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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁・屋根・塀に生じるエフロレッセンス!発生原因は?補修が必要?

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
PAINTOPS半田店(株式会社榊原)スタッフの城坂です

 

外壁・屋根・塀などの表面に生じる白い汚染物のことを
“エフロレッセンス”と言います。

「もしかすると、我が家にもエフロレッセンスが生じているのでは?」
「なぜ我が家にエフロレッセンスが?」
「エフロレッセンスは放置しても大丈夫?」
など、エフロレッセンスについて様々な疑問・不安を抱えている方も少なくないでしょう。

この記事では、
・エフロレッセンスとは?(写真で解説)
・エフロレッセンスが生じるメカニズム&原因
・しばらくは様子見でも問題ないエフロレッセンス/補修を検討した方が良いエフロレッセンス
・エフロレッセンスの補修方法
など、外壁・屋根・塀などに生じるエフロレッセンスに関する情報を徹底解説します。
ぜひ、参考にしてください。

1.外壁・屋根・塀などに生じるエフロレッセンスを徹底解説!

1-1.[写真で解説]エフロレッセンスとは?

エフロレッセンスとは、外壁・屋根・塀などの表面に生じる白い汚染物のことです。

※エフロレッセンスのことを、「エフロ」「白華現象」「白華」などと言うこともあります。
※白い汚染物は、炭酸カルシウムです。

外壁・屋根・塀などに白くなっている箇所を見つけて、「もしかすると、エフロレッセンスでは?」と思った方もいるでしょう。
ずばり、下記写真がエフロレッセンスです。

■エフロレッセンス

※エフロレッセンスと見間違いやすい症状に、白いカビ・白い汚れ・チョーキング(外壁・屋根などの表面を触ると粉状のものが付着する状態)などがあります。


エフロレッセンスは、あらゆる外壁・屋根・塀などに生じるわけではありません!

エフロレッセンスが生じる可能性があるのは、セメントを含む建材だけです。
セメントを含まない建材には、エフロレッセンスは生じません。

▼セメントを含む建材(エフロレッセンスが生じる可能性がある建材)

外壁 窯業系サイディング、モルタル、ALC、タイル※、打ち放しコンクリート
屋根 スレート屋根(カラーベスト・コロニアルなど)、セメント瓦
その他 基礎、塀(ブロック塀など)、ベランダ、タイル(階段・アプローチなど)※

※タイル自体はセメントを含まない建材ですが、タイルの目地や下地にはセメントが含まれるため、建材がタイルの場合はエフロレッセンスが生じる可能性があります。

1-2.エフロレッセンスが生じるメカニズム&原因

はじめにエフロレッセンスが生じるメカニズムを解説すると…

エフロレッセンス(白い汚染物)は、外壁・屋根・塀などに浸み込んだ雨水に、外壁・屋根・塀のカルシウム成分が溶け出し、カルシウム成分を含む雨水が二酸化炭素と反応することで生じます。

エフロレッセンスが生じるのには、下記2つの原因が考えられます。

■エフロレッセンスが生じる原因①|外壁・屋根・塀などの経年劣化
外壁・屋根・塀などの経年劣化によって、エフロレッセンスが生じることがあります。
外壁・屋根・塀などに生じるエフロレッセンスのほとんどは、この経年劣化が原因です。

詳しく解説すると…
外壁・屋根・塀などは、時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。一定の時間が経過し、ある程度劣化が進行すると、劣化箇所から雨水が浸み込むように。外壁・屋根・塀などに雨水が浸み込むようになれば、上記でお伝えしたメカニズムによってエフロレッセンスが生じることがあります。

※外壁・屋根は塗装の劣化が進行することで、ベランダの床はFRP防水などの劣化が進行することで、雨水が浸み込むようになります。
※ひび割れなどの劣化症状が生じると、よりエフロレッセンスが生じやすくなります。

■エフロレッセンスが生じる原因②|補修工事の不備
外壁・屋根・塀などの補修工事(塗装工事・防水工事等)時に何らか不備があったことが原因で、不具合の症状としてエフロレッセンスが生じることもあります。

▼補修工事(塗装工事・防水工事等)の不備
例)
・塗装工事時の縁切り不足
┗スレート屋根(カラーベスト・コロニアルなど)を塗装した場合には、縁切りが必要です。
・防水工事時の防水処理の不備 ほか
※上記例以外の補修工事(塗装工事・防水工事等)の不備が原因で、エフロレッセンスが生じることもあります。


一部の建材(※)には、新築後すぐに(建材を施工後すぐに)、わずかにエフロレッセンスが生じることがあります。このエフロレッセンスは雨水などに洗い流されて消失します。
※一部の建材:モルタル・タイル・打ち放しコンクリート・基礎など

2.外壁・屋根・塀などに生じたエフロレッセンスは補修すべき?放置しても大丈夫?

補修すべきかどうかは、エフロレッセンスの進行具合によって異なります。
※しばらくは様子見でも問題ない場合
・わずかにエフロレッセンスが見られる

・エフロレッセンスの生じている箇所がほんのわずか

※新築後すぐに(各建材を施工後すぐに)生じたエフロレッセンスも、様子見で問題ありません(1-2を参照)。

▼補修を検討した方が良い場合
・エフロレッセンスが多量に生じている(エフロレッセンスが堆積して塊になっている)
・ひび割れ箇所からエフロレッセンスが生じている
・ひび割れ箇所からエフロレッセンスと一緒にサビが流れ出ている


エフロレッセンスが多量に生じている(エフロレッセンスが堆積して塊になっている)


上記のような症状(エフロレッセンスが多量に生じている・ひび割れ箇所からエフロレッセンスが生じている・ひび割れ箇所からエフロレッセンスと一緒にサビが流れ出ている)を放置し続けると、建材がもろくなるなどして建材自体が早々にダメになるリスクが生じます。

3.押さえておきたい!エフロレッセンスの補修方法

3-1.「エフロレッセンスの除去+塗装工事等」で補修するのが一般的

洗浄(高圧洗浄)やケレン等でエフロレッセンスを除去し、その後、塗装工事・防水工事で建材をコーティングする補修方法が一般的です。

※タイル・塀などは、“洗浄(高圧洗浄)やケレン等でエフロレッセンスを除去するのみ”の補修方法が一般的です。基本的に、塗装工事・防水工事をしてコーティングをする必要はありません。

3-2.薬剤でエフロレッセンスを除去する補修方法も(タイル・塀などの場合)

タイル・塀などは、薬剤を使ってエフロレッセンスを除去する補修方法もあります。

※すべての建材に薬剤を使用できるわけではありません。タイル・塀などは基本的に薬剤を使用できます。

4.エフロレッセンスの補修はプロに依頼するのがオススメ

補修を検討した方が良いほどエフロレッセンスが進行している場合(※2章を参照)、エフロレッセンスの補修はプロに依頼するのが賢明です。

進行したエフロレッセンスの補修には専門的な知識・経験が必要となります。
無理に自身で補修をすれば、
・エフロレッセンスをキレイに除去できない
・エフロレッセンスの補修時に建材を傷つけてしまう
・専用の薬剤の使い方を誤り、建材を変色させてしまう・周辺の植栽を枯らしてしまう
・必要な補修工事が十分にできておらず、建材の寿命を縮めてしまう
などのリスクが生じます。

無理に自身でエフロレッセンスの補修をするのはオススメできません。

まとめ

エフロレッセンスとは、外壁・屋根・塀などの表面に生じる白い汚染物のことです。
エフロレッセンスは、セメントを含む外壁・屋根・塀などに雨水が浸み込むことで生じ
ます。

エフロレッセンスが生じる原因は、下記の2つです。
・原因① 外壁・屋根・塀などの経年劣化
・原因② 補修工事の不備

補修が必要かどうかは、エフロレッセンスの進行具合によって異なります。
本記事では、エフロレッセンスの補修方法についても解説しています。
エフロレッセンスの補修を具体的に検討する際には、あわせて参考にしてください。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装は秋がベストシーズン?全季節のメリット&デメリットも紹介!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
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秋 家

「外壁塗装をするなら秋がベスト!…と聞いたのだけど、本当?」
「秋の外壁塗装が人気なのは、なぜ?」
「秋以外の季節に外壁塗装をするのは、どうなの?」

ずばり、秋は外壁塗装の人気シーズンです。

なぜならば、天候が安定している秋は、外壁塗装をするのに適した日が多いためです。また、過ごしやすい気候のために、工事のストレスを感じにくいというメリットもあります。

とはいえ、秋でなければ外壁塗装がうまくいかないというわけではありません。秋以外の季節でも、外壁塗装は問題なく可能です。このあたり本章で詳しく解説いたします。

この記事では、
・秋の外壁塗装が人気の理由
・秋に外壁塗装をするメリット&デメリット
・確実に秋に外壁塗装をするために!押さえておきたいこと
・季節別(春・梅雨・夏・冬)!外壁塗装のメリット・デメリット
などを解説してまいります。秋の外壁塗装を検討している人にはもちろん、いつ外壁塗装をするべきかで迷っている人にも役立つ情報をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.外壁塗装は秋(9~11月)が人気シーズン!

塗装業者

なぜ秋(9~11月)が人気かというと、“外壁塗装に適した日が多いため”です。

基本的に、下記の気象条件を満たしていなければ、外壁塗装はできません。その点、秋は、下記の気象条件を満たす日が多いため、外壁塗装に向く季節と言えます。

[外壁塗装ができる気象条件]
■気温が5℃より高い
■湿度85%未満
(雨が降っている場合、湿度が85%を上回るため塗装工事はできません)
■強風、降雨、降雪などの気象下ではない
■結露が発生していない

※上記を満たさない気象条件下で無理やり塗装工事をすると、施工不良につながる可能性があるため、上記を満たさない条件下の日は、塗装工事は中止となります。ただし、足場の設置や洗浄など、塗装以外の工程については、必ずしも上記条件を満たす必要はなく、たとえば気温が5℃以下、降雨の日などにも塗装工事が中止とならないこともあります。

とはいえ、秋でなければ、外壁塗装ができないというわけではありません。春でも夏でも冬でも、外壁塗装は一年中、可能です。

たとえば、気温が5℃を下回った冬の日や、雨が続く梅雨時期に外壁塗装ができないこともありますが、冬や梅雨の間ずっと外壁塗装ができないわけではないのです。冬や梅雨の時期には、上記の気象条件を満たす日を待たなければならないこともありますが、上記の気象条件を満たす日には、問題なく外壁塗装をすることができます。
(※秋以外の季節に外壁塗装をするメリット・デメリットについて詳しくは、4章を参照ください。)

また、秋の外壁塗装が人気なのは、過ごしやすい秋の気候も関係しています。

というのも、塗装工事中は、好きなときに換気ができない(窓が開けられない)など、生活に多少制限が生じます。こうしたことは、いつ外壁塗装をしても起こることではありますが、過ごしやすい秋や春などに比べて、暑い夏や寒い冬の塗装工事に余計にストレスを感じてしまう人もいます。
何をどうストレスに感じるかは人それぞれのため、一概には言えませんが、過ごしやすい気候の秋を選んで外壁塗装をする人が多いということは、一つの事実です。

2.秋に外壁塗装をするメリット&デメリット

「秋に外壁塗装をするかどうかで迷っている」という方は、下記のメリット・デメリットを参考に、実際に秋に外壁塗装をするかどうか、検討してみてください。

2-1.メリット

秋に外壁塗装をするメリットは、下記の通りです。
※ご紹介するメリットは、1章の秋の外壁塗装が人気の理由と同じですが、よりわかりやすいように、かみ砕いて解説しておりますので、ぜひ、下記メリットもチェックしてみてください。

■メリット①|天候が安定しているため、スケジュール通りに塗装工事が進みやすい

1章でご紹介した通り、天候が安定している秋は、[外壁塗装ができる気象条件(1章を参照)]を満たす日が多く、スケジュール通りに塗装工事が進む傾向があります。

■メリット②|過ごしやすい気候の秋は(過ごしにくい気候の季節に比べて)工事中のストレスを感じにくい

塗装工事中は作業音がしたり、塗料の臭いがしたりすることがあります。また、好きなときに換気ができない(窓が開けられない)など、生活に多少の制限が生じます。
1章でもご紹介した通り、こうしたことは、秋だけでなく、一年中いつ外壁塗装をしても起こることではありますが、梅雨や暑い夏、寒い冬などの過ごしにくい季節には、特に強いストレスを感じてしまう人もいます。何をどうストレスに感じるかは人それぞれですが、過ごしやすい気候の秋を選んで塗装をする人がいるというのは一つの事実です。

また、天候が安定している秋は、急に塗装工事が中止となることも少ないので、「急に工事がなくなった」「工事が中止となる日が続き、トータルの工事日数が延びた」といったことによるストレスが生じにくい、というメリットもあります。

2-2.デメリット

秋に外壁塗装をするデメリットは下記の通りです。

■デメリット①|人気時期のため、希望のスケジュールで塗装工事ができないこともある

スケジュール

秋に外壁塗装をするデメリットといえば、希望のスケジュールでの塗装工事が難しいことでしょう。人気シーズンである秋は、塗装業者の多くが立て込んでいるため、希望のスケジュールで塗装工事をするのが難しい傾向にあります。特に、人気の塗装業者に依頼をする場合や依頼が遅くなればなるほど、希望のスケジュールで塗装工事をするのが難しくなります。
※確実に「秋」に外壁塗装をするために押さえておきたい2つのことを、下記3章でご紹介しております。ぜひ、参考にしてください。

■デメリット②|台風がくると塗装工事はできないため、工事が長引くこともある

台風

2-1でご紹介した通り、秋は「天候が安定しているため、スケジュール通りに塗装工事が進みやすい」というメリットがありますが、例外となるのが、台風が来たとき。台風がくると、当然、工事はストップすることになり、その分、工事スケジュールは後ろに倒れ、工事は長引くことになります。

※特に秋のはじめ、9~10月あたりは台風が発生しやすく、台風による工事の遅れが生じやすい時期です。
[参考]台風の発生数(国土交通省・気象庁HP)

 

3.確実に「秋」に外壁塗装をするために押さえておきたい2つのこと

2-2でお伝えした通り、秋は外壁塗装の人気シーズンのため、希望のスケジュールで塗装工事ができないこともあります。場合によっては、「秋に外壁塗装をしたいと思っていたのに、できない」といったことになることも。
そこで、この章では、確実に秋に外壁塗装をするために、押さえておきたいことを2つご紹介いたします。

3-1.早々に依頼する塗装業者を見つけるべし

期間

「秋に外壁塗装をしたい」と思ったら、そう思った時点で、早々に塗装業者を見つけるべく動くのがオススメです。その理由は2つあります。

1つは、“信頼できる塗装業者を見つけるのには、一定の時間がかかるため”です。
信頼できる塗装業者を見つけようと思ったら、「目ぼしい塗装業者を何社か探して、見積りを依頼し、住まいを診断してもらった後に見積書を提示してもらい、依頼する塗装業者を絞り込む」という段階を踏む必要があり、一定の時間がかかります。どのぐらい時間がかかるかはケースバイケースですが、上記の流れを見ていただければわかる通り、1~2日で塗装業者を見つけるのは、まず無理です。場合によっては、数週間かかることもあるでしょう。

夏の終わりや初秋に「秋の間に塗装がしたい」と思い立った場合は特に、早々に塗装業者を探しはじめることをオススメいたします。

もしかすると、「塗装業者はどこも同じ」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。塗装工事の質は、塗装業者の腕に大きく左右されます。そのため、質の高い塗装工事ができる、信頼できる塗装業者を慎重に見極める必要があるのです。

▼塗装業者の見極め方について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

そして、早々に依頼する塗装業者を見つける必要があるもう1つは、“信頼できる塗装業者には多くの依頼が寄せられるため、早々に塗装工事の予約を入れておく必要があるため”です。特に秋は人気シーズンであるため、腕の良い塗装業者は早い段階から予約で埋まってしまうことも。そのため、できるだけ早くに依頼する塗装業者を見つけ、予約を入れる必要があるというわけです。

3-2.秋に外壁塗装をしたいことを契約前に伝えておくと安心

契約

塗装業者と契約を結ぶ前に、「秋に塗装工事をしてもらえるのか、どうか」は必ず確認しましょう。希望の日程がある場合、その日程に塗装工事が可能かどうかまで確認しておくと安心です。

たとえば、秋の外壁塗装を見据えて初秋に契約をしたとします。自身では「まだ秋のはじめだし、秋の間には塗装工事をしてもらえるだろう」と思っていても、塗装業者が同じように考えているとは限りません。場合によっては、すでにその塗装業者は秋の案件をたくさん抱えており、どう考えても秋には塗装工事ができない状態である可能性もあります。

「自身では秋に塗装工事をしたいと思っていたのに、冬の塗装工事を打診されてしまった」といったことにならないように、秋の塗装工事が可能かどうかは契約前に確認しておくのが賢明です。

 

4.[補足]外壁塗装は一年中できる!季節別のメリット&デメリット

先述の通り、外壁塗装は一年中、可能です。

この章では、秋以外の季節、春/梅雨/夏/冬に外壁塗装をするメリット&デメリットをご紹介いたします。「いつ、外壁塗装をするかで迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。

[春/梅雨/夏/冬に外壁塗装をするメリット&デメリット]

季節 メリット デメリット
・天候が安定しているため、スケジュール通りに工事が進みやすい ・砂埃や黄砂などが、まだ乾いていない塗膜に付着してしまうことがある・塗装繁忙期にあたるため、工事が立て込み、希望通りのスケジュールで工事ができないこともある
梅雨 ・閑散期となるため、キャンペーンや割引特典が受けられる可能性も ・雨天のために工事ができない日も多く、工事が長引くこともある
・人気シーズンではないため、希望のスケジュールで塗装工事ができる可能性が高い・日照時間が長いため、作業時間を十分に確保できる ・夏は夕立が多く、夕立が降ると塗装工事が中断する・塗装工事の日程がお盆とかぶると工期が長くなる
・塗装工事中は、塗料の飛散を防ぐために塗装しない箇所を覆ってしまう(養生)が、そもそも窓を閉めている冬であれば問題ない ・日照時間が短くなるため、作業可能な時間が他季節より短い・気温5℃以下の日は工事ができない

・年末年始は塗装業者も休みに入るため、工事がストップする

▼外壁塗装の季節については、ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。

▼外壁塗装の費用については、ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。

 

まとめ

秋の外壁塗装について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
天候の安定している秋は、外壁塗装に適した気候の日が多く、外壁塗装の人気シーズンです。

秋に外壁塗装をするかどうか迷っている方は、2章のメリット・デメリットを参考に検討してみてください。また、秋に外壁塗装をしたいと考えている方は、3章の確実に秋に外壁塗装をするために押さえておきたいことを頭に入れておくことをオススメいたします。

外壁塗装は秋以外でも、一年中、問題なくできます。この辺りの内容については、4章にて解説しておりますので、ぜひ、チェックしてみてください。

 

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【半田市】【阿久比町】【常滑市】  外壁塗装の色選びで失敗しないために!押さえておきたいポイント9選

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
PAINTOPS半田店 株式会社榊原 スタッフの城坂です

私の好きな色はあるけど、お家の外壁や屋根の場合ってどうなんだろう?

家族はそれぞれ「赤がいい!」「緑がいい!」と話しているけど、
一度塗ったら簡単に塗り替えられないし、近所の目もあるから失敗だけはしたくないな。。。どこに気をつければいいんだろう?
外壁塗装の色選びをされている方の中には、
このように悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
確かに、お洋服やバッグ、お気に入りの靴のように、
”好きな色”という理由だけで外壁の色を選ぶと思いもよらない失敗が待ち受けていることがあります。

本記事では、そんな外壁塗装の色選びでのポイントをまとめております。
外壁塗装の色選びを始める前にぜひご参考にされてみてください。

1.外壁塗装の色選びはポイントを押さえておくことが重要

色選び

人生に数回しかやってこない、大切なお家の塗り替え
毎日見る我が家をお洒落に、思い通りに蘇らせたいと多くの人が思われていると思います。

そんな願いを叶えイメージ通りの外壁塗装をする上で、一番難しいのは「完成するまで実物を見ることが出来ない」という所にあります。
外壁塗装の契約をしてから着工するまで、会社や季節にもよりますが早ければ2週間ほどです。その間に納得がいくまで熟考して色を決める為には、事前にポイントを押さえて予めイメージを膨らませておくと効果的です。

塗料の色選びには、基本的にメーカーが出している色見本帳を使いますが、小さいチップから色を決めることになります。その小さいチップのみで色を決めてしまうと、後々失敗してしまったり、100%満足が出来ない外壁塗装になってしまいます。

心から満足出来る色でお家を蘇らせるためにも、色選びの前にいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。第2章ではそのポイントをご紹介いたします。

 

2.失敗しないために押さえておきたい外壁塗装の色選びのポイント

2-1.【ポイント①】面積の大小で色の見え方は変わる

ピンク

上記の2つのピンクの四角を見比べてみてください。
どちらのほうが色が濃く(鮮やかに)見えるでしょうか?

ほとんどの方は「大きい方」と感じられたのではないでしょうか。実際は、全く同じ色が使用されています。

これは面積効果という色の特性に起因するものです。基本的に、面積が大きいほど、明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はより暗く感じます。

これを知らずに色を選んでしまうと、「思ったよりも派手になってしまった・・・」「想像よりもメルヘンチックになってしまった・・・」と完成後に感じてしまう事になります。

【まとめ】
□イメージを掴むために、大きい塗板見本カラーシミュレーションを業者に依頼する
□色味のズレを踏まえて、1トーン薄い色を選ぶ

色見本

2-2.【ポイント②】色を選ぶシチュエーションに留意する

2-1での「面積効果」を注意しても、選んだ色と出来上がりが微妙に違うと感じることがあります。その理由として、面積効果の他に、「光源色の差」「反射率」という2つの作用が挙げられます。

下記の2つの写真をご覧ください。

色の見え方比較

上記写真は、一般蛍光灯と高演色蛍光灯という2種類の光源での見え方の差を実験しています。光源から発せられた光が対象物に反射して人間の目に届くことで、私達は「色」を認識しています。(下図参照)

色の見え方

つまり、蛍光灯の下で見た色と、屋外で見た色では光源が違いますので、色の見え方が変わります。さらに、屋外で見る場合も、朝、昼間、夕方と日の照り方で色味は変化します。一般的に、反射率の高い晴れの日は明るく感じ、夕方は太陽が赤みを帯びるために色味が変化します。

光の反射

ポイント【まとめ】
□色を見る時は、蛍光灯の下だけでなく、屋外でも確認をする
晴れの日、曇りの日、夕方など様々なシチュエーションで確認する

2-3.【ポイント③】色の艶による差に留意する

落ち着いた感じにしたかったのに、仕上がりを見たら家がテカテカ光ってて安っぽく見える・・・こんな失敗事例もよくあります。これは塗料の「艶(つや)」に起因する失敗です。

2-2にて、色の見え方が「反射光」に大きく左右される事をお伝えいたしましたが塗料の「艶(つや)」は反射光に大きな影響を及ぼします。
外壁に使用する塗料には「艶あり」「3分艶」「艶なし」など様々な種類があります。

艶比較

左:艶あり 右:艶なし

「光沢度」「マット感」という言葉で表現すると耳馴染みがあるかもしれません。艶消しと呼ばれる材料は、表面に微細な凹凸をつけることで艶(=反射光)を拡散させ、落ち着いた印象の見え方になっています。

光の反射

ポイント【まとめ】
□塗料を選ぶ際には、その商品の艶の有無も確認する
□不安であれば、実際に使用する塗料の塗板見本を業者に依頼し、質感を確認する

2-4.【ポイント④】街並みや風情を考えて色選びをする

京都などの歴史的建造物が多い所に行くと、コンビニの看板が普段見慣れている色でなく、落ち着いた色やデザインになっていることがあります。

街並みや風情にあわせたデザインになっている訳ですが、実はこのようなケースの多くは、店舗側が自主的に対処しているのではなく、各自治体の【景観法】に則っておこなっています。

景観法景観法は各自治体によって様々ですが、実際に一般住宅で強い規制が掛かることはほとんどありません。

しかし、「私の大好きな赤一色で全面塗装したい!」「風水から考えてお家は黄色に塗り替えよう!」というような個人(世帯)の趣味嗜好だけでなく、「私の街の雰囲気ってどういう感じ?」「この通りってどういう色のお家が多い?」など、近隣や街並みの風景と馴染むかどうかという視点も、外壁塗装の色選びの際には大切なポイントであるといえます。

ポイント【まとめ】
□色を選ぶ際は、街並みや風情に馴染むかどうかという視点も持っておく
□原色などの鮮やかで目立ちすぎる色の使用の際は特に注意が必要

2-5.【ポイント⑤】汚れがつきやすい色に留意する

お家の外壁は、どんなに高価な塗料を選んでも、汚れはいずれ必ず付いてしまいます。立地条件などによっては、想定する耐久年数よりも早く汚れや苔が目立ってしまう場合もあります。さらには塗り替えた後の色次第で、「塗り替え前よりも汚れが目立つようになった」と感じるケースも出る可能性があります。

色には「汚れが目立ちやすい色」「目立ちにくい色」があります。

【汚れが目立ちやすい色】
1.白色
2.黒色
3.白や黒に近い色

【汚れが目立ちにくい色】
1.グレー
2.ベージュ系
3.薄いブラウン系

これは、外壁に付く汚れの多くが【中間色】であることに起因します。
中間色とは、純色に灰色を混ぜた色のことを指します。土やホコリの多くが中間色であることから、これらに近い色は必然的に汚れが目立ちにくい、というわけです。
色とは直接関係はありませんが、汚れに強い、雨などでセルフクリーニングする機能を有する塗料もあります。

汚れが特に気になる方は、色と併せて塗料の種類にもこだわると良いかもしれません。

ポイント【まとめ】
□外壁に付く汚れの多くは【中間色】
□中間色から遠い白や黒は汚れが目立ちやすい

2-6.【ポイント⑥】退色しやすい色があることに留意する

空

お隣さんと築年数も塗装時期も同じなのに、色あせの進み方に大きな差が出てしまうことがあります。もしそうなってしまうと、不良施工?材料の問題?と思われる方も多いと思います。
確かに、その可能性もゼロではありません。しかし、色選びでも同様の現象が起こる可能性があります。そもそも何故、色あせが起こるのでしょうか。

色あせの最大の原因は「紫外線」です。

窓際などに陳列された本やポスターが退色してしまっている様子はよくご覧になるかと思います。

また、色には退色しやすいものと、そうでないものがあります。専門的に言うと、塗料の色の元となる【顔料】は、原子同士が結合することにより構成されています。この原子同士の結合力は色によって異なり、結合力を超える力が外部から作用することにより色あせが起こります。

【色あせしやすい色】
1.赤色
2.黄色
3.紫

赤黄紫
最も色あせが起こりやすい色は、結合力が弱い窒素原子を多く含む赤色系。続いて黄色系、紫色系と続きます。これらは原色に近づくほど色あせを起こしやすくなり、このように顔料を多く含む鮮やかな色は特に気をつけて選んだほうが良いでしょう。

【色あせしにくい色】
1.白色
2.黒色
3.青色

白黒blue

白色の顔料は酸化チタンという無機顔料であるため、紫外線の影響を最も受けにくい色となります。
黒色の顔料はカーボンブラックなどから生成されており、強固な炭素結合であるため、こちらも紫外線の影響を受けにくいと言えます。
青色は原色の1つですが、元素の結びつきが強く、退色しにくいという特性を持っています。

point【まとめ】
□色によって色あせをしやすいものとそうでないものがあることを踏まえて外壁塗装の色選びをする

2-7.【ポイント⑦】配色調和と配色構成に留意する

外壁塗装をする際、多くのお住まいで同時に屋根塗装をおこないます。「外壁は奥さんに選んでもらって、屋根は子どもたちに選んでもらおう」というように選ぶと、バランスが取れずに失敗をしていまうことがあります。
失敗を防ぐには、自宅の形状から考えて、外壁と屋根がどれぐらいのバランスで見えているのか、それも踏まえて全体的にどんなイメージにしたいのか、を考えて選ぶ必要があります。
具体的には【配色調和】と【配色構成】という2つの考え方があります。

【配色調和】とは、簡単な言葉に置き換えると【色の組み合わせ】ということにあります。色味を合わせてまとまる配色にしたり、対比をバランスよく配置して際立たせたりと、その組み合わせは様々で、それによりお家のイメージも大きく変わってきます。

 

配色 配色

【配色構成】とは、使う色を決めた後に、その構成比を決めることをいいます。

配色

主に、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3種類から構成され

ベースカラー  :外壁(全体の約70%)・・・全体のイメージを決定づける。
アソートカラー :屋根や塗り分ける時の外壁(全体の約25%)・・・安定させる役割。
アクセントカラー:車庫の色やテラス、ドアの色(全体の約5%)・・・変化をつける役割。

となっています。イメージを決めたら、どこの部分にどの色を持ってくるか、ということも合わせて考える必要があるのです。

point【まとめ】
□部位別に考えずに、全体的なコンセプトを考える
□統一と変化のバランスを考えて配色を決める

2-8.【ポイント⑧】カラーシミュレーションなど資料を印刷する機械による色味の違いがある

冒頭でお伝えしたとおり、色見本だけで我が家の塗り替え後をイメージするのは難しいものです。その一つの解決方法として、2-1でお伝えしたカラーシミュレーションというものがあります。

カラーシミュレーションは、まず塗装を依頼した業者に対応可能か確認をしてみましょう。業者が対応出来ない場合、自分でサイトから実践する方法もあります。

ところが、あまり頼りすぎると、「あんなにシミュレーションしたのにどうして仕上がりが微妙に違うの!」と施工業者にクレームをつけてしまう方もいるようです。
なぜカラーシミュレーションまでしたのにそのような事が起こるのでしょうか?
それは、使う印刷機、インク、画面、紙によって微妙に色味が異なるからです。
配色

カラーシミュレーションはあくまで「イメージを掴むため」に使うツールだということを認識しておきましょう。

【まとめ】
□カラーシミュレーションは「イメージを掴む」ために使う
□イメージが固まったら、色見本や塗板見本などで色を決定する

2-9.【ポイント⑨】新築時のデザインを残す塗装方法もある

近年のサイディング(外壁材の一種)はデザインも多種多様で、オシャレなものが多くなっています。そういったオシャレな多彩模様のサイディングを塗りつぶしてしまうと、以前の外壁とは全く違うイメージのお家になってしまいます。

サイディング

「新築時のデザインが好きだから残したい」とお思いの方もきっと多いことでしょう。実は、今の外壁のデザインをそのまま残す方法があります。それが「クリヤー工法」と呼ばれるものです。その名の通り、今の外壁に透明な塗料を塗って外壁を保護する工法です。

図工の授業などで木の上にニスを塗った事が皆さんあるかと思いますが、イメージとしてはそのような感じです。
クリヤー塗料には色の元となる顔料などの有機物が入っていないため非常に耐久性も高いものになります。

しかし、このクリヤー工法にも注意点があります。

一番の注意点は、「劣化が激しい外壁には使用不可」ということです。詳しくは施工業者に現場調査を依頼した時に検査をしてもらう必要がありますが、簡単に言えば「チョーキング」の有無がサインになります。ご自宅の外壁を手で軽く擦った時に、チョークの粉のように色が手についた場合はチョーキングが発生しているということです。その場合はクリヤー工法は適用出来ない場合が多いのでご注意ください。

配色【まとめ】
□外壁は塗り替える以外にも、デザインそのままの「クリヤー工法」がある。
□既存外壁の劣化が激しいと施工不可となるので、早めの塗装がおすすめ。

3.【補足】迷った時は実際の外壁塗装の事例を参考にする

ここまで読んで頂くと、外壁・屋根塗装の色選びが実に難しく、どうやって決めてよいか不安に思われている方もいらっしゃるかと思います。

そんな際には、是非実際に外壁・屋根塗装をされた事例を見て、自宅に似ている形状のものや好きな配色のものを参考にされることをおすすめいたします。

まとめ

外壁塗装の色選びは、様々な考慮すべきポイントがあることがおわかりいただけたでしょうか?
実際に外壁塗装の色を選ぶときには、上記9つのポイントや外壁塗装の事例などを参考にされながら、後悔のないようにご家族でじっくり話し合って決められることをおすすめいたします。

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