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屋根塗装まとめ|塗装の必要性・価格・塗料選びまで[2021年版]  

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

梅が満開ですね!

花粉症が大変ですが、春の足音に少し胸が躍りますね♪

さて、本日は屋根塗装のまとめです。

 

屋根を長持ちさせるためには、定期的な塗装が必要です。
ただし、全ての屋根が塗装を必要とするわけでもありません。屋根の種類によっては、塗装不要なことも。このあたりを本章で解説してまいります。

さらに、この記事では、
「我が家の屋根は、いますぐ塗装が必要?ベストな塗装のタイミングはいつ?」
「屋根塗装にかかる費用はいくら?」
「屋根塗装にオススメの塗料は?」
などの屋根塗装を検討している人が気になる内容についても全解説してまいります。

屋根塗装をするべきかどうか迷っている方はもちろん、屋根塗装について具体的に検討している人にも役立つ情報が満載です。ぜひ、参考にしてみてください。

1.屋根塗装は必要?

ずばり屋根塗装が必要かどうかは、屋根の種類によります。
とはいえ、以下の表をご覧いただければわかる通り、ほとんどの屋根は塗装が必要です。

塗装が必要な屋根 塗装が不要な屋根
・ストレート屋根(カラーベスト)
・セメント瓦
・モニエル瓦(乾式洋瓦)
・金属系(ガルバリウム鋼鈑 ほか)
・粘土瓦(陶器瓦・いぶし瓦)

※「我が家の屋根は、スレート?粘土瓦?セメント瓦?」など、お住まいの屋根の種類が不明な場合には、購入時(新築・中古問わず)の資料を見てみてください。もしくは購入先に確認をしてみる手もあります。それでもわからない場合は、プロに診てもらえばわかります(詳細は2-2参照)。

(上記表の「塗装が必要な屋根」は、)なぜ塗装をする必要があるのか?それは屋根を長持ちさせるためです。
仮に塗装をしなければ…屋根の劣化が進行するにつれ、劣化箇所から雨水が浸入するようになります。雨水が浸み込んだ屋根は、加速度的に劣化が進行して、早々にダメになるでしょう。また、屋根から入り込んだ雨水が、さらに奥の住まい内部にまで浸入すると、雨漏りやカビ、シロアリなどを誘発させてしまう可能性もあります。雨漏りやカビ、シロアリの発生によって(住まいの)躯体の腐食が進むようなことになれば、最悪の場合、住まいが早々に寿命を迎えてしまう…なんてことも考えられるのです。

雨水で腐食した断熱材

一方で、定期的に塗装メンテナンスをすれば、塗膜(塗装による塗料の膜)が劣化箇所を覆って、雨水の浸入をブロックするため、屋根は防水性を維持することが可能です。つまり、(定期的に塗装メンテナンスをすれば)屋根の劣化進行を防げるため、屋根を長持ちさせることが可能になるというわけです。
重要なのは、屋根の劣化が大きく進行して、屋根がダメになる前に、ベストなタイミングで塗装によるメンテナンスをすることです。

 

2.屋根塗装が必要なタイミングは?

屋根塗装が必要となると、気になるのは、「いつ塗装をするのがベストなのか?」でしょう。
そこでこの章では、屋根塗装のベストなタイミングの見極め方について解説いたします。

2-1.屋根を施工してから「10年前後」一つの目安に

屋根の塗装時期は、一般的に屋根を施工(設置)してから10年前後と言われています。
つまり、(屋根を施工してから)10年前後が経過している場合には、塗装時期を迎えているかもしれないということです。

ただし10年前後というのは、あくまで目安です。屋根の耐久年数は、屋根の種類によって、また製品によっても異なります。また、住まいの環境下(気候や日当たり、周囲に工場があるか、沿岸地域かどうかなど)によっても、劣化の進行スピードは大きく変わりますので、あくまでも目安にしてください。

では、塗装時期かどうかを正確に判断するためにはどうすればよいかというと、「屋根の劣化症状」で見極めるのが確かです。このあたり、下記2-2にて詳しく解説してまいりますので、「屋根を施工してから10年前後が経過しているので、そろそろ塗装時期かな?」という場合には、ぜひチェックしてみてください。

2-2.劣化症状を確認すれば塗装のタイミングがわかる

屋根にあらわれる劣化症状によって、屋根塗装が必要なタイミングを見極めることができます。具体的には、屋根の劣化が進行し、以下のような劣化症状があらわれている場合は、防水性などが失われてきたサイン。塗装が必要なタイミングです。

劣化症状を放置すると、1章でご紹介した通り、屋根が早々にダメになるほか、雨水が住まい内部にまで浸入し、住まいに甚大な被害を及ぼすことも十分に考えられます。

[屋根塗装が必要な劣化の症状]

ひび割れ 変退色
藻・コケの発生 塗膜剥離
欠け 反り
(屋根材内部からの)めくれ 白華現象(エフロレッセンス)
※白く汚れている部分

※上記のような劣化症状が見られる場合でも、劣化が軽度であれば、屋根全面を塗装せず部分補修で済むことも。逆に、劣化が大きく進行している場合には、塗装では補修しきれず、重ね葺き(カバー工法)や葺き替えが必要となる場合もあります。

 

[重要]屋根の劣化症状の確認はプロに依頼してください!

屋根にあらわれている劣化症状から塗装のタイミングを“自身で”見極めようとすると、屋根全体をまんべんなく確認するために、どうしても屋根に上がる必要が生じてきます 。屋根の上(高所)での立ち回りは、知識と経験のあるプロでも転落事故が起こっているほど危険なものです。危険ですので自身で屋根に上がって劣化症状を確認してまわるなどの行為は絶対にやめてください。

「ベランダから見下ろせる屋根をチェックする」「近くの高い建物などから望遠鏡で見る」など屋根の上などの高所に上がらずに確認するのであれば問題ありませんが、本格的な劣化症状の確認はプロに依頼するのが賢明でしょう。

 

ちなみに、屋根の劣化症状を診るだけなら、無料で対応してくれる塗装業者も少なくありません。まずは、問い合わせをして相談してみましょう。

もちろん「プロタイムズ」でも、屋根の無料診断を実施しています。

3.屋根塗装にかかる費用はいくら?

「屋根塗装には、一体いくらかかるの?」と、気になっている人も少なくないでしょう。
この章では、
・屋根塗装にかかる費用相場
・塗装費用を抑えるために押さえておきたい知識
について解説します。

3-1.屋根塗装の費用相場

●屋根塗装の費用相場

相場価格:40~60万円
一般的な2階建住宅の場合(塗り面積50~80㎡・足場費用込)

※上記はあくまで相場価格です。
※屋根塗装の費用は屋根の大きさ(広さ)や劣化の進行具合、選ぶ塗料の種類などによって大きく異なります。場合によっては、上記の相場価格と大きく異なることもあります。
※屋根と一緒に外壁も塗装する場合は、別途、外壁塗装の費用もかかります。

 

3-2.屋根塗装と外壁塗装は同時がお得

屋根と外壁は同じタイミングで塗装をするのがお得です。なぜかというと、足場費用が抑えられるからです。

大前提として、屋根塗装をするにも、外壁塗装をするにも、足場を設置する必要があり、この足場の設置には、一般的に数十万円ほどの費用がかかります。

屋根塗装と外壁塗装を別々ですれば、当然、この足場費用は2回分かかることになりますが、(屋根塗装と外壁塗装)同時にすれば、足場1回分の費用が抑えられるのでお得というわけです。

もちろん1回の塗装費用だけで考えると屋根塗装だけの方が安くすみますが、いつかは外壁塗装も必要となることを考えると、屋根塗装と外壁塗装を同時に行なう方がトータルコスト(塗装にかかる全費用)は断然お得であることは間違いありません。

 

4.屋根塗装を成功させるために!押さえておきたい「塗料選び」の知識

屋根塗装を成功させるためには、塗料選びも非常に重要となります。以下、屋根用塗料を選ぶにあたり押さえておきたい知識をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

4-1.屋根用塗料を選ぶときに考えたい4つのポイント

いざ屋根用塗料を選ぶ段階となった時に、「どの塗料製品を選べばいいかわからない」と迷ってしまう人は多いです。そこで、屋根用塗料を選ぶときに考えたいポイントを4つご紹介いたします。

以下4つのポイントについて検討いただければ、自身が選ぶべき屋根用塗料が見えてくるはずです。

[屋根用塗料を選ぶときに考えたい!4つのポイント]

☑耐久性(耐久年数)
どのぐらいの耐久性(耐久年数)の屋根用塗料にするかは、塗料選びの重要なポイントとなります。平均的な耐久年数は10年前後ですが、7年~、15年~などの塗料製品もあります。「塗装メンテナンスの頻度を抑えたい」といった場合は、耐久年数が15年~といった耐久性の高い(耐久年数の長い)無機やフッ素などの塗料製品を選ぶと良いでしょう。
屋根と外壁を同時に塗装する場合は、次回も同じタイミングで再塗装の時期を迎えられるように考えて塗料を選ぶのがオススメです。

☑性能
塗料製品によって備えている性能(防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性など)の有無や内容、程度が異なります。そのため、「屋根用塗料に、どういった性能を求めるか」は塗料選びのときに考えるべきポイントの一つです。
ちなみに、屋根用塗料で人気の性能は、「遮熱性」です。※ちなみに、遮熱性が無い塗料でも色が白ければ白いほど遮熱性は上がります。

 

☑価格
屋根用塗料は価格帯の幅が広く、様々です。傾向としては、耐久性が高く、様々な性能を備えている(防汚性、遮熱性、防藻・防カビ性など)塗料ほど高額です。
お伝えしておきたいのは、安さだけを重視して塗料を選ぶのはオススメできないということです。なぜならば、安価な耐久性が低い塗料を選ぶと、劣化の進行が早く、頻繁に塗装メンテナンスが必要となり、かえって高くつくことになるためです。安さを重視する場合にも、価格だけでなく耐久性や性能なども併せて検討するのが、賢明です。

☑色(カラー)
大前提として押さえておいていただきたいのは、塗料製品によってカラーラインナップが異なるということです。たとえばA製品にはある色が、B製品にはないことも珍しいことではありません。屋根に塗装したい色が明確にある場合には、それだけで塗料製品がグッと絞られる可能性もあります。
そのため、屋根色にこだわる場合は、あらかじめその色を塗装業者に伝えておき、その色に近い色をラインナップしている塗料製品を提案してもらうのが良いでしょう。
※人気の屋根用塗料カラーについて、下記4-2でご紹介しています。

4-2.色選びに迷っている方へ|人気の屋根用塗料カラーをご紹介!

塗料を選ぶときに最も迷うのが「色(カラー)」ではないですか?
以下、外壁・屋根用塗料の人気カラーランキングです。

屋根用塗料は、汚れが目立ちにくいダークカラーが人気です。

屋根用塗料の色選び失敗しないために、色を選ぶときには以下2つのポイントについても検討してみてください。

 

・外壁との色の組み合わせ
外観の印象は、屋根と外壁、付帯部などの組み合わせで決まります。そのため、屋根の色だけにこだわるのではなく、「外壁色、付帯部の色などとの組み合わせたときに、どう見えるのか」まで考えると良いでしょう。

・地域の景観
住まいの外観は、その地域の景観にも大きく影響します。そのため、特に「奇抜な色の屋根にしたい」といった場合は、その色の屋根にしたときに「地域の景観から浮かないか」「悪目立ちすることはないか」などの配慮も必要です。
また、地域によっては「景観ガイドライン」が定められており、屋根や外壁の色彩に規制がある場合もありますので、屋根用塗料を選ぶ前に確認をしてくと安心です。

 

4-3.[参考]オススメの屋根用塗料5選

本サイトを運営している塗料メーカー「アステックペイント」でも、様々な屋根用塗料を開発・製造・販売しています。以下、アステックペイントのオススメ屋根用塗料です。塗料選びの参考情報として、ぜひご活用ください。

[オススメの屋根用塗料5選]

スーパーシャネツサーモSi
特殊無機顔料の使用により高い遮熱性を実現。 色あせしにくく、美観を長期間保持する、高機能の屋根用シリコン樹脂塗料です。

 

シャネツトップワンSi-JY
遮熱性、耐候性、防錆力などに優れた金属屋根・金属サイディング用の上塗材。錆止め下塗材が不要なため、工期の短縮に貢献します。

 

超低汚染リファイン500Si-IR
建物の美観を保持する「美観保持機能」に優れた屋根用塗料。2液型シリコン樹脂の採用により、高い耐候性を持ち合わせます。

 

超低汚染リファイン500MF-IR
建物の美観を保持する「美観保持機能」に優れた屋根用塗料。 無機成分を配合したことにより従来のフッ素塗料を凌ぐ「超耐候性」を併せ持ちます。

 

無機ハイブリッドコートJY-IR
超耐候性を実現した無機ハイブリッド塗料に遮熱機能を加えた、屋根の表面や室内温度を下げる遮熱塗料です。

 

5.[参考]屋根塗装の流れ(工事工程)

もちろん、屋根塗装工事は基本プロに任せることになるため、工事工程を一つひとつ細かく把握しておく必要はありません。「いつ・どんな工事をするのか」が気になる場合や、「どの程度、工事が進んだのか」を知りたいときなどに、ご活用ください。

また、下記表では工事工程とあわせて、立ち会いが必要なタイミングなどもご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

【屋根塗装の流れ(工事工程)】

▼足場設置前の現場確認
(1日 ※1時間ほど)
塗装工事前に、塗装業者等が現場確認に訪れます。足場設置や塗装工事の障害になりそうなものは、すべて動かすことになります。※立ち会いが必要
▼足場の設置
(1日)
屋根塗装工事は高所作業となるため、足場を設置します。
▼高圧洗浄
(1日)
高圧洗浄機を使用して、汚れやホコリ、藻、コケなどを洗い流します。
▼下地処理
(1日)
屋根に生じている劣化症状に応じて補修などの処理を行ない、塗装ができる状態にします。下地処理例)
・釘の打ち直しなどの処理
・部材の交換
・(金属系の屋根)ケレン
▼養生
(1日)
塗料が飛んで汚れたりしないよう、塗装しない箇所をビニールやテープで覆います。
▼屋根塗装
▽下塗り
▽中塗り
▽上塗り
(2~3日)
多くの場合、屋根塗装は3回塗りです。下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順で、塗料を塗り重ねていきます。
▼完了検査
(1日 ※1時間ほど)
現場責任者と一緒に、仕上がりを確認します。※立ち会いが必要
▼足場の解体
(1日)
最後に足場を解体します。
完成

※場合によっては、「足場設置前の現場確認」「完了検査」以外のタイミングで立ち会いを求められることもあります。
※雨天時など、天候によっては屋根塗装工事をすることができません。そのため、雨天が続くなどした場合は、工事スケジュールが後ろに倒れることもあります。
※スレート屋根を塗装した場合は、塗装前後にスレートの重なり部分を切る「縁切り」又は脱気緩衝材の挿入を行ないます。


工事工程表例

たとえば「何月何日に洗浄をするのか」など、具体的な工事スケジュールが知りたい場合は、塗装業者が作成する工事のスケジュール表“工事工程表”を工事前にもらっておくのがオススメです。また、雨天などにより塗装工事が大きく遅延した場合も、新たな工事工程表をもらえるようにお願いしておくと良いでしょう。

 

まとめ

屋根塗装の必要有無は、屋根の種類によって異なりますが、多くの屋根は塗装が必要です。(塗装が必要な屋根は)定期的に塗装によるメンテナンスをすることで、屋根を長持ちさせることが可能です(1章)。

屋根塗装が必要なタイミングは、屋根を施工(設置)してから10年前後が一つの目安です。より正確なタイミングは、屋根にあらわれている劣化症状を確認することで見極めることができます(2章)。

この記事では、その他にも、屋根塗装にかかる費用(3章)、屋根用塗料選びの知識(4章)など、屋根塗装を具体的に検討するうえで押さえておきたい情報も詳細に解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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無機塗料は耐候性が高い?無機塗料のメリットとデメリット

愛知県半田市を中心に屋根・外壁のリフォームのご提案をさせて頂いております。
プロタイムズ半田店 (株) 榊原 サポートスタッフの大西です 😆

今回は先週先々週に続き、今回は無機塗料についてご説明いたします。

「塗装業者に無機塗料を薦められたけど無機塗料ってそもそもなに?」と無機塗料の性能がよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

塗料の種類の大多数を占めているのは「有機塗料」と呼ばれるもので、「無機塗料」はまだ世に出て日が浅く種類が少なく聞きなれないということもあるかもしれません。

無機塗料はその高い耐候性から最近注目されている塗料です。しかし、無機塗料にもメリットやデメリットがあります。

今回は無機塗料にはどんなメリットやデメリットがあるのか、どんな場合に向いているのか、無機塗料と有機塗料の違い、無機塗料の特徴・性能について詳細に解説いたします。

無機塗料についての情報を知りたい方は是非参考にしてください。

1.無機塗料について知っておきたい基礎知識

では、無機塗料とはどんな塗料なのか、まずはその基礎知識についてせつしていきます。

1-1.無機塗料は無機物を主成分とした塗料

ブラシ

無機塗料とは、セラミックやケイ素などの無機物を主成分としており、寿命が長く、他の塗料と比較しても高い耐候性を誇る塗料です。無機物は紫外線などにさらされても劣化が起こりにくいという性質を持っており、この性質を塗料に取り入れたことで15年以上の高耐候性を実現しています。
外装用塗料の1番の課題であった「紫外線による塗膜の劣化」を解決するために開発されたという背景があります。

1-2.無機塗料と有機塗料の性能の違いを知ろう!

無機_pic

先にも述べたとおり、塗料の種類の大多数を占めているのは「有機塗料」と呼ばれるもので、「無機塗料」はまだ種類が少なく聞きなれないということもあるかもしれません。

では、無機塗料と有機塗料の1番の違いは何でしょうか?

それは、それぞれに使用されている「樹脂」にあります。

有機塗料は、石油などの有機物(炭素を含むもの)から成る樹脂を使用した塗料のことを指し、一般的な塗料のほとんどがこれに当たります。金額も安いものから高いものまで幅広い種類の塗料が存在します。

一方で、無機塗料は鉱物などの自然物(無機物:炭素を含まないもの)を主成分とした樹脂を使用しており、高い耐候性・低汚染性を備えています。その耐候性は約15年で、塗装することで紫外線を浴びても劣化しにくい耐候性の高い塗膜を形成することができます。

樹脂・・・塗膜を作る主成分で塗膜の基本性能は樹脂によって左右される。

1-3.無機塗料と有機塗料はどっちがいいの?

では、無機塗料と有機塗料はどちらが優れているのでしょうか?

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

【無機塗料と有機塗料の比較】

メリット デメリット
無機塗料 ・耐候性が高い・不燃性がある

・カビや苔が発生しにくい

・他の塗料より価格が高い・ひび割れしやすい
有機塗料 ・ひび割れに強い・価格帯が幅広い ・紫外線の影響を受けやすい・耐火性が低い

 

【無機塗料】のメリットとデメリット

<無機塗料のメリット>

①耐候性が高い
無機塗料の最大のメリットとして、15年以上の高い耐候性が挙げられます。無機成分を主としているため、雨や紫外線などにあまり影響されないため、外壁表面を長期間に渡って保護することが可能です。

②不燃性がある
主成分が炭素を含まない無機成分で構成されているため、有機塗料と比較すると火事の際などにも燃えづらいという利点があります。万が一の隣家の火事の際などにも、この不燃性によって二次災害の確率を低くすることが期待できます。

③カビ・苔が発生しにくい
カビ・苔の栄養分である有機物の含有量が少ないため、それらが発生しにくいという利点があります。
苔は、単に美観を損なうだけではありません。苔の根から発生する「根酸」という酸性物質により、本来アルカリ性であるスレート瓦が酸化することで素材自体の耐候性を低下させる恐れがあります。

<無機塗料のデメリット>

①他の塗料より価格が高い
無機塗料は、塗料の中でも耐候性やの面で機能性が高いが、施工の際は値段が高くなります。

②ひび割れしやすい
無機塗料は主成分が無機物で構成されているため、有機塗料と比較すると塗膜が硬いという特徴があります。
建物の外壁表面にひびが入った場合、一緒に無機塗料で形成された塗膜もひび割れを起こしてしまうことがあります。
外壁を塗装する場合は、有機塗料の伸縮性を活かすことをオススメします。

塗膜のひび割れ
塗膜のひび割れ

 

【有機塗料】のメリットとデメリット

<有機塗料のメリット>

①ひび割れに強い
有機塗料の利点として、ある程度の伸縮性があることが挙げられます。
建物は振動などの外的要因によって常に少し揺れており、その揺れによって外壁表面にひび割れが発生することがあります。
有機塗料は伸縮性があるため、外壁表面にひびが入っても、一緒に塗膜にまでひびが入るリスクを低くすることができます。
塗装の一番重要な役割である「防水」の機能を果たすためには、外壁は有機塗料で施工するのがオススメです。

②価格帯が幅広い
有機塗料は無機塗料と比較して、各塗料メーカーごとにラインナップが豊富です。
その分、様々な価格帯が揃っているため幅広い塗料の選定が可能となっています。

<有機塗料のデメリット>

①紫外線の影響を受けやすい
有機塗料は太陽の紫外線にさらされることで、塗膜の劣化が目立つようになります。
紫外線の光を浴びることで、塗膜の結合が分解され、塗料の構成成分である顔料が表面に浮き出る「チョーキング」現象が発生します。
また、屋根は建物の中で最も紫外線を浴びる場所なので、無機塗料で塗装すれば紫外線の影響を受けにくいという特性を存分に発揮できるでしょう。

②耐火性が低い
有機塗料の主成分は石油・石炭からなる有機物なので、炎に弱いという弱点があります。
隣家の火事の際には、無機塗料と比較して炎が燃え移りやすく、二次災害に繋がる可能性が高くなります。

このように、双方にメリット・デメリットがあります。高コストでも長持ちさせたい方は無機塗料を、コストを抑えて塗装したいという方は有機塗料を選択するとよいでしょう。オススメの方法としては、劣化が進行しやすい屋根に無機塗料を使用し、外壁には有機塗料を使用するという組み合わせです。

1-4.代表的な無機系塗料を紹介

無機塗料の特徴を解説したところで、日本の代表的なメーカーから販売されている無機塗料をご紹介します。

・アプラウドシェラスター:日本ペイント株式会社

日本の塗料メーカーの大手、日本ペイントから発売の超耐候性・超低汚染性を有する水性有機無機複合2液型塗料です。
フッ素樹脂を超える有機塗料と無機塗料の2つのメリットを併せ持つ建物をより長く保護する為に開発された、日本ペイントの最高級塗料の一つです。

アプラウドシェラスターネオ

 

・アレスシルクウォール:関西ペイント株式会社

同じく大手メーカーの関西ペイントから発売の水性1液型無機系塗料です。
強靭で伸びやすい塗膜を形成し、無機成分を含みながらも、微弾性系下塗りや弾性系下塗りなど幅広い下地選択性と旧塗膜選択性を持つのが特長です。

アレスシルクウォール

・無機ハイブリッドコートJY:株式会社アステックペイントジャパン

無機ハイブリッドコートJY

アステックペイントジャパンの弱溶剤形二液屋根用変性無機系上塗材です。耐用年数20年以上を誇る「超耐候型」塗料で、低汚染性も持ち合わせ、多くの優れた機能を有する塗料です。

2.無機塗料の一般的な施工金額

他の塗料と比較した無機塗料の施工金額は下記の表のようになっています。

屋根塗装 アクリル 700~1,000円
ウレタン 1,500~1,700円
シリコン 1,800~2,000円
フッ素 3,500~4,500円
無機 3,500~4,500円
外壁塗装 アクリル 1,000~1,200円
ウレタン 1,800~2,000円
シリコン 2,500~3,500円
フッ素 3,500~4,500円
無機 5,000~5,500円

※金額は使用する塗料や業者、状況によって異なります。

表を見てわかるように、無機塗料の施工金額は屋根・外壁ともに他の塗料より高くなっています。
※無機塗料以外の塗料の特徴については、下記の表をご参照ください。

塗料 特徴
アクリル アクリル樹脂を主成分とする塗料。耐候性に乏しく現在はほとんど使用されていない。
ウレタン ウレタン樹脂を主成分とする塗料。価格と耐候性のバランスが良く、現在も木部塗装などに使用されている。
シリコン シリコン樹脂を主成分とする塗料。コストパフォーマンスが良く、現在の戸建塗装において最もポピュラーな塗料。
フッ素 フッ素樹脂を主成分とする塗料。コストは高いがシリコン塗料と比較しても耐候性に優れる。

3.無機塗料に関する留意点

無機塗料について解説をしてきましたが、1-2で挙げたデメリット以外にもいくつか留意すべき点がありますので紹介します。

3-1.高い耐候性を発揮するには職人の技術が必要

無機塗料に限ったことではありませんが、塗装をするには一定の技術が必要です。
耐候性を高めるためには、汚れや旧塗料を除去し、新しい塗料を均等な厚さに塗っていく必要があります。
特に、無機塗料のように耐候性の高い塗料の場合は、一定の厚さに塗らなければ、その効果が十分に発揮されないこともあります。無機塗料を選択する場合は、依頼する業者に無機塗料で施工した実績があるのかをきちんと確認しましょう。

3-2.無機塗料の上からは再塗装ができない場合がある

無機塗料には塗膜表面に汚れが付着しにくいという特徴もあります。
そのため、再塗装する場合に新しい塗料と無機塗料で形成された旧塗膜がうまく密着せずに、早期の剥がれを引き起こす可能性があり、塗装ができない場合があります。頻繁に色を変えたい場所に塗装するのは向いていないかもしれないですね。

4.まとめ

これまで無機塗料のメリットやデメリット、特徴や施工金額まで解説しましたが、いかがだったでしょうか。
無機塗料は高い耐候性を持つ塗料で、紫外線による劣化が起こりにくいといういう利点がありますので、屋根塗装に採用すれば、その機能を存分に発揮できるでしょう。無機塗料の特性をしっかりと理解し、納得のいく塗料選びをしていきましょう。

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フッ素塗料で塗装する前に必ず知っておくべき4つのポイント 

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先週は、人気の塗料シリコン塗料に付いてお話しさせて頂きましたが、本日はこちらも人気があるフッ素塗料についてご説明いたします。

 

家の塗替えを考える時、どんな塗料を使えばいいのか迷いますよね。

安い塗料を使用して、安物買いの銭失いになるのも嫌だし、そんなに高価な塗料を使う必要があるのかも悩むところ。そんな時、耳にした事がある方も多いのが、高耐久塗料のフッ素塗料。

今回は、高耐久塗料の「フッ素塗料」を徹底解説いたします。フッ素塗料はどんなものか知りたい方も、自分の家にフッ素塗料が必要か判断したい方も、フッ素塗料はどのくらいの金額か確認したい方も参考になさってください。

この記事を読んで、まずは自分の住まいにフッ素塗料が必要なのか、その判断基準を得てください。

1.フッ素塗料を知ろう

1-1.フッ素塗料は耐久性の高い塗料

住まいの塗替えを検討している方なら一度は「フッ素塗料」という名前を聞いた事があるでしょう。
他の塗料に比べて価格が高価だけど、いったいなにが違うの?という疑問をお持ちの方もいるかと思います。
そのような方の為に、まずは、フッ素塗料の概要からご説明いたします。

【フッ素塗料とは】

蛍石

蛍石

・フッ素塗料は、蛍石を原料としたフッ素を配合した塗料・「非粘着性(汚れを弾く)」「耐薬品性(酸性雨に強い)」「低摩擦性(汚れが滑り落ちやすい)」「耐候性(紫外線に強い)」という特徴がある。

・フッ素塗料の樹脂は、炭素とフッ素の結合が非常に強固なもので、紫外線による破壊を受けにくい。

・耐久年数は約15年~20年弱(スタンダードなシリコン塗料で10年程度)

・身近な例として、フライパンやアイロンの焦げ付き防止など日常用品にも多く用いられている。

・耐久性が非常に高い為、短期スパンでの塗替えが難しい大型施設などに使用される。
東京スカイスリーはフッ素塗料によって施工されている(ルミフロンという塗料を使用)

フッ素塗料は非常に耐久性の高い塗料です。汚れが付着しにくく、付着した汚れを弾くという性質を持っている為、施工をすれば長年にわたって美観性を保てるでしょう。

1-2.フッ素塗料のメリット、デメリット

高耐久のフッ素塗料ですが、メリットもあればもちろんデメリットもあります。フッ素塗料の持つ二面性を理解したうえで使用を検討しましょう。

フッ素塗料メリット フッ素塗料デメリット
耐久性が高い耐久性の非常に高い塗料であり、短期スパンでの塗替えが難しい大型商業施設などに使用されることが多い。 追従性に劣る耐久性は非常に高いが、塗膜が他の塗料に比べて固い。横に伸びる力が弱い為、外壁のヒビと共に割れてしまう事がある。
耐用年数が長い15年~20年の期間、耐久性と耐候性を保持する事ができる。耐用年数が長い為、塗替え回数を減らし生涯的に見ると、フッ素塗料で家を塗った方がコストパフォーマンスが良い場合もある。 コストが掛かるまだ一般戸建住宅の塗替えにおいて普及がされていないので、価格は一般的なシリコン塗料のおよそ2.5倍~3倍程する。

 

1-3.代表的な塗料メーカーが販売しているフッ素塗料

そんなに高耐久な塗料ならフッ素塗料を使ってみたい!とお思いの方もいるかもしれません。
ですが、いざフッ素塗料を使おうと思った時悩むのがフッ素塗料の種類の多さです。実に様々な塗料メーカーからフッ素塗料が販売されている為、どれを使えばいいのか迷ってしまうでしょう。

そんな時にはどのような基準で選べばいいのか、自分の中で指標を決めてみましょう。今回は「価格」「認知度」「耐久年数」「柔軟性」など様々な基準で比較をしてみます。

まず、代表的なメーカーが販売しているフッ素塗料を例に取り上げてみました。下のグラフを見てみると、1缶あたりの金額にもかなり差があるのが分かります。

プレゼンテーション1

1-4.フッ素塗料を使用すべき部位

次に、住宅のどこにフッ素塗料を塗るべきか説明をします。フッ素塗料は、塗料の中でも高価な部類の塗料のひとつです。
家を丸ごとフッ素塗料で塗ると予算をオーバーしてしまうという方は、欲しい効果に合わせて施工する場所を決めても良いでしょう。

■一番オススメなのは屋根!

屋根上塗り②

フッ素塗料を屋根塗装におすすめする理由
・屋根は住宅の中でもっとも劣化の起こり易い部分。住宅の中で、紫外線や雨水にもっとも当たる場所で、確認のしにくい部位なので、どのくらい劣化しているのかも分かりにくく、気付かぬうちに劣化が進んでいる事が良くある為。・フッ素塗料を施工すると、耐候性という性質で住宅を紫外線から守る事ができる為。

・シリコン塗料などスタンダードなものに比べて耐久性が高いので、より長く家を健康なままで保てる為。

屋根は特に傷みやすい部位なので、フッ素塗料でしっかりと保護をすると良いでしょう。

■美観性を求めるなら壁!

外壁塗装

フッ素塗料を外壁塗装におすすめする理由
・フッ素には油脂性の汚れを弾く性質があるので、壁に施工すれば住宅を長年綺麗な状態のまま保つ事ができる為。・紫外線に強いので、他の塗料に比べて退色やチョーキングといった劣化の発生も起きにくい為。

外壁を綺麗なまま保つなら、フッ素塗料で汚れを寄せ付けないようにするのが良いでしょう。壁と屋根の塗料を用途によって使い分ける事でコストを下げる事もできます。

■安い塗料を使うと余計にコストが掛かる付帯部!

破風木部専用

付帯部にフッ素塗料をおすすめする理由
・付帯部とは、雨どいや破風、幕板などの壁や屋根の他に住宅を構成する部分です。木材や塩化ビニルなどで作られているのが一般的で、工場から出荷される際はウレタンやアクリル塗料などで簡易的な塗装がされていますが、10年弱で初期の塗装は劣化して効果を失ってしまいます。リフォーム会社や塗装店の中には、金額を抑える為に、壁や屋根は高耐久の塗料、付帯部は安価なウレタン塗料での施工を提案する事もあります。壁や屋根をフッ素など高耐久の塗料で塗り、付帯部を安価な塗料で塗った場合価格が抑えられるメリットもありますが、付帯部が壁や屋根より早く劣化をしてしまうデメリットもある為。

 

2.フッ素塗料と他塗料の比較

フッ素塗料と他の塗料はどこが違うのか?他の種類の塗料ではだめなのか?そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
もちろん、フッ素塗料以外を家に塗るという選択もあります。参考のために、フッ素塗料と他の塗料について比較します。

2-1. 価格と耐久年数で比較

基本的には、価格の高い塗料ほどグレードが高く、耐久性も上がっていきます。

プレゼンテーション3

価格で見る特徴
・フッ素塗料は価格、耐久年数ともに高い。
・シリコン塗料は手ごろだが、フッ素に比べると耐久年数がやや低い。
・アクリルやウレタンといった塗料は耐久年数は5~7年程度で現在は塗り替えにはほとんど使用されない。

日本の平均建物面積は約140㎡(42.6坪)が平均です。都心ではこれよりやや狭く、地方ではやや大きく計算すると塗料に必要な大まかな費用が出せます。
ご自分の家に当てはめて、塗料の価格を考えてみましょう。

※家の形によって塗り面積は大きく変わります。

 

2-2.機能と柔軟性で比較

塗装の主な目的は住宅の保護です。ヒビ割れからの水の浸入を防ぐためには、ヒビに追随する柔軟性が求められます。
汚れが付きにくくなるセルフクリーン機能や遮熱機能を付加された塗料もあります。

プレゼンテーション4

特殊機能で見る特徴
・ウレタン塗料やシリコン塗料など比較的安価な塗料には特殊な機能が無い場合が多い。
・フッ素塗料や無機塗料は特殊な機能を多く持っているが、塗膜が硬く、素地のヒビに追随できず割れてしまう事がある。

上記の図のを見ると、フッ素や無機と言った高耐久塗料は乾いた時塗料がやや硬めである事が分かります。
これらの塗料は横に引き伸ばされる力には弱い傾向にあります。その為、建物の揺れ、地震などで塗膜が割れてしまう事もありえます。

 

3.こんな人にはフッ素塗料がオススメ

それではフッ素塗料はどんな人に向いているのでしょうか?
フッ素塗料は耐久性が高い塗料ですから、お住まいを長く持たせたい人にオススメです。
しかし、コストが高いので躊躇されている方もいるかもしれません。
でも実は長期的に見るとコストを抑えることができるかもしれないのです。

3-1.とにかく長く持たせたい人

戸建て住宅

フッ素塗料はフッ素と炭素が強固に結び付いた構造なので、紫外線のダメージを受けにくく耐久性に優れています。
防汚性にも優れており、15年~20年というスパンでとにかく長く持たせたい人にオススメの塗料です。

3-2.長期的にコストを抑えたい人

フッ素塗料は他の塗料に比べると高価ですが、その耐久性の高さから長期的に見ると塗り替え回数が減るためにトータル的なコストを抑えられる場合があります。
屋根などの劣化の進行が早い箇所にフッ素塗料を採用することで塗り替え回数を減らし、トータルコストを抑えることが可能になります。

 

4.フッ素塗料を使う時に気を付けたい事

4-1.耐候性の長い塗料を使おう!

 

フッ素塗料を使用したいと思っても、たくさんのフッ素塗料がありどれが良いのかなかなか判断できないですよね。
そんな時は、促進耐候性試験の結果が長い塗料を選ぶ基準にしてみてください。
促進耐候性試験の結果が長いほど、耐候性のある塗料だという事が判断できます。

■どのくらいの耐候性があるのか業者やメーカーに問い合わせて耐候性の長いものを選ぶ。
■実際にフッ素塗料を施工した物件を見せてもらい、自分の目で美観性や耐久性の高さを確かめる。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はフッ素塗料を中心に他の塗料との比較をしながら解説しました。
フッ素塗料は防汚性や耐久性に優れた塗料ですが、フッ素塗料を使ったリフォームは他の塗替えに比べて価格が高くつきます。
ですので自分の家にとって、フッ素塗料を使う事が最善なのかしっかり考えて、後悔のない塗替えリフォームを行ってください。

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