[外壁の色選び]絶対失敗しない8つのポイント!
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原)サポートスタッフの大西です 😆
[外壁の色選び]絶対失敗しない8つのポイント!
外壁塗装をしよう!と決めて、悩むのはやっぱり「色決め」ではないでしょうか。大事な家の印象を決めるのは色であり、ご近所からの目も気になるところではありますよね。
自分の好きな色にしたい、という気持ちもありながら、まわりから変だと思われない色にしたい、失敗したくないという気持ちが大きいのが事実かと思います。
本日は、そんな「絶対失敗しない外壁の色選び」と題して、失敗しないための色決めのポイントはもちろん、絶対失敗しない色までご紹介します。
これを読めば外壁塗装の色で絶対失敗することなし!是非ご参考にされてください。
1.絶対失敗しない外壁の色選び 8つのポイント
外壁の色選びの際、何に気をつけたらいいのか意外とわからないものです。自分の家なのだから好きな色を選べばいいのでは?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、安易な考え方で選ぶとその先短くても7~10年は同じ色で過ごすことになります。
ここではそんな色決めを「絶対失敗しない」ための基本ポイントをまとめてみました。
1-1.「好きな色」ではなく「落ち着いた色」をベースにする
失敗したくないという方はとにかくまず茶系、ベージュ系、グレー系などの「落ち着いた色」をベースに選びましょう。
外壁の色は、洋服や髪色と違って、気に入らなかったからといって簡単に変えられるものではありません。塗替え費用として少なくとも50万以上はかかってくるからです。よって、赤系、青系、などの原色や派手な色を選ぶのではなく、上記の落ち着いた色を選んでおくことでそこまで大きな失敗に繋がることはありません。
1-2.汚れが目立ちにくい色を選ぶ
お家が幹線道路沿いにある、川が近くにあり藻やカビが生えやすい環境にある、などという方が外壁の色選びに失敗しない為に注意した方がいいこととして、「汚れへの配慮」です。
配色や艶感を考えて色を決めたはいいものの、結局汚れで美観が損なわれてしまった…というのは避けたい事態です。塗料の性能として汚れがつきにくくなる機能がついた塗料を使用する、というのもひとつの手ですが、選ぶ色によって解決されることもあります。
反対に選ばない方がいい色も理由と共にご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
【汚れの目立ちにくい色】
①グレー
外壁に付着する汚れには様々なものがありますが、ほとんどの汚れの色は中間色(砂や土埃は薄茶・黄土色で、苔やカビは緑を含んだ薄茶のような色)です。グレーはそのほとんどをカモフラージュしてくれるでしょう。
②ベージュ系(アイボリー、薄いブラウン)
グレー色と同様に、煤煙や黄砂などの汚れが付着しても色が同化するため、汚れが目立ちにくい色です。
【汚れの目立つ色】
①白・黒
スタイリッシュな印象に決まりそうな白や黒ですが、実は汚れが最も目立ちやすい色です。
外壁の汚れは中間色のものが多く、下図をご覧いただいてもお分かりのように白や黒と色のコントラストが大きいため汚れが目立ってしまう恐れがあるのです。
②赤系
赤系の色は青系の色に比べて色あせが起こりやすい傾向にあります。
古びた道路標識を見ても赤い部分だけ見事に色あせが起こっていますが、これも赤や紫などは、紫外線などの波長が短い色を吸収しやすく、色あせが起こりやすいためです。
1-3.大きめの塗板で色を見ることで、イメージと離れていないか確認する
面積効果というのをご存知でしょうか?
よく塗料メーカーや施工店が見せてくる色見本だとひとつひとつが小さく、似た色同士の違いがわからなくなったりしますよね。面積の大小により色の見え方が変わることを面積効果といいます。
大きな面積になると、明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はもっと暗く感じます。
実際塗ってみると何か違う・・・ということを避けるためにも、施工店にA4サイズくらいの大きめの色見本を用意してもらうとよいでしょう(依頼すると通常用意してくれます)。
【通常の色見本帳は各色がチップサイズ↓】 【A4版色見本板↓】
1-4.朝昼夜、違う天気で色を見る
天気によっても色は変わります。例えば太陽光の光が多く、反射率の高い晴れの日には全体的に色が明るく感じ、夕方は太陽光が赤みを多く含むので色味が変化します。
いろんな天気、時間帯でチェックするのが良いでしょう。
1-5.標準色をベースに色を選ぶ
色を選ぶ際、施工店が提示してくる色(塗料メーカーの標準色)ではなく他の色がいい、と思われることがあるかと思います。その場合は日本塗料工業会※の定めた塗料用の標準色でも対応できることが多いです(塗料の種類により対応できない場合や、標準色よりも価格が上がる可能性もあります)。
これは標準色ではなく特別色、という扱いになりますが、失敗しない為には標準色の中から選ぶのをおすすめします。
理由としては、特別色となると他の施工事例が少ないため、施工店も塗ってみないとどのような仕上りになるかわからないことがあるからです。しかし、標準色であればある程度その色での施工実績があるため、不安であれば施工店に頼み、そのお家を見せてもらうことでより仕上りイメージをふくらませることも簡単です。
失敗したくないのであれば、その塗料メーカーの標準色から選ぶようにしましょう。
1-6.景観に配慮する
外壁の色、というと家だけに注目しがちですが、大切なのはその家を含めた「景観」です。
京都の例を挙げるとわかりやすいかと思いますが、マクドナルドが通常の赤と黄色ではなく茶色だったり、ファミリマートも緑と青ではなく茶色だったり、「景観」を重んじた色を使用しているかと思います。同様に家の外壁の色を決める際もこの「景観」に配慮することで失敗を防ぐことができます。「浮いた色」を選ばない、ということです。隣の家の外壁が茶系だからうちも必ず茶系にしなければならない、ということではありませんが、同系色にすることで環境に馴染んだ家のイメージにすることができるため、失敗する可能性が少ないでしょう。
1-7.艶感も外壁の印象を大きく左右する要素ということを忘れない
まず決めるのは何色にするかというところですが、同時に決める必要があるのは意外と忘れがちな艶感です。
艶感も家のイメージを大きく左右します。
艶感が強いものを選ぶと、光沢感が出るので少し派手なイメージになり、反対に艶感を抑えめにすると、重厚感が出て落ち着いた雰囲気に仕上ります。
艶感も艶有り(10部艶※)から、5分艶、3分艶、艶消し(0部艶)まで塗料によってパターンがあるものもあれば、艶有りしかない塗料もあるので、希望の塗料にどんな種類があるのか確認しましょう。
もちろん、使用する塗料の色を決めて艶感を選ぶというのも方法ですが、艶消しが良い!という思いがある場合、使用塗料を決めてしまったあとにその塗料は艶有りしかない、という状況になってしまうこともありますので、塗料決めの際に施工会社に艶消しが良いという一言を先に伝えておきましょう。
また艶感を確かめる為にも、試し塗りをしてみると、「思ったよりビカビカに光沢がありすぎる」や「もっと艶感があると思ってた」というようなギャップを防ぐことができます。
※艶の度合いは○部艶、と表現し、数字が10に近いほど艶があるということです。
1-8.塗替えシミュレーションをしてみる
塗替えシミュレーションというのをご存知でしょうか?これはこの色だと家の全体像はどのようなイメージになるか、というのが画面上もしくは紙上で確認することのできる方法のことです。
塗替えシミュレーションを行うと、施工業者が提供してくれる色見本帳の小さなものでの確認ではなく全体イメージを確認することができます。
施工店にお願いしてみましょう。
2.失敗しない外壁のオススメ色はこれ!
いろいろ注意点はあるけれど、結局どの色を選べば失敗しないの?と思われる方もいるかと思います。ここではズバリ「失敗しない色」をピンポイントでお伝えします。
単色で失敗しない色は、ずばり「真っ白ではなく、少しベージュがかった白」です。
塗料メーカーが調査した外壁人気カラーランキングでも、ブロークンホワイト・ライトクリームといった、少しベージュがかった白が人気という結果が2014年、2015年と2年連続ででています。
この結果からもわかるように、このような色は失敗がないと言えるでしょう。
では、屋根の色はどうでしょう?
屋根は外壁とは違い、家の上部に位置し、且つ面積も外壁より少なめです。屋根は外壁と反対に、全体を引き締める色を使用すると失敗しません。
色でいうとチャコールや黒に限りなく近い茶色、深みのある緑などが失敗しません。
3.【補足】外壁と一緒に決めよう!屋根、付帯部の色決め
外壁の色決めを終えてホッとするかもしれませんが、同時に屋根と付帯部(軒、破風、かさぎ、手すりなど)の色も決める必要があります。
まずは屋根の色選びですが、外壁に比べて濃い色を選びましょう。その方が家全体が締まって見えます。外壁はクリーム系やベージュ系の淡い色、屋根は黒や焦げ茶などの濃い色がよく選ばれています。メリハリをつけることで家全体が締まった印象になるのです。
次に付帯部の色決めですが、決して難しくはありません。失敗しないポイントはただひとつ、屋根や外壁に使用した色を繰返し使うことです。以下のイメージを参考に、付帯部の色を決めてみてください。
なりたいイメージ | 方法 |
---|---|
スッキリしたイメージにしたい | 外壁に使用した明るい(淡め)な色を使用し、明るくまとめる |
重厚感のある落ち着いたイメージにしたい | 屋根に使用した暗い色(黒やグレー)を使用し、落ち着いた色でまとめる |
個性的なイメージにしたい | あえて鮮やかな赤や黄色をアクセントとして使用する |
4.【番外編】どうしても迷ったらこれで決める?!風水をもとにした色選び
どうしても迷ってしまってなかなか色が決められない…もうそろそろ色を決めないと期限が迫っている…という方、いるかと思います。
そんな方は風水をもとにした色選び、というのはいかがでしょうか?海外、シンガポールでは多くの建物に風水の考えが取り入れられているのは有名な話ですよね。
絶対に失敗しない色選び、というところとは少しずれてしまいますが、番外編としてお伝えします。興味のある方は見てみてください。
【風水を取り入れた色選び】
・赤
情熱、活力を与えてくれる色。自信を取り戻したいときに取り入れると有効的。
・オレンジ
親しみ、社交力をアップさせ、落ち込みを立ち直らせてくれる明るさがある色。
・黄色
金運をアップさせる効果のある色。明るく幸福感を与える効果もあるため、前向きに進むこともできる。
・緑
穏やかさと回復力、健康運をアップさせる色。
・青
誠実さと包容力を与え、対人運をアップさせる色。
・ピンク
温もりと人間力で愛情運をアップさせる色。
上記ご参考に、取り入れたい効果をもとに色を選んでみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
外壁の色決めとなると、多大な選択肢があり、失敗しないための判断基準は意外とたくさんあるな…と思われたかもしれません。
しかし、これを読んだあなたはもう迷う必要はありません。
・「好きな色」ではなく「落ち着いた色」を選ぶ
・汚れが目立ちにくい色を選ぶ
・大きめの塗板で色を確認する
・朝昼夜、違う天気で色を見る
・塗料メーカーの色を選ぶのが無難
・景観に配慮する
・艶感は外壁の印象を大きく左右する
・塗替えシミュレーションをしてみる
上記8つのポイントをおさえておけば失敗を恐れることなく、安心して外壁の色決めができるでしょう。
この記事が皆様のお役に立つことを願ってまとめとさせていただきます。
半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
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外壁塗装の『保証』はトラブル回避の必須項目!
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店(株式会社榊原) サポートスタッフの大西です 😆
早いもので来週からゴールデンウィークですね 😆 ついこの間、年が明けたばかりの様な気がするのですが・・・笑
今年はコロナで中々遊びに行くのにもハードルが高いですが、せめていいお天気になってほしいですね♪
さて、本日のブログです。ほんじつは・・・
外壁塗装の『保証』はトラブル回避の必須項目!
家電製品を買うと、必ず「保証」が付いていますね。保証があることで、購入後に故障などのトラブルが起こっても交換や修理をしてもらえたりと、長く安心する事が出来ます。
外壁塗装も家電製品のような「モノ」ではありませんが、きちんと保証が付いています。ただ残念なことに、一部の悪徳業者が保証を付けないために、後々のトラブルに泣かされたり、そもそも外壁塗装に保証があることを知らない人が多いのが実情です。
外壁塗装の「保証」はトラブル回避の必須項目。工事後も長く安心して住み続けるために、きちんと「保証」のことを理解しておきましょう。
1. 意外と知らない外壁塗装の『保証』のこと
家電製品では故障したときに、メーカーが保証で修理や交換に応じてくれます。
自分では修理できそうにないものだからこそ、保証がついていると安心して商品を使うことができますね。
では外壁塗装ではどんな保証をしてくれるのでしょうか。まずは、意外と知られていない外壁塗装の「保証」についてご紹介します。
1-1.「製品保証」と「工事保証」
外壁塗装の保証には、一般的に「製品保証」と「工事保証」の二つの保証があります。
塗料メーカーが工事で使用した塗料に対して出す保証です。
塗料製品に瑕疵があった場合、塗料メーカーが塗料代を上限として保証をする。「製品保証」はあくまで塗料そのものに対しての保証であるため、工事内容に対しては保証されません。
保証期間中に塗装工事に瑕疵があった場合、施工店が工事に対して行う保証。
施工店や工事内容によって保証年数や保証範囲が異なる。
1-2. 外壁塗装の「保証」の誤解
たとえば、あなたの家で「工事保証10年」付きの外壁塗装工事をしたとしましょう。
塗装完了から3年後、塗装部分にひび割れが発生したとします。当然、あなたは「工事保証10年」で修繕してもらうよう施工店に連絡を取ります。
しかし、ここに思わぬ落とし穴があるのです。実は多くの場合、
保証の対象になるのは、外壁塗膜(塗装の膜)の剥がれのみ
なのです。
さらに、保証対象が「外壁塗膜」ということは、鉄部や木部などの外壁ではない部分に同じ工事で塗装されていたとしても保証対象外となるのです。
ただ、ひび割れが保証対象外であることには、きちんと理由があります。
外壁のひび割れは、家の構造体そのものや地盤、地震などの自然災害の影響、周辺環境の影響などでも発生することがあり、ひび割れが発生したからといって塗装の瑕疵だとは一概に判断しづらいのです。
これは、塗装業界の「常識」と言えると同時に、常識であるがために、塗装業界が消費者にきちんと伝えきれていないことでもあります。
2. 保証で泣いた!外壁塗装トラブル事例
ここでは、実際にあった保証がかかわるトラブル事例をもとに、保証の誤解や注意点、トラブルの対処法を具体的にご紹介します。
2-1. 保証で泣いた!①「保証書を受け取っていなかった」
ところが、塗装後わずか3年で塗装が剥がれてしまいます。Aさんはすぐに○○塗装店に連絡して保証で修繕するよう要求しました。
しかし驚くことに、○○塗装店は「うちは保証は出していませんよ」と言います。そして「だって保証書なんて持ってないでしょ」とも。
そう。Aさんは契約時、口頭で「保証が付いている」と言われたただけで、保証書は受け取っていなかったのです・・・。
これは特別に珍しいトラブルではありません。残念なことに、未だに口約束のみで「保証書」を渡さない業者が存在しているのです。
このようなトラブルを回避するには、「保証書を渡さない業者もいる」ということを十分注意した上で、
・口約束は絶対にしない
・保証書を必ず受け取る(要求する)
ことが必須となります。万が一、保証書を出さないような業者であれば、そこと契約するのは考え直したほうが良いでしょう。
2-2. 保証で泣いた!②「施工不良個所が保証対象外だった」
そして塗装から5年後、Aさんは塗装した外壁にひび割れができているのを見つけます。
ですが、Aさんが依頼した塗装工事には「工事保証10年」がついています。Aさんは保証書を片手に、さっそく△△塗装店に連絡をしました。
ところが△△塗装店からは「ひび割れは保証対象外ですね」という驚きの返事が。
よくよく保証書を読んでみると、確かにひび割れは保証対象外になっていたのです・・・。
これは誤解が生んだトラブルです。先述したように、ひび割れが保証対象外であるのには、きちんと理由があるのですが、それが一般消費者にきちんと伝わっていないことで誤解が生まれています。
このようなトラブルを回避するには、
・保証書の内容を必ず読む
・保証内容の詳細な説明を施工店に求める
ことが必須です。もちろん、施工店がきちんと説明をすることが必須なのですが、私たち消費者側も防衛策として注意したいところです。
2-3. 保証で泣いた!③「施工業者が倒産して保証が無効に!」
そして塗装から5年後、Aさんは塗装した外壁に塗装の剥がれを見つけます。Aさんは保証書を片手に、さっそく■■塗装店に連絡をしました。
ところが何度電話しても一向に繋がりません。不安になったAさんは■■塗装店の住所を訪ねます。
するとなんと!■■塗装店は跡形もなくなっています。そう、■■塗装店はAさんの知らぬ間に倒産してしまっていたのです・・・。
これはかなりショッキングなトラブルです。家電であれば、最悪買いなおせば済む話ですが、住宅ではそうはいきません。さらに、依頼した施工店が将来、倒産するかどうかなど、私たちにはわかるわけもないもので、事前に回避しようもありません。
では、どうしたらいいのか。ここで知っておきたいのが「第三者保証」です。
施工店が加入している団体や組合が取り扱う保証や、住宅瑕疵保険がこれに当たる。第三者保証を付けることで、施工店が倒産しても第三者機構が瑕疵を保証する。
第三者保証の中でも、多くの塗装店が扱っているものとして「JIOリフォーム瑕疵保険」などがあります。
3. 契約前に必ず確認!保証チェックリスト
上記のようなさまざまな保証トラブルの事例を見てきましたが、結局どんな保証であれば安心できるのでしょうか。
外壁塗装の保証は、施工店によって詳細は異なりますが「ここを押さえていればまず大丈夫」と言えるチェックリストをまとめてみました。
ぜひ、契約前には次のチェックに当てはまるか確認してみてください。
【チェックリスト】
□「製品保証」と「工事保証」の両方がついている
□保証書を発行してくれる
□保証対象箇所など、内容について担当者が詳しく説明してくれる
□施工店の保証以外に、第三者団体の保証がある
これは、外壁塗装の保証としてどれも必須の項目です。ひとつでも当てはまらない項目がある施工店とは、契約そのものを考え直したほうが良いでしょう。
4. アフターフォローがあるとなお安心
保証に加えて、付いているとさらに安心なのが「アフターフォロー」です。
工事後に万が一不具合が発生したときはどんな対応をしてくれるのかも予め聞いておきましょう。
契約前に、施工店に対してアフターフォローがあるかどうかを確認しておくと、次の塗装メンテナンス時期まで安心して長く付き合えるでしょう。
まとめ
工事後も長く安心して住み続けるためには、「保証」があることを確認し、また、その内容をきちんと理解することがとても大切です。
今回ご紹介したチェックリストなどをぜひ活用して、安心できる外壁塗装をしてください。
半田市近郊で外壁塗装をお考えの方
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見た目がわるい以外の雨漏りリスクなどを解説
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆
春になり最近少し雨が多くなってきましたね。
6月に入ると梅雨がやってきます。去年の愛知県の梅雨の期間は6月10日~7月21日でした。
梅雨に入る前に塗装をするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
というわけで、本日は雨漏りのリスクについてご説明します。
外壁塗装は必要ない!?見た目がわるい以外の雨漏りリスクなどを解説
「業者に外壁塗装を勧められたが、本当に必要なの?」
「高いお金を払ってまで、外壁塗装をする意味ってあるの?」
「外壁に傷みはあるが、見た目が悪いだけで困ってはいない。それでも外壁塗装すべき?」
といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」
と思っている方も少なくないかもしれません。
先に結論を申し上げると、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁の種類によります。とはいえ、ほとんどの外壁は定期的な塗装が必要です。
(塗装が必要な外壁の場合)定期的に塗装をしなければ、外観の見た目がわるくなるだけではなく、
・外壁が早々にダメになる
・雨漏りが発生する
・外壁塗装費よりも高額な補修費がかかる
・住まいの資産価値が下がる
といったリスクが高まります。詳しくは記事内で解説してまいります。
外壁塗装の必要性に疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
1.外壁塗装は必要ない?
1-1.ほとんどの外壁材は塗装が必要
ずばり、外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によります。
とはいえ、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装が必要です。
具体的には…
日本の約7割の住まいに使用されている「窯業系サイディングボード」、ひと昔まで主流だった「モルタル」、カバー工法などでよく使用される「金属サイディング」などは定期的に塗装が必要な外壁材になります。
■定期的に塗装をする必要がある外壁材
・窯業系サイディング
・モルタル
・金属サイディング
・ALC
・木質系サイディング
・木材
■塗装が必要ない外壁材
・タイル
・レンガ
・樹脂系サイディング
※タイルやレンガ、樹脂系サイディングは、塗装の必要ありませんが、塗装以外の補修は必要になります。たとえば、タイルであればシーリング(コーキング)の打ち替えや部分的な張り替えなどが必要となります。
1-2.外壁塗装が必要な5つの理由
多くの外壁材が定期的な塗装を必要とするのには、以下5つの理由があげられます。
●理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
外壁は時間の経過とともに汚れや傷みが目立ち、見た目がわるくなっていきますが、塗装をすることにより、外壁を美しくよみがえらせることができます。
ちなみに、外壁の汚れや傷みが目立つ前に定期的に塗装をすれば、美しい外壁を維持することが可能です。
●理由② 外壁材を長持ちさせるため
時間の経過とともに外壁にあらわれる汚れや傷みは、見た目がわるいだけではありません。汚れや傷みは、外壁が劣化し防水性が失われはじめているサインでもあるのです。そのため、汚れや傷みのある外壁を放置し続ければ、次第に外壁材に雨水が浸み込むようになってしまします。雨水が浸み込んだ外壁材は、加速度的に劣化や腐食が進み、早々にダメになることは間違いありません。
こうした事態を防ぐために、外壁に汚れや傷みが生じてきたときに早々に外壁塗装をする必要があるのです。定期的に外壁塗装をすれば、外壁は防水性を維持できるため、外壁を長持ちさせることが可能になります。
●理由③ 住まいを長持ちさせるため
理由②で外壁塗装をしなければ外壁材が早々にダメになるとお伝えしましたが、外壁塗装をしなかった場合の被害はそれだけではありません。外壁材に染み込んだ雨水が、さらに住まいの内部にまで浸入するようになると、雨漏りやカビ、シロアリなどを発生させてしまうことも十分に考えられます。雨漏りやカビ、シロアリによって躯体が大きくダメージを受けるようなことになれば、住まいは本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことになります。
定期的に外壁塗装をして外壁の防水性を維持することは、住まいを長持ちさせることにもつながるのです。
●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため
外壁塗装をすると100万円前後の費用がかかりますが、外壁塗装をしなければ、理由②③でお伝えしたように、外壁材が早々にダメになったり、住まいに雨漏りやカビ、シロアリが発生したりする可能性が高まります。こうした事態になってしまってから何等か補修をしようとすると、外壁塗装にかかる費用以上の高額な補修費がかかってしまう可能性が大きいです。
住まいを維持・管理をするのには、一定の補修費等はかかるもの。住まいにかかる補修費用を抑えることを考えるならば、必要なタイミングで外壁塗装をする方が賢明なのです。
●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため
外壁塗装をして外壁を美しく保ち、外壁材や住まいが早々にダメになるのを防ぐことは、住まいの資産価値を守ることにもつながります。「住まいを売却したい」と考えたときに、定期的に外壁塗装をしている住まいの方が高く売却できる可能性が高いことは間違いありません。
2.外壁塗装はいつ必要?ベストなタイミングはいつ?
お住まいが塗装の必要な外壁材だった場合、気になるのは「いつ外壁塗装をするのがベストなのか?」という事でしょう。ここでは、外壁塗装のベストタイミングを見極める方法をご紹介します。
2-1.外壁塗装が必要となる平均値は築10年前後
一般的に外壁塗装が必要となるのは、外壁を施工してから10年前後。新築の場合でも築10年前後です。
そのため、「我が家は築10年前後(or 外壁を施工してから10年前後)」という場合には、外壁塗装が必要なタイミングを迎えている可能性は十分にあります。
2-2.外壁の劣化症状を見れば、塗装が必要なタイミングがわかる
外壁に下記のような劣化症状があらわれている場合、外壁塗装のタイミングを迎えている可能性が高いです。
下記のような劣化症状は、外壁の劣化が進行し、防水性が失われはじめているサインになります。放置すると、外壁材がダメになったり、雨漏りが発生したりするリスクが高まるため、早めに外壁塗装を検討することを強くオススメします。
▼こんな症状があらわれている場合、外壁塗装が必要なタイミングの可能性が高い!
著しいチョーキング (手で触ると粉状のものが付着する状態) |
色あせ |
幅0.3mm以上のひび割れ | 無数の傷がある |
サビの発生 | コケ・藻の発生 |
塗膜の膨れ | 塗膜のはがれ |
※外壁材の種類によってあらわれる劣化症状が異なることもあります。
※劣化症状が大きく進行している場合などは、外壁塗装以外の補修工事、重ね張り(カバー工法)、張り替えなどが必要となることもあります。
「自分で劣化症状をみても、よくわからない」
「劣化症状は見られなかったので外壁塗装は必要ないと思うが、判断が間違っていないか心配…」
といった場合は、プロに診てもらいましょう。
2-3.プロに診てもらえば、外壁塗装のベストタイミングが明らかに
塗装業者に診てもらえば、
・外壁塗装が必要な時期なのか
・もう少し様子見でも問題ない(今すぐは外壁塗装が必要ない)のか
・いつがベストタイミングなのか
などがはっきりします。
多くの塗装業者が、外壁を診て外壁塗装が必要なタイミングなどを見極める診断サービス(別称:現場調査、現調など)を実施しているため、こうしたサービスを利用するのも良いでしょう。外壁を診る(診断サービスなど)だけなら無料で対応してくれる塗装業者も少なくないため、「もしかすると外壁塗装のタイミング?」と思われる場合は、ひとまず診てもらうのがオススメです。
もしかすると「塗装業者に診てもらったら、塗装工事をしないといけなくなるのでは…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。診てもらった結果、しばらくは外壁塗装はしないという選択をしても何にも問題はありません。
ちなみに、塗装業者に外壁を診てもらうと、外壁塗装が必要なタイミングのほか、
・外壁の劣化の進行具合
・(外壁塗装をするとすれば)いくら費用がかかるのか
といったこともわかるため、より現実的に外壁塗装のタイミングなどが検討できるはずです。
3.できるだけ長く “外壁塗装が必要ない状態” にする方法
(塗装が必要な外壁材の場合)外壁塗装は必須ですが、今回の外壁塗装時にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることは可能です。以下、具体的な方法をご紹介します。
3-1.耐久性の高い塗料で外壁塗装をする
耐久性の高い塗料で外壁塗装をすると、塗装が長持ちするため、次に塗装が必要となるタイミングを長引かせる事が出来ます。
ちなみに、耐久性の高い塗料といえば、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料などです。近年は、外壁塗装において一番人気のシリコン塗料のなかにも、ピュアアクリル塗料やフッ素塗料と同等の高い耐久性をもつ塗料もあります。
[参考]塗料の種類別|耐久年数(平均値)
塗料の種類 | 耐久年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 約3~5年 |
ウレタン塗料 | 約5~7年 |
シリコン塗料 | 約7~10年 |
ピュアアクリル塗料 | 約15年~ |
フッ素塗料 | 約15年~ |
無機塗料 | 約15年~ |
※上記はあくまで傾向です。塗料の耐久年数は塗料製品によって異なります。塗料製品によっては上記と耐久年数が大きく異なることもあります。そのため、実際の耐久年数については、塗料製品ごとに確認をしてください。
3-2.汚れや傷みが目立たない塗料色で外壁塗装をする
そもそも外壁は色によって汚れや傷みの目立ちやすさが異なります。そこで、今回の外壁塗装時に汚れや傷みが目立たない色を選べば、この先の「汚れや傷みが気になるために外壁塗装を…」というタイミングを後ろに倒せるため、それだけ長く外壁塗装の必要がない状態にすることができます。
具体的に汚れや傷みが目立たない色とは、ベージュやグレーなどの中間色です。
●汚れや傷みが“目立たない色”
中間色(ベージュ、グレー、アイボリーなど)
ちなみに、逆に汚れが目立つのは、白や黒などの原色になります。
まとめ
「実際のところ、外壁塗装は必要ないのでは…?」と思っている方も少なくないかもしれません。
外壁塗装が必要ないかどうかは外壁材の種類によりますが、日本の住まいに使用されている外壁材の多くは定期的な塗装を必要とします。
多くの外壁材が塗装を必要とする理由は、以下の5つです。
●理由① 汚れや傷みのある外壁をキレイにするため
●理由② 外壁材を長持ちさせるため
●理由③ 住まいを長持ちさせるため
●理由④ 住まいにかかる補修費を抑えるため
●理由⑤ 住まいの資産価値を守るため
この記事では、そのほか、
・外壁塗装が必要となるタイミング
・今回の外壁塗装にこだわることで、この先、できるだけ長く外壁塗装の必要がない状態にする方法
などもご紹介しております。あわせてチェックしてみてください。
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