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塗装における足場の必要性と重要性

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

昨日、お客様の依頼があり、 日間賀島に現場調査に行って来ました。

伺ったお宅は、オーシャンビューで、毎日素晴らしい景色が堪能できるお宅で、羨ましくなってしまいました♡

私も仕事ですが、小旅行気分で少しワクワクしてしまいました笑

そして、ちゃっかりしらす丼まで堪能してきちゃいました 😀

ムフフ・・

さてさて本日は、足場のお話です♪

ご近所の外壁・屋根塗装の工事で目にする足場。

見積書を見ると足場代が意外と金額が高く「必要ないならできれば省きたい」と思われる方、また「壁を塗るならぐるっと一周足場がいるのは分かるけど、屋根塗装だけだったらはしごだけで終わりで足場なんて必要ないんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

結論から先に述べますと、屋根塗装には足場が必要です。

なぜなら、足場は職人の安全性や作業性に影響し、それが最終的に外壁・屋根塗装の品質に影響するからです。

この記事では屋根の塗装工事で足場がなぜ必要なのか、足場が設置されるときに注意点しておきたいことを取り上げます。

 

1.塗装における足場の必要性と足場の種類

塗装工事と足場はセットであることがほとんどです。それは足場を設置することで、手の届かない高所での作業も、丁寧にかつ安全に行うことができるためです。屋根塗装だけなのだから、はしごをかけて上がって塗ってよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに屋根に上がることだけが目的ならば、はしごだけでもいいかもしれません。
しかし、屋根塗装には足場が必要な理由があります。

1-1.屋根塗装で足場が必要な3つの理由

①近隣への配慮のため

ビケ足場②

塗装工事をする場合、必ず行う高圧洗浄という工程があります。高圧洗浄を行い、屋根についた汚れや劣化した塗膜などを綺麗にすることで、塗料が密着しやすくする作業です。

この高圧洗浄という工程の際には水を吹きかけて汚れを飛ばしていくため、汚れた水が周囲に飛び散ることになります。足場が立っている場合には、足場に飛散防止シートを貼り、隣の家に汚水が飛散することを防ぐことができますが、足場がない場合はどうでしょう。周囲に水が飛散してお隣様の建物へ汚れた水がかかってしまうなどの問題が発生します。

また、高圧洗浄が終わって塗装の工程に入ると、丁寧に作業をしていても塗料が飛び散る可能性があります。近隣トラブルを避けるためにも、屋根塗装のみであっても足場を立て、飛散防止シートを貼ることが非常に大切なのです。

②安全に施工するため

外壁塗装

塗るという行為だけで考えると、はしごで上がってしまえばできそうだと感じるかもしれません。しかし、塗装の際には塗料を屋根に持って上がる必要があります。

塗料缶は1缶20kg程度あり、非常に重たいものです。そんなものを持って屋根にはしごで登るとなると、バランスを崩し落ちてしまう危険性があります。

小分けにして塗料を持って上がるとしても、何度も上り下りする必要があり作業効率が悪くなり、工期が延びるかもしれません。また急勾配の屋根の場合は、足場がなければ足元が安定せず、非常に危険です。

足場があれば、もし足元を滑らせたりした場合でも掴むことができる場所があるため、大きな事故に繋がりにくくなります。

自宅の塗装工事で万が一にでも落下事故が起き、それが命を落とすような事故になってしまったら、せっかくお家を綺麗にしよう!と臨んだ塗装工事も台無しになります。
職人さんを守るためにも、また気持ちよく工事を終わらせるためにも足場は必ず必要なのです。

③正確に施工するため

屋根は私たちが想像している以上に高く、足元が不安定な場所です。とくに劣化しコケが生えているスレート屋根は、一歩踏み出した瞬間にツルッと滑ることがよくあります。そのような危険な環境下で作業する職人も、いくら高所に慣れているとはいえ人間です。足元が不安定でいつ落ちるか分からないという状況では作業に集中することができず、正確に施工することが難しいものです。作業に集中することができないと塗りにムラが生じたり、メーカーが推奨している基準塗布量が守られていなかったりと施工不良が起きる可能性が高くなります。

屋根の塗装工事は決して安い買い物ではありません。しっかりと施工してもらうためにも足場を設置しましょう。

1-2.足場の種類

一言で足場といっても一般住宅の塗装工事で使用されるものにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。ここでご紹介する3つの足場は見積もり単価にそこまで価格差はない場合が多いです。
それでは1つずつご紹介していきます。

くさび緊結式足場(ビケ足場)

ビケ足場

ビケ足場やくさび足場と呼ばれ、近年最も目にする事が多いのがこの足場です。ブラケットと呼ばれる部材を組み合わせて設置するもので、組み立てしやすく解体もしやすいことが特徴です。また職人さんが立つ場所になる踏み板の幅が広いため立ちやすく、足場自体にも安定感があり揺れにくいため非常に作業がしやすく、一番おすすめのできる足場です。

ただし、足場を設置・解体するときに、ハンマーでパイプを叩くため大きな音がなります。そのため近隣の方へ事前にお伝えしておくなど配慮が必要です。また、外壁と塀との間に最低90㎝のスペースが必要となります。そのため塀とお家の外壁が近い場合、ビケ足場を組めない、もしくは隣のお宅の敷地をお借りして足場を設置することがあります。

ビケ足場

※ビケ足場は株式会社ダイサンの登録商標です。

単管ブラケット足場

ビケ足場に比べ足場設置に必要となるスペースが40㎝程度と少ないことから、ビケ足場が設置できない場合に使用されます。単管パイプと呼ばれる長いパイプを使用しブラケットで固定し組み立てをします。金具を用いて組み設置するため強風などに対して強度があり、省スペースで設置することができることが特徴です。また踏み板を設置することで後述の単管足場と比べ、容易に作業することができます。ビケ足場の次に多く利用されている足場の種類です。

単管ブラケット足場

 

デメリットとして、パーツを全て現場で組み合わせる必要があり、ボルトをしっかりと締める必要があるため、ビケ足場とくらべ設置に時間がかかります。
また、手間がかかるためビケ足場よりも若干費用が高くなる傾向があり700円~900円/㎡ぐらいが相場です。

単管足場

単管と呼ばれる鉄パイプのみで組み立てられる足場です。2本のパイプを抱き合わせることで、職人さんが立つスペースを作ります。足元のパイプとパイプの間に隙間があるため、落ちない様に注意が必要です。足元が不安定になり作業性、安全性ともに低いのであまり使われることはありません。
そのため、あまりおすすめのできない足場です。

使われるケースとして、隣の家と隣接しどうしても足場を設置するスペースがない場合に使用されます。

屋根足場

屋根足場

 

ご自宅の屋根の勾配(傾き、傾斜)が急な場合には、屋根足場を設置することがあります。一般的に屋根勾配が5寸以上の場合に設置することが多いです。また屋根の上は想像以上に風の影響を受けるため、ご自宅が海に近く風が強い地域などの場合にも設置をすることがあります。屋根足場を設置することで、足元が安定しない屋根の上でも安全に作業することが可能になります。

1-3.足場を設置する期間

 

足場は工事をしている期間中ずっと立っていることになります。一般的に戸建て住宅の塗装工事にかかる日数は屋根外壁の場合だと2週間~3週間、屋根のみなどの場合は1週間程度かかります。
雨などの天候によっては1週間程度延びる場合もあります。

そのため最低1週間、長い場合ですと1ヶ月近く足場が立つ可能性があります。

 

2.屋根塗装の足場にかかる費用

見積り

当然のことですが、足場を設置するのにも費用が発生します。足場の費用は設置する場所、地域や業者によっても価格差があります。
また業者に塗装工事とセットで依頼する場合と、足場単体で依頼する場合で費用も変わってきます。

その為、これから説明する費用はあくまで参考価格になります。

2-1.業者に依頼する場合(一般的な住宅の場合)

一般的に足場の㎡あたりの単価は600円~800円程、飛散防止シートは㎡あたり100円~200円と言われています。業者によっては単管ブラケット足場の場合、設置に手間がかかるため㎡あたり100円~200円程度高く見積もりされることもあります。

こちらの単価を参考に以下の計算式で計算をしてみてください。

■計算方法

①まず足場架面積(足場を設置する面積のこと)を算出します。

足場架面積=[家の外周+8m]×高さ

※足場は外壁から少し離れたところに設置するため、足場架面積は、実際の塗装面よりも大きくなります。家の外周にプラスする8mは、外壁から足場までの部分の数値です。

 

②算出した足場架面積をもとに、足場費用を出します。

足場費用=足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)

※上記はあくまで見積書をチェックするための簡易の計算です。詳細な金額は業者にお問い合わせください。

 

 

屋根足場を設置する場合は、通常の足場にくらべ費用が高くなる場合が多いです。屋根の形状、面積によって費用は変わってきますが、通常の足場単価プラス200円くらいを想定すると良いかもしれません。

 

2-2.足場が無料になるケース

倉庫の屋根や勾配のないトタン屋根など平坦な部位を塗装する際、かつ周囲に飛散しても問題のない墓所の場合は足場をかけずに塗装をすることがあります。その場合ですと、当然足場にかかる費用は0円となります。

ただし2mを超える高さでの作業には足場の設置などの安全対策をとることが労働安全衛生法で定められていることから、一般住宅の場合では足場をかけなくても良いというケースはまず、ありません。

 

2-3.屋根塗装をDIYでする場合でも足場は業者に!

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屋根塗装をDIYでしたいから足場も自分でやろう!とお考えの方。一見足場は簡単に組むことができそうですが、非常に高度な技術の計算が必要になることから、足場の組立て等作業主任者(国家資格)という資格があるほどです。技術も経験も少ない一般の人が足場を組んだ場合、足場が倒れて自宅や近隣住宅へ被害を与えたり、命を落とす重大な事故につながったりする可能性があるのでおすすめしません。

最も安全性の高いビケ足場を購入した場合、約100万円程度かかります。何回使用するか分からない足場なのでレンタルすることも可能ですが、一般向けにレンタルを行っている業者が少ないことから、費用が20万円以上かかる場合があるようです(面積によって変わります)。
また、現場までの運搬料、組み立て、実際の塗装工事に業者以上に時間がかかることからレンタル期間が長くなり、むあしろ業者に頼んだ方が安かったということになりかねません。

屋根塗装自体が高所での作業になり危険であること、かなりの日数がかかることからDIYは決しておすすめしません。
それでもDIYでしたい!という方は、足場は業者に依頼し組んでもらうようにしましょう。

 

 

3.屋根塗装で足場が立ったら注意すべき点

塗装工事をするために必要な足場ですが、設置する際、また設置した後に注意すべき点がいくつかあります。

3-1.設置・解体する際に近隣への配慮が必要になる

外壁塗装 足場 騒音

足場の種類の中で紹介しましたが、近年施工の安全性と組み立ての容易さからビケ足場が現場で多く使用されています。この足場は設置・解体する際にハンマーでパイプを叩くため、作業の間(約3時間~4時間程度)カンカンと大きな音が発生します。足場業者は近隣の方へ配慮し朝晩は避けて作業をする場合が多いですが、何も知らずに急に騒音が発生すると近隣の方は不快に思われる方もいらっしゃるでしょう。

事前に騒音がすることと作業の開始時間を近隣の方へお知らせしておくことで近隣トラブルを防ぐことができます。しっかりとした業者であれば、足場設置の1週間前などに近隣の方へご挨拶に回ることがあります。その際は業者だけでなく、施主さまも同行することでよりトラブルを避けることができます。

 

3-2.防犯上の注意が必要になる

戸建てのお宅の場合、普段、1階の窓は施錠するが2階はせずに外出される方もいらっしゃるかもしれません。普段は侵入の難しい2階ですが、足場があると簡単に侵入することができます。また飛散防止シートが貼ってあることから、外から見えにくくなり、空き巣にとっては侵入しやすくなります。外出をされる際、また就寝の際には、全ての窓を必ず施錠したことを確認してからにしましょう。

足場防犯センサーライト

工事を依頼する業者によっては防犯センサーライトを足場に設置し、足場が立っている間防犯対策をしてくれる業者もいます。
設置を希望する場合は業者に相談すると良いでしょう。

 

3-3.日常生活に支障をきたす可能性がある

塗装工事期間中には、常時職人さんが足場の上を動き回っています。そのため、窓やカーテンを開けることができず、窮屈に感じる方もいらっしゃいます。
また、洗濯物を見られることに抵抗があり外に干せないなど、人によっては足場が立つことでストレスを感じることもあります。

窓を開けたい場合は事前に早めに養生を剥がしてもらうようにお願いしておき、工程が終わり次第すぐに剥がしてもらうことも可能です。
また業者によっては洗濯物を干す場所に困るという方に向けて、部屋干し用の洗剤と室内干し用の物干しスタンドを貸し出すなどのサービスをしているところもあります。

業者に工事が始まってから要望を出すことに気が引ける、という方は契約の時点で相談しておくと良いでしょう。

 

まとめ

・屋根塗装だけでも足場は必要なのは、安全性、作業性の高い施工をするため、近隣トラブルと事故を避けるため

・屋根の勾配が5寸以上の家の屋根を塗装する場合は屋根足場を設置する

・屋根足場は通常の足場に比べ費用が高くなる

・足場を自身で設置することオススメできない

・足場の設置時には近隣への配慮・防犯上の配慮・日常生活のストレスなどに注意する

 

いかがでしたか?このように足場は屋根塗装の中で非常に重要な役割を担っています。

安全で品質の高い屋根塗装を行ってもらう為にも、足場を設置して作業をしてもらうようにしましょう。

 

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塗装の意味は?必要性は?|塗装すべきか迷っている方へ 

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

緊急事態宣言、愛知県はやっと解除されましたね。私はコロナのせいで同じ県内ですが、実家に1年ほど帰れていないので、週末は久しぶりに実家に行って、甥っ子や姪っ子達にかなり遅めのお年玉をあげたいと思います 😀 😀

 

さて、今日のお話です♪

家の塗装には、どんな必要性あるのかをご存知でしょうか。

パッと思いつくのは、「家をキレイにする」という意味でしょう。塗装をすることで、新築時のような美しさが取り戻せるのは、塗装の最大の魅力の一つです。

では、それ以外の意味についてはいかがでしょうか。

世間一般ではあまり知られていませんが、塗装には家をキレイにするほかにも、「家を守る」という重要な意味があります。さらに選ぶ塗料の種類によっては、「機能性を付加する」という意味もあるのです。

本日は「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という塗装の意味を具体的にご紹介するほか、塗装工程それぞれの意味についても言及してまいります。“そもそも塗装には、どんな意味があるのか”、“膨大な費用をかけてまで、塗装する必要があるのか”といったお悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。また、補足情報として、専門性の高い塗装用語の意味もご紹介いたしますので、必要に応じてご活用いただければと思います。

1.そもそも“塗装”には、3つの意味がある

先述の通り、塗装には「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という3つの意味があります。それでは、それぞれの意味を掘り下げてご紹介します。

1-1.①家をキレイにする(美観性)

こちらは説明するまでもないかもしれませんが、塗装をすることで、家は新築時のような美しさを取り戻せます。

また塗装する際、これまでと異なる色の塗料を選べば、家がキレイになるだけでなく、家のイメージチェンジを図ることも可能です。

色を変えると大きく印象も変わります。

 

1-2.②雨風や紫外線から家を守る(保護)

塗装には、雨風や紫外線などの外部環境から家を守るという役割もあります。塗装後にできる、塗膜と呼ばれる塗料の膜が鎧となって、家の内部に浸入する水を防ぎ、紫外線の影響を最小限に食い止めるのです。もしも塗装をしなければ、家の内部に浸入した水が躯体を腐食させ、紫外線は劣化を誘発し、あっという間に家は寿命を迎えてしまうことでしょう。

ここで把握しておきたいのは、塗膜のチカラは永久的なものではないということです。時間の経過とともに、少しずつ劣化は進行し、目安としては約10~15年で本来の性能を発揮できなくなっていくのです。そこで、塗膜に家を守り続けてもらうためには、定期的な塗り替えが必ず必要となるのです。

1-3.③機能性を付加する(防水・防カビetc…)

塗装時に機能性のある塗料を選べば、塗装することで、家はさらに住みやすく、快適になります。たとえば、防水性能をもつ弾性塗料を塗装すると、壁がひび割れても建物内部への水の浸入を防ぐことができ、防カビ塗料を塗装すると塗装箇所におけるカビの発生を抑えることができます*。

塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」「低汚染」「セルフクリーニング」など、様々。同じ性能でも各塗料メーカーによって実際の性能に違いがあるため、詳細な性能は塗料ごとに確認するのがオススメです。

*塗料の機能性は、各製品によって異なります。詳細は、各製品ごとにご確認ください。

 


以上3つの意味のなかで、特に注視したいのが、「1-2.②雨風や紫外線から家を守る(保護)」です。塗装は、家を守るためにするもの、といっても過言ではありません。“塗装するべきかどうか悩んでいる”という方は、ぜひ、塗装をすることで、家の寿命を延ばすことができるということも踏まえて、判断されることをオススメいたします。

塗装のタイミングについては、現在の劣化の症状や塗り替えサイクル等で判断することが可能です。

 

2.ただ塗るだけじゃない?!複雑な塗装工程にも意味がある

一般的な戸建住宅を塗装する場合、おおよそ10~14日の時間がかかります。「塗るだけなのに、なぜ、それほど時間がかかるのか」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、塗装は足場組立にはじまり、洗浄から、下地補修、養生、下塗り、上塗り…とさまざまな工程を踏む必要があるため、1~2日で簡単に終わるものではないのです。

この章では、それぞれの工程の意味を一つひとつ紹介してまいります。それぞれの工程の意味を把握しておくことで、塗装工事を業者に依頼する場合にも、安心して工事を見守ることができます。

■塗装の流れ

工程 各工程の意味
①足場組立P1000915 まずはじめに、足場業者が、作業に必要な足場を組み立てます。労働安全衛生法では、2mを超える高所での作業をする場合には、足場の組み立て等の安全対策が義務づけられています。
②洗浄・下地処理高圧洗浄
洗浄IMGP2763
下地処理
洗浄・下地処理をきっちり行なうことで、屋根や外壁などの塗装部分と、塗料との密着性が高まり、塗装が長持ちします。■洗浄
高圧洗浄機を使用して、汚れカビやコケなどをキレイに落とす。■下地処理
ひび割れ補修、サビや脆弱塗膜の除去、欠損部の補修など。外壁や屋根の塗装する箇所を塗装できる状態にすること。
③養生犬走りの養生  飛び散った塗料などで周りを汚さないよう、塗装しない箇所をシートで覆い、保護します。
④下塗り
外壁・屋根と塗料との密着を高めるために必要な工程です。下塗りの塗料には、サビ止め効果のあるものや、上塗り塗料の発色を良くするものなど、さまざまな性能を持ち合わせたものがあります。
⑤中塗り~上塗りIMG_5969 仕上げの工程。見栄えの良し悪しは、この工程の出来次第。また、仕上りの色は、上塗り塗料の色で決まります。
⑥足場解体  工事完了後、足場業者が足場を解体します。
完成!

※各工程にかかる工期は、約1日が目安です。天候や劣化状況によっては、各工程の日程が延びることもあります。

 

ちなみに、一般的な2階建住宅の外壁・屋根を塗装した場合にかかる費用相場は、80~150万円程です。ただし、この金額はあくまで目安の数字。塗装費用は家の劣化状況や選ぶ塗料等によっても大きく変動するため、詳細は業者に見積りをとって判断されることをオススメいたします。

3.【補足情報】これってどんな意味?!専門性の高い塗装用語について

塗装に関係する言葉のなかには、専門性が高く、一般の方には聞き慣れないものもあります。もちろん、すべての言葉を知っておく必要はありませんが、業者の言っていることがわからなかったり、DIYで塗装しようとしたときに塗料の説明書に書かれていることがわからなかったりと、なんらかの「ん?」と思う言葉にぶつかったときは、ぜひ下記を参考にしてみてください。

3-1.よく調べられている塗装用語10選

よく調べられている塗装用語の意味を説明いたします。

用語一覧 意味
①チョーキング(白亜化)  塗膜の劣化症状の一つ。手で触れると、白い粉状のものが付着する状態。
②クラック ひび割れのこと。
③経年劣化 時間の経過とともに、劣化が進行し、品質や性能が低下すること。
④乾燥時間 塗料が乾燥するのに要する時間。
⑤プライマー 下塗り塗料のこと。
⑥可使時間 塗料液と硬化剤を混ぜて使用するタイプの塗料(2液型塗料)において、混ぜた後、支障なく使用できる時間。
⑦クリア 透明な塗料のこと。
⑧ ケレン サビや脆くなった古い塗膜を除去すること。
⑨タッチアップ 塗装後の塗り残しや傷などの不備を修正塗装すること。
⑩VOC 塗料に含まれる物質。Volatile Organic Compoundsの略称で、揮発性有機化合物のこと。大気汚染などの環境被害や、シックハウス症候群などの健康被害を引き起こす原因物質の一つとされている。

※順不同

 

 

まとめ

塗装をすべきかどうか迷ったとき、“膨大な費用がかかるから”、“色々面倒…”といった理由だけで、塗装しないことを決めてしまうのは賢い選択とは言えません。ぜひ、ご紹介した塗装の意味「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」を踏まえて、検討されることをオススメいたします。

 

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屋根塗装まとめ|塗装の必要性・価格・塗料選びまで[2021年版]  

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プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

梅が満開ですね!

花粉症が大変ですが、春の足音に少し胸が躍りますね♪

さて、本日は屋根塗装のまとめです。

 

屋根を長持ちさせるためには、定期的な塗装が必要です。
ただし、全ての屋根が塗装を必要とするわけでもありません。屋根の種類によっては、塗装不要なことも。このあたりを本章で解説してまいります。

さらに、この記事では、
「我が家の屋根は、いますぐ塗装が必要?ベストな塗装のタイミングはいつ?」
「屋根塗装にかかる費用はいくら?」
「屋根塗装にオススメの塗料は?」
などの屋根塗装を検討している人が気になる内容についても全解説してまいります。

屋根塗装をするべきかどうか迷っている方はもちろん、屋根塗装について具体的に検討している人にも役立つ情報が満載です。ぜひ、参考にしてみてください。

1.屋根塗装は必要?

ずばり屋根塗装が必要かどうかは、屋根の種類によります。
とはいえ、以下の表をご覧いただければわかる通り、ほとんどの屋根は塗装が必要です。

塗装が必要な屋根 塗装が不要な屋根
・ストレート屋根(カラーベスト)
・セメント瓦
・モニエル瓦(乾式洋瓦)
・金属系(ガルバリウム鋼鈑 ほか)
・粘土瓦(陶器瓦・いぶし瓦)

※「我が家の屋根は、スレート?粘土瓦?セメント瓦?」など、お住まいの屋根の種類が不明な場合には、購入時(新築・中古問わず)の資料を見てみてください。もしくは購入先に確認をしてみる手もあります。それでもわからない場合は、プロに診てもらえばわかります(詳細は2-2参照)。

(上記表の「塗装が必要な屋根」は、)なぜ塗装をする必要があるのか?それは屋根を長持ちさせるためです。
仮に塗装をしなければ…屋根の劣化が進行するにつれ、劣化箇所から雨水が浸入するようになります。雨水が浸み込んだ屋根は、加速度的に劣化が進行して、早々にダメになるでしょう。また、屋根から入り込んだ雨水が、さらに奥の住まい内部にまで浸入すると、雨漏りやカビ、シロアリなどを誘発させてしまう可能性もあります。雨漏りやカビ、シロアリの発生によって(住まいの)躯体の腐食が進むようなことになれば、最悪の場合、住まいが早々に寿命を迎えてしまう…なんてことも考えられるのです。

雨水で腐食した断熱材

一方で、定期的に塗装メンテナンスをすれば、塗膜(塗装による塗料の膜)が劣化箇所を覆って、雨水の浸入をブロックするため、屋根は防水性を維持することが可能です。つまり、(定期的に塗装メンテナンスをすれば)屋根の劣化進行を防げるため、屋根を長持ちさせることが可能になるというわけです。
重要なのは、屋根の劣化が大きく進行して、屋根がダメになる前に、ベストなタイミングで塗装によるメンテナンスをすることです。

 

2.屋根塗装が必要なタイミングは?

屋根塗装が必要となると、気になるのは、「いつ塗装をするのがベストなのか?」でしょう。
そこでこの章では、屋根塗装のベストなタイミングの見極め方について解説いたします。

2-1.屋根を施工してから「10年前後」一つの目安に

屋根の塗装時期は、一般的に屋根を施工(設置)してから10年前後と言われています。
つまり、(屋根を施工してから)10年前後が経過している場合には、塗装時期を迎えているかもしれないということです。

ただし10年前後というのは、あくまで目安です。屋根の耐久年数は、屋根の種類によって、また製品によっても異なります。また、住まいの環境下(気候や日当たり、周囲に工場があるか、沿岸地域かどうかなど)によっても、劣化の進行スピードは大きく変わりますので、あくまでも目安にしてください。

では、塗装時期かどうかを正確に判断するためにはどうすればよいかというと、「屋根の劣化症状」で見極めるのが確かです。このあたり、下記2-2にて詳しく解説してまいりますので、「屋根を施工してから10年前後が経過しているので、そろそろ塗装時期かな?」という場合には、ぜひチェックしてみてください。

2-2.劣化症状を確認すれば塗装のタイミングがわかる

屋根にあらわれる劣化症状によって、屋根塗装が必要なタイミングを見極めることができます。具体的には、屋根の劣化が進行し、以下のような劣化症状があらわれている場合は、防水性などが失われてきたサイン。塗装が必要なタイミングです。

劣化症状を放置すると、1章でご紹介した通り、屋根が早々にダメになるほか、雨水が住まい内部にまで浸入し、住まいに甚大な被害を及ぼすことも十分に考えられます。

[屋根塗装が必要な劣化の症状]

ひび割れ 変退色
藻・コケの発生 塗膜剥離
欠け 反り
(屋根材内部からの)めくれ 白華現象(エフロレッセンス)
※白く汚れている部分

※上記のような劣化症状が見られる場合でも、劣化が軽度であれば、屋根全面を塗装せず部分補修で済むことも。逆に、劣化が大きく進行している場合には、塗装では補修しきれず、重ね葺き(カバー工法)や葺き替えが必要となる場合もあります。

 

[重要]屋根の劣化症状の確認はプロに依頼してください!

屋根にあらわれている劣化症状から塗装のタイミングを“自身で”見極めようとすると、屋根全体をまんべんなく確認するために、どうしても屋根に上がる必要が生じてきます 。屋根の上(高所)での立ち回りは、知識と経験のあるプロでも転落事故が起こっているほど危険なものです。危険ですので自身で屋根に上がって劣化症状を確認してまわるなどの行為は絶対にやめてください。

「ベランダから見下ろせる屋根をチェックする」「近くの高い建物などから望遠鏡で見る」など屋根の上などの高所に上がらずに確認するのであれば問題ありませんが、本格的な劣化症状の確認はプロに依頼するのが賢明でしょう。

 

ちなみに、屋根の劣化症状を診るだけなら、無料で対応してくれる塗装業者も少なくありません。まずは、問い合わせをして相談してみましょう。

もちろん「プロタイムズ」でも、屋根の無料診断を実施しています。

3.屋根塗装にかかる費用はいくら?

「屋根塗装には、一体いくらかかるの?」と、気になっている人も少なくないでしょう。
この章では、
・屋根塗装にかかる費用相場
・塗装費用を抑えるために押さえておきたい知識
について解説します。

3-1.屋根塗装の費用相場

●屋根塗装の費用相場

相場価格:40~60万円
一般的な2階建住宅の場合(塗り面積50~80㎡・足場費用込)

※上記はあくまで相場価格です。
※屋根塗装の費用は屋根の大きさ(広さ)や劣化の進行具合、選ぶ塗料の種類などによって大きく異なります。場合によっては、上記の相場価格と大きく異なることもあります。
※屋根と一緒に外壁も塗装する場合は、別途、外壁塗装の費用もかかります。

 

3-2.屋根塗装と外壁塗装は同時がお得

屋根と外壁は同じタイミングで塗装をするのがお得です。なぜかというと、足場費用が抑えられるからです。

大前提として、屋根塗装をするにも、外壁塗装をするにも、足場を設置する必要があり、この足場の設置には、一般的に数十万円ほどの費用がかかります。

屋根塗装と外壁塗装を別々ですれば、当然、この足場費用は2回分かかることになりますが、(屋根塗装と外壁塗装)同時にすれば、足場1回分の費用が抑えられるのでお得というわけです。

もちろん1回の塗装費用だけで考えると屋根塗装だけの方が安くすみますが、いつかは外壁塗装も必要となることを考えると、屋根塗装と外壁塗装を同時に行なう方がトータルコスト(塗装にかかる全費用)は断然お得であることは間違いありません。

 

4.屋根塗装を成功させるために!押さえておきたい「塗料選び」の知識

屋根塗装を成功させるためには、塗料選びも非常に重要となります。以下、屋根用塗料を選ぶにあたり押さえておきたい知識をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

4-1.屋根用塗料を選ぶときに考えたい4つのポイント

いざ屋根用塗料を選ぶ段階となった時に、「どの塗料製品を選べばいいかわからない」と迷ってしまう人は多いです。そこで、屋根用塗料を選ぶときに考えたいポイントを4つご紹介いたします。

以下4つのポイントについて検討いただければ、自身が選ぶべき屋根用塗料が見えてくるはずです。

[屋根用塗料を選ぶときに考えたい!4つのポイント]

☑耐久性(耐久年数)
どのぐらいの耐久性(耐久年数)の屋根用塗料にするかは、塗料選びの重要なポイントとなります。平均的な耐久年数は10年前後ですが、7年~、15年~などの塗料製品もあります。「塗装メンテナンスの頻度を抑えたい」といった場合は、耐久年数が15年~といった耐久性の高い(耐久年数の長い)無機やフッ素などの塗料製品を選ぶと良いでしょう。
屋根と外壁を同時に塗装する場合は、次回も同じタイミングで再塗装の時期を迎えられるように考えて塗料を選ぶのがオススメです。

☑性能
塗料製品によって備えている性能(防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性など)の有無や内容、程度が異なります。そのため、「屋根用塗料に、どういった性能を求めるか」は塗料選びのときに考えるべきポイントの一つです。
ちなみに、屋根用塗料で人気の性能は、「遮熱性」です。※ちなみに、遮熱性が無い塗料でも色が白ければ白いほど遮熱性は上がります。

 

☑価格
屋根用塗料は価格帯の幅が広く、様々です。傾向としては、耐久性が高く、様々な性能を備えている(防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性など)塗料ほど高額です。
お伝えしておきたいのは、安さだけを重視して塗料を選ぶのはオススメできないということです。なぜならば、安価な耐久性が低い塗料を選ぶと、劣化の進行が早く、頻繁に塗装メンテナンスが必要となり、かえって高くつくことになるためです。安さを重視する場合にも、価格だけでなく耐久性や性能なども併せて検討するのが、賢明です。

☑色(カラー)
大前提として押さえておいていただきたいのは、塗料製品によってカラーラインナップが異なるということです。たとえばA製品にはある色が、B製品にはないことも珍しいことではありません。屋根に塗装したい色が明確にある場合には、それだけで塗料製品がグッと絞られる可能性もあります。
そのため、屋根色にこだわる場合は、あらかじめその色を塗装業者に伝えておき、その色に近い色をラインナップしている塗料製品を提案してもらうのが良いでしょう。
※人気の屋根用塗料カラーについて、下記4-2でご紹介しています。

4-2.色選びに迷っている方へ|人気の屋根用塗料カラーをご紹介!

塗料を選ぶときに最も迷うのが「色(カラー)」ではないですか?
以下、外壁・屋根用塗料の人気カラーランキングです。

屋根用塗料は、汚れが目立ちにくいダークカラーが人気です。

屋根用塗料の色選び失敗しないために、色を選ぶときには以下2つのポイントについても検討してみてください。

 

・外壁との色の組み合わせ
外観の印象は、屋根と外壁、付帯部などの組み合わせで決まります。そのため、屋根の色だけにこだわるのではなく、「外壁色、付帯部の色などとの組み合わせたときに、どう見えるのか」まで考えると良いでしょう。

・地域の景観
住まいの外観は、その地域の景観にも大きく影響します。そのため、特に「奇抜な色の屋根にしたい」といった場合は、その色の屋根にしたときに「地域の景観から浮かないか」「悪目立ちすることはないか」などの配慮も必要です。
また、地域によっては「景観ガイドライン」が定められており、屋根や外壁の色彩に規制がある場合もありますので、屋根用塗料を選ぶ前に確認をしてくと安心です。

 

4-3.[参考]オススメの屋根用塗料5選

本サイトを運営している塗料メーカー「アステックペイント」でも、様々な屋根用塗料を開発・製造・販売しています。以下、アステックペイントのオススメ屋根用塗料です。塗料選びの参考情報として、ぜひご活用ください。

[オススメの屋根用塗料5選]

スーパーシャネツサーモSi
特殊無機顔料の使用により高い遮熱性を実現。 色あせしにくく、美観を長期間保持する、高機能の屋根用シリコン樹脂塗料です。

 

シャネツトップワンSi-JY
遮熱性、耐候性、防錆力などに優れた金属屋根・金属サイディング用の上塗材。錆止め下塗材が不要なため、工期の短縮に貢献します。

 

超低汚染リファイン500Si-IR
建物の美観を保持する「美観保持機能」に優れた屋根用塗料。2液型シリコン樹脂の採用により、高い耐候性を持ち合わせます。

 

超低汚染リファイン500MF-IR
建物の美観を保持する「美観保持機能」に優れた屋根用塗料。 無機成分を配合したことにより従来のフッ素塗料を凌ぐ「超耐候性」を併せ持ちます。

 

無機ハイブリッドコートJY-IR
超耐候性を実現した無機ハイブリッド塗料に遮熱機能を加えた、屋根の表面や室内温度を下げる遮熱塗料です。

 

5.[参考]屋根塗装の流れ(工事工程)

もちろん、屋根塗装工事は基本プロに任せることになるため、工事工程を一つひとつ細かく把握しておく必要はありません。「いつ・どんな工事をするのか」が気になる場合や、「どの程度、工事が進んだのか」を知りたいときなどに、ご活用ください。

また、下記表では工事工程とあわせて、立ち会いが必要なタイミングなどもご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

【屋根塗装の流れ(工事工程)】

▼足場設置前の現場確認
(1日 ※1時間ほど)
塗装工事前に、塗装業者等が現場確認に訪れます。足場設置や塗装工事の障害になりそうなものは、すべて動かすことになります。※立ち会いが必要
▼足場の設置
(1日)
屋根塗装工事は高所作業となるため、足場を設置します。
▼高圧洗浄
(1日)
高圧洗浄機を使用して、汚れやホコリ、藻、コケなどを洗い流します。
▼下地処理
(1日)
屋根に生じている劣化症状に応じて補修などの処理を行ない、塗装ができる状態にします。下地処理例)
・釘の打ち直しなどの処理
・部材の交換
・(金属系の屋根)ケレン
▼養生
(1日)
塗料が飛んで汚れたりしないよう、塗装しない箇所をビニールやテープで覆います。
▼屋根塗装
▽下塗り
▽中塗り
▽上塗り
(2~3日)
多くの場合、屋根塗装は3回塗りです。下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順で、塗料を塗り重ねていきます。
▼完了検査
(1日 ※1時間ほど)
現場責任者と一緒に、仕上がりを確認します。※立ち会いが必要
▼足場の解体
(1日)
最後に足場を解体します。
完成

※場合によっては、「足場設置前の現場確認」「完了検査」以外のタイミングで立ち会いを求められることもあります。
※雨天時など、天候によっては屋根塗装工事をすることができません。そのため、雨天が続くなどした場合は、工事スケジュールが後ろに倒れることもあります。
※スレート屋根を塗装した場合は、塗装前後にスレートの重なり部分を切る「縁切り」又は脱気緩衝材の挿入を行ないます。


工事工程表例

たとえば「何月何日に洗浄をするのか」など、具体的な工事スケジュールが知りたい場合は、塗装業者が作成する工事のスケジュール表“工事工程表”を工事前にもらっておくのがオススメです。また、雨天などにより塗装工事が大きく遅延した場合も、新たな工事工程表をもらえるようにお願いしておくと良いでしょう。

 

まとめ

屋根塗装の必要有無は、屋根の種類によって異なりますが、多くの屋根は塗装が必要です。(塗装が必要な屋根は)定期的に塗装によるメンテナンスをすることで、屋根を長持ちさせることが可能です(1章)。

屋根塗装が必要なタイミングは、屋根を施工(設置)してから10年前後が一つの目安です。より正確なタイミングは、屋根にあらわれている劣化症状を確認することで見極めることができます(2章)。

この記事では、その他にも、屋根塗装にかかる費用(3章)、屋根用塗料選びの知識(4章)など、屋根塗装を具体的に検討するうえで押さえておきたい情報も詳細に解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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