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ウッドデッキなどの木部の塗装の基礎知識

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

朝晩と大分涼しくなってきましたが、皆様風邪など引いてはいませんか?

今日は中秋の名月です。晴れているので綺麗な月が見れそうですね。私もお団子でも買って子供たちとお月見をしたいと思います♪

さて本日は、ウッドデッキなど木部を塗装する前に知っておきたい知識についてお伝えさせて頂きます♪

新築の家に住み始めて、10年もたつと、綺麗だったウッドデッキなどの木部もだんだんと色あせてきてしまいますよね。屋外にある、木部は近所の方の目にもつくところですし、いつまでも綺麗に保っておきたいと思われる場所だと思います。

でも、木部の塗装っていったい、いくらくらい掛かるんだろうか?

自分で出来るなら、DIYでやるのもいいかもしれないけど、手間とお金を比較して検討してから決めようと考えてる方も多いと思います。

そんな方に、木部塗装をすべき所、使用する塗料などの基本情報や、業者に頼んだ場合とDIYでおこなった場合の比較、メリットや費用をご紹介致します。

ウッドデッキ

1.木部の塗装はなぜ必要なのか?

おうちには、沢山の木材が使われていますね。木材はご存じの通り、有機物、つまり生き物です。その為、呼吸をしながら伸縮を繰り返しています。

そのままの木材を住宅に使用すると、雨や紫外線に害され、木部は蒸発したり腐敗をします。木部の腐敗を防ぎ、木材の呼吸を妨げないようにする為には、木材専用の塗料を定期的に使用し、塗り替えや、木材自体の交換などのメンテナンスをする必要があります。

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上記の写真は、木材が水を吸ってしまい、交換が必要になったものです。メンテナンスをしていない場合、数年でこのような状態になってしまう恐れがあります。

木部を塗装しないといけない事は分かっても、いったいどこを何で塗装すればいいのかよく分かりませんよね。ウッドデッキや濡れ縁など分かりやすい木部もあれば、普段目にしない分かりにくい木部もあります。

今回は、自分で塗装のメンテナンスができる木部と、業者に頼んだ方が良い木部に分けてご紹介します。

 

■DIYでできる木部塗装

・ウッドデッキ

・濡縁

 

■業者に任せた方が良い木部塗装

・破風板

・軒天上

・木製窓枠

・下見板

基本的に、住宅の高所にあり足場を組まないといけない場所は危険を伴うため業者に頼んだほうが無難です。DIYで行えるのは比較的面積が少なく、危険性のないウッドデッキや濡れ縁にとどめておくのが良いでしょう。

2.木部用の塗料を知ろう

2-1. 木部塗料の種類

木部を塗装する際に使用する塗料には、浸透タイプと造膜タイプの2種類があります。どちらにもそれぞれ特徴があるので、使用する際には求める効果に合せて選ぶと良いでしょう。

■浸透タイプの塗料

特徴 ・既存の木材に、しみこませるようにして使用する
木目の質感を活かしたまま木部の保護ができる
メリット ・剥がれや膨れが起きないので、作業性が安易でありDIYに向いている
デメリット ・雨による吸水、乾燥に弱く短期スパンでの塗替えが必要
・木材の上に塗膜を作らないので、耐久性に劣る

 

■造膜タイプの塗料

特徴 ・既存の木材の上に、塗料で膜を形成して使用する
・合成樹脂塗料の場合、耐久性は使用する塗料の樹脂に左右される
木材の上に、膜が張る為、木目などの木質は失われる
メリット ・耐久性、撥水性が高い
デメリット ・塗膜が割れやすく、すきまから雨水が浸入してくる可能性がある
・下地処理に手間が掛かり、施工不良による膨れや剥がれがおこりやすいのでDIYでは難しい

一般的に、造膜タイプの塗料の方が耐久性があります。ただし、木本来の質感を活かしたい人は浸透タイプの塗料を使用し、メンテナンスを3~5年スパンで定期的におこないましょう。

 

2-2. 用途別オススメ塗料!

木部塗装の際には、質感を活かしたいやペットに配慮した安全性が欲しい!など必要とする効果が様々あると思います。

■質感を残したい人にオススメの塗料(浸透タイプ)

キシラデコール

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価格:8,510円(4リットル) 価格参照:amazon

キシラデコールは、木材を保護する成分が含まれた、木に優しい木部用塗料です。家庭用にも販売されている為、DIYで使用する時にも買いやすいです。

 

・サドリン

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価格:8,640円(4リットル)  価格参照:amazon

サドリンは、ヨーロッパナンバーワンシェアを誇る木部用塗料です。防虫、防腐、防カビの効果があります。

 

・ナフタデコール
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価格:4,535円(4リットル)  価格参照:amazon

■耐久性を持たせたい人にオススメの塗料(造幕タイプ)

・コンゾラン

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価格:8,194円(4リットル)  価格参照:amazon

高耐久の造膜タイプの塗料です。浸透タイプより、耐久性が高く塗替えスパンは5年~8年程度です。

 

・アメロス

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価格:19,008(2.5リットル)  価格参照:amazon

アメロスは、カントリー調のパステルで明るい光沢のある色味が特徴です。

 

■安全性に配慮したい人にオススメの塗料

・オスモカラー

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価格:14,688円(2.5リットル)  価格参照:amazon

オスモカラーは、ひまわり油、大豆油、アザミ油などの自然由来の植物油を使った木部用塗料です。小さなお子様や、ペットがいる方には直接皮膚に触れる木部に配慮をしたい方にお勧めです。

 

3.木部の補修を業者に頼んだ場合と自分でする場合のメリット・デメリット

では、木部の塗装には一体いくらかかるのでしょうか?業者にお願いして行う場合と、自分で行う場合では掛かる費用は違います。
今回は、ウッドデッキの塗装を業者に依頼した場合と自分でした場合でシミュレーションをしてみます。

3-1. 業者に頼んだ場合のメリット・デメリット

■業者に頼んだ場合の値段

・総額:約7~10万円

・内訳:塗料代・施工費:4万円、大工施工費2万円、諸経費:1万円

木部の劣化状態にもよりますが、相場はおおよそ7~10万円程度です。

 

■業者に頼んだ場合の施工期間

・期間:約2~3日

塗装期間は、天候や季節によっても変わりますが、湿気も少なく晴れている日でしたら業者だと大体2~3日で終了します。

 

■業者に頼んだ場合のメリット

・施工期間が短い

・総額の中に、刷毛など施工費必要な備品費も含まれている

・プロがおこなう作業なので、塗膜の厚みが均一で仕上がりが綺麗

 

■業者に頼んだ場合のデメリット

・施工費や雑費代などで、総額が高くなる

・自分の家に業者が出入りする

 

業者に頼んだ場合、やはり仕上がりが美しく、工期も短くすみます。仕上がりが均一で綺麗という事は、品質が高く、耐久性も伴って高くなるという事です。

手間なく、高い耐久性と品質を求める方は、迷わず業者に頼んで済ませた方が良いでしょう。

 

3-2. 自分で行った場合のメリット・デメリット

■自分で行った場合の値段

・総額:約2万~数万円
・内訳:塗料日費、刷毛など雑費 2万円

 

■自分で行った場合の施工期間

・期間:1週間
一人でウッドデッキの塗装をする場合、土日の休みを2回分使用すると思って良いでしょう。

土曜1回目:ケレン、養生

日曜1回目:1回目塗装

土曜2回目:2回目塗装

日曜2回目:養生撤去、仕上げ

平日が仕事で塗装が出来ないとしたら、大体は上記のようなスケジュールになるでしょう。

 

■自分でした場合のメリット

・工事費用が格段に安くなる

・自分の好きなように補修ができる

・業者が出入りするのが苦手な人に向いている。

 

■自分でした場合のデメリット

・業者に頼むより施工期間も長く、手間が掛かる

・業者よりも仕上がりの品質が劣る

 

自分でやれば価格はかなり抑えられますね。ただやはり、手間や時間が掛かってしまいます。時間の余裕もあるし、DIYでやってみたい方にはオススメです。

 

4. DIYでおこなう際に必要なものと手順

では、実際にDIYで木部を塗装するならどんなものが必要で、どのような手順で作業をするのかご紹介します。

 

4-1. 木部塗装に必要な道具

■塗装前に必要な道具

既存の塗膜や、ほこり。ケバなどを除去し塗料が密着しやすい状況を作ります。また、塗料が付着してはいけない場所にテープで養生を行います。

・から研ぎペーパー

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価格:357円  価格参考:amazon

 

・ぞうきん

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価格:100円

 

・マスカー

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価格:341円  価格参考:amazon

 

・マスキングテープ

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価格:101円  価格参考:amazon

 

 

■塗装の際に必要な道具

塗料の他にも、塗る為の刷毛やローラー受けなどを用意する必要があります。

・使用塗料

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価格:8,510円(4リットル)   価格参照:amazon

・コテバケ

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価格:942円  価格参考:amazon

・ローラー

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価格:352円  価格参考:amazon

・ローラー受け皿

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価格:410円  価格参考:amazon

・攪拌棒(かくはんぼう)

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価格:686円  価格参考:amazon

・耐油性手袋

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価格:329円  価格参考:amazon

・新聞紙

・汚れても良い服、靴

4-2. 木部塗装の手順

ステップ1:下地処理

まずは、既存の木部の下地処理をおこないます。

・塗られている塗料が浸透タイプの場合は、ほうきでほこりを掃き、ぞうきん等で綺麗に拭き掃除します。

・塗られている塗料が造膜タイプの場合は、サンドペーパーで既存塗膜を全て除去し、削りかすやほこりをほうきで掃き、ぞうきん等で綺麗に拭きます。

 

ステップ2:養生

次に、塗料が飛散してはいけない部分に養生をします。

・サッシや外壁にマスカーを貼る

・マスカーのビニール部分は、マスキングテープで固定し、遊びのないようにぴんと張る

・ウッドデッキや濡れ縁の下も塗料が飛び散りやすい場所なので新聞紙やマスカーで養生をする

 

ステップ3:塗料の攪拌

・使用する塗料はあらかじめ、攪拌棒を用いてよく混ぜる

・特に、造膜タイプの塗料は顔料と溶媒が分離しやすいので十分に攪拌をすること

 

ステップ4:下塗

■浸透タイプの場合

・使用する塗料を刷毛やコテバケなどで木部に塗布する

・乾く前にぞうきんなどでふきとり、木部全体に均一に浸透させる

 

■造膜タイプの場合

・塗りの吸いこみムラを防ぐ為に、専用の下塗りを使用する

・下塗り材は、色むらを防いだり、防虫の効果を付与する為に使用するので木部の保護やコーティングの機能はない

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ステップ5:上塗

■浸透タイプの場合

・下塗りで使用した、浸透タイプの塗料を2回、3回と塗り重ねていく

・塗り重ねるごとに、風合いと独特の艶が出てくる(最低2回は塗りましょう)

 

■造膜タイプの場合

・塗りにくい小口などを先に塗り、次に広い面をローラーや刷毛を使い、ムラにならないよう塗装する

・1回目はムラが出やすいので、2回ほど塗り重ねる

 

小口は、上記画像のような木材と木材の継ぎ目部分や、隙間になっている場所。

 

 

4-3. 木部塗装をする時の注意点

木部塗装をする時に、気を付けておきたい事がいくつかあります。失敗し、後悔しないように下記の項目には気を付けてください。

■既存塗膜に注意!

元々、木部に塗られていた塗料が造膜タイプの物の場合、上から浸透タイプの塗料を塗っても弾いてしまいます。その場合は、サンドペーパー等で既存塗膜を完全に除去するなどの下地処理が必要になります。

 

■臭いに注意!

使用する塗料が油性の場合、独特の臭いがします。臭いに酔いやすい人や、小さなお子さん、ペットがいる場合は臭いの少ない水性塗料を選ぶといいでしょう。

 

■後片付けに注意!

浸透タイプの塗料を含んだ新聞紙や、ぞうきんを放置すると自然発火を引き起こす場合があります。捨てる場合は、水を含ませ、可燃ごみとして処理をしましょう。

また、使用した刷毛やローラーなどはそのままにしておくと固まってしまいます。専用の薄め液やシンナー等で塗料をぬぐって、次回も使用できるように保管をしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?木部は、塗装でしっかりと保護がされていないとすぐに傷んでしまうデリケートな部位です。メンテナンスは業者に頼んでも、自分でやってみても良いですね。目的に応じて選択してみてください。自分で木部を塗装する場合には、必要な道具と手順に注意してDIYを楽しんでみてください。屋外にあり、たくさん目につく木部だからこそ、いつでも綺麗にあってほしいですよね。

ぜひ、木部の塗装をする時の参考にしてください。

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外壁の錆の発生原因は?放置してもいいの?自分で落せる?

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

皆様4連休はお出かけされましたか?ニュースで見ると日本全国、人手が戻って観光地などはにぎわいを見せていたようですね。

私は友人とBBQをしたり、旧友を自宅に招いたりしてゆったり過ごしましたが、あっという間に4日間過ぎてしまいました 😀

楽しい時間はあっという間ですね☆

 

さて本日は、錆の話です♪

「外壁に発生しているのはサビ…?」
「外壁のサビは、このまま放置していても大丈夫なのか?」
と、疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

実際のところ外壁にサビが発生するのは稀ですが、発生しないわけではありません。もらいサビが生じることもありますし、トタンなどの金属製の外壁であれば劣化が進行してサビが生じることもあります。このあたりを詳しく解説いたします。

今回は、
・外壁にサビが発生する原因
・外壁のサビを放置すると、どうなるのか
・外壁のサビの落とし方
などについて、わかりやすく解説してまいります。外壁のサビにお悩みの方は、ぜひ、参考にしてみてください。

サビ

1.外壁に発生するサビとは?

ずばり下記の写真が、サビです。
サビには、「赤サビ」と「白サビ」があります。

赤錆3
赤サビ

白サビ
白サビ

「我が家の外壁に発生しているのは、本当にサビ?」「自身ではサビがどうか、判断がつかない…」という場合は、プロに診てもらうのがオススメです。

 

2.外壁にサビが発生する2つの原因

外壁にサビが発生するのには、以下の2つの原因があります。

2-1.原因① もらいサビ

“もらいサビ”とは、言葉の通り、他からもらってしまうサビのことをいいます。外壁の近くにある金属製のモノ(雨樋の金具、ベランダの手すり、窓枠、門扉、シャッター、外壁の近くに置いている自転車など)に発生したサビが外壁に付着することで、もらいサビが外壁に発生してしまうことがあります。

【もらいサビの例】


雨樋の金具のサビが雨水を伝って外壁に移っています


窓枠のサビが雨水を伝って外壁にひろがっています

もらいサビは、金属製の外壁だけではなく、窯業系サイディング外壁やモルタル外壁など“金属製以外の外壁”にも発生します

金属製以外の外壁に発生したサビは、ほぼ間違いなく、このもらいサビが原因です。金属製の外壁の場合は、もらいサビによってサビが発生することもありますが、劣化の進行によってサビが発生することもあるのです。

2-2.原因② 金属製の外壁の劣化が進行

お住まいの外壁が金属製の場合、劣化が進行することでサビが発生することがあります。

特に、
・擦りキズや搔き(かき)キズ
などを放置すると、劣化が進行し、サビが発生しやすくなります。

●金属製の外壁とは?

・金属サイディング
・トタン(カラー鋼板)

金属製の外壁といえば、金属サイディングとトタンがありますが、金属サイディングの劣化が進行してサビが発生するのは稀なことです。しかしトタンの場合は、劣化の進行によってサビが発生するケースは少なくありません。

3.外壁のサビを放置すると、どうなる?

「外壁のサビは、このまま放置していても大丈夫なのか」が気になっている方もいるかと思います。

外壁のサビを放置すると…
●サビの発生原因を食い止めない限り、サビは進行し続ける。はじめは部分的でも、時間の経過とともに外壁に広がっていきます。
●サビは進行すると洗い流すだけでは落ちなくなり、ある程度、進行してしまったサビはケレンで落とす(研磨する)しかなくなります。ケレン後は塗装による補修が必要となってしまいます。
●金属製の外壁の場合、サビが進行すると外壁に穴があくことも。外壁に穴があくと、住まい内部に雨水の浸入を許してしまうようになります。
●金属製の外壁に穴があいた場合、住まいの躯体にダメージが及び、住まいの寿命が大きく縮んでしまうこともあるので、錆の放置は危険です。

但し、サビの発生が部分的で、見た目も特に気にならないのであれば、しばらくは放置しておいても特に問題はありません。ただし、「外壁全面にサビが広がっている」「サビが進行して外壁に穴があいている」など、サビが大きく進行している場合には、早々にプロに相談をして対処することをオススメいたします。

このあたり自身で判断がつかない場合は、ひとまず外壁のプロに相談をして状態を診てもらうことにしましょう。

4.外壁のサビは落とせる?自分でできる?プロにお願いすべき?

この章では、外壁のサビの落とし方&対処法について解説してまいります。

4-1.サビがさほど進行していない場合

サビがさほど進行していない場合は、
・スポンジやブラシ等でこする
・サビ専用の洗剤などを使用する
といった方法で、サビを落とせる可能性があります。

“サビがさほど進行していない”というのは、外壁の表面にだけサビが発生しているような状態のことを指します。
※原因①(2-1)もらいサビの場合は、上記方法でサビを落とせる可能性があります。もらいサビの場合、サビの発生源(雨樋の金具、ベランダの手すりなど)の補修も必要となります。

「自身で落としたい」という場合は、上記の方法で落とせるかどうか、ひとまずやってみるのが良いでしょう。

※自身でサビを落とす場合の留意点

・高所にサビが発生している場合は、無理をせず、プロに依頼することを強くオススメします。脚立などを使用しての作業は大変危険なので、絶対にやめてください。

・上記の方法を試してみた結果、「簡単には落ちない…」という場合は、作業はやめてプロに相談をしてください。強くこすったりすると外壁に傷をつけてしまい、逆に劣化が早まってしまう可能性があるため、自身で無理に落とそうとするのはやめましょう。

4-2.サビが大きく進行している場合

ケレン
4-1の方法では落としきれないほど、外壁のサビが大きく進行している場合、“ケレン”という方法でサビを落とします。ケレンとは、サンドペーパーやワイヤーブラシなどの道具を用いて、サビの発生箇所を研磨して、サビを除去する補修方法をいいます。

ケレンはプロにお願いするのが一般的です。
ケレンは作業自体が難しく、サビの進行具合によってケレンの方法を変えるなど専門的な知識も必要になります。特にワイヤーブラシなどの動力工具を用いてのケレンは危険をも伴うため、プロにお願いをするようにしましょう。

また、ケレンでサビを落とした後は、塗装で補修をすることになります(詳細は4-3)。ケレンの後、塗装をしなければならないことを考えても、ケレンが必要な場合はプロにはじめからお願いをするのが賢明だといえます。

4-3.ケレンをした場合は、プラスα塗装も必要

塗装 流れ

ケレンをした後は、塗装による外壁補修をします。

ケレンをするとサビの発生箇所を研磨することになるため、ケレンをした外壁箇所は金属部分がむき出しの状態(塗装等で保護されていない状態)になります。
この状態のまま放置すると、
・サビの再発
・むき出しの箇所から住まい内部に雨水が浸入し、住まいの躯体を腐食させ、住まいの寿命が縮んでしまう
といったことにもなりかねません。そのため、ケレン後は必ず塗装をして、むき出しの外壁を塗装で保護する必要があるのです。

 

●サビを落とした後の外壁塗装には「防錆剤」「錆止め塗料」などを使用する

外壁のサビを落とした後、塗装による補修をする場合、「防錆剤」「錆止め塗料」などを使用します。

「防錆剤」「錆止め塗料」には、既存のサビの進行を抑制する働きがあります。そのため、サビを落とした外壁箇所に、この防錆剤や錆止め塗料を塗ることで、サビの再発を防ぐことができます。仮に防錆剤や錆止め塗料を使用しなかった場合、サビが再発してしまい、せっかくの外壁塗装が早々に剥がれるなどの不具合が生じてしまいます。そのため、サビの補修後の塗装は、一般的に防錆剤や錆止め塗料を使用します。

また、「防錆剤」「錆止め塗料」には、サビの発生を防ぐ働きもあるため、そもそもサビが発生しないように、サビが発生しやすいトタンなどの外壁に「防錆剤」「錆止め塗料」を使用するのも有効です。

4-4.[補足]外壁の張り替えが必要な場合も

サビが大きく進行して外壁に穴があいてしまっているなど、ケレン+塗装等で補修しきれないほど外壁の傷みが激しい場合は、外壁を張り替えることになります。

●張り替え
既存の外壁を取り外し、新しい外壁を施工する工法
張り替え
※外壁の状態によっては、外壁全面の張り替えではなく、部分的な外壁の張り替えで済むこともあります。

こうなると費用も多くかさんでしまうため、錆を見つけたらなるべく早く対処するようにしましょう

まとめ

外壁のサビについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

サビの発生原因は、下記の2つです。
・もらいサビ
・金属製の外壁の劣化が進行

部分的なサビの発生であれば、しばらくは放置しておいても特に問題はありません。「広範囲にサビが広がっている」「サビが進行して外壁に穴が開いている」など大きくサビが進行している場合は、早々に対処することをオススメいたします。

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屋根&外壁塗装に納得いかない!?やり直してもらうことは可能?

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

突然ですが、皆様は何か続けている事ありますか?

私は2年半ほどジャザサイズというダンスエクササイズを続けてましたが、コロナの影響で最近ジムにいけないので、自宅で有酸素運動と筋トレ、ストレッチを組み合わせた1時間のトレーニングを始めました。

ジムに行っていたときは行けても週2回ほどだったのですが、筋トレは自宅で出来るので今の所毎日続けて半月ほど経ちました。

最近、なんとなく引き締まってきたような気がします♬気持ちもすっきりするので、良ければ皆様もやって見てください♪大体3日坊主の私ですが、今回は珍しく続けられているので、できる限り続けていきたいと思います! 😉

 

さて、本日は屋根&外壁塗装に納得いかない!?やり直してもらうことは可能?という疑問にお答えしていきたいと思います。

「外壁・屋根の塗装を、やり直してもらうことってできるのか…?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

はじめに結論から申し上げると、やり直してもらえるかどうかは、なぜやり直す必要があるのか、その理由によります。
たとえば「塗り残しがある」「明らかな塗りムラがある」など、明らかに塗装業者に落ち度がある場合は、基本的にやり直してもらうことができるでしょう。一方で、「仕上がってみたらイメージしていた色と違った」といった消費者の感覚的な理由では、やり直してもらえないと考えて、まず間違いありません。やり直してもらえる・もらえないの基準について詳しくは1章にて解説いたします。

 

1.塗装業者に外壁&屋根塗装をやり直してもらうことは可能?

この章では、塗装業者に屋根&外壁塗装をやり直してもらえる場合(1章)、もらえない場合(2章)について詳しく解説いたします。

1-1.塗装業者に落ち度がある場合は「やり直してもらえる」

できる

塗装業者に落ち度がある場合は、基本的にやり直してもらうことが可能でしょう。多くの塗装業者が無償でやり直してくれるはずです。
※足場解体後は高所のやり直しは難しい場合もあります。また、やり直しの内容やタイミングによっては、別途費用がかかることもあります。詳しくは業者に確認が必要です。

具体的には、下記のような場合は、やり直してもらえる可能性が高いです。

塗り残しがある
本来、塗装すべき箇所が塗られていない、いわゆる「塗り残し」は、基本的にやり直してもらえます。
ただし、たとえば「外壁前にどうしても動かせないモノがあったため、塗装ができなかった」など、塗り残しではなく、何か理由があって塗装をしていないケースも考えられます。そのため「塗り残しかな?」と思ったときは、ひとまず塗装業者に確認をしてみるのが良いでしょう。

●明らかな塗りムラがある
明らかな塗りムラがある場合は、やり直しをしてもらえます。
ただし塗りムラについて押さえておきたいのは、塗装は人の手によって施されるため、どうしても多少の塗りムラが生じることはある、ということです。そのため、「見る角度によっては塗りムラのように見える」といった程度の塗ムラは、やり直してもらうのが難しいかもしれません。

●選んだ色と、違う色の塗料で塗装している箇所がある
たとえば、「茶色で塗装すべき箇所を、グレーで塗装している」など、塗装業者が明らかに間違った色で塗装している場合は、当然やり直してもらえるでしょう。
しかしながら、「色」にまつわるやり直しでも、「選んだ色で塗装してはいるが、仕上がってみたらイメージと違った」といった理由では、やり直してもらうことはできません。

●塗装後すぐに不具合(塗膜の膨れ・剥がれ等)が生じた
塗装後すぐ、数ヶ月~1年以内に塗膜の膨れ・剥がれなどの不具合が生じた場合も、やり直してもらえます。塗膜の膨れ・剥がれなどは、放っておくと、住まいに悪影響を及ぼす可能性もあるため、早々に塗装業者に依頼をして、やり直してもらうようにしましょう。

1-2.“イメージしていた色と違った”といった理由では「やり直してもらえない」

できない

「色見本でチェックした色と、実際に外壁に塗った色の印象が違う」「選んだ色の塗料を実際に塗ってみたら、イメージしていた印象の仕上がりにならなかった」など、塗装の色について満足ができずに、やり直しの可能性を探っている方も多いかもしれません。

残念ですが、「イメージと違った」といった感覚的な理由で、やり直しをしてもらうことはできません。
もちろん、“自身が選んだ色と、実際に塗られている色が違う”など、塗装業者に落ち度がある場合は、やり直してもらえますが、それ以外の、消費者の感覚的な「イメージと違った」といった理由でやり直してもらうのは、まず無理でしょう。そもそも色を選ぶ段階で、その色を選んだのは自分たち。塗装業者に落ち度はないのです。トラブルを防ぐために、「事前に大きな色見本で確認させてもらう」「パソコンでカラーシミレーションを作成してもらう」等、施工前によく相談されることをお勧め致します。

「どうしても違う色でやり直してもらいたい」という場合は、追加費用を支払ってやり直すしかないでしょう。追加費用としては、上塗材と工事費、すでに足場を解体している場合は+足場費用もかかります。
※はじめに塗装をした塗料の種類によっては、やり直し時に塗り重ねることができる塗料に制限のある場合もあります。詳しくは、塗装業者に相談が必要です。

2.塗装のやり直しを考えている方へ|押さえておきたい知識まとめ

2-1.やり直しのOK・NGの判断がつかない場合は塗装業者へ相談しましょう

1章にて、塗装業者に塗装をやり直してもらえる場合・もらえない場合について解説してまいりましたが、「やり直してもらえるのか・もらえないのかの判断が難しい」というケースもあるかもしれません。判断がつかない場合は、まずは塗装業者に相談をしてみるのがオススメです。

自身では「やり直してもらうのは難しいのではないか」と思っていても、もしかすると、やり直してもらえる場合にあてはまるかもしれません。そのため、少しでも「もしかして…」と思うところがあれば、ひとまず塗装業者に相談するのが良いでしょう。

2-2.塗装業者へ相談するタイミングは早ければ早いほど良い

塗装業者にやり直しの相談をするタイミングは、早ければ早いほど良いというのは、間違いありません。

特に、塗装工事中は日を追うごとに「今更どうしようもない」ということが増えていくため、1日でも早い方が、何とかなることも多いのです。工事完了後も、まだ足場が立っている時であればやり直せることが多々ありますが、足場を撤去した後では(足場がないと対応できない作業が多々あるため)やり直しのハードルがグッと上がってしまします。また、工事終了後(引き渡し後)も、早々に相談をするのと、相当時間が経ってから相談をするのでは、塗装業者の対応も変わってくるはずです。

そのため、「やり直しをしてもらいたい」と考えるのであれば、あれこれ悩んで先延ばしにするのではなく、ひとまず早々のタイミングで塗装業者に相談をするのが賢明といえます。

2-3.塗装から時間が経っている場合は経年劣化の可能性もある

1-1で解説した通り、塗装後、かなりの時間が経ってから塗膜の膨れや剥がれなどの不具合が発生した場合は、塗装業者に落ち度はなく、自然に劣化が進行しただけ、いわゆる経年劣化が生じただけというケースがほとんどです。もちろん、塗膜の膨れや剥がれなどが生じた理由が経年劣化の場合は、やり直しはしてもらえません。一方で、塗装後、早々に2~3年で塗膜の膨れ・剥がれなどの不具合が生じた場合は、施工不良の可能性が高く、多くの場合やり直してもらえます。

※不具合のやり直しを検討されている方は、塗装業者に連絡を入れる前に「保証書」を確認しておくと良いでしょう。詳細は、下記2-4を参照ください。

2-4.不具合のやり直しをお願いする場合は「保証書」も要チェック

保証書

特に塗膜の膨れ・剥がれなどの不具合のやり直しをお願いする場合は、塗装業者へ連絡を入れる前に保証書を確認してみてください(保証書は必ず発行されるわけではありません。塗装業者によっては、保証書を発行していないこともあります)。生じている不具合が保証の対象であれば、スムーズにやり直しの対応をしてもらえるはずです。

塗装後すぐに不具合が発生した場合は、保証書がなくとも、多くの塗装業者がやり直しをしてくれるはずです。しかしながら、塗装後しばらくしてから不具合が生じた場合は、やり直しをしてもらうのが難しい場合もあるかもしれません。そんな時も、保証書があり、生じている不具合が保証の対象であれば、確実にやり直しをしてもらえます。

 

3. 塗装業者とトラブルに?!そんな時は第三者機関に頼るべし

塗装のやり直しをめぐって、「塗装業者にやり直しの相談をしたが、取り合ってもらえない」「明らかに塗装業者に落ち度があるのに、対応してもらえない」など、塗装業者とトラブルになってしまうことが稀にあります。自分たちでは、どうにも解決できない場合は、第三者機関に相談するのも一つの手。困った場合は下記の機関に相談してみましょう。

[頼れる第三者機関]

公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」
まずは、ここに相談するのがオススメ。国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口なので、より専門的なアドバイスが受けられます。

その他、下記に相談することも可能です。

消費生活センター
消費生活全般に関する苦情や相談の窓口

●全国の弁護士会での専門家相談
最寄りの弁護士会で弁護士と建築士との対面相談を無料で利用可

 

まとめ

外壁・屋根の塗装を、やり直してもらうことはできるのか否か、について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

「塗り残しがある」「明らかな塗りムラがある」など、塗装業者に落ち度がある場合は、基本的にやり直してもらうことが可能。

一方で、塗装業者に落ち度はなく、「仕上がってみたらイメージした色と違った」といった消費者の感覚的な理由では、やり直してもらうのは難しいでしょう。まずは上記を参考に、やり直してもらえるかどうか、探ってみてください。

自身で判断がつかない場合は、まずは施工した塗装業者に相談するのがオススメです。

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