料、湿気の安い環境に建っている場合は防カビ機能のある塗料なども考えて塗料を選びましょう。

□ 塗料メーカーの製品保証はあるのか?

→ 塗り替えは、塗り替えが完成したら終わりではなく、選んだ塗料が長く持たなければ意味がありません。塗料メーカーの製品保証が重要になります。

6.塗り替えは業者で決まる!

いくら良い塗料を選んだとしても、安心の塗り替えができるとは限りません。
akutoku-285x214塗り替えは選んだ塗料を正しく塗装しなければ、選んだ塗料の耐久年数や機能を十分に発揮させることができないからです。
塗料を塗装する業者が重要なポイントとなってきます。業者によっては、塗装や塗料の専門的な正しい知識がないまま経験だけで塗装工事をする業者や手塗り工事をする業者なども少なからず存在します。選んだ業者によっては、塗り替え完成時は、キレイな仕上がりになっていても、塗り替え完成後に2~3年程度で塗装がボロボロと剥がれてきたなどのケースもあるようです。安心の外壁塗り替えをするためには、業者選びにも気をつけましょう。

 

まとめ

外壁の塗り替えは、大切な住まいを守り、安心して長く暮らすためには、必ずしないといけないメンテナンスです。
ただし、塗り替えは専門的な知識が必要で、私たちには全てを把握することは難しく、業者に頼らなければいけないことが多いですが、選ぶ業者によっては、後悔する塗り替えになってしまうこともあります。
地域によっては、塗装業者が開催している無料の勉強会などもありますので、参加し基本的な塗装知識を持って、塗り替えを検討してみてください。

 

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