サイディングのリフォーム工事
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
ここ2,3日、梅雨の晴れ間の気持ちい日が続きましたね♪
本日は、日本の外壁の約80%を占めるサイディングについてお話しします。
外壁のサイディングが傷んできたので、外壁のリフォーム工事を考えているけど、サイディングのリフォーム工事では何をするのか、価格はどのくらいなのか、工期はどのくらいなのか、気になっている方は多いと思います。
サイディングの劣化状況によって、工事内容や工事金額が大きく異なりますので、自分の家にあったリフォーム工事を行なうことが重要です。
本日のブログではでは、サイディングのリフォーム工事の内容や工事業者選びについてご紹介していきます。
サイディングのリフォーム工事を検討されている方は、ぜひ、参考にしてください。
1.サイディングのリフォーム工事は劣化度合いによって選ぶべし
サイディングのリフォーム工事は、長くお住まいを守っていく上でとても重要であり、劣化症状が進んでいくと大掛かりな工事が必要になってきます。
〈サイディング工事方法〉
1-1.シーリング工事
1-2.部分補修
1-3.塗装工事
1-4.重ね張り・張り替え工事
外壁の劣化の状況によって適切な工事方法が変わりますので、劣化症状と合わせてご紹介していきます。
1-1.シーリング材のみが劣化している場合はシーリング工事を行なう
下記のような症状がある場合は、早々にシーリング工事を行なうことをお勧めします。
〈シーリング工事が必要な劣化症状の例〉
剥離 | 破断 | 欠落 |
1-2.サイディングは部分補修できる場合もある
サイディングの一部において下記のような症状が発生した場合は部分補修を行なうことで対応することも可能です。
〈ひび割れ補修〉
部分的なひび割れ |
サイディングの部分的なひび割れであれば、パテを刷り込んだり樹脂を注入したりすることで一時的に応急処置として対応することが可能です。
サイディングは温度や湿度の影響により収縮と膨張を繰り返すことでサイディング表面にひび割れが発生することがあり、ひび割れを放置していると隙間から水が浸入し、サイディングが水を吸いこんでしまい劣化がさらに進行してしまいます。
サイディングの部分的なひび割れ補修目安金額は25~50万円で、約5年程度でメンテナンスを行なうことをお勧めします。
しかし、ひび割れ補修を行なったはいいが、補修箇所が目立ってしまう等といった事例もありますので、事前に業者にどのような仕上がりになるのか確認するようにしましょう。
〈サイディングの部分張り替え〉
部分的な欠け・反り |
サイディングの部分的なひび割れや反り等であれば、部分的にサイディングを張り替えることで補修を行なうことが可能です。
補修で治らないような部分的な劣化症状であれば、サイディングを張り替えるだけでも、建物を長持ちさせることができます。
しかし、使用されているサイディング自体が生産中止になっている可能性があり、同じ色や模様、厚みのものが入手できない場合があるため、事前に確認する必要があります。
また、同じサイディングがあったとしても、周りのサイディングは劣化が進行しているため、色味や艶感の仕上がりが若干異なることがありますので注意が必要です。
もし部分的に交換する場合は、あまり人目に付かない箇所に適応させることをお勧めします。
サイディングの1枚の張り替え目安金額は10万~20万円です。
傷んでるサイディングの枚数が多いとその分、足場代の以外の費用(撤去費や処分費、材料費、施工費等)がかかることになります。
※シーリング工事や部分補修だけではもったいない
2階部分や手が届かない所のシーリング工事や部分補修を行なう際には、足場代(約10~20万円)が発生してしまいます。
1-3でご紹介する塗装工事には、基本的にシーリング工事・補修・塗装が含まれますので、シーリング工事や部分補修を行なう際は塗装工事まで視野に入れて考えるようにしたほうが、コストパフォーマンスがいいでしょう。
1-3.外壁全体が劣化してきたと感じたら塗装工事
1-1、1-2に挙げた劣化症状だけではなく、次のような症状がみられる場合は、塗装工事をお勧めします。
〈塗り替えが必要な劣化症状の例〉
色褪せ | 塗膜剥離 | チョーキング |
カビ・藻・汚れ | 塗膜の膨れ | 錆(金属サイディングの場合) |
サイディングは時間の経過とともに劣化症状が進行してしまうので、上記のような劣化症状を放置していると、サイディング材だけではなく建物の躯体まで劣化が進行してしまう可能性があります。
塗装工事はサイディングのリフォーム工事の中でも一般的な方法であり、サイディングを長持ちさせるためには約10年ごとに塗装工事を行なうことをお勧めします。
※塗料の種類によって大きく異なりますので、施工業者に確認してください。
サイディングの外壁塗装の目安金額は80~150万円程度です。
1-4.サイディングの劣化が進行している場合は「重ね張り工事」「張り替え工事」
1-3において、塗装工事は一般的な方法であると述べてきましたが、サイディングに下記のような劣化が生じている場合は、塗装工事によってメンテナンスを行なうことは不可能です。次のような症状の場合はサイディングの重ね張り工事・張り替え工事が必要となります。
〈重ね張り工事・張り替え工事を行なう必要がある劣化症状の例〉
反りや浮き | 欠け |
腐食 | 錆による腐食(金属サイディングの場合) |
このような症状がある外壁においては、サイディングの「重ね張り工事」や「張り替え工事」を行なう必要があります。
重ね張り工事 | 張り替え工事 |
既存のサイディングの上から新しいサイディングを施工する工法 | 既存のサイディングを取り除き、新しいサイディングを施工する工法 |
どちらの工法も、新しいサイディングを張るため、外観をがらりと変えることができます。
しかし、外壁の下地にまで劣化が達している場合には、サイディングを重ね張り工事することがあるので、その場合は張り替え工事が必要です。
張り替え工事では、既存のサイディングを全部はがすため、目視で確認しにくいところや下地を補修できたり、断熱材なども交換することが可能です。
重ね張り工事の目安金額は150~200万円です。
張り替え工事の目安金額は180~250万円です。
いかがでしたか?
上記の記事はおおよその金額になるので、詳しい金額は数社に見積もりを取って見て、施工内容、金額等を良く確認する事をお勧め致します。
次回は、実際ににかかる工期や、何を基準に業者を選べばよいのかをくさしく説明させて頂きます。お楽しみに♪
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コロナ自粛中でも塗装は出来る?
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プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😀
梅雨に入りましたね!去年は梅雨といっても雨が少なく梅雨???といった感じでしたが、今年は梅雨らしい梅雨といった感じで、雨ばかりの予報が続いてますね。
私は雨の音を聞くのが好きなので、梅雨は嫌いじゃないです♬
しかし、今年はコロナの影響で換気が必須なのに窓を開けられないとなると困りますね・・。
外壁塗装をしたいけど、そもそも、コロナ自粛中に外壁塗装工事を頼めるの?工事の際のコロナウィルスの感染が心配・・・とお考えではありませんか?
結論から言うと、外壁塗装工事は可能です。
なぜなら、外壁塗装工事は外で行う工事なので、施主様と非接触で工事が可能です。
今回発出された緊急事態宣言でも、現時点で建築現場はその制限を受けておらず、各社が対策を行うことで、通常通りの運用が可能となっております。
また、中国からの資材供給が大きく影響するリフォーム工事とは異なり、塗料は国内生産が多数を占めているため、資材の流通はそれほど影響を受けておりません。
この記事では、皆様が関心のある外壁塗装工事の際のコロナリスクを避けるための、業者選びの方法をお伝えいたします。
1.塗装業者の感染対策事例
この章では、コロナの感染リスクを下げるために、どのような対策を行っている業者を選ぶべきか、塗装業者の感染対策の事例を紹介していきます。
1−1.初回相談時の対策
非接触型の対策
外壁塗装を業者に依頼する時はまず、相談からスタートします。ここでチェックしたいのが非接触による相談が可能かどうか?です。
①電話
非接触による相談でわかりやすいのは電話による相談です。
②メール
次に身近な例ではメールでの相談です。最近ではホームページ経由で相談をし、メール中心でのやりとりで商談を進めるケースも多くなりました。
③オンライン相談
そして、最近急速に導入する会社が増えているのがZOOMやLINEといったインターネットのツールを使用したオンライン相談です。
音声だけの電話とは異なり、相手の顔を見ながら相談する事ができるのも安心できる材料になります。また、スマホからも利用できる手軽さもあり、施主様からも好評のようです。
対面時の対策
塗装業者との対面での打ち合わせを行う場合もあるでしょう。最近ではショールームを設置する塗装業者も増えてきました。
このような対面時においても、コロナ対策が行われているかチェックしましょう。
①マスク着用
店舗従業員がマスクの着用を徹底している。
②検温の実施
毎日必ず検温をし、熱がある従業員は休ませるなどの対応が取られている。
③消毒液やマスクの設置
店舗に消毒液やマスクが設置されている。
④パーテションの設置
従業員の飛沫による感染を防止するために、透明のパーテションが設置されている。
⑤定期的な換気
建物内のウィルスの濃度を下げるために、定期的な換気が行われている。
⑥予約制
来店者同士の密な接触を避けるため、予約制にしている。
1−2.現場調査診断・見積り時の対策
オンライン現場調査診断
外壁塗装では一般的に見積りを提出する前に、現場の調査診断を行います。(診断では屋内に入ることはありませんので、非接触で可能です。)
しかし、それでも他人が自宅に来るのは心配という方もいらっしゃるかと思います。そんな方にはオンラインによる現場調査・診断を行っている業者がおすすめです。
オンライン診断はLINEやメールなどのツールを使って施主様に建物の状況を共有頂き、業者が見積りやプランを出します。
メール・郵送での見積り提出
見積りは実際に対面の打ち合わせの中で、説明を受けながら提出される方法が一般的でが、非接触を希望される施主様も増えたため、オンラインでの現場調査診断の後に、メールや郵送で見積りを提出してくれる業者もあります。
1−3.施工時の対策
職人の検温
現場に入る予定のスタッフや職人に発熱がある場合は、現場には入らないなどのルールが確立されている。
職人のマスク着用
飛沫感染を防ぐ為に、職人のマスク着用している。
職人の手指アルコール消毒
こまめな手洗いと手指のアルコール消毒を実施している。
お電話・メールでの作業報告
施主様との接触を避ける為、電話やメールで作業報告をしている。
2.業者の倒産リスクを回避する方法
冒頭でもお伝えした通り、塗装業は非接触で施工が可能なこと、資材供給などの影響も比較的受けにくい為、業者の倒産リスクは高くはありません。
しかし、通常時より施工を希望される方が減ってしまうのも事実です。そうなると倒産する塗装業者も出てくるかもしれません。
安心して依頼するには万が一の時のための保証制度があるか確認すると良いでしょう。
保証制度があるか
施工保証をサービスとして提供している塗装会社は実際に多くあります。
しかし、施工会社自体が倒産してしまった場合は施工保証の意味がありません。
外壁塗装の全国ネットワークであるプロタイムズ・ジャパンでは、加盟店の施工会社と本部によるW保証制度を設けています。
万が一、施工した加盟店が倒産した場合は本部が保証を引き継ぎますので安心して施工して頂けます。
まとめ
この記事では、コロナウイルスの対策で外出自粛中でも外壁塗装ができるの?という点についてお伝えしました。
外壁塗装は外で行う作業で比較的感染リスクが低いため施工は可能です。
また、塗装業者は各社が様々な感染防止対策を行っています。不安な方はWEBサイトなどで、どのような感染対策を行っているかを事前に確認すると良いでしょう。
業者の倒産リスクを避けるには保証制度がしっかりしている業者を選ぶ事が重要です。
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外壁の防水で建物の寿命を延ばす!
愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
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今回も梅雨が近いという事で皆さんによく質問される、外壁の防水性能についてお話しします♪
「外壁の防水」で建物の寿命を延ばす!外壁の防水性を高める3つの方法
お家の外壁にひび割れ発見!!そこから雨漏りにならないか不安に感じてはいませんか?
もしかしたら、屋上の防水工事のように特殊な工事が必要になるかも・・・と考えた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁は防水工事ではなく、「外壁塗装」によって防水性を持たせるのが一般的です。外壁表面に塗料を塗ることで、外壁材が雨水を吸収するのを防ぐことが可能です。
塗装は常に紫外線や雨水に晒されており、年月とともに徐々に劣化し、防水機能が低下していきます。そのため、定期的な塗り替えや補修を行ない、防水機能を維持することが重要です。その際、弾性塗料と呼ばれる防水性に特化した塗料を使用することにより外壁により高い防水機能を持たせたり、低汚染性塗料を使用して、防水機能が長持ちするようにさせることも可能です。防水機能が長持ちすれば、建物の寿命も延びる事になります。
そこで、今回は「外壁の防水」の重要性や防水性を高める3つポイントをご紹介いたします。
ぜひ、外壁の防水で建物を長持ちさせる参考にしてください。
※屋上防水は、アパート・マンション・ビル・ALC住宅の屋上、陸屋根、ベランダ、バルコニー等に防水材や防水シートを施し、雨水の浸入を防ぐことを指します。
1.外壁を防水することで、建物の寿命が延びる!
①外壁材は、塗料によって雨水が浸入しないよう守られている 外壁表面に塗料を塗ることによって、塗料の膜(塗膜)が形成され、その塗膜が外壁材から雨水が浸入するのを防いでいます。
建物にとって水は大敵です。内部に雨水が浸入しないよう、建物にはさまざまな工夫が施されているのですが、その数ある工夫のなかで一番外側に位置しているのが、塗料の膜である「塗膜」です。
塗膜は日々の紫外線や雨風にさらされており、経年劣化によって防水機能が徐々に低下してしまいます。防水機能が切れ始めて、すぐ雨漏りに繋がるわけではありませんが、早めに塗り替え、雨水の浸入口になりそうな劣化箇所を補修することによって、雨水の浸入が外壁の表層でおさえられ、建物の寿命をのばすことができます。さらには、補修工事も簡単に済むため、費用を抑えることもできます。
②外壁の防水機能が低下すると、建物はあっという間にぼろぼろに!
ひとたび雨水が建物内部へ浸入してしまうと、雨水の通り道ができてしまうため、雨が降るたび雨水が建物内部へ浸入するようになってしまいます。木造の柱は湿気によって腐食しはじめ、さらに、湿気を含んだ木材はシロアリの大好物なので、建物の耐久性があっという間に低下してしまいます。
その他にも、水分を含んだ壁材にカビや藻が発生したりと建物の外観を損なうだけでなく、健康被害にもつながります。百害あって一利なし。上記のような状態に陥る前に、早めのメンテナンスが重要になります。
雨漏りによるシミ
雨漏りで腐食した断熱材
鉄筋コンクリート住宅で発生したコンクリートの剥離*
*建物内部に浸入した雨水が鉄筋を腐食した結果、鉄筋が膨張し剥離が発生します。
②まずは目視で、外壁の防水機能が低下していないかチェック!
外壁からの雨漏りを防ぐには、外壁の防水機能が低下し始める頃をに、外壁塗装を行なう必要があります。一般的に、外壁塗装のタイミングは築10年と言われていますが、周辺の環境などによって建物の劣化状況によっても異なってきます。防水機能の低下に直結するサインと、今後、防水機能の低下につながるサインをわかりやすくまとめましたので、下記を参考に、まずは、実際に建物をセルフチェックしてみましょう。
1つでも当てはまる点があれば信頼できる業者(専門家)に依頼して、詳細にチェックしてもらうのがおすすめです。
2・防水機能の低下に直結してくるサイン(劣化が軽い順)
①下記4つのサインは、塗膜の防水機能が低下していることを表しています。
① 外壁を手で触ると、手のひらに白い粉がつく(チョーキング現象) |
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塗膜の防水機能が低下しているサインです。チョーキングと呼ばれる現象で、日々の紫外線や雨によって塗膜の表面が劣化し、粉状になっている状態です。そのまま放置しておくと外壁材が水を弾かないようになり、むしろ雨水などを吸収するようになってしまいます。 | |
②0.3mm以上のひび割れがある |
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幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れ(構造クラック)は、そこから雨水が建物内部に浸入する可能性はもちろんのこと建物の強度にも影響を与える恐れがあります。早めに業者に依頼して、詳細に建物の状態をチェックしてもらうのがよいでしょう。 | |
③シーリングの縮み・割れ |
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シーリングとは、サイディングボードなどのつなぎ目に使われているゴムのような素材のことです。建物は常に動いており、シーリングはその動きに追随しています。しかし、紫外線などによってシーリング材が劣化するとゴムのような弾性がなくなり、建物の動きに追随できず縮んでしまったりひび割れが発生したりします。 それをそのまま放置しておくと、その隙間から雨水が建物内部へ浸入してしまうため早めに補修を行ないましょう。 |
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④塗装が剥がれている |
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外壁材がむき出しの状態です。雨が降る度、そこから雨水が建物内部へ浸入していくことになるため、早急に補修する必要があります。 |
②放置しておくと防水機能低下につながるサイン
下記は、防水機能の低下に直結しているわけではありませんが、そのまま放置しておくと最終的に防水機能低下に繋がるサインの例です。
①雨筋・ホコリ・排気ガスなどによって汚れている |
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汚れは見た目が汚いだけではありません。白い服より黒い服の方が、太陽光を吸収し暖かくなる原理と一緒で、外壁が汚れいるとそこに太陽光(紫外線)が収集してしまい、外壁の劣化を早めてしまいます。定期的に洗浄をして、外壁材をきれいに保っておくとよいでしょう。 | |
②0.3mm以下のひび割れがある |
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幅0.3mm以下、深さ5mm以下のひび割れのことを、髪の毛のように細いことからこれをヘアクラックと言います。建物にそれほど大きな影響は与えませんが、ひび割れの状態が進行していないか定期的にチェックしておいたほうがよいでしょう。 | |
③色あせが起こっている |
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色あせは、防水機能の低下によって起こるチョーキング現象の前触れと言われています。そのため、日当たりの良い場所にある外壁などで色あせが目立ってきたら、早めに業者に依頼して、詳細にチェックしてもらうとよいでしょう。 | |
④塗膜に膨れが発生している |
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塗膜の膨れは、ひび割れや施工不良等で、水を吸収してしまった外壁材が太陽光にあたためられ、外壁内部の水分が蒸発する際に発生します。そのまま放置していると、塗膜が剥がれてしまい、外壁材がむき出しになってしまうため、早めに業者に診断の依頼をしましょう。 | |
⑤カビ・藻・コケが発生している |
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カビや藻、コケは、日当たりが悪いなど湿気がこもりやすい場所の外壁やひび割れや施工不良等で水を吸収してしまった外壁に発生します。そのまま放置していると、汚れと一緒で外壁の劣化速度を早めてしまいますし、健康的にもあまりよくありません。早めに業者に診断の依頼を行ないましょう。 |
3.要注意!ただ塗料を塗るだけでは、防水機能は発揮されない
2章でご紹介した劣化症状が見られた場合には、塗装業者など専門家の詳細な診断を受けたのち、建物の劣化状況にあった補修や塗装工事を行なっていきます。塗装リフォームの前になぜ専門家の詳細な診断が必要なのか?と疑問をもった方もいらっしゃるかもしれません。
実は、塗装リフォームは現在の外壁にどんな材質が使用されているのか、どんな劣化状態なのかなどによって対処法が変わってきます。事前に材質や劣化状況を正確に把握した上で、適した塗料がきちんと塗れるよう補修工事等を行なわないと、劣化した壁にそのまま塗料を塗ってもすぐ剥がれてしまうといった事態も起きかねないのです。
つまり、依頼先の塗装業者がお住まいの材質や劣化状況をきちんと把握し、それに適した“正しい塗装工事”をしなければ、塗装を行なう意味はほぼないといっても過言ではないでしょう。業者なんだからきちんとした診断・工事をして当然、と思われるかもしれませんが、悲しいことに外壁塗装を含む屋根・外壁リフォーム業界はトラブルの多い業界である事は事実です。専門知識のないまま、手抜き工事などを行なう業者も少なくないのです。
塗装を行う前にはしっかりとした診断をおこなうことが重要です。建物の状態を調べる事で適切な補修方法がわかるからです。ですから、時間をかけてしっかりと診断を行う業者は信頼できる業者と言えるでしょう。
診断を無料で行なっている業者も多くあります。2社以上の業者に診断を依頼し、診断結果を見比べてみましょう。専門的でわからない所も多いかもしれませんが、それは専門知識を持った業者かどうか判断する絶好のチャンス。わからないところはどんどん質問しましょう。そして、その際、嫌な顔ひとつせず、わかりやすく、丁寧に教えてくれる業者は専門知識が豊富で信頼できる業者といえるでしょう。
以上の事を踏まえて、業者を選ぶ参考になさって下さい。
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