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雨漏りの調査方法から、業者の選び方を解説します!

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

大雨の影響で全国で甚大な被害が出ている様ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちら、実家近く(木曽川)の堤防から昨日のお昼に母が撮影したものですが、堤防下に遊歩道や公園が作ってあって普段は穏やかな場所なのですが、こんなにぎりぎりまで水が迫っていたそうです。

まだまだ雨が続くようです。まだ浸水被害に合われていない場所でも、どうか気を緩めずに、慎重にお過ごしください。

 

さて、本日はまだまだ続く雨・・雨で気になるといえば雨漏りですよね。

本日は雨漏りの調査方法から、業者の選び方までをお伝えしたいと思います。

雨漏り天井

「訪問営業がやってきて、このままだと雨漏りの危険がありますよ!と言われたけどそれって本当?」「何度修理しても雨漏りが再発してしまう、なぜだろう?」「きちんとした業者に依頼して雨漏りを止めたい」そんなお悩みを抱えていませんか?

雨漏りは、雨水が浸入している箇所を特定し、そこを塞いだり新しい素材に交換したりすれば止めることができます。

しかし、実は雨漏りの原因を特定することが非常に難しいのです。雨漏りの原因は非常に多種多様で、必ずしも原因箇所の真下に雨漏りが発生するというわけではありません。プロでも原因箇所の特定には大変苦労する作業になります。

とはいえ、原因箇所がわからないまま、やみくもに修理を行なっても、雨漏りが止まらないどころか、別の場所から雨漏りが発生するなど症状が悪化する場合もあります。

つまり、経験豊富で雨漏りに関する専門知識のある業者に雨漏りの調査で原因を特定してもらうことが雨漏りを止める一番の近道といえます。

今回は、雨漏りの基礎知識から調査方法、業者の選び方、安く雨漏りを修理できる方法までご紹介いたします。雨漏りに関する知識を少しでも持っていれば、依頼先の業者が本当に腕のいい業者なのか判断するのに役立ちます。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

1. 雨漏りに関する基礎知識

1-1. 雨漏りが引き起こす悪影響

雨漏りしている場合、これによる湿気・水分が起因して、まず躯体の木造部分が腐食しはじめます。湿った木材はシロアリの大好物。ただでさえ耐久性が弱まっているところに、シロアリが木材を食い散らかしてしまえば劣化はあっという間に進行します。最悪の場合、膨大な費用をかけての補修が必要になる場合があります。また、湿気の多い場所ではカビも発生しやすくなります。建物だけではなく、住人の健康や心にもダメージを与えるというところが非常に厄介です。カビが原因で引き起こす病気には、アレルギー疾患、感染症、カビ中毒などがあります。風邪のような症状なのに熱もなく咳ばかり出るといった症状が多く見られます。

1-2. 雨漏りの原因

「雨漏り」と聞くと、屋根をイメージしがちですが、現在は屋根材や施工技術が進化したため、屋根ではなく外壁や窓のサッシ、壁を貫通する給排水管などの隙間から水が浸入するケースも見られるようになりました。

もちろん、屋根から雨水が進入する可能性がゼロというわけではありません。屋根から雨水が浸入したケースでは、どこをつたって室内まで達したのかが判断がしにくく、一概に雨漏りしている箇所の真上が問題のある箇所だともいえないこともあります。雨漏りではなく「漏水」や「結露」が原因だったというケースもあります。

よくある雨漏りの原因5つをまとめてみました。普段から見える範囲でチェックしておくと、もしものとき安心かもしれません。

劣化状態によっては原因箇所が複数ある場合も考えられます。

①・屋根瓦の割れた部分から

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経年劣化もしくは台風・地震による外的要因から、屋根のスレート瓦のヒビ割れ、漆喰の崩れ、瓦のずれなどから雨漏りが発生します。

②・ベランダの防水塗膜のヒビ割れから

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ベランダの防水工法が塗膜防水(塗料で行なう防水工事)の場合、人の出入りによって擦り切れ、ヒビなどのダメージが屋根や外壁よりも早く現れる傾向があります。加えて、排水口が詰まっていると雨水が流れず、よりヒビから雨水が浸入し雨漏りに繋がります。

③・サッシ枠と外壁防水シートの隙間から

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通常は外壁をつたって流れていく雨水が、経年劣化によって発生したヒビ割れや縮んだシーリングの隙間から浸入します。そのような浸入を防ぐためにサイディング/モルタル外壁の裏面には、外壁防水シート[透湿防水シート(サイディング外壁)、アスファルトフェルト(モルタル外壁)]がはられています。しかし、施工不良や経年劣化によってサッシ枠とシートの間に隙間ができていると、そこから建物内部へ雨水の浸入を許すことになってしまいます。

④・給排水管から

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給排水管もサッシ枠と同じように、外壁と防水シートを貫通しているためそこに隙間があると雨水が浸入してしまいます。

⑤・天窓から

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建材・施工技術が進化して雨漏りがしにくくなってはいますが、それでも通常の窓と比較すると雨漏りの原因になりやすい箇所といえます。

1-3 雨漏り調査は業者に依頼?自分でチェック?

本来ならば、定期的にプロに雨漏り調査を依頼するのがベストです。

原因を特定するのが難しいということもありますが、屋根など普段全く見ないような箇所も見る必要があるからです。

早い段階で雨漏りを発見できれば修理費も安くなります。

もしすでに天井や壁のクロスなど室内に雨漏りの症状が出ている場合は、かなり劣化が進んでいますので至急業者に依頼するようにしましょう。

どんなタイミングで調査を依頼すればわからないという方は下記の項目を自分でチェックしてみて、参考にしてください。

2階や3階は危険ですので見える範囲でチェックを行ない、一つでも気になったら業者に診断を依頼しましょう。

【外観】

・スレートや瓦にヒビが入っている、ずれている

・コーキングが剥がれている(隙間がある)

・棟板金が浮いている

・外壁が色あせて(変色して)いる

【内装】

・天井や壁のクロスが浮いている所がある

・押入れ(クローゼット)の中にカビが発生している

・サッシや窓枠に水滴がたまっている

・最近カビ臭くなったところがある

・雨が降ると、どこかから水滴の音がする

2.雨漏りの調査方法

一般的な調査方法である「目視調査」「散水調査」「赤外線サーモグラフィー調査」をご紹介します。

他にも特殊な機械を使って行なうものなどもありますが、腕の良い業者に依頼すれば、基本的に上記3つの調査方法で充分雨漏りの原因を特定することが可能です。

2-1. 目視調査

目安費用:無料~3万円ほど

雨漏り箇所を推測して、屋根に登ったり天井裏を覗いてみたり、雨水が浸入した形跡がないかを目で見て調査していく方法です。

「調査無料」など書いてある場合は、目視調査であることが多いです。費用がかかる場合もありますので、必ず事前に費用とどんな内容なのか問い合わせて確認しておくようにしましょう。

目視調査は検査員の経験・実績でその精度は違ってきますが、ある程度的確に目視で原因を特定できると、その他の散水調査や赤外線サーモグラフィー調査をスムーズに行なうことができます。

経験豊富で実績のある業者に依頼すれば、精度の高い調査を期待することができます。

2-2. 散水調査

目安費用:3~18万円ほど

(別途報告書作成費がかかる場合があります)

原因と考えられる箇所に実際に水をかけてみて、雨漏りの再現を試みる方法です。

目視調査よりも大掛かりで、手間も時間もかかりますが、できれば目視調査だけではなく散水調査もしてもらうといいでしょう。

腕のたしかな業者が的確に散水を行なえば、かなり高い確率で原因を特定できるからです。

原因箇所が屋根にある場合、足場の設置が必要になり費用がかさむ可能性があるので予め業者に確認しておきましょう。

水はお客様の水道からひいてくるケースが大半です。

再現が難しい台風などによる雨漏りには不向きです。

2-3. 発光液調査

費用:10万~25万円ほど

(別途報告書作成費がかかる場合があります)

発光塗料を混ぜた専用の検査液を雨水が浸入していると思われる箇所に流し込み、屋根裏から紫外線を当てて発光した箇所から浸入口を特定する方法です。

散水調査でおおよその原因箇所を特定した後、雨漏り箇所が複数考えられる場合によく用いられます。発光液の色を変えれば、原因箇所からどこへ染みだしているのかひと目でわかるからです。

基本的に検査液は退色・変色しない、数日で発光しなくなるものがほとんどですが、念のため検査前に退色・変色の心配がないか確認しておくとよいでしょう。もしものとき、保証があるのかどうかも確認しておくと安心です。

2-4. 赤外線サーモグラフィー調査

費用:18万~35万円ほど

(別途報告書作成費がかかる場合があります)

建物を高感度赤外線カメラで撮影して検査する方法です。

業者によっては、散水調査の補助的な役割として使用しているところもあります。たとえば、建物内部に雨水は浸入しているものの断熱材が水を吸い込んで室内に何の変化もないと想定できる場合、赤外線サーモグラフィー調査を行なえば、温度変化で判断することができます。

他の調査方法より高価なため、業者とよく相談し状態に応じて採用しましょう。

赤外線サーモグラフィー調査は、雨漏り箇所がサッシなど壁際だと考えられる場合に向いています。三脚を立てて撮影するので、お家の前に道路があったり角地に立地していたり、隣近所と5mほど離れているとなおいいでしょう。

周囲が建物に囲まれていたり、金属屋根のお家には不向きです。

 

●散水調査でも赤外線サーモグラフィー調査でも異常がない、でも雨漏りしている!

この場合は外壁には雨水の浸入口がないという結論に達し、屋上、ベランダ、バルコニーなどに原因があると推測できます。

ベランダの劣化状態や排水口が詰まっていないかなども確認してもらうといいでしょう。

漏水や結露が原因のときもあります。水の使用がないときにメーターが回っている、普段と変わらないのに水道料金の請求額が上がったという場合は「漏水」である可能性が高いです。

寒いから、共働きで昼間に誰も居ないからと家を閉めきっている方は「結露」を疑ってみるものいいでしょう。就寝前に換気をして、水分の少ない外気と入れ替えると、結露が生じにくくなります。

3. 雨漏りを補修する方法

雨漏りを直す方法としては、自分でできる応急処置と業者に依頼して行なうものに分けられます。

3-1. 自分でできる雨漏りを補修する方法(応急処置)

・ブルーシートをかぶせる

・排水口をきれいに掃除し、水がきちんと流れるようにする

・防水テープで雨水の浸入口を塞ぐ 等

ブルーシートや防水テープは劣化が早く、しばらく経って雨漏りが再発する可能性が高いです。一時的な応急処置と考えたほうがいいでしょう。

何を使うか材料にもよりますが、1万円以内での補修も可能です。はしごやブルシートを固定するために重しやひもなど、足りない道具も一緒に揃える場合はその分費用もかさみます。

高所での作業になるため、屋根に登るのが不安な方などは業者に依頼しましょう。劣化状況や範囲によって異なってきますが、2~3万円ほどで応急処置をしてくれます。

 

3-2. 業者に依頼する場合の修理方法

・浮いた棟板金をはずし、新しく打ち直す
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・ヒビ割れたスレートをコーキングで埋める、場合によっては新しいものに替える

 

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・割れた瓦を新しい瓦に交換する等

その他にも原因に合わせて、補修や交換を行ないます。

費用は劣化状況によって変わってきます。

安い場合はシーリングのヒビ割れ補修で5万円ほどから修理をしてもらえますが、劣化が激しく外壁塗装も行なうことになった場合は100万円以上費用がかかってきます。

雨漏り補修1~2万円など格安価格を提示している業者もいますが、雨漏り補修の費用はそれほど格安ではないため、応急処置であるケースが大半ですので、注意が必要です。

必ず一時しのぎの応急処置なのか雨漏りを根本的から解決する補修なのか確認しておきましょう。

経年劣化で様々な箇所から雨漏りしている場合などは、屋根の葺き替えをした方が結果として安く済む場合もあります。

葺き替えにかかる費用は、おおよそ130万~160万円ほどです。

 

 

4.雨漏りの修理を安くできる方法

4-1. 台風など自然災害による雨漏りは火災保険を利用する

台風などの自然災害によって雨漏りが発生した場合は、火災保険を利用して、実質0円で修理を行なうことができます。

火災保険に加入しているか、加入している場合はどのような条件で保険が降りるのか確認しておくといいでしょう。

 

 

4-2. 築10年以下なら住宅瑕疵担保責任保険を利用する

新築購入で築10年未満であれば、住宅瑕疵担保責任保険を利用して、実質0円で修理を行なうことができます。

瑕疵担保責任保険とは、工事に瑕疵(不具合)が見つかった場合に補修費用などの保険金が事業者に支払われ無償で修理してもらえる制度です。

 

5.優良業者の見分け方

業者に任せきりではなく、どのような調査を行なうのか、雨漏りの原因はどこなのか、原因に対してどのような工事を行なうのか納得するまで説明してもらうことがポイントになります。

専門知識を持った、腕のいい業者であればわかりやすく教えてくれるはずです。

場合によっては、「突風後に雨漏りがし始めた」「築10年もたたないのに雨漏りしてしまった、安く修理できないか」など質問をぶつけてみるのもいいでしょう。火災保険に加入しているかどうか確認してきたり、住宅瑕疵担保責任保険の説明をして安価で工事ができることを提案してきた業者は専門知識があるといえます。

その他にも、雨漏り修理の実績がどのくらいあるのか、雨漏りの原因特定に秀でた「雨漏り診断士」の資格を持っているかどうかなど、インターネットを利用してチェックしておくのも一つの目安になります。

質問しても「大丈夫ですよ、おまかせください!」と曖昧な回答しかしない、「いま契約してもらえれば割引しますよ!」「いまかなり危険な状態で、このままだと雨漏りが発生しますよ」など契約を急かすような場合は依頼しない方が無難です。必ず「どうして安くなるのか」「どこが、どのような劣化状態だから危険なのか」など根拠を確認するようにしましょう。もしくは、他の業者以外にも調査を依頼し、比較してみるのもいいでしょう。

地域密着の施工店であるかも重要です。地域密着店は事務所・店舗が近いため、小回りがききやすく対応が早いです。また、地域密着の施工店は地域住民の評判、信頼が重要なので、何かあった場合もすぐに対応してくれるでしょう。

6.まとめ

いかがだったでしょうか。

雨漏りについて少しでも理解しておけば、必要以上に不安に感じることもなくなりますし、悪徳業者にひっかかりにくくなります。

覚えておきたいポイントをまとめておきましたので、しっかりおさらいしておきましょう。

  • 雨漏りの原因が必ずしも屋根というわけではない
  • 雨漏りの原因は多種多様で、プロでも特定が難しい
  • 普段からポイントを目視でチェックしておき、何か引っかかったら業者に診断を依頼するのが◎
  • 不安をやたらとあおって無理に雨漏り工事を行なわせようとする業者には要注意
  • 雨漏りの原因が自然災害なら火災保険、築10年以下のお家なら瑕疵担保責任保険を利用して、実質0円で修理ができる
  • 優良業者を見極めるポイントは、どこがどのように劣化しているから雨漏りをしているのか、どのように修理するのか納得するまで聞くこと

いかがでしたか?最近はインターネットで調べればすぐに業者を検索できるようになりましたが、どの業者にお願いするかは、見極めが重要ですね。ぜひ、業者を選ぶ際の参考になさって見てください。

 

 

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相見積を取って、見積りを比べて見よう!見る時のポイント。

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突然ですが、塗装の際、皆さんは何社から見積もりを取りますか?

平均は3社くらいでしょうか?

本日は、見積書を見る時のポイントについてお話しいたします。

自動車を自由にデザイン!塗装と車両ラッピングの5つの違いを徹底比較

実は、外装リフォームはとてもトラブルが多い業種です。それは、塗装するのにあたり、国家資格や特別な資格は必要なく、誰でも塗装屋さんになれてしまうからです。

塗料にはメーカーが定めた”基準塗布量””塗り重ね乾燥時間“が決められており、これをしっかり守らないと、メーカーが謳う耐久年数というのは発揮されません。

しかし、残念なことに、この塗布量を守らない、もしくは、そもそも知識が無い業者が非常に多いのは事実です。

また、せっかくすぐれた塗料を使用しても、外壁の素材に適していない塗料を選定してしまい、すぐに剥がれてしまった・・。

というトラブルも良く耳にします。

だからこそ塗料選定、基準塗布量、塗り重ね乾燥時間というものをきちんと守る事が、とても大切になってきます。

そこで、施工をお願いする業者がきちんとこれらの事柄を守ってくれる業者かどうか、見極める必要があります。

では、どのように見極めればよいのでしょうか?

①塗料の選定

塗料は非常にたくさんの種類があり、それぞれに適材適所の塗料があります。たとえば、周りに樹木が生い茂っていて湿気が抜けないような場所に建っている家であれば、かびや苔藻が付きやすくなるので、超低汚染性の塗料を選定してもらったり、日当たりがよすぎる家であれば、熱がこもらないような遮熱効果のある塗料の選定を行うなど、個々の家によって、使用する塗料を提案します。見積もりを取った時に、営業マンになぜこの塗料をお勧めするのか確認してみましょう。きちんと答えられない業者は良くないといえるでしょう。

②基準塗布量

先にもお伝えしたように、塗料にはメーカーが定めた”基準塗布量”と”塗り重ね乾燥時間“が決められており、これをしっかり守らないと、メーカーが謳う耐久年数というのは発揮されません。

基準塗布量とは、1㎡に対して、この量を必ず使用してくださいね、という基準値です。

基準塗布量を算出するには実際に塗る面積の正確な算出が必須になります。

ここで注意が必要なのが、見積もりなどで30坪○○円などと記入してあっても、家の形によって実際の塗り面積は大きく違います。

下の図をご覧ください。

このように、家の坪数で、使用する塗料を算出してしまうと、実際の塗り面積とはかけ離れた平米数になってしまい、薄い塗膜になってしまうので、耐候性(屋外で使用された場合に、変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質のこと)、遮熱性、防水性など、全てにおいてメーカーが謳っている耐久年数を下回ってしまうのは簡単に想像できますよね。

この様なトラブルを避けるには、見積書に実際に塗る平米数と、使用缶数がきちんと記入してあるか、確認してみましょう。その記載がない見積もりや、パッと見てすぐに金額を出してしまうような業者は、はあまり信用できるとはいえません。

プロタイムズではこの塗り面積を算出するため、お家の図面をお借りして、DADソフトで立面図を作成し窓やドアを抜いた面積を算出し、お見積りを作成するため、見積もり提出までに最低でも2、3日ほどは頂いております。

見積りのみかたはこちらです。

↓↓

③塗り重ね乾燥時間

基本的に外壁塗装は下塗り中塗り上塗りと、3度塗りが普通です。

そこで重要になって来るのが、この塗り重ね乾燥時間です。

分かり難いですが、この様に塗料のパンフレットには塗る素材によって、塗り重ね乾燥時間が細かく指定されております。

気温や、塗る素材によっても乾燥時間が変わってきます。

 

この塗料の例だと、サイディングボードに下塗りで塗った場合、気温が23度の場合でも4時間以上乾燥させてからでないと次の中塗りを塗る事は出来ません。これを守らないと、密着が悪くなりすぐに剥がれてしまったりと、トラブルが起こってきます。

どんなに職人が早く塗る事が出来ても、乾燥時間を守る必要があるので、2,3日で工事が終わるという事はあり得ません。

見積りの際に、工事の予定表を提出してもらい、あまりにも早い工期で終わってしまう業者は要注意といえます。

プロタイムズの場合、上記の内容を必ず守って塗装するため、工期は2~3週間程かかります。

以上の事を踏まえて見積もりを比べて見るとおのずといい業者か、悪い業者かなんとなくわかってきますね♪

他にも屋根塗装する場合は、きちんと水切りをしてくれるか、もしくはタスペーサーを挿入してくれるのか?それが見積もりに入っているのか、そちらも確認してみて下さい。

 

もちろんプロタイムズ半田店はこれらの事をしっかり守って塗装させて頂きますので、安心してお任せください♪

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サイディングのリフォーム工事の工期と、業者の選び方

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀

前回は、サイディングの工事の費用、工事内容についてお伝えしましたが、今回は、サイディングのリフォーム工事の工期と、業者の選び方についてお伝えしていきます♪

 

・ サイディングのリフォーム工事の工期

サイディングのリフォーム工事の相場の金額や工事内容は分かりましたか?次に気になるのは、どのくらいの期間がかかるのか、ではないでしょうか。

工事期間中は足場が家を覆っているために、家の中が暗くなってしまったり、洗濯物や近所への配慮を考えなければいけません。

天候や季節、家の状態によって工期が前後してしまいますが、工期の目安を知っておくことで様々な対策を取ることができます。

次に、各種工事の流れ・工期をご紹介していきます。

〈各種リフォーム工事の工事期間〉

工事内容 工事期間
シーリング工事 約5日
部分補修 約5日
塗装工事 約5週間
重ね張り工事 約2週間
張り替え工事 約3週間~1か月

 

上記の期間はあくまで目安であり、サイディングの劣化状態や天気などによりスケジュール通りにいかないこともあります。

各工事の日程を下記に示しますので、参考にしてください。

【シーリング工事・部分補修】

スケジュール 工程 工事内容
1日目 足場設置 足場を設置する際に大きい音が出ることがあります。
2~3日目 シーリング施工 シーリング工事:古いシーリングを撤去し、新たなシーリングの打設を行います。部分補修:部分補修を行います。多少音がする可能性があります。
4日目 点検・手直し 業者と一緒に仕上がりを確認する。(立ち合いが必要)
5日目 片付け・足場解体 全ての工程が終了したら現場を片付けて終了。

上記の期間はあくまで目安であり、サイディングの劣化状態や天気などによりスケジュール通りにいかないこともございます。

各工事の日程を下記に示しますので、参考にされてください。

【塗装工事】

塗装工事スケジュール 工程 工事内容
1日目 足場・養生 足場を組み、窓などの塗装しない部分を汚さないように養生する。足場を設置する際に大きい音が出るので注意。
2日目 高圧洗浄 汚れやカビ・コケ等を高圧洗浄で洗い落とす。水を用いて外壁全体を洗浄するため、窓を開けっぱなしにしないように注意する。大きな音が出るので注意する。
3~5日目 乾燥 外壁を乾燥させる。(天候による)
6日目 下地処理(シーリング工事含む) 高圧洗浄で落とせなかった汚れや錆などを除去する。また、シーリング材を補修したり、錆止め等の下地を補修。
7~9日目 塗装 下塗・中塗・上塗と3回塗装を行なう。塗料によっては臭気が気になるため、外出する等の対策を検討する。
10日目 点検・手直し 業者と一緒に塗装の仕上がりを確認する。(立ち合いが必要)
11日目 片付け・足場解体 全ての工程が終了したら現場を片付け終了。

 

【重ね張り工事】

重ね張り工事スケジュール 工程 工事内容
1日目 足場・養生 足場・養生シートを設置。足場を設置する際に大きい音が出るので注意。
2~4日目 下地調整 既存外壁の傷みを補修。胴縁設置・透湿防水シート等の処理(少し音が気になるので注意)
5~10日目 サイディング・シーリング施工 サイディングを張り付け、シーリング材を打設。サイディングを設置する際に、大きな音がするので注意。
11日目 点検・手直し 業者と一緒に仕上がりを確認する。(立ち合いが必要
12日 片付け・足場解体 全ての工程が終了したら現場を片付ける。

【張り替え工事】

張り替え工事スケジュール 工程 工事内容
1日目 足場・養生 足場・養生シートを設置。足場を設置する際に大きい音が出るので注意。
2~7日目 サイディングボード撤去 古いサイディングを剥がし撤去。撤去するときの音が気になるので注意。
8~10日目 外壁内部の修繕 地下材の劣化状況やカビがあった場合、修繕を行なう。
11日目 透湿防水シートの施工 透湿防止シートで壁全体を覆います。
12~18日目 サイディング・シーリング施工 サイディングを張り付け、シーリング材を打設。サイディングを設置する際に、大きな音がするので注意。
19日目 点検・手直し 業者と一緒に仕上がりを確認する。(立ち合いが必要)
20日 片付け・足場解体 全ての工程が終了したら現場を片付けて終了。

 

サイディングのリフォーム工事を行なう際には、屋根を同時に改修される方も多くいらっしゃいます。

その場合の期間の目安としては、プラス3~4日を要します。

サイディングリフォーム工事業者の見つけ方

一般的に、サイディングのリフォーム工事は安くはありません。

高額であるからこそ、サイディング工事業者を選ぶ際には慎重になる必要があります。

工事業者を選ぶ際には以下の4点について注意し、最適な業者を選ぶようにしましょう。

☆自社で施工可能な業者かどうかを確認

自社で施工ができる業者かどうかは、直接営業担当者に確認するようにしましょう。

自社で施工できる業者であれば、営業担当者と職人との間で指示が伝わりやすいため、打ち合わせ時の内容を関係者が把握しやすい環境にあります。

良くない業者は、下請けの業者に工事を丸投げしてしまうため、工事品質が低下してしまうことが多々あります。

また、自社で施工ができない場合は、ほかの業者が入るため、中間マージンが発生してリフォーム工事の費用が高くなる傾向にあります。

☆サイディングのリフォーム実績が多い業者を選ぶ

サイディングのリフォーム工事を行なう会社は、専門的な知識が必要になります。

建物の劣化状況は、築年数や立地条件等によって大きく異なり、建物の劣化状況にあったリフォーム工事を行ってもらわないと、せっかくリフォーム工事を行ったのに数年でやり直す必要が出てきます。

以下の点について確認しておくことで、信頼できる業者を判別することができます。

・どの程度の実績がある会社なのかをホームページを確認する

工事業者の実績を確認する大きな判断材料は施工事例です。

写真だけではなく、金額や施工場所、商材(メーカー)まで載せてあるとある程度の実績を確認することができます。

また、ブログやスタッフ紹介を確認することで、会社の雰囲気や施工体制も確認することができますので、信頼できるかどうかの判断材料になりやすいと思います。

・住宅の状況に応じたプランを出し、納得できる説明をしてくれるか

リフォーム工事実績の多い会社は、質問への対応力があります。

様々な質問に対して即座に対応してくれる会社は、その分多くの経験を積んでおり、住宅に応じた工事プランを提案してくれると考えられます。

契約する前に、疑問が一つも残らないようにぜひ、多く質問をしてください。

事前に契約時の約束事を詳細に決め、きちんとお互い納得した上で契約することで、トラブルを防ぐことができます。

☆所在地が近隣にある

会社の所在地が県外にある等、遠くにある業者はお勧めしません!

遠くの業者が悪いというわけではなく、万が一不備があった際に、すぐに駆けつけることができない、施工管理者が頻繁に来られないような距離にある業者と良い関係性を築くのは難しいでしょう。

工事中・工事後にすぐに来てもらえる範囲内、車で片道40分圏内の業者が望ましいといえます。

複数社の見積もりをとって費用を比較する

一社だけの見積書の内容が適切かどうかを自分で判断することは難しいです。

複数の業者から見積もりを入手し、金額や工事内容を比較することで、相場や必要な工事内容がわかるようになります。

費用や工事方法は、物件やリフォーム業者によって大きく異なるため、最適な工事を実施してくれる業者を選ぶようにしましょう。

3社以上に見積もりを出してもらうことで、塗装工事で済むところを重ね張り工事をしてしまった等という事態を防ぐことができます。

複数社から見積もりを入手することで、無駄な費用を抑えることができます。

各社見積もりの注目すべき点は次回お伝えしたいと思います。

いかがでしたか?

お住まいの現状にあったサイディングのリフォーム工事は見つかりましたか。

サイディングのリフォーム工事は、外壁の劣化状況よって施工方法や費用が大きく異なるため、サイディングのリフォーム工事を検討する際には、劣化症状を自分で把握し、現状を知ることが大切です。

1.シーリングのみが劣化している⇒シーリング工事

2.部分的に劣化が生じている⇒部分補修

3.全体的な外壁の劣化⇒塗装工事

4.サイディングの劣化の状態が著しい⇒重ね張り・張り替え工事

サイディングの劣化症状を把握している状態で業者と打ち合わせを行なうことによって、工事がより納得したものになると思います。

必ず複数の業者に確認してもらい、適切な工事を実施してもらうようにしましょう。

 

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